2023.
02.
07
4月初め、初めて平尾台に行った時に見つけたこれ、ハバヤマボクチだと思いました、結構多く見かけたので秋に咲く花は見つけるの確実と思ったけど咲いたのは10月後半と随分待たされた。

花期から半年も経っているのにまだ綿毛がいっぱい

花は円筒形の頭花ですが随分開いて平らになっています、ゆっくりゆっくり開いていくようです。

総包片はまるで栗の毬

綿毛を摘んでみましたが痩果がついていない、何回かしましたがどれもそうでした、結実率は悪いんでしょうか。

もうあちこちで見かけました。

周りに枯れ草が残っているから春の山焼きの際でも火が来なかったのかもしれない。

キク科ヤマボクチ属
(4月4日撮影)

花期から半年も経っているのにまだ綿毛がいっぱい

花は円筒形の頭花ですが随分開いて平らになっています、ゆっくりゆっくり開いていくようです。

総包片はまるで栗の毬

綿毛を摘んでみましたが痩果がついていない、何回かしましたがどれもそうでした、結実率は悪いんでしょうか。

もうあちこちで見かけました。

周りに枯れ草が残っているから春の山焼きの際でも火が来なかったのかもしれない。

キク科ヤマボクチ属
(4月4日撮影)
2023.
02.
02
林の中で見かけた細長い花序の綿毛、ヤナギ科だろうなと思って撮ってみました、ヤマヤナギのようです。

5月上旬だというのにもうすっかり綿毛になっている。

モフモフ状態。

まだ開いていないのもありました。

果実には毛が生えている、三店には花柱の跡が残っている、柱頭が複数なのもわかります。

先端から開くようで中央の花で筆先のような綿毛が出始めています。

果実がすっかり開いて綿毛が一斉に飛び出しています。

これが一番気に入った、もう芸術品。

綿毛の中に小さな種子が見えています。

こちらは種子が緑色、未熟な内に飛び出したんでしょうか。

この綿毛は種髪、種髪は胎座由来と珠皮由来のがあるそうでヤナギ科は胎座の表皮細胞が長く伸びたもの、ガガイモやキョウチクトウ、アカバナ等は胎座由来だそうです。

葉もヤマヤナギで特に矛盾はなさそう。今年花を見たいけどヤナギ科は花期が早いからな。

こちらは樹木の生えていない山道沿いで見かけたやはりヤナギ科の綿毛、これはノヤナギのようです、結構多く見かけました。

こちらも綿毛でモフモフ

果実が割れてまとまって出てきた状態。

ヤナギ科ヤナギ属
(5月10日撮影)

5月上旬だというのにもうすっかり綿毛になっている。

モフモフ状態。

まだ開いていないのもありました。

果実には毛が生えている、三店には花柱の跡が残っている、柱頭が複数なのもわかります。

先端から開くようで中央の花で筆先のような綿毛が出始めています。

果実がすっかり開いて綿毛が一斉に飛び出しています。

これが一番気に入った、もう芸術品。

綿毛の中に小さな種子が見えています。

こちらは種子が緑色、未熟な内に飛び出したんでしょうか。

この綿毛は種髪、種髪は胎座由来と珠皮由来のがあるそうでヤナギ科は胎座の表皮細胞が長く伸びたもの、ガガイモやキョウチクトウ、アカバナ等は胎座由来だそうです。

葉もヤマヤナギで特に矛盾はなさそう。今年花を見たいけどヤナギ科は花期が早いからな。

こちらは樹木の生えていない山道沿いで見かけたやはりヤナギ科の綿毛、これはノヤナギのようです、結構多く見かけました。

こちらも綿毛でモフモフ

果実が割れてまとまって出てきた状態。

ヤナギ科ヤナギ属
(5月10日撮影)
2023.
01.
31
(閲覧注意)
ウツギの葉の表面に丸い病変、これは虫こぶだなと直感。

裏返してみるとやはり虫こぶでした、でも検索してもこんなのが出てこない、更に調べてみると菌えいと呼ばれるもののようでした、これはさび病の一種のようです。

この木にはたくさん生じていました。虫こぶは虫えいとも言い漢字で書くと”虫癭”、菌えいも漢字で書くと”菌癭”ですが難しいので菌えいと書いておきます。桜の天狗巣病とかマメ科の根粒も菌えいの一種だとか。

これは楕円形になってかなり大きい、まるで棘を持ったイモムシ。

盛り上がっています、葉の裏だから表はかなり窪んでいるはず。

突起のようなものから胞子が出てくるそうです、よく見ると茎の部分にも生じていて菌の影響なのか葉緑素が生じて緑色になっています。

(5月27日撮影)
ウツギの葉の表面に丸い病変、これは虫こぶだなと直感。

裏返してみるとやはり虫こぶでした、でも検索してもこんなのが出てこない、更に調べてみると菌えいと呼ばれるもののようでした、これはさび病の一種のようです。

この木にはたくさん生じていました。虫こぶは虫えいとも言い漢字で書くと”虫癭”、菌えいも漢字で書くと”菌癭”ですが難しいので菌えいと書いておきます。桜の天狗巣病とかマメ科の根粒も菌えいの一種だとか。

これは楕円形になってかなり大きい、まるで棘を持ったイモムシ。

盛り上がっています、葉の裏だから表はかなり窪んでいるはず。

突起のようなものから胞子が出てくるそうです、よく見ると茎の部分にも生じていて菌の影響なのか葉緑素が生じて緑色になっています。

(5月27日撮影)
2023.
01.
30
平尾台では初めてのオキナグサ、5月上旬なので花はすっかり終わっていました、秋吉台でも保護の為石囲いしていますがここもそうでしょうか。

まだ殆ど綿毛が広がっていない状態、背景が入らないようトリミング。

こちらは多少白くなってきています。

これはもう綿毛が広がってモフモフ、これもトリミング

長いのは花柱で花後に随分伸びてきます、綿毛は花柱に生えた毛、これも結構長い。

一部を取ってみました、全体の大きさに比べて花床部分は小さい。

種子にも毛が生えている、正確には痩果、花床の残った突起部分も随分突き出ている。

キンポウゲ科オキナグサ属
(5月10日撮影)

まだ殆ど綿毛が広がっていない状態、背景が入らないようトリミング。

こちらは多少白くなってきています。

これはもう綿毛が広がってモフモフ、これもトリミング

長いのは花柱で花後に随分伸びてきます、綿毛は花柱に生えた毛、これも結構長い。

一部を取ってみました、全体の大きさに比べて花床部分は小さい。

種子にも毛が生えている、正確には痩果、花床の残った突起部分も随分突き出ている。

キンポウゲ科オキナグサ属
(5月10日撮影)
2023.
01.
22
6月上旬に撮ったヒメケフシグロ、既に果実が生っていました。

まだ花も咲いていますが殆ど果実、撮るのがちょっと遅かったようです。

花は横向きですが果実は上向き、萼片と花被片の色の違いがハッキリ、二重になっているように見えます。

中に種子がギッシリ詰まっています。

手のひらにばらまいてみました、これで1,2個分か。

種子の大きさは1mm強、形は腎形、表面に小さな突起が規則的に並んでいます。

ナデシコ科マンテマ属
(6月10日撮影)

まだ花も咲いていますが殆ど果実、撮るのがちょっと遅かったようです。

花は横向きですが果実は上向き、萼片と花被片の色の違いがハッキリ、二重になっているように見えます。

中に種子がギッシリ詰まっています。

手のひらにばらまいてみました、これで1,2個分か。

種子の大きさは1mm強、形は腎形、表面に小さな突起が規則的に並んでいます。

ナデシコ科マンテマ属
(6月10日撮影)
2022.
12.
26
真っ赤に熟したナワシロイチゴの果実、6月下旬の撮影だから半周遅れ(^^;)、クリスマスケーキの飾りと思ってもらえれば(笑)

粒々一つ一つが1個の果実、先端に花柱の跡が残っている、表面に毛が生えていますが子房に毛が生えるのはよくあることで子房が果実になると思えばおかしいこともなく。

潰してみると種子が出てきます、正確には核果、市販のイチゴは表面に粒々がありますがあちらは正真正銘の果実(痩果)、オランダイチゴ属と属も違います。

大きさは2,3mm、表面に網目状の凸凹があるんですがゼリー状の果肉に包まれているのでそれを完全に撮らないと撮影は難しい、とっても難しそうですが。

バラ科キイチゴ属
同じ日、林の中で撮影したウラシマソウの葉、花は終わっていた、平尾台でもまだなので来年の課題。

(6月28日撮影)

粒々一つ一つが1個の果実、先端に花柱の跡が残っている、表面に毛が生えていますが子房に毛が生えるのはよくあることで子房が果実になると思えばおかしいこともなく。

潰してみると種子が出てきます、正確には核果、市販のイチゴは表面に粒々がありますがあちらは正真正銘の果実(痩果)、オランダイチゴ属と属も違います。

大きさは2,3mm、表面に網目状の凸凹があるんですがゼリー状の果肉に包まれているのでそれを完全に撮らないと撮影は難しい、とっても難しそうですが。

バラ科キイチゴ属
同じ日、林の中で撮影したウラシマソウの葉、花は終わっていた、平尾台でもまだなので来年の課題。

(6月28日撮影)
2022.
12.
25
赤く色づいたニガキの果実、7月上旬の撮影

完熟すると黒くなりますがそういうのはまだ殆どなく緑色のもあり熟し方はバラバラ

果実だけでなく花盤も赤くなっています。

雌しべ柱頭は4,5個あるので分果も4,5個のはずですがそういうのは少なく1-3個のも多い。

黒く熟した果実、赤くなった花盤、これはもう茹でダコ状態

同じ花盤からでも片方は黒くなり片方はまだ緑色が残っているなど熟し方はほんとバラバラ、ここは9月頃まで見ていましたがずっとこのような赤い状態、その内忘れて黒くなったかどうかは確認せず(汗)

ニガキ科ニガキ属
(7月11日撮影)

完熟すると黒くなりますがそういうのはまだ殆どなく緑色のもあり熟し方はバラバラ

果実だけでなく花盤も赤くなっています。

雌しべ柱頭は4,5個あるので分果も4,5個のはずですがそういうのは少なく1-3個のも多い。

黒く熟した果実、赤くなった花盤、これはもう茹でダコ状態

同じ花盤からでも片方は黒くなり片方はまだ緑色が残っているなど熟し方はほんとバラバラ、ここは9月頃まで見ていましたがずっとこのような赤い状態、その内忘れて黒くなったかどうかは確認せず(汗)

ニガキ科ニガキ属
(7月11日撮影)
2022.
12.
24
すっかり果実になっているマツバゼリ、まだ未熟な緑色から完熟の茶色まで様々。

花もまだ咲いていました、果実期なんてあっても無きが如く、すぐ果実になります。

一つの果実は2分果からなります、周りのは果軸だけが残っているようだ。

右側ので2分果の様子がわかります、左の白いのは種子ではなくたんに茶色くなってないだけ。

一つの分果は5つの稜があります、指先に乗せたので指紋消し消し、あまり意味がなかったけど。

セリ科マツバゼリ属
(7月17日撮影)

花もまだ咲いていました、果実期なんてあっても無きが如く、すぐ果実になります。

一つの果実は2分果からなります、周りのは果軸だけが残っているようだ。

右側ので2分果の様子がわかります、左の白いのは種子ではなくたんに茶色くなってないだけ。

一つの分果は5つの稜があります、指先に乗せたので指紋消し消し、あまり意味がなかったけど。

セリ科マツバゼリ属
(7月17日撮影)
2022.
12.
20
平尾台の県道沿いに生えていたイタチハギ、台地上の山道では見かけなかった、秋吉台でも車が通るような場所に生えているのでタイヤにでもくっついて運んでいるかな。

もうすっかり果実になっていました、刈られやすいからまだ果実は見てなかった。

大きさの割に平ぺったい果実、表面にイボ状の突起、腺点だそうです、やはりこれでくっつくんでしょうか。

果実は熟しても裂開しません、下部に萼片が癒着して残っている、種子は1個だけ入ってます、これはまだ完熟ではなかった、長さ5mm程。

果実の先端には花柱が突起のように残っています。

マメ科イタチハギ属
(8月26日撮影)

もうすっかり果実になっていました、刈られやすいからまだ果実は見てなかった。

大きさの割に平ぺったい果実、表面にイボ状の突起、腺点だそうです、やはりこれでくっつくんでしょうか。

果実は熟しても裂開しません、下部に萼片が癒着して残っている、種子は1個だけ入ってます、これはまだ完熟ではなかった、長さ5mm程。

果実の先端には花柱が突起のように残っています。

マメ科イタチハギ属
(8月26日撮影)