2023.
02.
06
木の枝に止まっていたオオミズアオ、全く動かないので撮ってみました。

葉の葉脈を思わせる触覚、こんな深海生物がいたような。

何枚も撮りましたがどれもぶれている、他の部分はそれ程でもないから微振動させているのかもしれない。

太い真っ白なモフモフの胴体、羽根の裏まで毛が生えている。口は退化し餌を摂らないので一週間くらいの生命だとか、その間の栄養を胴体に溜め込んでいるんでしょうか。

なんとも魅力的な薄緑色、前翅縁が太く赤い、まるで穴のように見える眼状紋、後翅のとは微妙に形が異なる、よく似たのにオナガミズアオがある。

ヤママユガ科
(4月23日撮影)

葉の葉脈を思わせる触覚、こんな深海生物がいたような。

何枚も撮りましたがどれもぶれている、他の部分はそれ程でもないから微振動させているのかもしれない。

太い真っ白なモフモフの胴体、羽根の裏まで毛が生えている。口は退化し餌を摂らないので一週間くらいの生命だとか、その間の栄養を胴体に溜め込んでいるんでしょうか。

なんとも魅力的な薄緑色、前翅縁が太く赤い、まるで穴のように見える眼状紋、後翅のとは微妙に形が異なる、よく似たのにオナガミズアオがある。

ヤママユガ科
(4月23日撮影)
2023.
02.
05
湿地の中に枯れたまま立っていたこれ、シシウド属と思われ以前ここで撮った記憶があるからノダケのようです。

まだ果実が残っていました、どこにでも親離れしない子がいるものです(笑)、これがあったから撮る気になったけどこの年平尾台でさんざん見るようになるとはね。

大きさ4,5mm、3本の条があり左右に翼があります。

もう一つありました、こちらは前のとは反対側、凹んでいます。

横から見ると薄っぺら、翼のような形状なので流体力学の効果で遠くへ飛ぶんでしょうか、この形状ではそんなに遠くには飛びそうにないですが。

セリ科シシウド属
(4月23日撮影)

まだ果実が残っていました、どこにでも親離れしない子がいるものです(笑)、これがあったから撮る気になったけどこの年平尾台でさんざん見るようになるとはね。

大きさ4,5mm、3本の条があり左右に翼があります。

もう一つありました、こちらは前のとは反対側、凹んでいます。

横から見ると薄っぺら、翼のような形状なので流体力学の効果で遠くへ飛ぶんでしょうか、この形状ではそんなに遠くには飛びそうにないですが。

セリ科シシウド属
(4月23日撮影)
2023.
02.
04
池に一面に広がった赤っぽい葉、フトヒルムシロのようです。

フトヒルムシロは葉の縁が波打つことが多いがこれはそうでもない、ヒルムシロは葉がもう少し細長いようです、最終的には沈水葉の葉柄を確認する必要がありますが。

問題はこの緑の葉、シロツメクサだと思うけどこんな水の中で生えることはない、シロツメクサが生えている場所に水が流れ込んだとしたらフトヒルムシロが生えることもないだろうし、葉柄がちぎれているのもあるからどこかから流れてきたのかな、その割にはいきいきしてますが。

これは花ではなく果実、水中に太い果柄が見えています、さすがに果実が水中ではまずいか。

色の悪いとうもろこし、昆虫が食べるには大きいだろうし鳥が食べるのかな、それとも水に流れるだけか。

色の悪いのをあげてみました。

前のが未熟な状態、こちらが熟しているんでしょうか。

種子なのかな、果実なのかな、大きさは3,4mm、特に模様もない。

ヒルムシロ科ヒルムシロ属
(4月23日撮影)

フトヒルムシロは葉の縁が波打つことが多いがこれはそうでもない、ヒルムシロは葉がもう少し細長いようです、最終的には沈水葉の葉柄を確認する必要がありますが。

問題はこの緑の葉、シロツメクサだと思うけどこんな水の中で生えることはない、シロツメクサが生えている場所に水が流れ込んだとしたらフトヒルムシロが生えることもないだろうし、葉柄がちぎれているのもあるからどこかから流れてきたのかな、その割にはいきいきしてますが。

これは花ではなく果実、水中に太い果柄が見えています、さすがに果実が水中ではまずいか。

色の悪いとうもろこし、昆虫が食べるには大きいだろうし鳥が食べるのかな、それとも水に流れるだけか。

色の悪いのをあげてみました。

前のが未熟な状態、こちらが熟しているんでしょうか。

種子なのかな、果実なのかな、大きさは3,4mm、特に模様もない。

ヒルムシロ科ヒルムシロ属
(4月23日撮影)
2023.
02.
03
4月下旬の県外某湿地、ツツジなど樹木の花は幾つか咲いていましたが野草は殆ど咲いておらず果実でもと思って撮ってきました。
まだ綿毛がたくさん、初めはタムラソウかと思いましたがミヤコアザミのようです。

花は前年10月頃咲いているがまだ綿毛がタップリ残っていました。

トウヒレン属らしい総苞

冠毛には枝毛がたくさんあります、タムラソウは枝毛がないようです。

冠毛が結構太くこれだけじゃ飛んでいかないでしょうね。

引き抜いてみたら痩果が一つだけ、結実率が悪いのか、長さは5mm程、縦溝がある。

外に飛んでる冠毛にも痩果がありません。

多く残っているのもありました、頭花ごとに成績に差があるのかな。

キク科トウヒレン属
(4月23日撮影)
まだ綿毛がたくさん、初めはタムラソウかと思いましたがミヤコアザミのようです。

花は前年10月頃咲いているがまだ綿毛がタップリ残っていました。

トウヒレン属らしい総苞

冠毛には枝毛がたくさんあります、タムラソウは枝毛がないようです。

冠毛が結構太くこれだけじゃ飛んでいかないでしょうね。

引き抜いてみたら痩果が一つだけ、結実率が悪いのか、長さは5mm程、縦溝がある。

外に飛んでる冠毛にも痩果がありません。

多く残っているのもありました、頭花ごとに成績に差があるのかな。

キク科トウヒレン属
(4月23日撮影)
2022.
12.
07
赤い果実をたくさんつけていた樹木、廻りでは樹木の果実はあまり見かけなかったのでこれは目立ちました。

鈴なり状態、どうやらウメモドキ、西日本に多いというイヌウメモドキの果実のようです、背後のも少し赤い実がなっていますが別物のような。

何故か茎の途中が折れかかっています、命の危険を感じて慌てて果実を実らせたかもです。

この日は天気もよく日が当たっていてほんと綺麗でした。

大きさ4,5mmくらい、先端に花の跡が残っています。

これも枝についたままカットしてみました、果肉が結構詰まっています。

種子は4個入っていました、これは核果じゃなく種子のようです。

よく見ると小さいのが1個ありました、成長出来なかったか、左上ので先端にヘソのようなのが見えているのでやはり核果じゃなく種子なのかな。

背後の木になっていた果実、サルトリイバラの果実のようです。

モチノキ科モチノキ属
(10月30日撮影)

鈴なり状態、どうやらウメモドキ、西日本に多いというイヌウメモドキの果実のようです、背後のも少し赤い実がなっていますが別物のような。

何故か茎の途中が折れかかっています、命の危険を感じて慌てて果実を実らせたかもです。

この日は天気もよく日が当たっていてほんと綺麗でした。

大きさ4,5mmくらい、先端に花の跡が残っています。

これも枝についたままカットしてみました、果肉が結構詰まっています。

種子は4個入っていました、これは核果じゃなく種子のようです。

よく見ると小さいのが1個ありました、成長出来なかったか、左上ので先端にヘソのようなのが見えているのでやはり核果じゃなく種子なのかな。

背後の木になっていた果実、サルトリイバラの果実のようです。

モチノキ科モチノキ属
(10月30日撮影)
2022.
12.
06
こんなとこにもソヨゴがあった、花は5,6月だから来てないな、写真だとわかりにくいですが肉眼だと多くの果実がなっています。

ピントが合ってませんが長い果柄を伸ばした小さな赤い実、この特徴はもうソヨゴですね。

幸い手が届く下の方でも果実がありました。

鮟鱇の吊るし切りの要領で果柄が付いたままカット、果柄が長いからやりやすい。

果肉に包まれた種子、正確には核果、果実の大半を占めています。

中に4個の核果が入っていました、核果と種子を見分けるにはどうしたらいいんだろ、種子には芽が出るヘソのような部分があるが核果にはないかな、確かめてみなくては。

球を4分割した形、これが一番空間を無駄なく利用できるでしょうね。

表面には微細に凹凸があります、凹凸が全くない種もあるし植物によって戦略が違うんでしょうか。

モチノキ科モチノキ属
(10月30日撮影)

ピントが合ってませんが長い果柄を伸ばした小さな赤い実、この特徴はもうソヨゴですね。

幸い手が届く下の方でも果実がありました。

鮟鱇の吊るし切りの要領で果柄が付いたままカット、果柄が長いからやりやすい。

果肉に包まれた種子、正確には核果、果実の大半を占めています。

中に4個の核果が入っていました、核果と種子を見分けるにはどうしたらいいんだろ、種子には芽が出るヘソのような部分があるが核果にはないかな、確かめてみなくては。

球を4分割した形、これが一番空間を無駄なく利用できるでしょうね。

表面には微細に凹凸があります、凹凸が全くない種もあるし植物によって戦略が違うんでしょうか。

モチノキ科モチノキ属
(10月30日撮影)
2022.
12.
05
花を撮ったのと同じ場所、果実を撮ってきました、ヌスビトハギのように赤くなるかと思いましたがそうではないようで緑から茶色になっていました。

ヌスビトハギと比べて節の数が多い、5つくらいが普通。

節と節の間に白い線がありそこから離れてバラバラになるようです。

表面に複雑な網目模様があり毛が密生しています。

毛の先端が曲がってくっつき虫になりますがコンデジでは難しい。

明るい場所に持ってきました、果実同士がくっついていますが毛のない肌にも結構ひっかかります。

拡大してみると下側縁の毛でなんとか先端が曲がっているのが分かるでしょうか、種子はうまく取り出せなかった。

マメ科ヌスビトハギ属
(10月30日撮影)

ヌスビトハギと比べて節の数が多い、5つくらいが普通。

節と節の間に白い線がありそこから離れてバラバラになるようです。

表面に複雑な網目模様があり毛が密生しています。

毛の先端が曲がってくっつき虫になりますがコンデジでは難しい。

明るい場所に持ってきました、果実同士がくっついていますが毛のない肌にも結構ひっかかります。

拡大してみると下側縁の毛でなんとか先端が曲がっているのが分かるでしょうか、種子はうまく取り出せなかった。

マメ科ヌスビトハギ属
(10月30日撮影)
2022.
12.
04
平尾台もすっかり終わったので県内の果実シリーズが続きます、撮影日が遡っていきます。
花を撮ったのと同じ株のオカダイコン、前の時ここで忘れ物をしたがまだあったので無事回収(笑)

まだ花がさいていますがほぼ果実になっていました、上の方が切れてしまった。

果実の上にまだ花の跡が残っています、総苞がカップのように残っている。

痩果先端にプロペラ、これは総包片、粘液が出てくっつきます、痩果表面にブツブツがありますが腺点だそうです、総包片は反り返っている。

角張った痩果、花序の時と違い球状にならず広がった感じになります。

表面はゴツゴツしている、ヌマダイコンはイボ状突起があるそうだがある程度乾燥させないと目立たないようです。

冠毛にネバリがあるのでよくくっつき逆立ちしています。

キク科ヌマダイコン属
(10月30日撮影)
花を撮ったのと同じ株のオカダイコン、前の時ここで忘れ物をしたがまだあったので無事回収(笑)

まだ花がさいていますがほぼ果実になっていました、上の方が切れてしまった。

果実の上にまだ花の跡が残っています、総苞がカップのように残っている。

痩果先端にプロペラ、これは総包片、粘液が出てくっつきます、痩果表面にブツブツがありますが腺点だそうです、総包片は反り返っている。

角張った痩果、花序の時と違い球状にならず広がった感じになります。

表面はゴツゴツしている、ヌマダイコンはイボ状突起があるそうだがある程度乾燥させないと目立たないようです。

冠毛にネバリがあるのでよくくっつき逆立ちしています。

キク科ヌマダイコン属
(10月30日撮影)
2022.
11.
11
これは全く思いがけない出会いだったスイラン、過去県外で2,3度見ていますがもう10年以上前、名前だけは覚えていましたが花期なんてすっかり忘れていました。

初めはオオジシバリかコウゾリナかと思いましたが頭花が大きい、スイランだなと直感しました、左側に青く見えているのは青空が写っている水面。

頭花の大きさは3,4cmくらい、舌状花だけからなります、ランとは似ても似つかないのになんでこの名前?

長い葯筒から花粉にまみれた柱頭が伸びている、葯筒の下の方には花糸が見えています。

柱頭はクルリンまでなはくとも結構開くようです。

茎はすごく細い、これは何故か茎が横に伸びていたので花が上向きになろうとしています。

円筒形の総苞、内総苞片は長い。

細長い葉、花期の後半にはなくなることもあるそうです。

キク科スイラン属
(10月30日撮影)

初めはオオジシバリかコウゾリナかと思いましたが頭花が大きい、スイランだなと直感しました、左側に青く見えているのは青空が写っている水面。

頭花の大きさは3,4cmくらい、舌状花だけからなります、ランとは似ても似つかないのになんでこの名前?

長い葯筒から花粉にまみれた柱頭が伸びている、葯筒の下の方には花糸が見えています。

柱頭はクルリンまでなはくとも結構開くようです。

茎はすごく細い、これは何故か茎が横に伸びていたので花が上向きになろうとしています。

円筒形の総苞、内総苞片は長い。

細長い葉、花期の後半にはなくなることもあるそうです。

キク科スイラン属
(10月30日撮影)