2022.
03.
08
冬場になると目立つヤドリギ、半寄生植物です、ここは殆ど来たことがない場所なので気が付きませんでした。

もう高い場所に生えているのでマクロで撮ることは出来ず。

この辺りの何本かの木で見られました、どれも高い場所、やはり種子を運ぶ鳥が高い場所に止まるので生えるのも高い場所なんでしょうか。

これはまだ小さな株、何株かあるようですが全部育つんでしょうか。落葉広葉樹に寄生するそうでそれも目立つためでしょうね。

これが一番接近できました、水平距離で2m程、でも下に段差があるので近寄れません、もう花が咲いてもいい季節だけど拡大してもまだ蕾でした。

こちらは今まで見ていた場所

その隣の木、どちらも以前のと比べて増えているし株も大きくなっているようです。

これが一番近寄れる株、ススキが写っているので高さがある程度想像できると思いますがそれでも手が届きません。

腕を伸ばしてマクロで撮影、まるでプロペラのような葉、間に蕾が見えています、ここも花はまだだった。

沢山の果実がなっていました、これは昨年の花の果実です。

大きさ7,8mm、真ん丸な薄黄色の果実、まるでガラス玉の様、先端に花の跡が残っています、種子を見てみたいけど果肉はベタベタのようで手が届かなくて幸いかも、手が届けば絶対触っている(笑)

前の場所で赤い実のがありました、アカミノヤドリギと言うそうです。

ビャクダン科ヤドリギ属
おまけ、右が御鉢山で左が秋吉台の最高峰龍護峰で標高425.5mです。でも御鉢山の背後にあるので秋吉台の殆どの場所で目立ちません。

(2月25日撮影)

もう高い場所に生えているのでマクロで撮ることは出来ず。

この辺りの何本かの木で見られました、どれも高い場所、やはり種子を運ぶ鳥が高い場所に止まるので生えるのも高い場所なんでしょうか。

これはまだ小さな株、何株かあるようですが全部育つんでしょうか。落葉広葉樹に寄生するそうでそれも目立つためでしょうね。

これが一番接近できました、水平距離で2m程、でも下に段差があるので近寄れません、もう花が咲いてもいい季節だけど拡大してもまだ蕾でした。

こちらは今まで見ていた場所

その隣の木、どちらも以前のと比べて増えているし株も大きくなっているようです。

これが一番近寄れる株、ススキが写っているので高さがある程度想像できると思いますがそれでも手が届きません。

腕を伸ばしてマクロで撮影、まるでプロペラのような葉、間に蕾が見えています、ここも花はまだだった。

沢山の果実がなっていました、これは昨年の花の果実です。

大きさ7,8mm、真ん丸な薄黄色の果実、まるでガラス玉の様、先端に花の跡が残っています、種子を見てみたいけど果肉はベタベタのようで手が届かなくて幸いかも、手が届けば絶対触っている(笑)

前の場所で赤い実のがありました、アカミノヤドリギと言うそうです。

ビャクダン科ヤドリギ属
おまけ、右が御鉢山で左が秋吉台の最高峰龍護峰で標高425.5mです。でも御鉢山の背後にあるので秋吉台の殆どの場所で目立ちません。

(2月25日撮影)
2022.
03.
07
同じ日秋吉台のセリバオウレンも見てきました。

こちらも前の場所と同じような状態、以前と比べて少ないような気がしました。

ここも木漏れ日が当たっているのを撮影、茎先端に3つ花をつける。

これは雄花

中央に赤くなっているのがありました、雌しべの痕跡でしょうか、葯から花粉が出ているのが分かります。

こちらもお蕊がピンク色のがありました、ちょうどよい光の当たり具合。

ここは雄花が多く両性花を見つけたのはこれだけでした。

雌しべの数は少ない。

2回3出複葉、コセリバオウレンは3回3出。

キンポウゲ科オウレン属
(2月25日撮影)

こちらも前の場所と同じような状態、以前と比べて少ないような気がしました。

ここも木漏れ日が当たっているのを撮影、茎先端に3つ花をつける。

これは雄花

中央に赤くなっているのがありました、雌しべの痕跡でしょうか、葯から花粉が出ているのが分かります。

こちらもお蕊がピンク色のがありました、ちょうどよい光の当たり具合。

ここは雄花が多く両性花を見つけたのはこれだけでした。

雌しべの数は少ない。

2回3出複葉、コセリバオウレンは3回3出。

キンポウゲ科オウレン属
(2月25日撮影)
2022.
03.
03
これも赤い果実をつけていたビロードイチゴ、クマイチゴ程花柱の跡が目立ちません。

やや黄色味があるのでクマイチゴ程真っ赤にはなりません。

植物全体に毛が多いですが果実表面にも短毛が生えていて粉を吹いているように見えます。

カットしてみました、中央の白い部分が花床、周りのが液果、中に核果が見ええいます。

核果はより粘っこい果肉に包まれています。

長三角形の核果、凹凸があるのがなんとか分かります。

バラ科キイチゴ属
(5月30日撮影)

やや黄色味があるのでクマイチゴ程真っ赤にはなりません。

植物全体に毛が多いですが果実表面にも短毛が生えていて粉を吹いているように見えます。

カットしてみました、中央の白い部分が花床、周りのが液果、中に核果が見ええいます。

核果はより粘っこい果肉に包まれています。

長三角形の核果、凹凸があるのがなんとか分かります。

バラ科キイチゴ属
(5月30日撮影)
2022.
03.
02
赤い実をたくさんつけていたクマイチゴ、果実&種子は冬ネタにするとはいえこんな真っ赤な果実を冬にアップするのはやはり違和感を感じさせるな(^^;)

赤く熟した果実と未熟な果実、随分変身するものです。

小さな果実が集まった集合果、毛のように見えているのは花柱の跡、基部には雄しべの痕跡も残っています。

毛を拡大してみると先端が膨らんでいて柱頭なのが分かります。

1個を潰して種子を見てみました、あまり気持ちのいいものでもない。

種子ではなく核果、僅かに凹凸がある、ゼリー状の濃い果肉に包まれていますが完全に取らないと駄目ですね。

バラ科キイチゴ属
(5月30日撮影)

赤く熟した果実と未熟な果実、随分変身するものです。

小さな果実が集まった集合果、毛のように見えているのは花柱の跡、基部には雄しべの痕跡も残っています。

毛を拡大してみると先端が膨らんでいて柱頭なのが分かります。

1個を潰して種子を見てみました、あまり気持ちのいいものでもない。

種子ではなく核果、僅かに凹凸がある、ゼリー状の濃い果肉に包まれていますが完全に取らないと駄目ですね。

バラ科キイチゴ属
(5月30日撮影)
2022.
03.
01
果実になっていたギンリョウソウ、花被片が取れた子房にしか見えませんが。

ギンリョウソウモドキの果実は上向きになりますがこちらは精々横向き、更にこれは液果ですがモドキの方は朔果。

徳利のような形、これから太くなってくるんでしょうか。

太ったのもありました、やはり横向き、周りの棘のようなのは雄しべのようです。

ここまでのは何度か見たことがありますが一週間後もう一度来てみたらすっかり見られなくなっていました、種子を見てみたい。

柱頭ドアップ、薄暗い場所だからぶれていますがここの暗さならこれでもマシな方。

ツツジ科ギンリョウソウ属
おまけ、同じ場所にあったウスギムヨウランの果実、これは1年前の果実なので空っぽ、しかし1年も残っているんだ。

(5月23日撮影)

ギンリョウソウモドキの果実は上向きになりますがこちらは精々横向き、更にこれは液果ですがモドキの方は朔果。

徳利のような形、これから太くなってくるんでしょうか。

太ったのもありました、やはり横向き、周りの棘のようなのは雄しべのようです。

ここまでのは何度か見たことがありますが一週間後もう一度来てみたらすっかり見られなくなっていました、種子を見てみたい。

柱頭ドアップ、薄暗い場所だからぶれていますがここの暗さならこれでもマシな方。

ツツジ科ギンリョウソウ属
おまけ、同じ場所にあったウスギムヨウランの果実、これは1年前の果実なので空っぽ、しかし1年も残っているんだ。

(5月23日撮影)
2022.
02.
28
林の中で木漏れ日にあたっていたギンリョウソウモドキ、花の頃からもう半年以上経っています。

ギンリョウソウもそうですがこちらも受粉に成功して果実にならないと倒れて見られなくなります。この辺りでもっと咲いていたけど見かけたのはこれだけでした、探したわけではないですが。

周りのは果皮でしょうか、中央に大きな柱頭が見えています。

裂けているのが果皮だとすると周りに黒っぽく薄く見えているのは花被片でしょうか。

カットしてみました、柱頭の下に子房がありその下に種子がこぼれています、だとすると周りのは外果皮で中のが内果皮でしょうか。

欲のある種子、翼を含めても1mm程度、毎度のことながらマクロだと焦点があっている範囲が極端に狭い。

ツツジ科ギンリョウソウモドキ属
(5月30日撮影)

ギンリョウソウもそうですがこちらも受粉に成功して果実にならないと倒れて見られなくなります。この辺りでもっと咲いていたけど見かけたのはこれだけでした、探したわけではないですが。

周りのは果皮でしょうか、中央に大きな柱頭が見えています。

裂けているのが果皮だとすると周りに黒っぽく薄く見えているのは花被片でしょうか。

カットしてみました、柱頭の下に子房がありその下に種子がこぼれています、だとすると周りのは外果皮で中のが内果皮でしょうか。

欲のある種子、翼を含めても1mm程度、毎度のことながらマクロだと焦点があっている範囲が極端に狭い。

ツツジ科ギンリョウソウモドキ属
(5月30日撮影)
2022.
02.
27
赤い果実をつけていたコショウノキ、もう緑の葉っぱばかりの中で赤い色が目立ちました。

長さ1cm程、やや細長い形、真っ赤じゃなくオレンジがかっています。

カットしてみました、ジュウシーで果肉も赤く美味しそう、試食してなかったから今度してみなくては。

これは種子ではなく核果、長さ5,6mm、模様も凸凹もなくあまり面白みがない。

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
おまけ、不思議な輪っかを描いていたウラジロ

先端が指切りしています、元の方は随分離れているのになんで先端が曲がってきたのか。

(6月2日撮影)

長さ1cm程、やや細長い形、真っ赤じゃなくオレンジがかっています。

カットしてみました、ジュウシーで果肉も赤く美味しそう、試食してなかったから今度してみなくては。

これは種子ではなく核果、長さ5,6mm、模様も凸凹もなくあまり面白みがない。

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
おまけ、不思議な輪っかを描いていたウラジロ

先端が指切りしています、元の方は随分離れているのになんで先端が曲がってきたのか。

(6月2日撮影)
2022.
02.
26
綿毛をつけ始めていたサワギク、花序中央の花が真っ先に咲くので綿毛になっていますが周辺部は遅れて咲くのでまだ舌状花が残っています。

こちらは周辺のも綿毛になりはじめています、別名ボロギクはこのような状態のを言うんでしょうか、綿毛は白くてきれいなんですけどね。

タンポポのようなきれいな球状にはならないようです。

こちらは花柱がまだ残っています。

これは真っ先に咲いた中央の花、果実は飛んでいき花床だけが残っています。

これは舌状花や筒状花がまだ残っていますが冠毛が伸び始めています。

蜘蛛の巣に引っかかった冠毛

痩果の長さは2mm弱、縦溝が走っています、痩果に比べて冠毛が随分長い。

もう花は終わっているだろうにアリが来ていました、まだ蜜が残っていたんでしょうか。

キク科サワギク属
おまけ、同じ場所に生えていたクモキリソウ、こちらも未熟な果実になっています。後日来てみたら見られなくなっていた、熟したのを見たかった。

ラン科クモキリソウ属
(6月26日撮影)

こちらは周辺のも綿毛になりはじめています、別名ボロギクはこのような状態のを言うんでしょうか、綿毛は白くてきれいなんですけどね。

タンポポのようなきれいな球状にはならないようです。

こちらは花柱がまだ残っています。

これは真っ先に咲いた中央の花、果実は飛んでいき花床だけが残っています。

これは舌状花や筒状花がまだ残っていますが冠毛が伸び始めています。

蜘蛛の巣に引っかかった冠毛

痩果の長さは2mm弱、縦溝が走っています、痩果に比べて冠毛が随分長い。

もう花は終わっているだろうにアリが来ていました、まだ蜜が残っていたんでしょうか。

キク科サワギク属
おまけ、同じ場所に生えていたクモキリソウ、こちらも未熟な果実になっています。後日来てみたら見られなくなっていた、熟したのを見たかった。

ラン科クモキリソウ属
(6月26日撮影)
2022.
02.
25
冬枯れの今日の秋吉台、明日は山焼き、これがすっかり黒くなります、山焼きがすむと秋吉台の春の始まり。


(2月25日撮影)


(2月25日撮影)