2023.
10.
25
この日撮った他の花&果実をもったいない精神でアップ。
渓流沿いに咲いているアケボノソウ、あちこちで見られますがここが一番絵になる。

以前は10m程離れた河原のような場所にもっと咲いていたのですが年々減少、そこでは全く見られずこの2株だけでした。

蜜腺から蜜がプックリ、やはりアケボノソウはこれですよね、どの蜜腺からもきれいに出ています。

この辺りに大群生しているアキチョウジ。

草丈も高く1m程度あるのもあります。

サラシナショウマはすっかり終わり未熟な果実になっていた、藪狩りもされていた模様。

オオバショウマも未熟な果実、2株見えています。

別の場所では白い果実になっていた、ここは花を咲かせないこともあるから今年は咲いていたもよう。

この場所で初めて見かけたスズメウリ、これも未熟な果実状態。

今まで見かけなかった場所で突然出現してきたのを何度か確認しています、結構神出鬼没。

風鈴をぶら下げているよう。

もう熟して良い季節ですが白くなったのは見かけず。

ノブキも花が終わり果実状態。

緑色の果実、熟すと黒くなるが大きさはこれ以上変わらず。夏が暑かったせいか果実も熟するのが遅いような。

(10月7日撮影)
渓流沿いに咲いているアケボノソウ、あちこちで見られますがここが一番絵になる。

以前は10m程離れた河原のような場所にもっと咲いていたのですが年々減少、そこでは全く見られずこの2株だけでした。

蜜腺から蜜がプックリ、やはりアケボノソウはこれですよね、どの蜜腺からもきれいに出ています。

この辺りに大群生しているアキチョウジ。

草丈も高く1m程度あるのもあります。

サラシナショウマはすっかり終わり未熟な果実になっていた、藪狩りもされていた模様。

オオバショウマも未熟な果実、2株見えています。

別の場所では白い果実になっていた、ここは花を咲かせないこともあるから今年は咲いていたもよう。

この場所で初めて見かけたスズメウリ、これも未熟な果実状態。

今まで見かけなかった場所で突然出現してきたのを何度か確認しています、結構神出鬼没。

風鈴をぶら下げているよう。

もう熟して良い季節ですが白くなったのは見かけず。

ノブキも花が終わり果実状態。

緑色の果実、熟すと黒くなるが大きさはこれ以上変わらず。夏が暑かったせいか果実も熟するのが遅いような。

(10月7日撮影)
2023.
10.
25
崖下にオオツルイタドリが咲いていた、別の花を見に来たんだけどこれはラッキー。

何時もは崖の上の方に生えていて手が届かない、偶に下の方に生えてきます、3小葉はヤブマメかな。

ツル性ですが相手がいなければある程度自立、棘はないし巻き付くこともないのでもたれかかるタイプでしょうか。

さすがにもう果実になっていた。

しつこく探して咲いていた花もありました。

雄しべ8本、柱頭が3裂なのが分かる、内花被片3まいは白っぽい、外花被片には翼がある。

花が小さい割には果実は随分大きくなる、翼が連続的に花柄に流れていくのが特徴、ツルタデは急激に細くなるとか、ただ分布が中部以北というのがちょっと心配。

ピントがあってませんが外花被片に翼がある様子。

既に蕾の頃から翼が伸びているようです。

葉は卵形で先端が尖る、基部は心形。

タデ科ソバカズラ属
(10月7日撮影)

何時もは崖の上の方に生えていて手が届かない、偶に下の方に生えてきます、3小葉はヤブマメかな。

ツル性ですが相手がいなければある程度自立、棘はないし巻き付くこともないのでもたれかかるタイプでしょうか。

さすがにもう果実になっていた。

しつこく探して咲いていた花もありました。

雄しべ8本、柱頭が3裂なのが分かる、内花被片3まいは白っぽい、外花被片には翼がある。

花が小さい割には果実は随分大きくなる、翼が連続的に花柄に流れていくのが特徴、ツルタデは急激に細くなるとか、ただ分布が中部以北というのがちょっと心配。

ピントがあってませんが外花被片に翼がある様子。

既に蕾の頃から翼が伸びているようです。

葉は卵形で先端が尖る、基部は心形。

タデ科ソバカズラ属
(10月7日撮影)
2023.
10.
25
ツルリンドウは秋吉台もそんなに多くはないのでこの日は全く頭に入ってなかったがそういう時に限って見つかる。

秋吉台のはだいたいこんな色、もう果実のなっていてもよさそうだが全く見かけず。

4裂のように見えますが一つの裂片が十分開いていないよう、開いたばかりなのかな。

雄しべより雌しべが長く伸びている。

花柱もやや赤みを帯びる。

リンドウ科ツルリンドウ属
(10月7日撮影)

秋吉台のはだいたいこんな色、もう果実のなっていてもよさそうだが全く見かけず。

4裂のように見えますが一つの裂片が十分開いていないよう、開いたばかりなのかな。

雄しべより雌しべが長く伸びている。

花柱もやや赤みを帯びる。

リンドウ科ツルリンドウ属
(10月7日撮影)
2023.
10.
24
田んぼ周囲の土手にたくさんのゲンノショウコが咲いていたけど田んぼの中なので撮らなかった、結局別の場所で撮ってしまった、舗装の隙間に生えている、茎が張っているのがわかります。

結構花期は長い、これは雌性期の花、柱頭が5裂し雄しべは萎れている。

柱頭がきれいに5裂、雄しべは落ちている。

花柄に長毛が生え腺毛が交じる。

萼片にも長毛、ただ生えているのと生えていないのがあるような。

未熟な果実にも長毛が生えている、熟するとほとんど無くなるから保護の役割を果たしているんでしょうか。

腺毛が交じるというより殆ど腺毛のような。

フウロソウ科フウロソウ属
(10月7日撮影)

結構花期は長い、これは雌性期の花、柱頭が5裂し雄しべは萎れている。

柱頭がきれいに5裂、雄しべは落ちている。

花柄に長毛が生え腺毛が交じる。

萼片にも長毛、ただ生えているのと生えていないのがあるような。

未熟な果実にも長毛が生えている、熟するとほとんど無くなるから保護の役割を果たしているんでしょうか。

腺毛が交じるというより殆ど腺毛のような。

フウロソウ科フウロソウ属
(10月7日撮影)
2023.
10.
24
田んぼの中ではないけれど側の道端に咲いていたアメリカイヌホオズキ、最近はオオイヌホオズキばかりでこちらは少なくなっているような気がします、あまり探してもいませんが。

花柄がほぼ1点から出ている。

花序の花の数も少なく1-4くらい、ここのは2,3ばかりでした。

これは一つが若干ずれているがこの程度は問題ないでしょう。

白と薄紫の花が混在しています。

黄色い葯の中央から僅かに柱頭が覗いている。

花弁は5枚ですがこれは6枚、いやに左右対称なのが気になる、花弁が一つ多くなったのではなく2つの花が何らかの原因で合着したか。

色が濃いのもありました、花弁の数も多く8枚かそれ以上ありそう、実はこれが真っ先に撮った花、色が濃かったので撮ってみましたが数の以上には気がつかなかった。

オオイヌホオズキに比べて鋸歯が比較的ハッキリしているような気がします。

ナス科ナス属
(10月7日撮影)

花柄がほぼ1点から出ている。

花序の花の数も少なく1-4くらい、ここのは2,3ばかりでした。

これは一つが若干ずれているがこの程度は問題ないでしょう。

白と薄紫の花が混在しています。

黄色い葯の中央から僅かに柱頭が覗いている。

花弁は5枚ですがこれは6枚、いやに左右対称なのが気になる、花弁が一つ多くなったのではなく2つの花が何らかの原因で合着したか。

色が濃いのもありました、花弁の数も多く8枚かそれ以上ありそう、実はこれが真っ先に撮った花、色が濃かったので撮ってみましたが数の以上には気がつかなかった。

オオイヌホオズキに比べて鋸歯が比較的ハッキリしているような気がします。

ナス科ナス属
(10月7日撮影)
2023.
10.
24
この田んぼでは多いタウコギ、全国に分布していますが数が減少、田んぼでも環境の良いところじゃないと見られません。

茎がバッサリ切られている、多分稲刈りの時でしょう。

でも枝を横に伸ばして花を咲かせています、もう普通のは果実になっているのが多かった。

総苞片が発達、アメリカセンダングサに似てますがこちらの方が幅が広く丸みを帯びているような気がします。

筒状花だけの花、内総苞変は色が薄く膜状。

これは総包片がきれいに切られている、多分蕾の頃昆虫か幼虫に頭から食べられたか。

これも多分そう、内総包片が花弁のように見えます。

筒状花から伸びた2裂した柱頭、やはりキク科はこれですね(笑)

総包片はまるで葉っぱのような脈がある、葉が変化したものだから当然か。

アメリカセンダングサは葉が裂けますがこちらは単葉、でもアメリカセンダングサでも上部の葉は裂けないことがあるからややこしい、これがウコギの葉に似ているから田五加木、似てるかな。

田んぼ系の野草は田の縁に生えていることが多いがこれは内部にも生えています、多分稲刈り前だと日が当たらないから成長しにくいだろうな。

ヒコバエに負けず伸びた株、当然稲刈り後に伸びてきている。

キク科センダングサ属
田んぼの残り物はまとめてアップ。
ミゾカクシはどの田んぼでも見られます。

周りの土手に多く咲いていましたが稲刈り後に内側に侵入、2階建ての様子がかわいかったので撮影。

ヨメナも土手の縁から内部を伺っている。

(10月7日撮影)

茎がバッサリ切られている、多分稲刈りの時でしょう。

でも枝を横に伸ばして花を咲かせています、もう普通のは果実になっているのが多かった。

総苞片が発達、アメリカセンダングサに似てますがこちらの方が幅が広く丸みを帯びているような気がします。

筒状花だけの花、内総苞変は色が薄く膜状。

これは総包片がきれいに切られている、多分蕾の頃昆虫か幼虫に頭から食べられたか。

これも多分そう、内総包片が花弁のように見えます。

筒状花から伸びた2裂した柱頭、やはりキク科はこれですね(笑)

総包片はまるで葉っぱのような脈がある、葉が変化したものだから当然か。

アメリカセンダングサは葉が裂けますがこちらは単葉、でもアメリカセンダングサでも上部の葉は裂けないことがあるからややこしい、これがウコギの葉に似ているから田五加木、似てるかな。

田んぼ系の野草は田の縁に生えていることが多いがこれは内部にも生えています、多分稲刈り前だと日が当たらないから成長しにくいだろうな。

ヒコバエに負けず伸びた株、当然稲刈り後に伸びてきている。

キク科センダングサ属
田んぼの残り物はまとめてアップ。
ミゾカクシはどの田んぼでも見られます。

周りの土手に多く咲いていましたが稲刈り後に内側に侵入、2階建ての様子がかわいかったので撮影。

ヨメナも土手の縁から内部を伺っている。

(10月7日撮影)
2023.
10.
23
春の花のムラサキサギゴケですが秋に咲くこともあります。

トキワハゼより花が大きいが黄色い斑紋は小さそうです、これはちょっと色が薄い、白花のサギゴケとは区別しないこともありどちらもサギゴケと呼ぶこともあります。

下唇中央裂片が盛り上がり粗い毛が生えている、上唇の下に2裂した柱頭、その脇に雄しべも見えている。

ピントが手前にあったけど2裂した柱頭、上唇も浅く裂けている。

長い走出枝を伸ばし先端に花をつけている、走出枝を出さないトキワハゼとの決定的な違い。

走出枝の葉は倒卵形で無柄。

葉腋辺りから発根しています。

根が地面に食い込んで軽く引っ張ったくらいでは抜けなかった。

サギゴケ科サギゴケ属
(10月7日撮影)

トキワハゼより花が大きいが黄色い斑紋は小さそうです、これはちょっと色が薄い、白花のサギゴケとは区別しないこともありどちらもサギゴケと呼ぶこともあります。

下唇中央裂片が盛り上がり粗い毛が生えている、上唇の下に2裂した柱頭、その脇に雄しべも見えている。

ピントが手前にあったけど2裂した柱頭、上唇も浅く裂けている。

長い走出枝を伸ばし先端に花をつけている、走出枝を出さないトキワハゼとの決定的な違い。

走出枝の葉は倒卵形で無柄。

葉腋辺りから発根しています。

根が地面に食い込んで軽く引っ張ったくらいでは抜けなかった。

サギゴケ科サギゴケ属
(10月7日撮影)
2023.
10.
23
根生葉を広げて咲いていたトキワハゼ、ムラサキサギゴケと違い走出枝は出さない。

名前のとおり年中咲いていますが春以外は花が小さいようです、これは春時の本来の大きさだった。

上唇先端は反らない、ムラサキサギゴケは上に反る。

サギゴケ科サギゴケ属
(10月7日撮影)

名前のとおり年中咲いていますが春以外は花が小さいようです、これは春時の本来の大きさだった。

上唇先端は反らない、ムラサキサギゴケは上に反る。

サギゴケ科サギゴケ属
(10月7日撮影)
2023.
10.
23
イボクサはそこそこ咲いていた。

稲が実る頃から咲き始めますがその頃と比べて花が一回り小さいような気がします。

グラーデーションのある3枚の花弁、約の形が違う2種類の雄しべが3本づつある。

横から見ると長短がはっきり、長いほうが花糸も長く花粉を出している、短い方は仮雄しべで花粉は出ていない、花柱は雄しべとほぼ同じ長さ、柱頭が僅かに膨らむ。

これはお気に入りなので毎年見てみたい、平尾台では一ヶ所だけなのかな、今年は見られなかった。

横からもう1枚

花の大きさの割に茎は結構太い。

ツユクサ科イボクサ属
(10月7日撮影)

稲が実る頃から咲き始めますがその頃と比べて花が一回り小さいような気がします。

グラーデーションのある3枚の花弁、約の形が違う2種類の雄しべが3本づつある。

横から見ると長短がはっきり、長いほうが花糸も長く花粉を出している、短い方は仮雄しべで花粉は出ていない、花柱は雄しべとほぼ同じ長さ、柱頭が僅かに膨らむ。

これはお気に入りなので毎年見てみたい、平尾台では一ヶ所だけなのかな、今年は見られなかった。

横からもう1枚

花の大きさの割に茎は結構太い。

ツユクサ科イボクサ属
(10月7日撮影)