2023.
05.
06
アカバナルリハコベを撮っていて側に小さな赤いものが目に入りました、アカバナルリハコベの花弁が散ったのかと思いましたがどう見ても別の花、ナガミヒナゲシのようです、ナガミヒナゲシは普通4,5cmの花を咲かせますが時には1cmくらいの花もあります、今までも5,6mm程度のは見たことがありますがこれは2mmくらい、野草は標準より小さな花を咲かせることはよくありますがこんな極小の花を咲かせるとはね、背後のは多分オランダミミナグサ。

これで高さ1cmくらい、花弁が3枚だけど初めからなかったか、花盤もしっかりありますが柱頭はどうだろう、基部に葉もあります、しかしこれで果実が出来るんだろうか。

ケシ科ケシ属
これは多分オランダミミナグサ、これも高さ1cmくらい、しっかり果実をつけています。

(4月23日撮影)

これで高さ1cmくらい、花弁が3枚だけど初めからなかったか、花盤もしっかりありますが柱頭はどうだろう、基部に葉もあります、しかしこれで果実が出来るんだろうか。

ケシ科ケシ属
これは多分オランダミミナグサ、これも高さ1cmくらい、しっかり果実をつけています。

(4月23日撮影)
2023.
05.
06
もうスイカズラが咲いていた、格段早いわけでもないけど、因みにこの場所ガードレールです。

2個セットで咲きますが普通同じ方向に向くけどこれは完全に仲違い(笑)

花の終わりには黄色くなります、背後の花はだいぶ萎れてきていて黄色も強くなっている。

上唇4裂、下唇は広線形、雄しべは5本で花糸がクネクネ。

この大きさならスマホでも問題なし、焦点深度も大きそう。(スマホ)

雄しべと雌しべは花冠から突き出る、この様子から花粉媒介してくれるのは蝶でしょうか。

柱頭はやや大きく微突起がある、3裂しているよう、この焦点を合わすのが難しい。

スマホでもあっていますがこれ以上拡大するとボケてしまう。(スマホ)

花筒下部に腺毛が密生、先端が赤いのもあるかな。

スマホだとさすがに腺毛は難しい。(スマホ)

花の基部に葉のように見えているのが苞、花筒基部に白っぽく見えているのが小苞、その上の緑色が萼。

茎、葉柄、花柄に毛が多い、下向きのようだ、対生する葉は基部が繋がっているように見えてまるで茎が貫通しているようです。

最後は青空バック、高さが4,50cmもあればスマホでも大丈夫。(スマホ)

スイカズラ科スイカズラ属
(4月23日撮影)

2個セットで咲きますが普通同じ方向に向くけどこれは完全に仲違い(笑)

花の終わりには黄色くなります、背後の花はだいぶ萎れてきていて黄色も強くなっている。

上唇4裂、下唇は広線形、雄しべは5本で花糸がクネクネ。

この大きさならスマホでも問題なし、焦点深度も大きそう。(スマホ)

雄しべと雌しべは花冠から突き出る、この様子から花粉媒介してくれるのは蝶でしょうか。

柱頭はやや大きく微突起がある、3裂しているよう、この焦点を合わすのが難しい。

スマホでもあっていますがこれ以上拡大するとボケてしまう。(スマホ)

花筒下部に腺毛が密生、先端が赤いのもあるかな。

スマホだとさすがに腺毛は難しい。(スマホ)

花の基部に葉のように見えているのが苞、花筒基部に白っぽく見えているのが小苞、その上の緑色が萼。

茎、葉柄、花柄に毛が多い、下向きのようだ、対生する葉は基部が繋がっているように見えてまるで茎が貫通しているようです。

最後は青空バック、高さが4,50cmもあればスマホでも大丈夫。(スマホ)

スイカズラ科スイカズラ属
(4月23日撮影)
2023.
05.
06
住宅街の中の小公園、ここに多くのマツバウンラン(画面右上)が咲いていますがそれとは違った青い花が咲いていました、ヒナギキョウでした。

これはお気に入りの花、こんな近くで咲いていたとは。

長い茎を伸ばして先端に一つの花をつける、横からだとピントが合わせにくいですがこれはよく合いました、スマホでは全く撮れなかった。

青い5弁花、正確には深裂です、柱頭が3裂、微突起があります。

割りと長い花柱、蜜が見えているかな。

横から見ると雌しべは少し突き出る程度。

キキョウ科なので雄性先熟、雄しべは殆ど見当たりませんでしたがこれは葯が一つ残っていました。

4弁のがありました、柱頭は3裂しているが一つは小さいような。

キキョウ科ヒナギキョウ属
(4月23日撮影)

これはお気に入りの花、こんな近くで咲いていたとは。

長い茎を伸ばして先端に一つの花をつける、横からだとピントが合わせにくいですがこれはよく合いました、スマホでは全く撮れなかった。

青い5弁花、正確には深裂です、柱頭が3裂、微突起があります。

割りと長い花柱、蜜が見えているかな。

横から見ると雌しべは少し突き出る程度。

キキョウ科なので雄性先熟、雄しべは殆ど見当たりませんでしたがこれは葯が一つ残っていました。

4弁のがありました、柱頭は3裂しているが一つは小さいような。

キキョウ科ヒナギキョウ属
(4月23日撮影)
2023.
05.
06
石の階段の隙間に咲いていたチリアヤメ、これは名前だけは知っていました。

1日花でこれは3時半ころの撮影、既に閉じはじめています、撮影しようかどうか迷ったけど特異な雌しべが目に入ったので思わず撮影、この日は普通にお出かけだったのでデジカメを持っておらずスマホでの撮影、持っててよかった(笑)。

3本の雌しべ、先端が2裂してまるでカタツムリの目玉、花被片下部に特徴的な斑紋、内花被片は小さい。

2裂した柱頭の間から雄しべが伸びてきています、黄色い花粉が出ている。

これで高さ3cm程、アヤメ科らしい線形の葉、手前のは別の野草の葉。

アヤメ科チリアヤメ属
(4月19日撮影)

1日花でこれは3時半ころの撮影、既に閉じはじめています、撮影しようかどうか迷ったけど特異な雌しべが目に入ったので思わず撮影、この日は普通にお出かけだったのでデジカメを持っておらずスマホでの撮影、持っててよかった(笑)。

3本の雌しべ、先端が2裂してまるでカタツムリの目玉、花被片下部に特徴的な斑紋、内花被片は小さい。

2裂した柱頭の間から雄しべが伸びてきています、黄色い花粉が出ている。

これで高さ3cm程、アヤメ科らしい線形の葉、手前のは別の野草の葉。

アヤメ科チリアヤメ属
(4月19日撮影)
2023.
05.
05
以前この場所で群生していたシロバナマンテマ、群生状態だったのはあの時だけでその後は周囲にパラパラと生える程度、特に群生していた場所(画面上辺り)は全く生えていません。

花弁基部に鱗片があるので花の中に花が咲いているよう。

鱗片は先端が2裂、雄しべは10本、雌しべは見えてないかな。

横から見ても雌しべは見えていない。

一番先端の花がピンク色、更に開くと白くなるんでしょうか、白花と言っても真っ白じゃないからややこしい。

蕊も出ていないような。

下の方は果実になっています、花弁は散るのではなく小さくなって果実に吸収されているような。

果実と言っても花の時とあまり変わりません、長毛と短い腺毛が密生、長い葉状のは苞でしょうか。

茎も毛が密生、根生葉はないようです、既に新しい葉が出ている、花を咲かせた茎は枯れて新たな茎を出すんでしょうか。

ナデシコ科マンテマ属
(4月21日撮影)

花弁基部に鱗片があるので花の中に花が咲いているよう。

鱗片は先端が2裂、雄しべは10本、雌しべは見えてないかな。

横から見ても雌しべは見えていない。

一番先端の花がピンク色、更に開くと白くなるんでしょうか、白花と言っても真っ白じゃないからややこしい。

蕊も出ていないような。

下の方は果実になっています、花弁は散るのではなく小さくなって果実に吸収されているような。

果実と言っても花の時とあまり変わりません、長毛と短い腺毛が密生、長い葉状のは苞でしょうか。

茎も毛が密生、根生葉はないようです、既に新しい葉が出ている、花を咲かせた茎は枯れて新たな茎を出すんでしょうか。

ナデシコ科マンテマ属
(4月21日撮影)
2023.
05.
05
側溝の蓋の隙間にコバノタツナミが咲いていた、こんなとこによく生えているな、右上にキュウリグサ、もう随分伸びています。

まだ咲き初め、上の方は蕾です、この仲間も種類が多くて区別が難しいけど幸か不幸かあまり出会っていません。

シソ科は上唇が発達していないが花を除いて蕊が見づらい、その中でもこの仲間は見にくさトップクラス、蕊が殆ど見られません、これはまだ上唇の隙間から葯が見えていてマシな方。

下唇は白地に青い斑紋、遺伝子のDNAを思い浮かべた。

花冠外側に毛が生えている、葯が透けているんでしょうか、目玉のように見えている。

葉は小さく鋸歯が少なく毛が多い、近所で見かけるのはこれだけだから迷うことはない。

これもスマホ撮影、上からだといいけど正面からだとまるでピントが合わなかった。

シソ科タツナミソウ属
(4月21日撮影)

まだ咲き初め、上の方は蕾です、この仲間も種類が多くて区別が難しいけど幸か不幸かあまり出会っていません。

シソ科は上唇が発達していないが花を除いて蕊が見づらい、その中でもこの仲間は見にくさトップクラス、蕊が殆ど見られません、これはまだ上唇の隙間から葯が見えていてマシな方。

下唇は白地に青い斑紋、遺伝子のDNAを思い浮かべた。

花冠外側に毛が生えている、葯が透けているんでしょうか、目玉のように見えている。

葉は小さく鋸歯が少なく毛が多い、近所で見かけるのはこれだけだから迷うことはない。

これもスマホ撮影、上からだといいけど正面からだとまるでピントが合わなかった。

シソ科タツナミソウ属
(4月21日撮影)
2023.
05.
05
ノハカタカラクサを撮ったので比較の為にミドリハカタカラクサを撮影、これは幾らでもあります、ここは花がまだあまり咲いてないけど全部ミドリハカタカラクサ

毛が随分多いのがわかります、花自体はこちらの方が大きいそうだがそれ程の違いはなかった。

中央に雌しべ、柱頭が殆ど膨れてないから分かりづらい。

茎が緑色、一部赤紫色になっているのもあって微妙なこともあります。

ツユクサ科ムラサキツユクサ属
(4月21日撮影)

毛が随分多いのがわかります、花自体はこちらの方が大きいそうだがそれ程の違いはなかった。

中央に雌しべ、柱頭が殆ど膨れてないから分かりづらい。

茎が緑色、一部赤紫色になっているのもあって微妙なこともあります。

ツユクサ科ムラサキツユクサ属
(4月21日撮影)
2023.
05.
05
ブロック塀と側溝の隙間に生えていたノハカタカラクサ、下から伸びているのではなくブロックの穴から伸びてきているのかもしれない、ミドリハカタカラクサはごく普通に見られるがこちらは少ないから何となく在来種のイメージがありましたがこれも外来種です、要注意外来生物に指定されていましたが現在は解除されているようです。

花弁は3枚、雄しべは6本だがこれは5本しか見えていない、毛が少ないからこれはノハカタカラクサ。

中央に雌しべが見えています、柱頭が膨れていますがごく小さい。

花柄や茎が赤紫、これが一番ミドリハカタカラクサとの区別点でしょうか。

スマホ撮影、毛の細胞一つ一つが見えるようです。

ツユクサ科ムラサキツユクサ属
(4月21日撮影)

花弁は3枚、雄しべは6本だがこれは5本しか見えていない、毛が少ないからこれはノハカタカラクサ。

中央に雌しべが見えています、柱頭が膨れていますがごく小さい。

花柄や茎が赤紫、これが一番ミドリハカタカラクサとの区別点でしょうか。

スマホ撮影、毛の細胞一つ一つが見えるようです。

ツユクサ科ムラサキツユクサ属
(4月21日撮影)
2023.
05.
03
ヤセウツボを撮っていて視野の片隅に赤いものが見えました、初めはナガミヒナゲシの花弁かと思いましたが全く違う花でした。

開いた花はまったく無くみなこの状態、開いた花が閉じたのではなく開く直前の花のようです、これは3時半頃の撮影。

一番開いたのでこの状態、どうやらアカバナルリハコベのようです、ルリハコベは一度見てますがアカバナルリハコベは初めて、でも両者は特に区別する必要はなさそうです。

もう一株ありました、こちらも開いた花はなかった。

(4月21日撮影)
2日後もう一度来てみました、2時頃の撮影、天気晴れ。

無事開いていました、これはまだ前回ではない、赤と言うよりは橙赤色。

黄色い葯が中央に集まっています、花糸は赤く毛が生えていて子房が見えない。

花糸の間から雌しべが覗いています。

花柱も赤く柱頭は微突起がある。

もう一株も花が開いていました。

横から見ると雌しべが雄しべを避けるように斜めに伸びています、葉腋から長い花柄が伸びています。

これでほぼ全開状態、雄しべは開かないようです、葯から黄色い花粉が出ている、花弁の縁に腺毛がある。

葉は対生、十字対生しているようです、茎は稜があり四角い。

これもスマホで撮ってみました、ヤセウツボと大きさは変わりませんがこちらはピントがあっている、やはり周囲が同じくらいの距離なのでピントがあいやすいようです、

さすがに拡大しすぎると駄目だが花糸の毛の状態はよく撮れている。

(4月23日撮影)
サクラソウ科ルリハコベ属

開いた花はまったく無くみなこの状態、開いた花が閉じたのではなく開く直前の花のようです、これは3時半頃の撮影。

一番開いたのでこの状態、どうやらアカバナルリハコベのようです、ルリハコベは一度見てますがアカバナルリハコベは初めて、でも両者は特に区別する必要はなさそうです。

もう一株ありました、こちらも開いた花はなかった。

(4月21日撮影)
2日後もう一度来てみました、2時頃の撮影、天気晴れ。

無事開いていました、これはまだ前回ではない、赤と言うよりは橙赤色。

黄色い葯が中央に集まっています、花糸は赤く毛が生えていて子房が見えない。

花糸の間から雌しべが覗いています。

花柱も赤く柱頭は微突起がある。

もう一株も花が開いていました。

横から見ると雌しべが雄しべを避けるように斜めに伸びています、葉腋から長い花柄が伸びています。

これでほぼ全開状態、雄しべは開かないようです、葯から黄色い花粉が出ている、花弁の縁に腺毛がある。

葉は対生、十字対生しているようです、茎は稜があり四角い。

これもスマホで撮ってみました、ヤセウツボと大きさは変わりませんがこちらはピントがあっている、やはり周囲が同じくらいの距離なのでピントがあいやすいようです、

さすがに拡大しすぎると駄目だが花糸の毛の状態はよく撮れている。

(4月23日撮影)
サクラソウ科ルリハコベ属