2023.
01.
31
(閲覧注意)
ウツギの葉の表面に丸い病変、これは虫こぶだなと直感。

裏返してみるとやはり虫こぶでした、でも検索してもこんなのが出てこない、更に調べてみると菌えいと呼ばれるもののようでした、これはさび病の一種のようです。

この木にはたくさん生じていました。虫こぶは虫えいとも言い漢字で書くと”虫癭”、菌えいも漢字で書くと”菌癭”ですが難しいので菌えいと書いておきます。桜の天狗巣病とかマメ科の根粒も菌えいの一種だとか。

これは楕円形になってかなり大きい、まるで棘を持ったイモムシ。

盛り上がっています、葉の裏だから表はかなり窪んでいるはず。

突起のようなものから胞子が出てくるそうです、よく見ると茎の部分にも生じていて菌の影響なのか葉緑素が生じて緑色になっています。

(5月27日撮影)
ウツギの葉の表面に丸い病変、これは虫こぶだなと直感。

裏返してみるとやはり虫こぶでした、でも検索してもこんなのが出てこない、更に調べてみると菌えいと呼ばれるもののようでした、これはさび病の一種のようです。

この木にはたくさん生じていました。虫こぶは虫えいとも言い漢字で書くと”虫癭”、菌えいも漢字で書くと”菌癭”ですが難しいので菌えいと書いておきます。桜の天狗巣病とかマメ科の根粒も菌えいの一種だとか。

これは楕円形になってかなり大きい、まるで棘を持ったイモムシ。

盛り上がっています、葉の裏だから表はかなり窪んでいるはず。

突起のようなものから胞子が出てくるそうです、よく見ると茎の部分にも生じていて菌の影響なのか葉緑素が生じて緑色になっています。

(5月27日撮影)
2022.
11.
21
林内で見かけたこれ、この時だけ木漏れ日が当たっていた、最初は見慣れぬ花の蕾かと思ったけど虫こぶでした。

この株は花を咲かせていなかったけど周りにシロヨメナが咲いていたのでこれもシロヨメナ、虫こぶ命名の法則に従ってシロヨメナハナフクレフシかと思ったけど検索してもちょっと違う感じがしたので掲示板で尋ねてみたらやはりシロヨメナハナフクレフシでした。

まるで松ぼっくり、割りと近年発見され今まで群馬県と宮崎県からしか報告がなく山口県では初めてだとか。

葉にも虫こぶが出来ていました、花以外の葉にも虫こぶが出来ているのは初めての例だとか。

薄暗くてピンボケですが左は出来始めた虫こぶ、右のは白くなっていてまるで花のようでした。

(11月10日撮影)

この株は花を咲かせていなかったけど周りにシロヨメナが咲いていたのでこれもシロヨメナ、虫こぶ命名の法則に従ってシロヨメナハナフクレフシかと思ったけど検索してもちょっと違う感じがしたので掲示板で尋ねてみたらやはりシロヨメナハナフクレフシでした。

まるで松ぼっくり、割りと近年発見され今まで群馬県と宮崎県からしか報告がなく山口県では初めてだとか。

葉にも虫こぶが出来ていました、花以外の葉にも虫こぶが出来ているのは初めての例だとか。

薄暗くてピンボケですが左は出来始めた虫こぶ、右のは白くなっていてまるで花のようでした。

(11月10日撮影)
2022.
02.
15
花盛りのイタドリの花序の中にあった果実のような膨らみ、どう見ても虫こぶです、以前見たこともありイタドリツボミフクレフシです、でもまだ仮称の段階、少ないのかな、検索してもマイブログがトップに出てくるから推して知るべし(笑)

白っぽいのもありました、これから赤くなるんでしょうか。

虫こぶは如何にも虫こぶと言ったのもありますがこれはもう果実と思ってもいいような姿、果実期だったら気が付かないかもしれない。

(8月29日撮影)

白っぽいのもありました、これから赤くなるんでしょうか。

虫こぶは如何にも虫こぶと言ったのもありますがこれはもう果実と思ってもいいような姿、果実期だったら気が付かないかもしれない。

(8月29日撮影)
2021.
12.
18
赤い果実がなっているかと思いましたが虫こぶでした、棘があるからこれはクスドイゲ、10月末の撮影です。

ここでは以前にも見たことがありましたがこんなに赤いのは初めて、クスドイゲハタマフシです、因みにこの名前で検索するとほぼこのブログしか出てきません。

虫こぶができすぎて葉が成長できていません。

全般に先端の方の葉にできやすいようです、下の方の葉には出来ていません。

緑色のもありました、これから赤くなるのでしょうか。

葉を貫いてできる虫こぶ

表側は円錐、裏側はドーム状になっています。

虫こぶの影響でしょうか葉の縁が赤くなっている、虫こぶが出来ていないのは赤くなっていません。

下の方の葉は厚く硬そうなので虫こぶを作りにくいんでしょうか、この成木がありますがそちらも虫こぶは出来ていません(あまり観察してないけど)、こちらは幼木ですがまだ花を咲かせているのは見ていません。

クスノキ科クスドイゲ属
(10月30日撮影)

ここでは以前にも見たことがありましたがこんなに赤いのは初めて、クスドイゲハタマフシです、因みにこの名前で検索するとほぼこのブログしか出てきません。

虫こぶができすぎて葉が成長できていません。

全般に先端の方の葉にできやすいようです、下の方の葉には出来ていません。

緑色のもありました、これから赤くなるのでしょうか。

葉を貫いてできる虫こぶ

表側は円錐、裏側はドーム状になっています。

虫こぶの影響でしょうか葉の縁が赤くなっている、虫こぶが出来ていないのは赤くなっていません。

下の方の葉は厚く硬そうなので虫こぶを作りにくいんでしょうか、この成木がありますがそちらも虫こぶは出来ていません(あまり観察してないけど)、こちらは幼木ですがまだ花を咲かせているのは見ていません。

クスノキ科クスドイゲ属
(10月30日撮影)
2021.
01.
20
休耕田に生えていたキカシグサに赤い変なものが付いていました。

もちろん果実ではなく虫こぶのようです。虫こぶ命名法に従ってキカシグサクキフクレフシで検索しましたがヒットせず、キカシグサクキコブフシでヒットしましたがPDF文書が1件だけ、詳細は全く分からず、本邦初公開か(笑)。検索の過程で外来種のアメリカキカシグサがあるのを知りました、キカシグサよりむしろヒメミソハギに似ている、注意しなくては。

(8月16日撮影)

もちろん果実ではなく虫こぶのようです。虫こぶ命名法に従ってキカシグサクキフクレフシで検索しましたがヒットせず、キカシグサクキコブフシでヒットしましたがPDF文書が1件だけ、詳細は全く分からず、本邦初公開か(笑)。検索の過程で外来種のアメリカキカシグサがあるのを知りました、キカシグサよりむしろヒメミソハギに似ている、注意しなくては。

(8月16日撮影)
2020.
12.
24
シラヤマギクを撮っていて奇妙なものに気が付きました、どう見ても虫こぶです、大きさは多少違いますが5mm前後。

撮影時点で調べた時は見当たらず虫こぶの命名方からシラヤマギクハナフクレフシとしましたがこの記事を書くために改めて検索してみると出てくることは出てきましたが微妙に形が違うような。

まるでこぶとり爺さんのコブ(笑)、一つの筒状花が肥大化しているようです。

カットしてみました。

まるで玉ねぎ、先端に突き出ているのは花柱でしょうか、膨らみの中にもあります、黄色いのはこの虫こぶの原因となった幼虫、他の画像を見てみると動いています。

幼虫ドアップ、いかにもイモムシらしい姿、今までシラヤマギクはよく見てきましたが虫こぶを見たのは初めてでした。

(10月18日撮影)

撮影時点で調べた時は見当たらず虫こぶの命名方からシラヤマギクハナフクレフシとしましたがこの記事を書くために改めて検索してみると出てくることは出てきましたが微妙に形が違うような。

まるでこぶとり爺さんのコブ(笑)、一つの筒状花が肥大化しているようです。

カットしてみました。

まるで玉ねぎ、先端に突き出ているのは花柱でしょうか、膨らみの中にもあります、黄色いのはこの虫こぶの原因となった幼虫、他の画像を見てみると動いています。

幼虫ドアップ、いかにもイモムシらしい姿、今までシラヤマギクはよく見てきましたが虫こぶを見たのは初めてでした。

(10月18日撮影)
2020.
03.
17
イヌノフグリを見ていたら果実のような丸いものがありました、明らかに虫こぶです。

茎に生じています、検索しても出てこないので虫こぶ命名の原則からイヌノフグリクキフクレフシ(仮称)としておきます。

丸くなくて芋のような形のもありました、ピントがあってませんが左上にあるのが果実です。

オオバコ科クワガタソウ属
(3月2日撮影)

茎に生じています、検索しても出てこないので虫こぶ命名の原則からイヌノフグリクキフクレフシ(仮称)としておきます。

丸くなくて芋のような形のもありました、ピントがあってませんが左上にあるのが果実です。

オオバコ科クワガタソウ属
(3月2日撮影)
2020.
02.
03
ヤマハッカの花を撮っていたら変なものに気が付きました、明らかに虫こぶです。

萼片が肥大して中を包み込んでいるようです。

検索してみたら確認例はごく少ないようでまだ正式名称はついてなさそう、虫こぶの命名法則から一応ヤマハッカミフクレフシ(仮称)としておきます。

カットしてみると中に成虫が入っていました、アブラムシのようでこちらにはヤマハッカコブアブラムシと名がついています。

(10月11日撮影)

萼片が肥大して中を包み込んでいるようです。

検索してみたら確認例はごく少ないようでまだ正式名称はついてなさそう、虫こぶの命名法則から一応ヤマハッカミフクレフシ(仮称)としておきます。

カットしてみると中に成虫が入っていました、アブラムシのようでこちらにはヤマハッカコブアブラムシと名がついています。

(10月11日撮影)
2020.
01.
15
これはノブドウの果実としては大きく虫こぶ、ノブドウミフクレフシ。

左側のが正常な果実、3,4倍の大きさがある。ノブドウはまり正常な果実は出来ないと言われているがどうもそうでもないようです、参考サイト

穴が開いていますがこれは多分入った穴ではなく出ていった穴。

別の虫瘤を切断してみました、内部に大きな空間があります、黒っぽいのは多分幼虫の糞だそうです。

これが幼虫でしょうか、ただ虫こぶを作る虫は幾つか種類があるようです。

(11月10日撮影)

左側のが正常な果実、3,4倍の大きさがある。ノブドウはまり正常な果実は出来ないと言われているがどうもそうでもないようです、参考サイト

穴が開いていますがこれは多分入った穴ではなく出ていった穴。

別の虫瘤を切断してみました、内部に大きな空間があります、黒っぽいのは多分幼虫の糞だそうです。

これが幼虫でしょうか、ただ虫こぶを作る虫は幾つか種類があるようです。

(11月10日撮影)
2019.
11.
26
まずは前の記事から写真を引用

どう見ても虫こぶ、命名法の原則からしてイノコヅチミフクレフシ、初めてかと思ったら前に一度見ていた。でも検索しても殆ど情報は出てこない、珍しいのでしょうか。

左側の正常な果実と比べると随分大きくなっています、正常な花被片と比べるとそれも大きくなっていてまるで立体顕微鏡(笑)。

まだ緑色が残っているのを切断してみました、イノコヅチでなければ普通の果実にしか見えない。

実物を見ている時はこれはてっきり種子だと思っていた(汗)、写真で見てみるとはっきり幼虫だと分かります、タマムシの仲間のようです。

すっかり枯れ切っていたのも切断してみたら空洞がありました(実はこちらを先にカット)、もう虫は出ていったんでしょうか。

こちらは別の場所、赤くなった草があったので近寄ってみたらイノコヅチでした。

茎や葉が真っ赤になっています、葉の縁が波打ってないからこれもヒカゲイノコヅチでしょうか。

茎の節が膨れています、これは割とよく見かけます、ここまで赤くなっている。

カットしてみましたが空洞がありません、非常に固くて切るのに苦労しました。

更に抉ってみると空洞があって幼虫が1匹いました、多分一匹だけ。

イノコヅチウロコタマバエの幼虫、これが寄生することで茎が膨れてきます。

(11月17日撮影)

どう見ても虫こぶ、命名法の原則からしてイノコヅチミフクレフシ、初めてかと思ったら前に一度見ていた。でも検索しても殆ど情報は出てこない、珍しいのでしょうか。

左側の正常な果実と比べると随分大きくなっています、正常な花被片と比べるとそれも大きくなっていてまるで立体顕微鏡(笑)。

まだ緑色が残っているのを切断してみました、イノコヅチでなければ普通の果実にしか見えない。

実物を見ている時はこれはてっきり種子だと思っていた(汗)、写真で見てみるとはっきり幼虫だと分かります、タマムシの仲間のようです。

すっかり枯れ切っていたのも切断してみたら空洞がありました(実はこちらを先にカット)、もう虫は出ていったんでしょうか。

こちらは別の場所、赤くなった草があったので近寄ってみたらイノコヅチでした。

茎や葉が真っ赤になっています、葉の縁が波打ってないからこれもヒカゲイノコヅチでしょうか。

茎の節が膨れています、これは割とよく見かけます、ここまで赤くなっている。

カットしてみましたが空洞がありません、非常に固くて切るのに苦労しました。

更に抉ってみると空洞があって幼虫が1匹いました、多分一匹だけ。

イノコヅチウロコタマバエの幼虫、これが寄生することで茎が膨れてきます。

(11月17日撮影)