2023.
08.
17
この日一番最初に撮ったチャボウシノシッペイ、田んぼではないですが田んぼの側でもよく見かけます。

イネ科の中では割と好みの花、でも検索するとマイブログがトップ10に出てきます、余程撮る人がすくないのか。

ブラシ状の雌しべが両側に並ぶ様子はまるで両刃の鋸。

長い花糸を持った雄しべも出ていました。

雌しべは残りやすいけど雄しべはすぐ脱落するのかあまり見かけることがない。

透明感のある紫色の葯、これは上手く撮れました。

イネ科チャボウシノシッペイ属
(8月4日撮影)

イネ科の中では割と好みの花、でも検索するとマイブログがトップ10に出てきます、余程撮る人がすくないのか。

ブラシ状の雌しべが両側に並ぶ様子はまるで両刃の鋸。

長い花糸を持った雄しべも出ていました。

雌しべは残りやすいけど雄しべはすぐ脱落するのかあまり見かけることがない。

透明感のある紫色の葯、これは上手く撮れました。

イネ科チャボウシノシッペイ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
17
休耕田脇に生えているシロバナサクラタデ、この辺りでずっと見ていますが増えもせず減りもせず。

背後の休耕田は稲が植えられているのは見たことがなく偶にコスモスとか家庭菜園的に使われる程度、殆どは空き地状態ですがそれでもシロバナサクラタデが内部に侵入することもなく端っこで花を咲かせています、こちらとしては好都合ですが。

サクラタデの白花じゃなく別種、シロバナとつく野草は幾つもありますが単に白花なのか別種なのかややこしい。

この辺りは花柱の短い短花柱花ばかり、右側の花で2岐した花柱が見えています、それでも果実が出来るのは確認済み。

中途半端な色合いのサクラタデより真っ白なこちらの方が好みかも、もう少し下から撮ればよかった。

披針形の葉、黒斑はなし。

タデ科イヌタデ属
(8月4日撮影)

背後の休耕田は稲が植えられているのは見たことがなく偶にコスモスとか家庭菜園的に使われる程度、殆どは空き地状態ですがそれでもシロバナサクラタデが内部に侵入することもなく端っこで花を咲かせています、こちらとしては好都合ですが。

サクラタデの白花じゃなく別種、シロバナとつく野草は幾つもありますが単に白花なのか別種なのかややこしい。

この辺りは花柱の短い短花柱花ばかり、右側の花で2岐した花柱が見えています、それでも果実が出来るのは確認済み。

中途半端な色合いのサクラタデより真っ白なこちらの方が好みかも、もう少し下から撮ればよかった。

披針形の葉、黒斑はなし。

タデ科イヌタデ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
16
休耕田と言うか放棄田に生えていたコガマ、ここでは時折見かけます、もう何年もここで稲作をしているのは見たことがありません。

やはりガマに比べると小さく感じます。

上に雄花序、下に雌花序、間に隙間がない、ガマもないですがヒメガマは隙間がある。

雄花序はまだ雄しべが何とかわかりますが雌花序はもう何が何だか。

葉の幅は1cm程、ガマに比べて細い。

ガマ科ガマ属
(8月4日撮影)

やはりガマに比べると小さく感じます。

上に雄花序、下に雌花序、間に隙間がない、ガマもないですがヒメガマは隙間がある。

雄花序はまだ雄しべが何とかわかりますが雌花序はもう何が何だか。

葉の幅は1cm程、ガマに比べて細い。

ガマ科ガマ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
16
せっかく秋吉台に来たので平尾台では望むべくもない田んぼ系の野草を探してみましたがもう稲が成長して探しづらく田んぼも休耕田や放棄田が増えてきています。
これはアメリカアゼナ、そのままでは撮りにくいので引っこ抜いて撮影。

葉に鋸歯があるのが特徴、葉柄もありますが短く殆ど無いように見えます。

雄しべは4本、下唇に沿っているのが葯のない仮雄しべ、その上に葯を持つ雄しべが見えているかな。

こちらは同じ場所に咲いていたアゼナ

鋸歯も葉柄もない。

花は白飛びしてしまった。

横から見ると仮雄しべが突き出ている、下唇に毛が生えているようです。

アゼナ科アゼナ属
(8月4日撮影)
これはアメリカアゼナ、そのままでは撮りにくいので引っこ抜いて撮影。

葉に鋸歯があるのが特徴、葉柄もありますが短く殆ど無いように見えます。

雄しべは4本、下唇に沿っているのが葯のない仮雄しべ、その上に葯を持つ雄しべが見えているかな。

こちらは同じ場所に咲いていたアゼナ

鋸歯も葉柄もない。

花は白飛びしてしまった。

横から見ると仮雄しべが突き出ている、下唇に毛が生えているようです。

アゼナ科アゼナ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
15
以前見つけた後で草刈りされたハイハマボッス、今日来てみたら以前以上に増えていた、秋吉台では3ヶ所で見ていますがここが一番多いかも。

片側は林で暗いのかみな明るい方向に向いていました。

大きさ3mmほどの花、さすがにスマホで撮る気にはなれず。

5枚の花弁に5本の雄しべ、花弁の間に突起のように見えているのは仮雄しべ、中央に柱頭が見えている。

これは柱頭が窪んでいるように見えます。

4弁のもありました。

下側のは果実、花弁ごと萼に包まれているようです、花の右側のは蕾、果実とは大きさが違います。

アカネ科ハイハマボッス属
(8月4日撮影)

片側は林で暗いのかみな明るい方向に向いていました。

大きさ3mmほどの花、さすがにスマホで撮る気にはなれず。

5枚の花弁に5本の雄しべ、花弁の間に突起のように見えているのは仮雄しべ、中央に柱頭が見えている。

これは柱頭が窪んでいるように見えます。

4弁のもありました。

下側のは果実、花弁ごと萼に包まれているようです、花の右側のは蕾、果実とは大きさが違います。

アカネ科ハイハマボッス属
(8月4日撮影)
2023.
08.
15
ここは初めてハグロソウを見つけた場所、その後咲いたり咲かなかったりですがこの日は一つだけ咲いていた。

2枚のお起きは苞葉の間から2つの花弁を持つ花を咲かせる。

諸説ありますが葉が黒っぽいから葉黒草が一番妥当でしょうか、でも花にこんなに特徴があるんだから花にちなんだ名前を付けて欲しかった、とハグロソウが言ってます(笑)

もっと多く咲いている場所に行ってみました、ここが一番多いかな、と言っても数えようと思えば数えられる程度ですが。

上唇は浅く3裂、基部に斑紋、下唇は幅広くこちらも斑模様の斑紋がある。

まるで帆掛け船の帆のような上唇、斑紋が印象的。

こちらは上唇が赤っぽい。

化身に沿って2本の雄しべ、花糸に毛が生えている、雌しべは1本、これは柱頭が開いていないが2裂する、ミズタマソウはオール2の花ですがこれもそうだった。

葉のような大きな苞葉、下側のはこれより小さい。

ストローのような長い花筒、まるで蛇が何かを食べているよう。

落花寸前だったようで軽く触れるとまるごと落花、雄しべだけでなく雌しべも脱落しているようです。

これもスマホで撮影、問題なし。

蕊の様子や上唇外側の毛の様子もハッキリ撮れています。

キツネノマゴ科ハグロソウ属
(8月4日撮影)

2枚のお起きは苞葉の間から2つの花弁を持つ花を咲かせる。

諸説ありますが葉が黒っぽいから葉黒草が一番妥当でしょうか、でも花にこんなに特徴があるんだから花にちなんだ名前を付けて欲しかった、とハグロソウが言ってます(笑)

もっと多く咲いている場所に行ってみました、ここが一番多いかな、と言っても数えようと思えば数えられる程度ですが。

上唇は浅く3裂、基部に斑紋、下唇は幅広くこちらも斑模様の斑紋がある。

まるで帆掛け船の帆のような上唇、斑紋が印象的。

こちらは上唇が赤っぽい。

化身に沿って2本の雄しべ、花糸に毛が生えている、雌しべは1本、これは柱頭が開いていないが2裂する、ミズタマソウはオール2の花ですがこれもそうだった。

葉のような大きな苞葉、下側のはこれより小さい。

ストローのような長い花筒、まるで蛇が何かを食べているよう。

落花寸前だったようで軽く触れるとまるごと落花、雄しべだけでなく雌しべも脱落しているようです。

これもスマホで撮影、問題なし。

蕊の様子や上唇外側の毛の様子もハッキリ撮れています。

キツネノマゴ科ハグロソウ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
14
ミョウガは藪の中に咲いていますがヤブミョウガはあまり藪の中に咲いているのは見たことがない、葉がミョウガに似ているから付けられたそうだけどきれいな花や果実に因んだ名前を付けてもらえればよかったのにね。

花は盛大に咲いていますが蜘蛛の巣も盛大にはっている。

これは長い花柱を持つ両性花。

こちらもそう、雄しべは6本ですが長短があるんでしょうか。

平尾台で見つけたのは雄花の短い花柱が撮れなかったのでこちらで探してみました、これはハッキリ短い花柱、やはり雄しべに長短がある。

これはなさそうに見えますがよく見ると短い雄しべの下に柱頭が見えています。

これも曲がった雌しべが見えている。

これはもうハッキリ、子房も見えているし雄花と言うより短花柱花と言った方がよさそう、こちらの方が長花柱花より雄しべの長短がハッキリしているような。

右側のは短い雌しべが見えていますが左のは見えていない、たんに確認できないだけなのか実際無いのか、雌しべがない完全な雄花というのがあるんでしょうか。

花序茎に毛、腺毛のようです。

ツユクサ科ヤブミョウガ属
(8月4日撮影)

花は盛大に咲いていますが蜘蛛の巣も盛大にはっている。

これは長い花柱を持つ両性花。

こちらもそう、雄しべは6本ですが長短があるんでしょうか。

平尾台で見つけたのは雄花の短い花柱が撮れなかったのでこちらで探してみました、これはハッキリ短い花柱、やはり雄しべに長短がある。

これはなさそうに見えますがよく見ると短い雄しべの下に柱頭が見えています。

これも曲がった雌しべが見えている。

これはもうハッキリ、子房も見えているし雄花と言うより短花柱花と言った方がよさそう、こちらの方が長花柱花より雄しべの長短がハッキリしているような。

右側のは短い雌しべが見えていますが左のは見えていない、たんに確認できないだけなのか実際無いのか、雌しべがない完全な雄花というのがあるんでしょうか。

花序茎に毛、腺毛のようです。

ツユクサ科ヤブミョウガ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
14
野生のミョウガは結構見かけますが花を咲かすことが少ない、探すのも時間がかかるのでパスしようかとも思いましたが1か所くらい探してみようと思ってミョウガの薮の中に突っ込んでみたらいきなり花に出会えてラッキー

半透明の花が好み、朝9時半の撮影だけどこれはまだ上唇が立っていません、咲いたばかりでしょうか。

別の花、大きく広がっているのが唇弁で左右に小さな側裂片があります、唇弁の下に小さく突き出ているのや上の大きなのが花冠。

ここは幾つも花を咲かせていました、ミョウガを撮っていると藪蚊に悩まされるがここでは全くいなくて助かった。

下から見上げた花冠や唇弁の様子、半透明感がなんとも言えず美しい。

上側の花冠は特に透明感があります、前に突き出ている黄色いのは葯隔、その下に唐墨のように見えているのが葯。

食用になるのが苞、一つの苞から幾つかの花を咲かせるが1日花です、これは前の日に咲いていたのかな。

ショウガ科ショウガ属
(8月4日撮影)

半透明の花が好み、朝9時半の撮影だけどこれはまだ上唇が立っていません、咲いたばかりでしょうか。

別の花、大きく広がっているのが唇弁で左右に小さな側裂片があります、唇弁の下に小さく突き出ているのや上の大きなのが花冠。

ここは幾つも花を咲かせていました、ミョウガを撮っていると藪蚊に悩まされるがここでは全くいなくて助かった。

下から見上げた花冠や唇弁の様子、半透明感がなんとも言えず美しい。

上側の花冠は特に透明感があります、前に突き出ている黄色いのは葯隔、その下に唐墨のように見えているのが葯。

食用になるのが苞、一つの苞から幾つかの花を咲かせるが1日花です、これは前の日に咲いていたのかな。

ショウガ科ショウガ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
13
秋吉台では3,4ヶ所で見ているヤマニガナ、でも最近はもっぱらここだけ、これだけを目的に見に行くのは厳しいけど他の花の序でがあるからな。

これは随分花つきがいいなと思っていたら2株が重なっていた。

この時期ニガナもハナニガナも咲いてないしアキノノゲシはまだだしちょうど端境期に咲いています。

舌状花だけの花、7-13枚、細いのは蕊が花弁化したもののようです、もう果実もなっていますがこちらは冬ネタ。

葯筒から花粉まみれの2裂した柱頭が出ている、冠毛も見えています。

真横から、花粉まみれの様子、ピントが合う範囲がほんと狭い。

総苞は細長い円筒状、花後には3枚目のように下部が膨らみます。

下の方の葉は裂ける、裂けるというよりもう十字形。

これもスマホで撮ってみました、花に光が当たり背景が暗く非常にデジカメにとっては苦手な場面、スマホでもやはりそう。

このアングルだとまず問題なし、舌状花が6枚とシンプル、これくらいの方が好み。

更に拡大するとドット荒れが目立つな、どうせスマホに保存することはないから画像サイズを上げてみるかな。

これはややアンダー気味。

木漏れ日がチラチラ当たっていて時間を開けずに撮っても露出オーバーになることもあります、この2枚は画像操作せずそのまま。

キク科アキノノゲシ属
(8月4日撮影)

これは随分花つきがいいなと思っていたら2株が重なっていた。

この時期ニガナもハナニガナも咲いてないしアキノノゲシはまだだしちょうど端境期に咲いています。

舌状花だけの花、7-13枚、細いのは蕊が花弁化したもののようです、もう果実もなっていますがこちらは冬ネタ。

葯筒から花粉まみれの2裂した柱頭が出ている、冠毛も見えています。

真横から、花粉まみれの様子、ピントが合う範囲がほんと狭い。

総苞は細長い円筒状、花後には3枚目のように下部が膨らみます。

下の方の葉は裂ける、裂けるというよりもう十字形。

これもスマホで撮ってみました、花に光が当たり背景が暗く非常にデジカメにとっては苦手な場面、スマホでもやはりそう。

このアングルだとまず問題なし、舌状花が6枚とシンプル、これくらいの方が好み。

更に拡大するとドット荒れが目立つな、どうせスマホに保存することはないから画像サイズを上げてみるかな。

これはややアンダー気味。

木漏れ日がチラチラ当たっていて時間を開けずに撮っても露出オーバーになることもあります、この2枚は画像操作せずそのまま。

キク科アキノノゲシ属
(8月4日撮影)
2023.
08.
13
葉が下部に集中するヌスビトハギの変種、ヤブハギ、平尾台では見かけてない(無い?)のでこちらで撮ってみました、考えてみれば秋吉台でも見かけているのはこのコースだけかな。

ピントがあってませんがヌスビトハギだと花序の下の方に葉がありますがこちらは見られません。

花自体はヌスビトハギと変わり無し。

ピンク色の翼弁が目立ちます、竜骨弁は小さい、茎や花柄に毛が生ええいてケヤブハギかもしれないがはっきりした境界は無いような気がします。

ぶれましたが蕊が出えいるのがわかります。

こちらは葉が下部に集中し茎が立ち上がっているのがわかります。

花は終わり全て果実になっていました。

マメ科ヌスビトハギ属
(8月4日撮影)

ピントがあってませんがヌスビトハギだと花序の下の方に葉がありますがこちらは見られません。

花自体はヌスビトハギと変わり無し。

ピンク色の翼弁が目立ちます、竜骨弁は小さい、茎や花柄に毛が生ええいてケヤブハギかもしれないがはっきりした境界は無いような気がします。

ぶれましたが蕊が出えいるのがわかります。

こちらは葉が下部に集中し茎が立ち上がっているのがわかります。

花は終わり全て果実になっていました。

マメ科ヌスビトハギ属
(8月4日撮影)