2022.
03.
07
同じ日秋吉台のセリバオウレンも見てきました。

こちらも前の場所と同じような状態、以前と比べて少ないような気がしました。

ここも木漏れ日が当たっているのを撮影、茎先端に3つ花をつける。

これは雄花

中央に赤くなっているのがありました、雌しべの痕跡でしょうか、葯から花粉が出ているのが分かります。

こちらもお蕊がピンク色のがありました、ちょうどよい光の当たり具合。

ここは雄花が多く両性花を見つけたのはこれだけでした。

雌しべの数は少ない。

2回3出複葉、コセリバオウレンは3回3出。

キンポウゲ科オウレン属
(2月25日撮影)

こちらも前の場所と同じような状態、以前と比べて少ないような気がしました。

ここも木漏れ日が当たっているのを撮影、茎先端に3つ花をつける。

これは雄花

中央に赤くなっているのがありました、雌しべの痕跡でしょうか、葯から花粉が出ているのが分かります。

こちらもお蕊がピンク色のがありました、ちょうどよい光の当たり具合。

ここは雄花が多く両性花を見つけたのはこれだけでした。

雌しべの数は少ない。

2回3出複葉、コセリバオウレンは3回3出。

キンポウゲ科オウレン属
(2月25日撮影)
2022.
02.
11
溜池脇に群生していたミズユキノシタ、ここは初めて花を見つけたのと同じ溜池なのであってもおかしくないけど位置的には水面を挟んだ反対の場所、前の場所はまず行くことはなかったですがこちらは時々通っている、気が付かなかったのか今まで生えてなかったのか。

子房が少し膨らんできています。

こちらはもっと膨らんでいて未熟な果実を言える状態、でも熟したのは見つからず。

葉の裏の赤さが印象的でした、この後もう一度来た時は全く見当たらず、どうしたんだろ。

アカバナ科チョウジタデ属
(9月12日撮影)

子房が少し膨らんできています。

こちらはもっと膨らんでいて未熟な果実を言える状態、でも熟したのは見つからず。

葉の裏の赤さが印象的でした、この後もう一度来た時は全く見当たらず、どうしたんだろ。

アカバナ科チョウジタデ属
(9月12日撮影)
2021.
12.
27
溜池脇だけど多分植栽のヒイラギ、芳香が漂っていました。

モクセイ科らしい花

4枚の花弁が反り返る、ヒイラギモクセイは反り返らない。

雌雄異株で雄花と両性花があるようですがこれは両性花でしょうか。

ヒイラギと言えばやはり棘のような鋸歯のある葉、若い葉には目立ちますが老木になるとなくなり全縁になるそうです。

でもここでは両者が混在、右側のはとても老木とは思えませんが鋸歯がなく全縁になっています。

モクセイ科モクセイ属
(12月15日撮影)

モクセイ科らしい花

4枚の花弁が反り返る、ヒイラギモクセイは反り返らない。

雌雄異株で雄花と両性花があるようですがこれは両性花でしょうか。

ヒイラギと言えばやはり棘のような鋸歯のある葉、若い葉には目立ちますが老木になるとなくなり全縁になるそうです。

でもここでは両者が混在、右側のはとても老木とは思えませんが鋸歯がなく全縁になっています。

モクセイ科モクセイ属
(12月15日撮影)
2021.
11.
20
まだ綺麗に咲いていたシロヨメナ

咲き始めた花は柱頭の筒状花が緑色をしています、まだ蕾もありもう暫く楽しめそうです。

筒状花が開いてくると黄色くなり球状に盛り上がってきます、舌状花は垂れ下がってくるのかな。

筒状花の開いていない花は舌状花の雌しべが目立ちます。

こんなに撮りやすい舌状花の雌しべもないかも、冠毛も見えている。

先端が5裂した筒状花、筒状花の様子はどのシオン属も変わりないですね。

総苞は円筒状、総苞片は3列。

林道や林縁など半日陰に生えることが多いので台地上ではあまり見かけませんがこれは日陰のない山道沿いに咲いています。

キク科シオン属
(11月12日撮影)

咲き始めた花は柱頭の筒状花が緑色をしています、まだ蕾もありもう暫く楽しめそうです。

筒状花が開いてくると黄色くなり球状に盛り上がってきます、舌状花は垂れ下がってくるのかな。

筒状花の開いていない花は舌状花の雌しべが目立ちます。

こんなに撮りやすい舌状花の雌しべもないかも、冠毛も見えている。

先端が5裂した筒状花、筒状花の様子はどのシオン属も変わりないですね。

総苞は円筒状、総苞片は3列。

林道や林縁など半日陰に生えることが多いので台地上ではあまり見かけませんがこれは日陰のない山道沿いに咲いています。

キク科シオン属
(11月12日撮影)
2021.
11.
19
まだ綺麗に咲いていたシラヤマギク、野菊の中では最初に咲き始め最後まで咲いているなど花期が長い。

これはシラヤマギクにしては舌状花が幅広でした。

まだ筒状花は開いていないが舌状花の雌しべが伸びています、冠毛が見えているようだ。

筒状花が開いて葯筒が伸びてきています、こちらの柱頭はやはり指を摘んだような形、舌状花の雌しべは黒くなり始めている。

ほぼ全ての筒状花が開いた状態。

これは花の終わりの頃、筒状花は褐色と言うか枯れたような色になっています。

筒状花はもう終わりでしょうが舌状花はまだ白くきれいなままです。

総苞はやや太めの円筒状、総苞片は3列、一番内側は不透明な膜質になっています。

キク科シオン属
(11月12日撮影)

これはシラヤマギクにしては舌状花が幅広でした。

まだ筒状花は開いていないが舌状花の雌しべが伸びています、冠毛が見えているようだ。

筒状花が開いて葯筒が伸びてきています、こちらの柱頭はやはり指を摘んだような形、舌状花の雌しべは黒くなり始めている。

ほぼ全ての筒状花が開いた状態。

これは花の終わりの頃、筒状花は褐色と言うか枯れたような色になっています。

筒状花はもう終わりでしょうが舌状花はまだ白くきれいなままです。

総苞はやや太めの円筒状、総苞片は3列、一番内側は不透明な膜質になっています。

キク科シオン属
(11月12日撮影)
2021.
11.
18
今年は野菊はあまり撮ってなかった、最後の日くらいと思って撮ってみました、まだ多く咲いていたし。
田んぼ周辺で咲いているのは大抵ヨメナ、これは田んぼ側の用水路脇に咲いていました。

午前10時頃の撮影、晴天の朝だったので朝露が降りていました。

朝露が綺麗、ビッシリなら困るけどこの程度ならまずまず、筒状花はまだほとんど開いていませんが筒状花の雌しべは伸びています。

2裂した柱頭、中央のは水滴が付いてレンズの効果で大きく見えています。

別の花では葯筒が伸びていました、かだ花柱は出ていない。

総苞は浅い鐘形、先端が赤褐色になることも多い。

冠毛は0.5mm以下、殆ど見えません、オオユウガギクは1mm前後で長さが不揃い、ノコンギクは長冠毛です。

まだ筒状花が残っているのがありました、冠毛にも朝露が降りて冠毛がよく見えない。

雲の殆どない青空だったので当然青空バック。

こちらも田んぼのすぐ脇に咲いていたヨメナ、咲いてから暫く経っているようです。

それでも筒状花はまだ全部は開いていない。

舌状花と筒状花の柱頭の違い、筒状花のは開いていません。

こちらも青空バック。

更に別の場所、田んぼ脇の斜面草むらに多く咲いていました。

まだ咲き始めたばかりのもありました、舌状花がまだ十分開いておらず色も濃い。

大きな朝露を撮ってみました、背後の舌状花にはピントが合ってないが水滴の中ではピッタリあってます。朝露の中に背後の朝露まで写っている。

キク科シオン属
(11月12日撮影)
田んぼ周辺で咲いているのは大抵ヨメナ、これは田んぼ側の用水路脇に咲いていました。

午前10時頃の撮影、晴天の朝だったので朝露が降りていました。

朝露が綺麗、ビッシリなら困るけどこの程度ならまずまず、筒状花はまだほとんど開いていませんが筒状花の雌しべは伸びています。

2裂した柱頭、中央のは水滴が付いてレンズの効果で大きく見えています。

別の花では葯筒が伸びていました、かだ花柱は出ていない。

総苞は浅い鐘形、先端が赤褐色になることも多い。

冠毛は0.5mm以下、殆ど見えません、オオユウガギクは1mm前後で長さが不揃い、ノコンギクは長冠毛です。

まだ筒状花が残っているのがありました、冠毛にも朝露が降りて冠毛がよく見えない。

雲の殆どない青空だったので当然青空バック。

こちらも田んぼのすぐ脇に咲いていたヨメナ、咲いてから暫く経っているようです。

それでも筒状花はまだ全部は開いていない。

舌状花と筒状花の柱頭の違い、筒状花のは開いていません。

こちらも青空バック。

更に別の場所、田んぼ脇の斜面草むらに多く咲いていました。

まだ咲き始めたばかりのもありました、舌状花がまだ十分開いておらず色も濃い。

大きな朝露を撮ってみました、背後の舌状花にはピントが合ってないが水滴の中ではピッタリあってます。朝露の中に背後の朝露まで写っている。

キク科シオン属
(11月12日撮影)
2021.
11.
17
晩秋の野山で遅くまで咲いているアキノキリンソウ、今年は数は平年並みでしたが1m位あるような背の高い株を全く見かけませんでした。

これで高さ30cm程、枝分かれしていますがしていないのも多いです。

少ない舌状花、少ない筒状花、全体のイメージは同属のセイタカアワダチソウとちょっと違いますが個々の花を見るとやはり似ています。

葯筒から出てきた柱頭、指を摘んだようで細長いリング状になりあまり開くことはないようです。

左下に見えているのが舌状花の雌しべ、筒状花のと比べてホッソリしています。

これは舌状花の雌しべのようです、葯筒が外れて下に落ちている。

柱頭がハッキリT字型に開いているのもありました、初めて見たかな、柱頭に細かな毛が生えている。

そろそろ終わり頃の花、筒状花も舌状花も雌しべが茶色くなっている、上の花では花弁も白くなり始めている。

総苞片は4,5裂、、付け根に見えているやや大きな葉は苞葉なんでしょうか。

頭花の並びが印象的だったので撮ってみました、まるで何かの印のように見えるけど全く意味がないものに意味づけしたくなるのも人間の性。

他の野草もそうですが山道と藪の境目辺りに咲くことが多い。

キク科アキノキリンソウ属
(11月12日撮影)

これで高さ30cm程、枝分かれしていますがしていないのも多いです。

少ない舌状花、少ない筒状花、全体のイメージは同属のセイタカアワダチソウとちょっと違いますが個々の花を見るとやはり似ています。

葯筒から出てきた柱頭、指を摘んだようで細長いリング状になりあまり開くことはないようです。

左下に見えているのが舌状花の雌しべ、筒状花のと比べてホッソリしています。

これは舌状花の雌しべのようです、葯筒が外れて下に落ちている。

柱頭がハッキリT字型に開いているのもありました、初めて見たかな、柱頭に細かな毛が生えている。

そろそろ終わり頃の花、筒状花も舌状花も雌しべが茶色くなっている、上の花では花弁も白くなり始めている。

総苞片は4,5裂、、付け根に見えているやや大きな葉は苞葉なんでしょうか。

頭花の並びが印象的だったので撮ってみました、まるで何かの印のように見えるけど全く意味がないものに意味づけしたくなるのも人間の性。

他の野草もそうですが山道と藪の境目辺りに咲くことが多い。

キク科アキノキリンソウ属
(11月12日撮影)
2021.
11.
16
林の中の山道沿いに咲いていたシロダモ、樹木の花としては最後発組です。

雌雄異株でこれは雄株、普通なら雄花は密生するんですがこれは数が少なかった、樹木自体それ程小さいわけでもなかったんですが。

こちらは更に疎ら、でもこの方が個々の花を撮りやすい。

長く伸びた雄しべ、6本ありますが中央の2本はやや短いような、黄色い塊のようなのは腺体、中央に白く見えているのは柱頭、雄花なので機能はしていません。

葯はすっかり開いて花粉を放出し終わっています、柱頭は黒くなっている、腺体はまるで脂肪の塊。

こちらは別の場所、花を密生させているので雄株かと思いましたが

近寄ってみると赤い実がなっています、雌株でした。

赤い実は去年の花から出来たもの、そこから本年枝が伸びて今年の花を咲かせます、雌花は普通疎らなのですがこれは随分密生しています。

4枚の花被片、こちらにも黄色い線街があります、6本の仮雄しべ、仮と言うより痕跡ですね、柱頭は黒くなっていてそろそろ花の終わりのようです。

柱頭がまだ白いのもありました、裂けているのがなんとか分かるかな。

クスノキ科シロダモ属
(11月12日撮影)

雌雄異株でこれは雄株、普通なら雄花は密生するんですがこれは数が少なかった、樹木自体それ程小さいわけでもなかったんですが。

こちらは更に疎ら、でもこの方が個々の花を撮りやすい。

長く伸びた雄しべ、6本ありますが中央の2本はやや短いような、黄色い塊のようなのは腺体、中央に白く見えているのは柱頭、雄花なので機能はしていません。

葯はすっかり開いて花粉を放出し終わっています、柱頭は黒くなっている、腺体はまるで脂肪の塊。

こちらは別の場所、花を密生させているので雄株かと思いましたが

近寄ってみると赤い実がなっています、雌株でした。

赤い実は去年の花から出来たもの、そこから本年枝が伸びて今年の花を咲かせます、雌花は普通疎らなのですがこれは随分密生しています。

4枚の花被片、こちらにも黄色い線街があります、6本の仮雄しべ、仮と言うより痕跡ですね、柱頭は黒くなっていてそろそろ花の終わりのようです。

柱頭がまだ白いのもありました、裂けているのがなんとか分かるかな。

クスノキ科シロダモ属
(11月12日撮影)
2021.
11.
10
カヤツリグサ科の代表カヤツリグサはまだ撮ってなかった、更に良く似たショクヨウガヤツリと言うのが人知れず冷えているそうで特に根拠はなく撮ってみましたがどちらでもなくコゴメガヤツリでした、これも初めて、カヤツリグサより多いそうです。長く見えているのは苞葉、これは3枚ありその内2枚が花序より長い。

小穂があまり開出しないのでカヤツリグサと区別できる。

名前の通り小穂は稲穂のよう。

鱗片の芒は突出しない。

蕊はもう見られず果実期のようでした、果実を撮っておけばよかった。

茎の先端から花序を伸ばしているのがわかります、更にそのすぐ下から苞葉が伸びている。

茎は断面が三角形をしています。

カヤツリグサ科カヤツリグサ属
(10月30日撮影)

小穂があまり開出しないのでカヤツリグサと区別できる。

名前の通り小穂は稲穂のよう。

鱗片の芒は突出しない。

蕊はもう見られず果実期のようでした、果実を撮っておけばよかった。

茎の先端から花序を伸ばしているのがわかります、更にそのすぐ下から苞葉が伸びている。

茎は断面が三角形をしています。

カヤツリグサ科カヤツリグサ属
(10月30日撮影)
2021.
11.
09
黄色い花が咲いていたのでコウゾリナかと思いましたがアキノノゲシでした、これは葉が深裂しないホソバアキノノゲシ。

普通は淡黄色ですがこれは色が濃い、実物はもっと濃く感じたんですが。

近くにもっと多く花をつけているのもありました、こちらは葉が深裂する普通のタイプ。

、この辺りに花を咲かせているのが何株かありましたが皆このような色が濃いタイプでした。

左は蕾で円筒形、右のは花が閉じかけている状態、舌状花は散らず中央に集まっています、総苞基部が膨らみ始めている。

時間が経つと基部は球状に膨らんできています。

キク科アキノノゲシ属
(10月30日撮影)

普通は淡黄色ですがこれは色が濃い、実物はもっと濃く感じたんですが。

近くにもっと多く花をつけているのもありました、こちらは葉が深裂する普通のタイプ。

、この辺りに花を咲かせているのが何株かありましたが皆このような色が濃いタイプでした。

左は蕾で円筒形、右のは花が閉じかけている状態、舌状花は散らず中央に集まっています、総苞基部が膨らみ始めている。

時間が経つと基部は球状に膨らんできています。

キク科アキノノゲシ属
(10月30日撮影)