2020.
08.
28
道端の草むらに咲いていたウリ科の黄色い花

大きさ2cm程、どう見てもキュウリです。以前林道脇で見かけたのもそうだけどこの近くにはキュウリを植えている畑はないんですよ、どうやって種が運ばれたんだか。

雌雄同株異花でこれは雄花、花の下に膨らみがありますが雌花の子房は既にこの頃でも所謂キュウリの形をしています、雌花は見つからなかった。

葉腋に蕾がありますがこれも多分雄花、中央のが茎で左が葉柄、茎の棘もすごいけど葉柄のは密生状態、でも固くないのでそれ程痛くはありません。右に伸びているのは多分先端が巻鬚になる茎。

掴む相手がいないのに丸まって円筒状になっています。

葉は広卵形、小さな棘状の鋸歯がある。

主脈裏に毛が生えている。

ウリ科キュウリ属
(8月16日撮影)

大きさ2cm程、どう見てもキュウリです。以前林道脇で見かけたのもそうだけどこの近くにはキュウリを植えている畑はないんですよ、どうやって種が運ばれたんだか。

雌雄同株異花でこれは雄花、花の下に膨らみがありますが雌花の子房は既にこの頃でも所謂キュウリの形をしています、雌花は見つからなかった。

葉腋に蕾がありますがこれも多分雄花、中央のが茎で左が葉柄、茎の棘もすごいけど葉柄のは密生状態、でも固くないのでそれ程痛くはありません。右に伸びているのは多分先端が巻鬚になる茎。

掴む相手がいないのに丸まって円筒状になっています。

葉は広卵形、小さな棘状の鋸歯がある。

主脈裏に毛が生えている。

ウリ科キュウリ属
(8月16日撮影)
2020.
08.
12
空き地に咲いている黄色い花、どうやらキンシウリのようなので撮り直してみました、ウリと名がついていますがかぼちゃの仲間です。ここは多分家庭菜園だったんでしょうが私が来始めた頃から既に畑の状態ではなく時折草刈りされる程度ですがこれは毎年花を咲かせています。

雌雄異花でこれは雄花、右上に雑巾絞りになった花後があります。

当然子房の膨らみはありません、花柄に毛、線形の萼片が伸びている。

花弁カット、花糸は合着しているんでしょうか、葯も中央に集まっています。

こちらは雌花、雌花の方が早く閉じるような気がします、これは8時頃の撮影ですが午前中だと開いているのはまず雄花だけです。

こちらも花弁をかっとしてみました。

大きな子房があります、萼片は雄花より短そうな。

6裂した柱頭、細かな突起が生えている。

太い花柱、こちらも合着しているようです、まるでキノコ、周囲にリング状の突起が囲んでいますが副花冠のようなものでしょうか。

この葉は5中裂していますが殆ど裂けてないのもあるなど様々です。

果実がなっていました、どう見てもウリだけどカボチャの形も多種多様です。

ウリ科カボチャ属
(7月26日撮影)

雌雄異花でこれは雄花、右上に雑巾絞りになった花後があります。

当然子房の膨らみはありません、花柄に毛、線形の萼片が伸びている。

花弁カット、花糸は合着しているんでしょうか、葯も中央に集まっています。

こちらは雌花、雌花の方が早く閉じるような気がします、これは8時頃の撮影ですが午前中だと開いているのはまず雄花だけです。

こちらも花弁をかっとしてみました。

大きな子房があります、萼片は雄花より短そうな。

6裂した柱頭、細かな突起が生えている。

太い花柱、こちらも合着しているようです、まるでキノコ、周囲にリング状の突起が囲んでいますが副花冠のようなものでしょうか。

この葉は5中裂していますが殆ど裂けてないのもあるなど様々です。

果実がなっていました、どう見てもウリだけどカボチャの形も多種多様です。

ウリ科カボチャ属
(7月26日撮影)
2019.
08.
31
これも家庭菜園のトウガラシ、花はまだ撮ってなかったしなんたって名前が分かりやすいので撮ってみました。果実は上向きになるんですね。

下向きに咲く花、花弁は白いんですね。

蕊を見るといかにもナス科。

葯が灰色とちと不気味。

葯の中から花柱が突き出ている、柱頭は僅かに膨らみ緑色。

花は雄しべを道連れに丸ごと落花、この方が撮りやすいのですが雌しべがついてないのが難点。

ナス科トウガラシ属
(8月22日撮影)

下向きに咲く花、花弁は白いんですね。

蕊を見るといかにもナス科。

葯が灰色とちと不気味。

葯の中から花柱が突き出ている、柱頭は僅かに膨らみ緑色。

花は雄しべを道連れに丸ごと落花、この方が撮りやすいのですが雌しべがついてないのが難点。

ナス科トウガラシ属
(8月22日撮影)
2019.
08.
31
家庭菜園に植えられていたオクラ、ニガウリを撮ったので序に撮影。

観賞用としても十分たえられる花、でも夜から早朝にかけて開花、昼ころには萎むそうだ、これは12時過ぎの撮影だがまだ十分綺麗だった。花弁は5枚で全体が5角形をしている。

雄しべと雌しべが一体化、5本の雄しべが合着し花糸由来の筒に多数の葯がつく、花柱は筒を貫通し柱頭だけが出てくる。

柱頭は5裂、なので果実も5室からなる。これは見たことがある人も多いだろ。花粉が一粒一粒見えるくらいだから結構大きい。

萼片は5枚だがこれも合着して1枚になっているそうだ、基部に線状に見えているのは副萼片。

副萼片に毛が生えている。

葉は3裂だが側裂片が切れ込んで5裂しているように見える。これは葉脈が随分赤いがアントシアニンの色だそうです。

裏側、葉脈がまるで血管のように浮き出ている。

同じ場所に葉も茎も赤くないのがありました。品種の違いか色素の量の違いか。

果実は上向きになる、これも赤い、こういう品種もあるようです。

果実表面に毛が密生、さすがに種子まで見るわけにはいかず(汗)。

アオイ科トロロアオイ属
(8月16日撮影)

観賞用としても十分たえられる花、でも夜から早朝にかけて開花、昼ころには萎むそうだ、これは12時過ぎの撮影だがまだ十分綺麗だった。花弁は5枚で全体が5角形をしている。

雄しべと雌しべが一体化、5本の雄しべが合着し花糸由来の筒に多数の葯がつく、花柱は筒を貫通し柱頭だけが出てくる。

柱頭は5裂、なので果実も5室からなる。これは見たことがある人も多いだろ。花粉が一粒一粒見えるくらいだから結構大きい。

萼片は5枚だがこれも合着して1枚になっているそうだ、基部に線状に見えているのは副萼片。

副萼片に毛が生えている。

葉は3裂だが側裂片が切れ込んで5裂しているように見える。これは葉脈が随分赤いがアントシアニンの色だそうです。

裏側、葉脈がまるで血管のように浮き出ている。

同じ場所に葉も茎も赤くないのがありました。品種の違いか色素の量の違いか。

果実は上向きになる、これも赤い、こういう品種もあるようです。

果実表面に毛が密生、さすがに種子まで見るわけにはいかず(汗)。

アオイ科トロロアオイ属
(8月16日撮影)
2019.
08.
31
擁壁を這い登って逃亡中のニガウリ(笑)、擁壁上から撮っています。

既に擁壁上にも大きく広がっていた。

雌雄異花でこれは雄花、雄花に比べて雌花は少なく10,20分の1くらいしかないとか。

白い花糸に黄色い葯、葯の形もちょっと変わっている。

雄花なので子房の膨らみはない、萼片の下部に見えているのは何でしょう、苞なのかな。果実に見られるようないぼ状の突起がある。

葉は対生し卵形~円形、5-7深裂する。

前のは葉先が丸かったですがこちらは尖っている。

雌花は見つかりませんでしたが既に果実がなっていた、これで15cmくらい。熟したのを見てみたい、種子が赤いそうだ。

ウリ科ニガウリ属
(8月16日撮影)

既に擁壁上にも大きく広がっていた。

雌雄異花でこれは雄花、雄花に比べて雌花は少なく10,20分の1くらいしかないとか。

白い花糸に黄色い葯、葯の形もちょっと変わっている。

雄花なので子房の膨らみはない、萼片の下部に見えているのは何でしょう、苞なのかな。果実に見られるようないぼ状の突起がある。

葉は対生し卵形~円形、5-7深裂する。

前のは葉先が丸かったですがこちらは尖っている。

雌花は見つかりませんでしたが既に果実がなっていた、これで15cmくらい。熟したのを見てみたい、種子が赤いそうだ。

ウリ科ニガウリ属
(8月16日撮影)
2019.
07.
04
空き地に咲いていたこれ、てっきり野良カボチャだと思ったのですが

雌雄異花でこれは雄花

円筒形の雄しべ、如何にも花粉が出ていそう。蟻が来ているので蜜が出ているのかな。

花冠内部に粗いオレンジ色の毛が生えている、蟻にとってはそれ程邪魔にはなりそうにない。

子房の膨らみがないので雄花確定

こちらは雌花、蕊の形が違います。

柱頭は6つかな、毛が密生している。

子房の膨らみがあるので雌花確定、はいいのですが

カボチャにしては細長い、マクワウリかなと思ったのですがカボチャも色んな種類があり細長いのもありそう、で調べてみるとソウメンウリかなと思いました。ウリと名がついているがかぼちゃの仲間、色も白くウリによく似ています。別名素麺南瓜、糸南瓜、正式名はキンシウリ(金糸瓜)と言うようです。どちらにしろ果実を確認してみたい。マクワウリと思ったのもこの近くなのでひょっとしたらソウメンウリかもしれない。
(追記)更にソウメンカボチャと云うのも知りました、これかも。後日来てみたら白く大きなウリのようなのが出来ていました。ソウメンカボチャもウリのような形をしている。もう所有者に聞かないとわからないな。

葉の形も品種に依ってだいぶ違うようです、1枚目の写真を見ても円形のから裂け目があるのまで色々。

葉の裏に脈状に毛が生えている。

茎にも毛、長毛と短毛が混じっている、棘に変化した毛もあるようです。

ウリ科カボチャ属
(6月28日撮影)

雌雄異花でこれは雄花

円筒形の雄しべ、如何にも花粉が出ていそう。蟻が来ているので蜜が出ているのかな。

花冠内部に粗いオレンジ色の毛が生えている、蟻にとってはそれ程邪魔にはなりそうにない。

子房の膨らみがないので雄花確定

こちらは雌花、蕊の形が違います。

柱頭は6つかな、毛が密生している。

子房の膨らみがあるので雌花確定、はいいのですが

カボチャにしては細長い、マクワウリかなと思ったのですがカボチャも色んな種類があり細長いのもありそう、で調べてみるとソウメンウリかなと思いました。ウリと名がついているがかぼちゃの仲間、色も白くウリによく似ています。別名素麺南瓜、糸南瓜、正式名はキンシウリ(金糸瓜)と言うようです。どちらにしろ果実を確認してみたい。マクワウリと思ったのもこの近くなのでひょっとしたらソウメンウリかもしれない。
(追記)更にソウメンカボチャと云うのも知りました、これかも。後日来てみたら白く大きなウリのようなのが出来ていました。ソウメンカボチャもウリのような形をしている。もう所有者に聞かないとわからないな。

葉の形も品種に依ってだいぶ違うようです、1枚目の写真を見ても円形のから裂け目があるのまで色々。

葉の裏に脈状に毛が生えている。

茎にも毛、長毛と短毛が混じっている、棘に変化した毛もあるようです。

ウリ科カボチャ属
(6月28日撮影)
2019.
06.
29
空き地に生えていた大きなネギ坊主、ニンニクでしょうね。今は荒れ地だけどここは多分家庭菜園的な畑だった場所かな、その頃植えていたんでしょうか。

球状花序は握り拳くらいの大きさ。

花序の下に膜状の苞。

以前見たニンニク畑のは花が殆ど開いてなかったですがこれは開いていた、でも蕾も多く全部開くんでしょうか。

6枚の花被片、6本の雄しべ、子房から短い花柱が出ている。白い糸状のは花被片が枯れたのかと思っていましたが花糸の両肩の咲きが糸状に長く伸びたものだそうです。

雄しべは基部が広いのと狭いのが交互にあるそうで広い方の花糸から糸状突起が出ているそうです。正面のが狭い花糸で右側のが広い花糸でしょうか。

花被片を取ってみました、子房に白い突起が出ていますが蜜線だそうです。花被片外側にも突起状の毛が生えている。

一応葉も撮ってみました、周りは雑草だらけ。

こちらは別のニンニク畑、花を咲かせていますが全部が全部咲いているわけではない。積まれて捨てられている花も多かった。

ヒガンバナ科ネギ属
(6月17日撮影)

球状花序は握り拳くらいの大きさ。

花序の下に膜状の苞。

以前見たニンニク畑のは花が殆ど開いてなかったですがこれは開いていた、でも蕾も多く全部開くんでしょうか。

6枚の花被片、6本の雄しべ、子房から短い花柱が出ている。白い糸状のは花被片が枯れたのかと思っていましたが花糸の両肩の咲きが糸状に長く伸びたものだそうです。

雄しべは基部が広いのと狭いのが交互にあるそうで広い方の花糸から糸状突起が出ているそうです。正面のが狭い花糸で右側のが広い花糸でしょうか。

花被片を取ってみました、子房に白い突起が出ていますが蜜線だそうです。花被片外側にも突起状の毛が生えている。

一応葉も撮ってみました、周りは雑草だらけ。

こちらは別のニンニク畑、花を咲かせていますが全部が全部咲いているわけではない。積まれて捨てられている花も多かった。

ヒガンバナ科ネギ属
(6月17日撮影)
2019.
05.
21
何も植えられてなかった畑に咲いていた白い花、ダイコンです。

真っ白な花

観賞用として植えられてもよさそうだけどやはり大根の名からくるイメージが悪いかな。

雄しべが4本みえているが雌しべは見えていない。

こちらは6本、やはり雌しべは見えていない。

雌しべが見えているのがありました。雄しべは萎れているし花の終わりの頃で子房が伸びてきたかな。

ダイコンの証拠であることを撮らなくちゃ、でも普通に見られる青首大根ではなさそう、栽培種だけで100種以上あるそうで流石にそこまでは無理。

アブラナ科ダイコン属
(4月12日撮影)

真っ白な花

観賞用として植えられてもよさそうだけどやはり大根の名からくるイメージが悪いかな。

雄しべが4本みえているが雌しべは見えていない。

こちらは6本、やはり雌しべは見えていない。

雌しべが見えているのがありました。雄しべは萎れているし花の終わりの頃で子房が伸びてきたかな。

ダイコンの証拠であることを撮らなくちゃ、でも普通に見られる青首大根ではなさそう、栽培種だけで100種以上あるそうで流石にそこまでは無理。

アブラナ科ダイコン属
(4月12日撮影)
2018.
06.
10
空き地に咲いていたコンニャクの花、初めてだけどすぐわかった。とは言え何故こんな場所に咲いている、見ての通り草刈りされた直後のようですが明らかにこれだけ意識して残しています。

これで高さ50cm程あったでしょうか、栽培物でも5,6年経たないと花を咲かせないそうだし花を咲かせると株は枯れてしまうそうです。今は完全に草地ですがかっては栽培していたんでしょうか、残り物が花を咲かせたかな。

サトイモ科らしい仏炎苞、臭い匂いがしていてハエが寄ってきていまいた。

仏炎苞はラッパ状に開き背後の舷部が反り返る。

大きな棍棒のような付属体、その下に花序

これは雄花序、その下に雌花序があるはずだがさすがに解剖するわけにもいかず。去年のサトイモの花と言い2年続けて珍しいものを見ることが出来ました。

サトイモ科コンニャク属
(5月24日撮影)

これで高さ50cm程あったでしょうか、栽培物でも5,6年経たないと花を咲かせないそうだし花を咲かせると株は枯れてしまうそうです。今は完全に草地ですがかっては栽培していたんでしょうか、残り物が花を咲かせたかな。

サトイモ科らしい仏炎苞、臭い匂いがしていてハエが寄ってきていまいた。

仏炎苞はラッパ状に開き背後の舷部が反り返る。

大きな棍棒のような付属体、その下に花序

これは雄花序、その下に雌花序があるはずだがさすがに解剖するわけにもいかず。去年のサトイモの花と言い2年続けて珍しいものを見ることが出来ました。

サトイモ科コンニャク属
(5月24日撮影)
2018.
05.
07
家庭用の畑に植えられたダイコンが盛大に花を咲かせていた、後方は以前アップしたハクサイの花、もう完全に菜の花状態です。

放置されたダイコンに花が咲いているのを見たことはありますがここまで盛大に花を咲かせているのは見たことがない、ハクサイと共に種子を収穫するためでしょうか。でも種苗会社から買った種だったら種子を採取してもあまり意味がなさそうだけどね。

花は十字花で花弁が大きい、ハナダイコンやハマダイコンに似ています。

6本の雄しべ、葯が外側に反り返っている、柱頭は扁平。

萼筒は円筒状、萼片は反り返らないようだ。

羽状に裂けた葉、裂片は下部ほど小さくなる、やはり大根の葉ですね。

所謂大根本体を確認しなくては、やはりダイコンで間違いないようです。

アブラナ科ダイコン属
(4月13日撮影)

放置されたダイコンに花が咲いているのを見たことはありますがここまで盛大に花を咲かせているのは見たことがない、ハクサイと共に種子を収穫するためでしょうか。でも種苗会社から買った種だったら種子を採取してもあまり意味がなさそうだけどね。

花は十字花で花弁が大きい、ハナダイコンやハマダイコンに似ています。

6本の雄しべ、葯が外側に反り返っている、柱頭は扁平。

萼筒は円筒状、萼片は反り返らないようだ。

羽状に裂けた葉、裂片は下部ほど小さくなる、やはり大根の葉ですね。

所謂大根本体を確認しなくては、やはりダイコンで間違いないようです。

アブラナ科ダイコン属
(4月13日撮影)