2022. 11. 15  
まだきれいに咲いていたヒメヒゴタイ、多く咲いていたので果実だけ残っている株もありそうですが全く見かけず。
ヒメヒゴタイ

誰かが花を持ち帰るため茎の途中で折ったようです、するな!、でも頂部がなくなッたため普通は伸びない下の方の枝が伸びて花を咲かせています。
ヒメヒゴタイ

大平山と背比べ、平尾台には幾つも山がありますがこれが一番絵になると思う。
ヒメヒゴタイ

ホソバヤマハハコもまだきれいに咲いていた、これは一番最初に見つけた場所。
ホソバヤマハハコ

花は褐色になっていますが果実はまだ出来てなかった。
ホソバヤマハハコ

これは流石に驚いたキセワタ、さすがに遅すぎるだろ。
キセワタ

薄が原、日が当たっていればいいのですが曇り空でした。
薄が原

(11月4日撮影)
2022. 11. 15  
ムラサキセンブリは台地上のあちこちで見られましたがセンブリはここだけでした、ここも防火帯で草刈りされていましたが背が低くて無事だったんでしょうか。
センブリ

花は随分多く咲いていました。
センブリ

平尾台のセンブリは筋が目立つようなきがする、秋吉台で見たセンブリはこれ程はっきりせず白く見えました、ムラサキセンブリに比べて蜜腺溝は緑色でハッキリクッキリ。
センブリ

今年最後の蜜蜜写真かも(笑)
センブリ

葯の向きは内側から上向き、時間が経つとだんだん上向きになるんでしょうか。
センブリ

リンドウ科センブリ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 15  
平尾台にもシロバナムラサキセンブリがあると言うので探してみました、まずは最初に見つけたムラサキセンブリの群生地、多く咲いている中で色が薄いのがあります。
ムラサキセンブリ

いろはやや薄いけど普通にムラサキセンブリ
ムラサキセンブリ

センブリでも色が濃いのもありますがこちらは蜜腺溝が淡褐色。
ムラサキセンブリ

色の濃いのと薄いのが隣り合わせで咲いています。
ムラサキセンブリ

こちらは初めての場所、大群生していました。
ムラサキセンブリ

ここでも色が薄いのがありました、花弁がホッソリ、ちょっと露出オーバー
ムラサキセンブリ

これは地の色は白いが筋がハッキリ青い色
ムラサキセンブリ

これは全体がほぼ白っぽいですが
ムラサキセンブリ

色は薄いけどやはりムラサキシキブ、結局シロバナムラサキセンブリは見つからず、ムラサキセンブリでも結構濃淡の違いがわかっただけ。
ムラサキセンブリ

リンドウ科センブリ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 14  
枯れ草の中に咲いていたリンドウ、この日はもうあちこちで多く見かけました。
リンドウ

茎が横倒しになっていますが頂部に多くの花を咲かせています。
リンドウ

実はここは防火帯を造った場所、これだけを残したとも思えず偶々茎が横倒しになっていたため伐採を免れたのでしょうか。でも平尾台の防火帯はこの時期でも火を入れることがあるからな、実際この次の日はこのコースは通行止めになっていました。
リンドウ

花被片の斑紋には葉緑素があり光合成を行っているそうです、いうなればモバイル太陽光発電。
リンドウ

花冠は5裂ですが4裂のがありました、初めて見ました。
リンドウ

尾根筋に真っすぐ立って花を咲かせていました、背後の平野には古墳がたくさんあります、趣味の交代の象徴として撮ってみました。
リンドウ
(11月4日撮影)

後日秋吉台でも4裂を見つけました。
リンドウ

6裂のもありました、これも初めて、リンドウはそれ程好きな花ではなく数も多いので観察もおざなりになっていたのかもしれない。
リンドウ
(11月8日撮影)

リンドウ科リンドウ属
2022. 11. 14  
3度目のウメバチソウ群生地、コースの関係で通過せざるをえないんですが。まだ多く咲いていましたがもう花弁が落ちているのも多かった、同じ場所に群生していたセンブリは全く見ることが出来ませんでした。
ウメバチソウ

これもまたまた見かけたまとまって生えている株、こんなにまとまって生えているのはこれしかないのでお馴染みの子だとすぐわかります。
ウメバチソウ

青空バック、花弁はすっかり落ちていますが萼片の色の違いが出ています。
ウメバチソウ

花弁が落ちると仮雄しべが撮りやすい、赤くなった柱頭がなんとも艶めかしい。
ウメバチソウ

ビーズのような仮雄しべ、色にも変化があるようです、果実を保護する意味合いがあるんでしょうか、雌しべはごく短い花柱、柱頭は4裂、微突起があるようです。
ウメバチソウ

子房がかなり膨らんできました、毛が生えているようです。
ウメバチソウ

真上から見ると雄しべは萼片に沿っているのがわかります、仮雄しべはその間、元は普通の雄しべだったんでしょうが何がこんなに変化させたのか。
ウメバチソウ

ウメバチソウは花弁が変化しにくいですが4弁のがありました、雄しべも4本。
ウメバチソウ

もう一つ4弁、でもこれは雄しべが5本あります、左上に花弁の隙間があるからそこに花弁があったのかもしれない、隙間が小さいから正常な花弁とも思えず落ちたのかも。
ウメバチソウ

ニシキギ科ウメバチソウ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 13  
8月にこの辺りで蕾を見ていたのでもう咲いているだろうと来てみたらこの辺りに集中的に咲いていました。
ヤマラッキョウ

2度目だけど平尾台では初めてなのでアップ。
ヤマラッキョウ

ラッキョウより花序が密になるそうですが確かにそう見えます。
ヤマラッキョウ

中には疎らなのも、でも花柄は短そう。
ヤマラッキョウ

歯芽はないようです。
ヤマラッキョウ

葯はやはり熟し方が異なる。
ヤマラッキョウ

ヒガンバナ科ネギ属

(11月4日撮影)
2022. 11. 13  
この日の目標の一つシマカンギク、出発早々あっさり見つけました、と言ってもあまり人の来ない場所、別の花を探しに来て見つけました。
シマカンギク

大きさはちょっと小さく2cm程度しかなかった。
シマカンギク

まだ咲いたばかり、筒状花は全く開いてないが舌状花の雌しべが出ています、筒状花に何か粒子のようなのが付いていますが花粉ではないしなんでしょう。
シマカンギク

総苞片は縁が膜状になっている。
シマカンギク

遊歩道沿いにも咲いていました。
シマカンギク

これで2.5cm程、これくらいが普通。
シマカンギク

筒状花から出た2裂した柱頭、野菊の柱頭は殆ど開きませんがこちらは結構開いています。
シマカンギク

筒状花はまるで穴が開いているよう、間に舌状花の柱頭が見えている。
シマカンギク

葉は5中裂、僅かに毛が生えているか、やはり野菊とは全然違います。
シマカンギク

ヤクシソウほどではないけどあちこちで見かけました。
シマカンギク

花盛りの畑束状態、青空バックだけど後ろはイネ科の草ばかり。
シマカンギク

キク科キク属

(11月4日撮影)
2022. 11. 12  
平尾台では初めてのイヌセンブリ、生えているのは知っていましたがまさか見つかるとはね、ちょっぴり期待はしてましたが、ここでも数は少なく見つけにくい場所です、誰かが来たようで草をカットした跡がありました、福岡県の絶滅危惧種ⅠB類に指定
イヌセンブリ

秋吉台のより花が小さく感じました、毛の数も少ない、でも間違いなくイヌセンブリです、柱頭がぱっくり2裂しています。
イヌセンブリ

紫色の筋もハッキリ、これだけ見るとセンブリかムラサキセンブリと思いそう。
イヌセンブリ

毛が多いので見づらい花弁の蜜線も見えています、淡褐色でどちらかというとムラサキセンブリに似ています。
イヌセンブリ

蜜がタップリ出ています。
イヌセンブリ

これは子房がだいぶ膨らんできている。
イヌセンブリ

センブリより幅広い葉、生えている場所といい間違いなくイヌセンブリです。
イヌセンブリ

リンドウ科センブリ属

(11月4日撮影)
2022. 10. 28  
春以外いつ来ても果実がなっているようなヤマグリ、果実が小さいので一応野生の栗ヤマグリとしました。
ヤマグリ

果実の大きさは3,4cmと栽培の栗と較べてだいぶ小さい、熟し方が揃ってないのも野生の証拠でしょうか、別名シバグリ、実の小ささから名付けられたようです。
ヤマグリ

既に木についたままパックリ開いているのもあります、栽培種は木についているのはそれ程開かないようなきがする。
ヤマグリ

中にあるのは果実ではなく種子、普通3個入っていますがここで見た限り大きくなっているのは一つだけでした、栽培栗は3つとも大きくなることも多い。
ヤマグリ

これも中央のだけ大きくなり左右のは未熟、大きさは2cm程度でしょうか、手間を考えたら採る気にも慣れません。
ヤマグリ

先端にまだ花柱が残っています。
ヤマグリ

花がまだ咲いていた、もう春の開花からずっと咲いているのを見かけます。
ヤマグリ

蟻が来ているので蜜も出ているようです、花粉も出しているがさすがに雌花は見当たらなかった。
ヤマグリ

ブナ科クリ属

(10月15日撮影)
2022. 10. 28  
石灰岩の隙間に生えていたカラスノゴマ、こんなとこに生えていたのか、畑や道端などに生えると言うし秋吉台でもそういう場所に生えているので平尾台でもそんな場所を探したけど全然違っていた。
カラスノゴマ(果実)

この辺り2,3ヶ所で見られました、やはり石灰岩の隙間辺り。
カラスノゴマ(果実)

当然花は終わり、果実も葉も紅葉しています、ちょっと黒っぽく綺麗な紅葉ではなかった。
カラスノゴマ(果実)

まるで剣、残った萼片も鍔のように見えます、これが一番良く撮れたけど手前の葉が邪魔をした。
カラスノゴマ(果実)

果実表面に毛が生えています、星状毛だそうです、完熟すると軽く押しただけで2つに裂けますがこれはまだ固かった。
カラスノゴマ(果実)

アオイ科カラスノゴマ属

(10月15日撮影)
プロフィール

平家蟹

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  • 花盗人の花日記
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    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
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