2021.
04.
03
これはちょうど1年前撮った果実、まだ緑色だけどたくさんの果実をならせていました。

くびれがなく数珠状にならないのが特徴。

軽く抑えると鞘が裂けて種子が見えています。

大きさ1.5mm程、ゼリー状のエライオソームが付いている、色が不揃いなのはまだ十分熟してないせいでしょうか。

種子はやや厚めの扁平な円形、細かな突起が規則正しく並んでいる。

ケシ科キケマン属
(3月29日撮影)

くびれがなく数珠状にならないのが特徴。

軽く抑えると鞘が裂けて種子が見えています。

大きさ1.5mm程、ゼリー状のエライオソームが付いている、色が不揃いなのはまだ十分熟してないせいでしょうか。

種子はやや厚めの扁平な円形、細かな突起が規則正しく並んでいる。

ケシ科キケマン属
(3月29日撮影)
2021.
03.
12
冬場に咲くセイヨウタンポポはあまり茎を伸ばしませんが果実期には随分茎を伸ばします、それにしても随分伸びるもんです。左に見えているロゼットは多分セイタカアワダチソウ。

果実はまともに撮ったことがなかったので撮ってみました。これはちょっと綿毛が多くスケスケ感があまりない。

一部取り除いてみました、まるで成人式の女性のショール。

更に拡大、中には粃のようなのもありますが柄も白っぽくなっている。

更に拡大、ちょっと不思議な感覚の写真になりました。

冠毛を正面から、ほぼ真っすぐであまり捩れはないようです。

痩果の長さは3mm程、縦に稜が走り上部に棘状の突起がある。

キク科タンポポ属
(2月21日撮影)

果実はまともに撮ったことがなかったので撮ってみました。これはちょっと綿毛が多くスケスケ感があまりない。

一部取り除いてみました、まるで成人式の女性のショール。

更に拡大、中には粃のようなのもありますが柄も白っぽくなっている。

更に拡大、ちょっと不思議な感覚の写真になりました。

冠毛を正面から、ほぼ真っすぐであまり捩れはないようです。

痩果の長さは3mm程、縦に稜が走り上部に棘状の突起がある。

キク科タンポポ属
(2月21日撮影)
2021.
03.
11
花盛りのホトケノザ、2月ですが。花盛りの頃はどうも果実や種子に意識が行きません。

でももう幾らでも果実が出来ています(シソ科なので種子ではなく果実)。考えてみれば野草だから花が咲けばすぐ種子になるのは当たり前なんですけどね。いつ刈られるかわからないからさっさと果実を生らさないとね。

左右に閉鎖花が見えているのでこちらは閉鎖花の果実でしょうか。茎の上の方に開放花、下の方に閉鎖花が出来やすいような気がします。

4分果ですが萼の中に4個収まっているのは見つからず、これは4個見えていますがすぐこぼれ落ちるそうです。

果実の大きさは2.5mm程。

楕円球を4等分したような形なので片側に稜、片側は球面になります。

表面には白い斑紋があり先端にはエライオソームが付く。

斑紋は単純な模様ではなく僅かに盛り上がっているように見えます。

シソ科オドリコソウ属
(2月21日撮影)

でももう幾らでも果実が出来ています(シソ科なので種子ではなく果実)。考えてみれば野草だから花が咲けばすぐ種子になるのは当たり前なんですけどね。いつ刈られるかわからないからさっさと果実を生らさないとね。

左右に閉鎖花が見えているのでこちらは閉鎖花の果実でしょうか。茎の上の方に開放花、下の方に閉鎖花が出来やすいような気がします。

4分果ですが萼の中に4個収まっているのは見つからず、これは4個見えていますがすぐこぼれ落ちるそうです。

果実の大きさは2.5mm程。

楕円球を4等分したような形なので片側に稜、片側は球面になります。

表面には白い斑紋があり先端にはエライオソームが付く。

斑紋は単純な模様ではなく僅かに盛り上がっているように見えます。

シソ科オドリコソウ属
(2月21日撮影)
2021.
03.
02
これも古墳群のある山の中に生えていたアリドオシ、ここだけでなくあちこちの山で見かけました、秋吉台では少ないのにね。これは高さ60cm程で随分枝を広げている、アリドオシとしては最大クラス。

冬でも赤い実が結構残っています。

真っ赤な実はこの時期ホント目立ちます。

同心円状に見えるのは花の跡、周りの棘状のは萼片の跡です。

棘が葉と同長か長い、オオアリドオシは半分くらい、でも結構微妙なのもあります。

いくら棘が鋭いとは言え仲間の葉をさすんじゃないよ(笑)

アカネ科アリドオシ属
(2月23日撮影)

冬でも赤い実が結構残っています。

真っ赤な実はこの時期ホント目立ちます。

同心円状に見えるのは花の跡、周りの棘状のは萼片の跡です。

棘が葉と同長か長い、オオアリドオシは半分くらい、でも結構微妙なのもあります。

いくら棘が鋭いとは言え仲間の葉をさすんじゃないよ(笑)

アカネ科アリドオシ属
(2月23日撮影)
2021.
02.
25
4月下旬花を撮ったのと同じ場所のミミナグサ、すでに果実を付けています。

上のは花後の様子、花被片が萼片から殆ど出ていないのが特徴、オランダミミナグサは花後も花被片が出ています。左側のは果実が伸び始め右のは開いて中の種子が見えています。

長く伸びた果実、先端が突起になって開いているのが分かります。

バラまいてみました、すこしこぼれているかもしれませんがこれでほぼ全量。

種子の大きさは1mm弱、全面に細かな突起があります。

扁平な円形ですがよく見るとおへそのある方が薄くなっているようです。

ナデシコ科ミミナグサ属
(4月28日撮影)

上のは花後の様子、花被片が萼片から殆ど出ていないのが特徴、オランダミミナグサは花後も花被片が出ています。左側のは果実が伸び始め右のは開いて中の種子が見えています。

長く伸びた果実、先端が突起になって開いているのが分かります。

バラまいてみました、すこしこぼれているかもしれませんがこれでほぼ全量。

種子の大きさは1mm弱、全面に細かな突起があります。

扁平な円形ですがよく見るとおへそのある方が薄くなっているようです。

ナデシコ科ミミナグサ属
(4月28日撮影)
2021.
02.
25
5月中旬撮影、その時の様子はこちらから。花盛りでしたがこれだけが綿毛になっていました、これは茎の先端でこの花が一番早く咲くので果実になるのも早いようです。

でも粃のような白っぽい痩果が多い、お相手がいないので巧く受粉できなかったんでしょうか。

冠毛を撮るにはどうしても摘む必要があるのでお邪魔物なしに全体像が撮れません、逆向きの棘が生えているそうですがさすがに無理。

痩果は長さ3mm程で円柱状、縦の稜が走っています、オカオグルマは痩果に毛が生えているそうです、まだ撮ってなかったので今シーズン撮らなくては。

キク科オカオグルマ属
(5月13日撮影)

でも粃のような白っぽい痩果が多い、お相手がいないので巧く受粉できなかったんでしょうか。

冠毛を撮るにはどうしても摘む必要があるのでお邪魔物なしに全体像が撮れません、逆向きの棘が生えているそうですがさすがに無理。

痩果は長さ3mm程で円柱状、縦の稜が走っています、オカオグルマは痩果に毛が生えているそうです、まだ撮ってなかったので今シーズン撮らなくては。

キク科オカオグルマ属
(5月13日撮影)
2021.
02.
24
5月中旬撮影のキツネアザミ、右下で花が見えていますがもう殆ど綿毛になっていました、棒状に見えているのは長い花柱。

綿毛は密集している内は何となく薄汚れた色に見えますが

一つだけ取り出すと輝いて見えてなかなか綺麗です。

冠毛には枝毛があって羽毛状になっている、冠毛基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、ハッキリした稜が走っている、左右の小さいのは粃でしょうね。

キク科キツネアザミ属
(5月13日撮影)

綿毛は密集している内は何となく薄汚れた色に見えますが

一つだけ取り出すと輝いて見えてなかなか綺麗です。

冠毛には枝毛があって羽毛状になっている、冠毛基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、ハッキリした稜が走っている、左右の小さいのは粃でしょうね。

キク科キツネアザミ属
(5月13日撮影)
2021.
02.
24
5月末すっかり綿毛になっているツルカノコソウ、大分飛んでいったようで残りも少ない。

冠毛を持った痩果ですがキク科ではなくスイカズラ科、生存に有利な特徴は科を超えて似てくるという例。

冠毛は広角に開いて風を受けそう、でもまだ果実は緑色、十分熟す前に飛んでいきそう。

冠毛には羽毛状になった枝毛がはえる、冠毛自体もキク科に比べてやや太そう、基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、3本の隆起線がある。

反対側は隆起線が1本だけ、冠毛が駄目になっていてこれでは飛んでいかないぞ。

スイカズラ科カノコソウ属
(5月29日撮影)

冠毛を持った痩果ですがキク科ではなくスイカズラ科、生存に有利な特徴は科を超えて似てくるという例。

冠毛は広角に開いて風を受けそう、でもまだ果実は緑色、十分熟す前に飛んでいきそう。

冠毛には羽毛状になった枝毛がはえる、冠毛自体もキク科に比べてやや太そう、基部は合着しているようです。

痩果の大きさは2mm程、3本の隆起線がある。

反対側は隆起線が1本だけ、冠毛が駄目になっていてこれでは飛んでいかないぞ。

スイカズラ科カノコソウ属
(5月29日撮影)
2021.
02.
21
まだ十分緑色を残しているけど果実期になっているトウダイグサ、この状態はよく見ていたけどまだ十分熟してないだろうとまっていたら次に行く頃はすっかり見当たらなくなっていました。

葉は緑なのにすっかり茶色くなった果実がありました。

3分果からなる果実

もう幾つもありました、これはまだ花柱が残っています。

右側はよく見かける肥大した子房というか未熟な果実、左側ではまだ緑色の果皮がとれて種子が見えています。

種子の大きさは2mm程、凸凹というより凹凹。

右側は背中側が見えていて球面、左側はお腹側が見えていて平面、筋が入っている

トウダイグサ科トウダイグサ属
(5月29日撮影)

葉は緑なのにすっかり茶色くなった果実がありました。

3分果からなる果実

もう幾つもありました、これはまだ花柱が残っています。

右側はよく見かける肥大した子房というか未熟な果実、左側ではまだ緑色の果皮がとれて種子が見えています。

種子の大きさは2mm程、凸凹というより凹凹。

右側は背中側が見えていて球面、左側はお腹側が見えていて平面、筋が入っている

トウダイグサ科トウダイグサ属
(5月29日撮影)
2021.
02.
20