2023.
02.
25
正月に見たガガイモの果実、一ヶ月以上経っているのに殆ど変わりがありません、同じアングルで撮っていて背景のヤブツバキが多く咲いているのが違うくらい。

左側のは多少開いてきていますがまだ種子は殆ど飛んでいません、右側のは全く変わりなし、果実が捻れているので開くのもむずかしくなったのでしょうか。

もう一つのも開いてきてはいますが種子は殆ど飛び出していません。

結実率が悪いのに種子が飛んでいかないとますます少なくなるぞ、もう一ヶ所で見ていたのはすっかり飛び散っていました、果実も正常に開く必要があるようです。一度撮っているしネタにするつもりがなかったからこの4枚しか撮ってなかった(^^;)

キョウチクトウ科ガガイモ属
(2月12日撮影)

左側のは多少開いてきていますがまだ種子は殆ど飛んでいません、右側のは全く変わりなし、果実が捻れているので開くのもむずかしくなったのでしょうか。

もう一つのも開いてきてはいますが種子は殆ど飛び出していません。

結実率が悪いのに種子が飛んでいかないとますます少なくなるぞ、もう一ヶ所で見ていたのはすっかり飛び散っていました、果実も正常に開く必要があるようです。一度撮っているしネタにするつもりがなかったからこの4枚しか撮ってなかった(^^;)

キョウチクトウ科ガガイモ属
(2月12日撮影)
2023.
02.
24
キョウチクトウ科は果実があまりならないことが多い、ガガイモしかり、テイカカズラしかり、スズサイコしかり、フナバラソウしかり、その代表のキョウチクトウもまたしかり、ただインド原産で日本には花粉を運んでくれる昆虫が少なくクローンも多いのも原因のようです。
そんな中で初めて見つけたキョウチクトウの果実、これで長さ5,6cmくらい。

果実を見られただけでもラッキーなのに種子まで見ることが出来ました、先端の方はもう飛んでいったのでしょうか、でもこれだけ残っていれば十分。

茶色い種髪

果皮の外側は細かな縦溝が走っています。

内側にも縦溝だが白っぽくすべすべ、仲間のガガイモに似ています。

一つだけ取り出して撮ってみました。

ひっくり返して撮影、僅かな風でも飛んで撮りにくい。

種子は細かな毛に覆われています、長さ3,4mmくらい。

ガガイモの種髪はほんとフワフワですがこちらはやや固そう。

もう一つありました、先端にあるのは花柱の痕跡でしょうか、こちらはまだ開いていないけど先端に種髪が見えているから開きかけているかな。

キョウチクトウ科キョウチクトウ属
(2月12日撮影)
そんな中で初めて見つけたキョウチクトウの果実、これで長さ5,6cmくらい。

果実を見られただけでもラッキーなのに種子まで見ることが出来ました、先端の方はもう飛んでいったのでしょうか、でもこれだけ残っていれば十分。

茶色い種髪

果皮の外側は細かな縦溝が走っています。

内側にも縦溝だが白っぽくすべすべ、仲間のガガイモに似ています。

一つだけ取り出して撮ってみました。

ひっくり返して撮影、僅かな風でも飛んで撮りにくい。

種子は細かな毛に覆われています、長さ3,4mmくらい。

ガガイモの種髪はほんとフワフワですがこちらはやや固そう。

もう一つありました、先端にあるのは花柱の痕跡でしょうか、こちらはまだ開いていないけど先端に種髪が見えているから開きかけているかな。

キョウチクトウ科キョウチクトウ属
(2月12日撮影)
2023.
02.
09
空き地に大群生していたノハラツメクサ、ここはいろんな野草が生えていてお気に入りでしたがこの後工場が出来て前面舗装、もう全く見ることができなくなりました。

蕾の時は下向き、花が咲き始めると上向きになるようです、背後に見えている白いのもみな蕾

花後になるとまた一旦下向きになるようです、果柄途中の関節から曲がっています。

果実が熟して上部が割れてくるとまた上向き、結構複雑な動作をするようです。

種子の大きさは1mm程、黒いので構造がわかりにくい。

画像を明るくすると表面の乳頭状突起があるのがわかります、全面じゃなく部分的、オオツメクサは突起がなく平坦だそうです。

横から見るとやや扁平、リングのような短い翼がある。

ナデシコ科オオツメクサ属
(3月15日撮影)
#これで昨年の果実ネタ終了

蕾の時は下向き、花が咲き始めると上向きになるようです、背後に見えている白いのもみな蕾

花後になるとまた一旦下向きになるようです、果柄途中の関節から曲がっています。

果実が熟して上部が割れてくるとまた上向き、結構複雑な動作をするようです。

種子の大きさは1mm程、黒いので構造がわかりにくい。

画像を明るくすると表面の乳頭状突起があるのがわかります、全面じゃなく部分的、オオツメクサは突起がなく平坦だそうです。

横から見るとやや扁平、リングのような短い翼がある。

ナデシコ科オオツメクサ属
(3月15日撮影)
#これで昨年の果実ネタ終了
2023.
02.
08
群生していたイヌコハコベ、1年前の写真ですが先日見てみたら全く見かけなかった。

柱頭の見えている花がありますが花弁がないので超地味、萼片基部に紫褐色の斑紋があるのが特徴、でも無いのもあります。

上部が開いて種子が見えています、萼片との間に見えているのは果皮。

取り出してみました、大きさ1mm以下、果実が小さいのであまり入っておらずこれでほぼ全量。

ナデシコ科らしい細かな突起があるのが何とかわかります、切れ目のようなのが芽や根が出る部分でしょうか。

ナデシコ科ハコベ属
(3月29日撮影)

柱頭の見えている花がありますが花弁がないので超地味、萼片基部に紫褐色の斑紋があるのが特徴、でも無いのもあります。

上部が開いて種子が見えています、萼片との間に見えているのは果皮。

取り出してみました、大きさ1mm以下、果実が小さいのであまり入っておらずこれでほぼ全量。

ナデシコ科らしい細かな突起があるのが何とかわかります、切れ目のようなのが芽や根が出る部分でしょうか。

ナデシコ科ハコベ属
(3月29日撮影)
2023.
02.
07
4月初め、初めて平尾台に行った時に見つけたこれ、ハバヤマボクチだと思いました、結構多く見かけたので秋に咲く花は見つけるの確実と思ったけど咲いたのは10月後半と随分待たされた。

花期から半年も経っているのにまだ綿毛がいっぱい

花は円筒形の頭花ですが随分開いて平らになっています、ゆっくりゆっくり開いていくようです。

総包片はまるで栗の毬

綿毛を摘んでみましたが痩果がついていない、何回かしましたがどれもそうでした、結実率は悪いんでしょうか。

もうあちこちで見かけました。

周りに枯れ草が残っているから春の山焼きの際でも火が来なかったのかもしれない。

キク科ヤマボクチ属
(4月4日撮影)

花期から半年も経っているのにまだ綿毛がいっぱい

花は円筒形の頭花ですが随分開いて平らになっています、ゆっくりゆっくり開いていくようです。

総包片はまるで栗の毬

綿毛を摘んでみましたが痩果がついていない、何回かしましたがどれもそうでした、結実率は悪いんでしょうか。

もうあちこちで見かけました。

周りに枯れ草が残っているから春の山焼きの際でも火が来なかったのかもしれない。

キク科ヤマボクチ属
(4月4日撮影)
2023.
02.
05
湿地の中に枯れたまま立っていたこれ、シシウド属と思われ以前ここで撮った記憶があるからノダケのようです。

まだ果実が残っていました、どこにでも親離れしない子がいるものです(笑)、これがあったから撮る気になったけどこの年平尾台でさんざん見るようになるとはね。

大きさ4,5mm、3本の条があり左右に翼があります。

もう一つありました、こちらは前のとは反対側、凹んでいます。

横から見ると薄っぺら、翼のような形状なので流体力学の効果で遠くへ飛ぶんでしょうか、この形状ではそんなに遠くには飛びそうにないですが。

セリ科シシウド属
(4月23日撮影)

まだ果実が残っていました、どこにでも親離れしない子がいるものです(笑)、これがあったから撮る気になったけどこの年平尾台でさんざん見るようになるとはね。

大きさ4,5mm、3本の条があり左右に翼があります。

もう一つありました、こちらは前のとは反対側、凹んでいます。

横から見ると薄っぺら、翼のような形状なので流体力学の効果で遠くへ飛ぶんでしょうか、この形状ではそんなに遠くには飛びそうにないですが。

セリ科シシウド属
(4月23日撮影)
2023.
02.
04
池に一面に広がった赤っぽい葉、フトヒルムシロのようです。

フトヒルムシロは葉の縁が波打つことが多いがこれはそうでもない、ヒルムシロは葉がもう少し細長いようです、最終的には沈水葉の葉柄を確認する必要がありますが。

問題はこの緑の葉、シロツメクサだと思うけどこんな水の中で生えることはない、シロツメクサが生えている場所に水が流れ込んだとしたらフトヒルムシロが生えることもないだろうし、葉柄がちぎれているのもあるからどこかから流れてきたのかな、その割にはいきいきしてますが。

これは花ではなく果実、水中に太い果柄が見えています、さすがに果実が水中ではまずいか。

色の悪いとうもろこし、昆虫が食べるには大きいだろうし鳥が食べるのかな、それとも水に流れるだけか。

色の悪いのをあげてみました。

前のが未熟な状態、こちらが熟しているんでしょうか。

種子なのかな、果実なのかな、大きさは3,4mm、特に模様もない。

ヒルムシロ科ヒルムシロ属
(4月23日撮影)

フトヒルムシロは葉の縁が波打つことが多いがこれはそうでもない、ヒルムシロは葉がもう少し細長いようです、最終的には沈水葉の葉柄を確認する必要がありますが。

問題はこの緑の葉、シロツメクサだと思うけどこんな水の中で生えることはない、シロツメクサが生えている場所に水が流れ込んだとしたらフトヒルムシロが生えることもないだろうし、葉柄がちぎれているのもあるからどこかから流れてきたのかな、その割にはいきいきしてますが。

これは花ではなく果実、水中に太い果柄が見えています、さすがに果実が水中ではまずいか。

色の悪いとうもろこし、昆虫が食べるには大きいだろうし鳥が食べるのかな、それとも水に流れるだけか。

色の悪いのをあげてみました。

前のが未熟な状態、こちらが熟しているんでしょうか。

種子なのかな、果実なのかな、大きさは3,4mm、特に模様もない。

ヒルムシロ科ヒルムシロ属
(4月23日撮影)
2023.
02.
03
4月下旬の県外某湿地、ツツジなど樹木の花は幾つか咲いていましたが野草は殆ど咲いておらず果実でもと思って撮ってきました。
まだ綿毛がたくさん、初めはタムラソウかと思いましたがミヤコアザミのようです。

花は前年10月頃咲いているがまだ綿毛がタップリ残っていました。

トウヒレン属らしい総苞

冠毛には枝毛がたくさんあります、タムラソウは枝毛がないようです。

冠毛が結構太くこれだけじゃ飛んでいかないでしょうね。

引き抜いてみたら痩果が一つだけ、結実率が悪いのか、長さは5mm程、縦溝がある。

外に飛んでる冠毛にも痩果がありません。

多く残っているのもありました、頭花ごとに成績に差があるのかな。

キク科トウヒレン属
(4月23日撮影)
まだ綿毛がたくさん、初めはタムラソウかと思いましたがミヤコアザミのようです。

花は前年10月頃咲いているがまだ綿毛がタップリ残っていました。

トウヒレン属らしい総苞

冠毛には枝毛がたくさんあります、タムラソウは枝毛がないようです。

冠毛が結構太くこれだけじゃ飛んでいかないでしょうね。

引き抜いてみたら痩果が一つだけ、結実率が悪いのか、長さは5mm程、縦溝がある。

外に飛んでる冠毛にも痩果がありません。

多く残っているのもありました、頭花ごとに成績に差があるのかな。

キク科トウヒレン属
(4月23日撮影)
2023.
02.
02
林の中で見かけた細長い花序の綿毛、ヤナギ科だろうなと思って撮ってみました、ヤマヤナギのようです。

5月上旬だというのにもうすっかり綿毛になっている。

モフモフ状態。

まだ開いていないのもありました。

果実には毛が生えている、三店には花柱の跡が残っている、柱頭が複数なのもわかります。

先端から開くようで中央の花で筆先のような綿毛が出始めています。

果実がすっかり開いて綿毛が一斉に飛び出しています。

これが一番気に入った、もう芸術品。

綿毛の中に小さな種子が見えています。

こちらは種子が緑色、未熟な内に飛び出したんでしょうか。

この綿毛は種髪、種髪は胎座由来と珠皮由来のがあるそうでヤナギ科は胎座の表皮細胞が長く伸びたもの、ガガイモやキョウチクトウ、アカバナ等は胎座由来だそうです。

葉もヤマヤナギで特に矛盾はなさそう。今年花を見たいけどヤナギ科は花期が早いからな。

こちらは樹木の生えていない山道沿いで見かけたやはりヤナギ科の綿毛、これはノヤナギのようです、結構多く見かけました。

こちらも綿毛でモフモフ

果実が割れてまとまって出てきた状態。

ヤナギ科ヤナギ属
(5月10日撮影)

5月上旬だというのにもうすっかり綿毛になっている。

モフモフ状態。

まだ開いていないのもありました。

果実には毛が生えている、三店には花柱の跡が残っている、柱頭が複数なのもわかります。

先端から開くようで中央の花で筆先のような綿毛が出始めています。

果実がすっかり開いて綿毛が一斉に飛び出しています。

これが一番気に入った、もう芸術品。

綿毛の中に小さな種子が見えています。

こちらは種子が緑色、未熟な内に飛び出したんでしょうか。

この綿毛は種髪、種髪は胎座由来と珠皮由来のがあるそうでヤナギ科は胎座の表皮細胞が長く伸びたもの、ガガイモやキョウチクトウ、アカバナ等は胎座由来だそうです。

葉もヤマヤナギで特に矛盾はなさそう。今年花を見たいけどヤナギ科は花期が早いからな。

こちらは樹木の生えていない山道沿いで見かけたやはりヤナギ科の綿毛、これはノヤナギのようです、結構多く見かけました。

こちらも綿毛でモフモフ

果実が割れてまとまって出てきた状態。

ヤナギ科ヤナギ属
(5月10日撮影)
2023.
02.
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