2007. 07. 31  
昼間蕾を見かけたので日没前の6時半頃行ってみたら少し開きかけていたけどまだまだだった。
中にレース編みを詰め込んだようでこれはこれで綺麗。

カラスウリ

1時間後7時半頃行ってみたらちょうどいいタイミング多くの花が一斉に開いていた。
まだ空に少し明るさが残っていて何とかオートフォーカスが効く。と言っても露出は1秒から0.6秒くらい、手持ち撮影だから殆ど駄目だったけどこれは何とか見られるかな。

カラスウリ

この後は急速に暗くなりモニタでも確認できない状態なのでマニュアルピントにし、ストロボも1/3発光にして撮ったけど花弁が白く飛んでしまう。

カラスウリ

ストロボにティッシュをあてて光量を更に抑えて撮ってみたら暗すぎた。もっとも露出時間も絞りもいい加減だけどね。
(写真は画像処理して大分明るくしてます)

カラスウリ

横からストロボをあてると白い花が浮かび上がって幻想的。

カラスウリ

レースをまとった薄命の美女と言ったところでしょうか。

カラスウリ

あれ、花弁が1枚多い。

カラスウリ


(7月25日撮影)
2007. 07. 31  
高さ2m以上あるけどこれでも草なんだよね。

ソクズ

花は小さいけれど花序は大きいから凄く目立つ。

ソクズ

砂糖菓子のような花、大きさは5,6mmくらい。

ソクズ

花が砂糖菓子なら黄色いのはドーナツか。これは線体だそうでここから蜜が出ます。

ソクズ

まさしく蜜壺、蟻が頭を突っ込んで舐めていた。

ソクズ

秋に赤い実がなるそうだが見たことがない。注意して観察してみよう。

(7月25日撮影)
2007. 07. 30  
去年実を見つけた場所に行ってみたら花を咲かせていた。

ヤブミョウガ

文字通り薄暗い場所、アブも訪問していた。
ミョウガの名が付くがショウガ科でなくツユクサ科だそうだ。

ヤブミョウガ

既に実も付けていた。秋の青い実も綺麗だけどこの薄緑色もなかなか綺麗。長い雌しべがまだ残っているのが面白い。

ヤブミョウガ

両性花と雄花があるそうでこれは雌しべも子房も見えているから両性花。

ヤブミョウガ

花弁が6枚見えているけど3枚は萼片だそうだ。先端が曲がっているのが花弁で大きいのが萼片かな。

ヤブミョウガ

こちらが雄花、雌しべも子房も見えていません。

ヤブミョウガ

6本の雄しべの内2本が長い。何か意味があるのかな。

ヤブミョウガ


(7月27日撮影)
2007. 07. 30  
クサギが花を咲かしはじめていた。小さい内から沢山の花を咲かせるから割と撮りやすい。

クサギ

正面から見ると大の字の花弁。

クサギ

キキョウなどと同じく雄性期と雌性期があるそうでこれは雄しべが突き出ているから雄性期、雌しべは下の方を向いている。

クサギ

こちらは雌しべが突き出た雌性期。お互い嫌い合うように雄しべは下の方。これも自家受粉を防ぐ工夫でしょうね。

クサギ


(7月25日撮影)
2007. 07. 29  
いかにもブドウを思わせる葉にいかにもブドウを思わせる花序がついていた。
てっきりヤマブドウかと思ったけど調べてみるとどうも違う、どうやらエビヅルのようでした。

エビヅル

既に子房が膨らみはじめている、秋が楽しみ。
昨年ヤマブドウのみとしてアップしたのはここと同じ場所だからひょっとしてエビヅルだったかも。

エビヅル

花はとにかく小さく大きさは1,2mmくらいです。

エビヅル

花弁はないのかな、でもはっきりした雌しべと雄しべが見えている。

エビヅル

(追記)
雌雄異株だそうでこれは雌花、もしくは両性花みたい。

(7月25日撮影)
2007. 07. 29  
雌雄異株で垂れ下がっているのは雄花の花序。よく似ているオニドコロは雌花が垂れ下がるとか。雌株は確認できなかった。

ヒメドコロ

垂れ下がった花序、オニドコロに比べてややまばらかな

ヒメドコロ

花の大きさは4,5mmくらい、雄しべが見えている。

ヒメドコロ

一見雌花のようだが雄しべがくっついて一つのように見えることもあるとか。

ヒメドコロ

心形の葉、これでは分かりにくいけど互生。

ヒメドコロ


(7月25日撮影)
2007. 07. 29  
葉の姿が面白かったのでパチリ。

ヤマノイモ

翼竜というか天使の羽というか

ヤマノイモ

他の仲間が互生なのに対してこちらは葉が対生。

ヤマノイモ


(7月25日撮影)
2007. 07. 28  
昨年を見つけていたので来る度に気を付けていたが6月中頃小さな蕾を見つけ一月以上かかってようやく花を咲かせた。

カクレミノ

花は地味で茶色いしべが目立ちます。

カクレミノ

花弁は緑色でこれまた地味

カクレミノ

横から見るとしべが突き出ていてイメージがまるで違う。

カクレミノ

花が咲いたばかりなのに既に将来実となる子房が膨らんでいる。

カクレミノ


(7月25日撮影)
2007. 07. 28  
目の前の葉に飛んできて止まってくれた。アオスジアゲハはなかなか撮るチャンスがないのでパチリ。
望遠だとどうしても甘くなるのでそろりそろりと近寄ろうとしたら車の音で逃げられた。

アオスジアゲハ

上空で3匹が戯れているのかメス争いをしていた。無理を承知で写してみたら以外とよく写ったのでアップ。

アオスジアゲハ

こちらは1匹1匹をトリミングしてみました。

アオスジアゲハ

アゲハチョウ科

(7月25日撮影)
2007. 07. 27  
ツツジの植え込みの上に伸びた蔓に咲いたチョコレート色の小さな花、てっきりコバノカモメヅルだと思ったけど(それしか知らないんだけど^^;)花弁がまるで違ってた。

オオカモメヅル

色々調べてみたらこの仲間は結構多いんですね。あれこれ調べてオオカモメヅルと判断したけど確かさ6,70%。

オオカモメヅル

この仲間は初めて見たけどこのチョコレート色が魅力ですね。

オオカモメヅル

大きさは4,5mmくらい、花弁にも毛が生えている辺りがガガイモ科。

オオカモメヅル

中央に見えているずい柱の周りにある濃褐色のは副花冠だとか。

オオカモメヅル


(7月19日撮影)
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平家蟹

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