花盗人の花日記

コセンダングサかと思って通り過ぎかけたけど舌状花がある、しかも黄色、センダングサだ！！。前から見たかったけどこんな近くに咲いていたとは灯台下暗しだ。



でも葉っぱが随分違う。でもこの仲間で黄色いのはセンダングサだけだろうしとと思って色々調べている内にコバノセンダングサに突き当たりました。これでも初めてだからまーいいか。



舌状花が無いか白が多い中でこの黄色は新鮮、と言って見逃しそうになったのでは世話無いですが（笑）



舌状花拡大、ちょっとピントが甘い。



横顔。花を撮るのに夢中で全体を撮るのを忘れてしまった。



キク科センダングサ属

（８月３０日撮影）

３時頃だったけど盛大に咲いていたのでパチリ。



久しぶりに撮影した感じだけどやはり綺麗だな。



赤紫の花弁、濃い赤紫の花糸、黄色い葯、薄緑の子房と何とも派手な色合い。




更に雌しべも花弁と同じ赤紫ときている。



スベリヒユ科ハゼラン属

コミカンソウかと思って通り過ぎかけたけどそれにしてはちと大きい、しかも細長い柄が見えている。ナガエコミカンソウだ。前から一度確認したかったけどこんな近くに生えていたとは。



名前の通り葉腋から細長い柄を伸ばして花を咲かせる。



実の成らせ方もコミカンソウとは全然違う。



花の大きさは２ｍｍくらい、花に比べて花茎がほんとに長い。



雌雄異花でこれは雌花かな。



トウダイグサ科コミカンソウ属

（８月２２日撮影）

黒っぽくなっている部分が円弧状に成っているのが分かるでしょうか。その一部にキノコが生えています。キノコと黒い部分が関係あるかどうか分からないけどマッタケのシロを思い浮かべてパチリ。



（８月２１日撮影）

クルマバザクロソウと同じ場所に咲いていた。まだ咲いているんだとパチリ。常盤と名が付くくらいだから年中咲いてますけどね。



どちらかというと湿っぽい場所に生えているけどこんな乾燥した場所でも生えるんだ。



せっかくですので花の内部を激写、雄しべが４本見えているけど雌しべはよく分からない。



歯ブラシのような雄しべが飛び出ていた。



ゴマノハグサ科サギゴケ属

（８月２２日撮影）

小さな頭に不釣り合いなおっきな目がクリッとして可愛い。



羽やお腹は蛾のようにも見えるけど触覚を見るとやはり蝶だな。



セセリチョウ科

（８月２１日撮影）

図書館の敷地に生えていたクルマバザクロソウ。デジカメを持っていなかったので慌てて取りに帰った。整地したばかりで他の草が生えていないので特徴がよく分かる。



偽輪生する葉。ザクロソウはこれが２，３枚、こちらは４－８枚だそうだ。



葉腋から花茎を伸ばして花を咲かせる。



花といっても花弁でなく萼片。大きさは５ｍｍくらい。



雄しべは分かるけど少し大きくボワッとしているのが雌しべかな。



ザクロソウ科ザクロソウ属

（８月２２日撮影）

カナムグラの蔓に止まったキアゲハ。まるで空中にとまっているよう。



羽が開いた状態のは初めて撮ったな。



アゲハチョウ科

（８月２１日撮影）

草むらの中からすくっと立ったウリクサ。茎は直立せずなんて書かれていることもあるけどこういうことがあるから自然は一筋縄ではいかない。



トキワハゼより青みが強いし下唇弁に黄色い斑点がないから間違えることはないけど現地で見るとやはりちょっと迷う。




蕊はあるんだろうけど一見空っぽと言った感じ。



同じ花でも日陰で撮ると色合いが随分違いますね。



ゴマノハグサ科ウリクサ属（アゼトウガラシ属と書かれているサイトもある）

（８月２１日撮影）

ここは雨が降った後一時的に出来る水たまり。時々トンボが産卵しているのは見かけたけどヤゴを見たのは初めて。



大きさは２ｃｍくらいだけど羽化するまで水たまりがもつかな。



（８月２１日撮影）