2008. 09. 30  
山道の斜面下に見慣れぬ草を発見、花も咲いているようなので降りてみました。

アリタソウ

これで高さ1m程、すくっと立った姿が以外とりりしい。帰ってから調べてみたらアリタソウでした。なんだか在来種のような名前っぽいけどメキシコからの外来種だそうだ。

アリタソウ

花の大きさは2mmくらい、花弁はなく緑色のは萼片。雄しべばかり目立つので雌雄異花かと思ったがそうでもなさそう。

アリタソウ

実かと思ったがこれが今から開いてくるよう。中央に見えているのが雌しべかな。

アリタソウ

茎に毛が生えているのをケアリタソウと言うそうだがそこまで分ける必要はないと書かれているサイトも多かった。

アリタソウ

これはあまり鋸歯が目立たないけど普通はもっとあるようだ。

アリタソウ

アカザ科アリタソウ属

(9月24日撮影)



2008. 09. 30  
アカネが小さな花を沢山咲かせていました。

アカネ

特徴ある4輪生の葉だから分かりやすい。4輪生と言っても2枚は托葉だから実際は対生。

アカネ

花の大きさは3mmくらい。雄しべが十分熟した頃。

アカネ

花弁の先端が反り返る。時期が過ぎると雄しべは茶色くなって萎むようです

アカネ

こちらは緑っぽい花弁、柱頭が2裂。

アカネ

6弁のもありました。

アカネ

アカネ科アカネ属

(9月24日撮影)



2008. 09. 30  
一月ほど前からツルを確認していたけどようやく花を咲かせていました。

ネナシカズラ

花の大きさは2mmくらい、根も葉もなく栄養はみな他の植物から吸い取るわけだからもっと花に投資して豪華にしても良さそうだけどね。質より量で勝負といったとこでしょうか。

ネナシカズラ

花は結構可愛い。

ネナシカズラ

雄しべは5本、雌しべは1本で先端が2裂している。

ネナシカズラ

国内の仲間にハマネナシカズラ、クシロネナシカズラ、マメダオシがあるが数は少なそう。他に外来種のアメリカネナシカズラがある。

ヒルガオ科ネナシカズラ属

(9月24日撮影)

2008. 09. 30  
野菊の蜜を吸うキタテハ。

キタテハ

羽をゆっくり開いたり閉じたりしていたのでタイミングをあわせて撮影。巧く撮れました、成功率2割程度だけど。

キタテハ

タテハチョウ科

(9月24日撮影)
2008. 09. 29  
今日から暫くいつもの自然公園シリーズ。

これを見た瞬間ヒメジソだ、と思いましたね。イヌコウジュアップの時さんざん区別の仕方を覚えたからな(笑)。でもこの場所は昨年も見てる。その時は鋸歯だけで判断していたな。

ヒメジソ

鋸歯の数5,6個は参考程度。まず花序直下の茎を抱く葉がこちらにはありません。

ヒメジソ

上唇弁上側の萼片の尖り具合が鈍い。

ヒメジソ

毛の生え方も少ない感じです。

ヒメジソ

上の写真でも見えていますが雌しべが突き出ています。ヒメジソに限らずこの中まで雌しべがはっきり見えたのは初めて。

ヒメジソ

識別が出来たら後はドアップの迫力写真をお楽しみください(笑)

ヒメジソ
ヒメジソ
ヒメジソ

シソ科イヌコウジュ属

(9月24日撮影)





2008. 09. 29  
がまさしく仙人の髭のようになってきました。

センニンソウの種

綿毛が飛び出してきて水をばらまくスプリンクラーのよう。

センニンソウの種

今まさに飛び出そうとしています。軸の部分は花柱のようですね。

センニンソウの種

葉の上に落ちた綿毛。

センニンソウの種

キンポウゲ科センニンソウ属

(9月24日撮影)
2008. 09. 29  
9月20日にアップしたボタンヅルの実はいまいち確信が持てなかったのでもう一度確認しに行きました。間違いなかったですね。中央の膨らんだ実の部分もセンニンソウより多そう。

ボタンヅルの実

綿毛はセンニンソウと比べると綺麗さで劣る感じ。

ボタンヅルの種

今まさに種が飛び出そうとしています。

ボタンヅルの種

髭を伸ばしたネズミのよう。

ボタンヅルの種

センニンソウと比べてやや短く微妙に形も違うような。

ボタンヅルの種

キンポウゲ科センニンソウ属

(9月24日撮影)


2008. 09. 29  
花の赤と蝶の黒がよく似合いますね。ネット上では割と見かけるけど撮影できたのは初めてかな。

モンキチョウとヒガンバナ

警戒心が強くてなかなか近づけないけど蜜を吸うのに夢中なのか割と接近できた。激しく羽ばたいていたけど明るかったせいか高速シャッターでぶれてませんね。

モンキチョウとヒガンバナ

アゲハチョウ科

(9月24日撮影)
2008. 09. 29  
オケラが咲き始めてきました。

オケラ

この独特な姿と名前、一発で覚えますね。でもホソバオケラと言うのもあるそうで今度から注意して見なくては。

オケラ

雌雄異株でこれは雄花、てなことは昨年知ったから今年は雌花を見つけてみなくては。

オケラ

左は今年の蕾ですが右は去年の花の後です。魚の骨のような苞が上部で1年たってもしっかり残っているんですね。

オケラ

キク科オケラ属

(9月24日撮影)
2008. 09. 28  
8月31日見つけたのはセンダングサはセンダングサでもコバノセンダングサ。でもこれは正真正銘センダングサだろう。

センダングサ

花は幾つか咲いていたけど殆ど種になっていて花弁が残っていたのはこれだけ。

センダングサ

でも一つでも残っていたからよかったけど全く残ってなかったら悔しい想いをしただろうな。

センダングサ

葉先があまり尖ってなくてセンダンの葉と言うより菊の葉に似てるけどネットで検索したらこのような葉もあったから間違いないだろう。

センダングサ

種が動物などにくっついて散布されると言うことは近くに仲間がいるはず。探してみなくては。

センダングサ

キク科センダングサ属

(9月19日撮影)


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平家蟹

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