2009. 05. 31  
仙台時代の頃一度見たことあるけど殆ど初めてと言っていいから嬉しかったよ。で最初に見つけたこれを夢中で撮っていたけどその後至る所で咲いていてこの日一番よく見かけた花だった。

ユキザサ

群生状態。

ユキザサ

葉が笹に似ていて花を雪の結晶に例えて雪笹。随分得をしている名前だ。

ユキザサ

花弁6枚、雄しべ6本、中央にちっちゃな雌しべ。

ユキザサ

随分豪勢に花をつけているのもありました。調べているとオオユキザサやヒロハユキザサなんてのがあるそうだがそれとも違うみたい。

ユキザサ

こちらはツリー状に花をつけています。

ユキザサ

ユリ科ユキザサ属

(5月31日撮影)
2009. 05. 31  
さすがにこの時期まだ実が生るわけないからこれは花だな。

ブナ

雌雄異花でこれは雌花だろうな。

ブナ

更にアップ。撮影しているときは雌雄があるなんて知らなかったから見てないよ。

ブナ

ブナ科ブナ属

(5月23日撮影)
2009. 05. 31  
5月3日にアップしたのは近寄れなくてマクロで撮れなかったけどここでは垂れ下がった枝に花が咲いていたのでパチリ。

トチノキ

両性花と雄性花があるそうでこれは雄性花かな。付け根に小さな赤い点が見えるけどあれが退化した雌しべかな。

トチノキ

雄しべは7本、葯の色が違うけど熟する時期が異なるのかな。

トチノキ

トチノキ科トチノキ属

(5月23日撮影)
2009. 05. 30  
初の県外遠征に行ってきて花を沢山撮ってきたけどまずは場所の紹介。
県境になっている尾根伝いの広い登山道。

登山道

尾根に幾つかのピークがあるけどここで1080m。と言っても駐車場でも900mあるけど(笑)

頂上

山腹は広大なブナ林が広がっています。身近にこんな林がないからたっぷり森林浴してきました。

ブナ林

新緑の頃だともっと気持ちよかっただろうな。

ブナ林

登山道にでんと構えるブナの巨木

ブナ

炎立つブナ

ブナ

双子のブナ

ブナ

折れ曲がったり再生して巨木になったり。この柔軟性が豪雪地帯でブナが生き残った秘密のようです。

ブナ

スギの巨木もある。これは名前が付いているけどブナは多すぎるのか名前が付いたのはなかったな。

スギ

6本よりは多かったような。

スギ

林の中は小川が流れてて所々滝があります。4段に分かれた滝、一応名前が付いている。

滝

上から2段目

滝

一番上、前夜の雨で水量が増えているような。

滝

これも一応名前の付いた滝。岩盤の斜面に水が流れている程度ですが。

滝

明日からここでの花シリーズ、一週間以上続くかな。

(5月23日撮影)
2009. 05. 30  
ハルジオンとヒメジョオンの区別の仕方は幾つかありますが
(画像は全て左がハルジオン、右がヒメジョオンです)

まずは葉が茎を抱くのがハルジオン、抱かないのがヒメジョオン

ハルジオンヒメジョオン

蕾がうなだれるのがハルジオン、うなだれないのがヒメジョオン

ハルジオンヒメジョオン

今まではこの二つで区別していたけど花だけを見ても区別できるそうだ。確かにハルジオンの方が花弁が細かいですね。

ハルジオンヒメジョオン

ハルジオン:キク科ムカシヨモギ属
ヒメジョオン:キク科ヒメジョオン属
2009. 05. 29  
某花のお尋ね掲示板でトキワツユクサにはよく似たオオトキワツユクサがあるのを知った。その特徴を知ってみると今までトキワツユクサだと思っていたのはみなオオトキワツユクサだったようだ。
(追記)タイトルはそのままですがトキワツユクサ→ノハカタカラクサ、オオトキワツユクサ→ミドリハカタカラクサに変更

まずはオオトキワツユクサ、茎が緑色、草丈も1m以上になることもある。
オオトキワツユクサ

茎の先端に複数の花を付ける事が多い。
オオトキワツユクサ

花はやや大きめ。
オオトキワツユクサ

花糸が随分多い。
オオトキワツユクサ

オオトキワツユクサを知ってすぐに見つけたのがこれ。これが本物のトキワツユクサだったんだ。これで草丈は20cmくらいと小さい。
トキワツユクサ

茎が赤紫色。茎の先端につける花も普通一つです。
トキワツユクサ

花も小さめだけどそれ程違いは感じない。
トキワツユクサ

花糸がオオトキワツユクサに比べて随分少ない。
トキワツユクサ

ツユクサ科ムラサキツユクサ属

(5月21日撮影)
2009. 05. 29  
お初だけど何故だか名前を知っていたカナリークサヨシ。近所の道端に1本だけ生えていました。廻りも探したけど仲間はいなかったな、どこから来たんだろ。

カナリークサヨシ

細い茎に似合わない大きな穂。

カナリークサヨシ

この緑色の縞模様が綺麗なんだよね。

カナリークサヨシ

更に接近。

カナリークサヨシ

雄しべを見るとやはりイネ科。

カナリークサヨシ

若い穂も出かかっていた。幕末に入ってきたそうだけどその割にそれ程広がりは見せてないような。

カナリークサヨシ

イネ科クサヨシ属

(5月21日撮影)
2009. 05. 28  
別名セッカツメクサともシロバナムラサキツメクサとも。
花序の下に葉がありますからシロツメクサではないですね。

シロバナアカツメクサ

横から見るとそれが更にはっきり。

シロバナアカツメクサ

うっすらピンクがかったのもありました。

シロバナアカツメクサ

参考までに普通のアカツメクサ。これに混じって白花が3株ほどありました。みな形はよくなかったですが。

アカツメクサ

実は某花のお尋ね掲示板でこんな花があるのを知りました。その途端の発見、こういう事ってままありますね。明日も同様の例をアップ。


マメ科シャジクソウ属

(5月18日撮影)

2009. 05. 28  
葉の特徴からしてウコギの仲間、秋吉台の植物を調べてみたらウラゲウコギのようでした。

ウラゲウコギ

オカウコギの葉に粗い毛があるのをこう呼ぶそうで確かに粗い毛が生えてます。

ウラゲウコギ

雌雄異株でこれは雌花。雌花を見つけたからには実も見に来なくては。

ウラゲウコギ

二裂した雌しべ、カタツムリの目玉のよう。根元に黄色いのはなんだろう。

ウラゲウコギ

ウコギ科ウコギ属

(5月18日撮影)

2009. 05. 27  
満開の花

クロミノサワフタギ

初めはクロバイかと思ったけど秋吉台の植物で調べてみたらどうやらサワフタギ、それもここでも珍しいクロミノサワフタギのようでした。

クロミノサワフタギ

ハイノキ属の花はどれもみな似てますね。

クロミノサワフタギ

サワフタギの葉は先が尖るそうだ。これだけ見てもよく分からないけど。

クロミノサワフタギ

縦に裂ける木肌。(向きを横にしたのでなく斜め横に伸びてたんですよ)

クロミノサワフタギ

多分クロミノサワフタギで間違いないかなと思うけど秋に黒い実が生るのを確かめなくては(サワフタギは青い実)
実はこの木は美しい幼虫(シロシタホタルガ)が目についてそれを調べている内に食草がサワフタギと判明。更に秋吉台の植物を調べてクロミノサワフタギと芋蔓式に名前が分かった。花だけでなく幼虫も決め手の一つになるなと。

ハイノキ科ハイノキ属

(5月18日撮影)


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平家蟹

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