2011. 08. 31  
初め見たときコウヤボウキにそっくりだなと思ったけどこれは木だから違うよな、と思って帰ってから調べてみたらコウヤボウキでした(^^;;;。野草図鑑などによく載っているから草だと勘違いしていたみたい。コウヤボウキとしては県内初だ(と言っても県外で一度見ただけ、県外そのものも滅多に行かないけどね)。

ナガバノコウヤボウキ

ただこれは葉が長くナガバノコウヤボウキでした。ただコウヤボウキも2年枝は葉が長いそうで区別は難しい。

ナガバノコウヤボウキ

決定的な違いはコウヤボウキは1年枝に花を咲かせるのにたいしてナガバノコウヤボウキは2年枝に花を咲かせる。その為鼻の付け根の葉が束生している。

ナガバノコウヤボウキ

クルッと丸まった花弁、角のように突き出た集葯雄蕊。

ナガバノコウヤボウキ

この雄ずいがないとキク科のような感じがしませんね。

ナガバノコウヤボウキ

赤っぽく見えているのは冠毛でしょうか。雄ずいの先端から開いた雌しべが出始めています。

ナガバノコウヤボウキ

こちらはもう冠毛が大分伸びてきている。

ナガバノコウヤボウキ

キク科コウヤボウキ属

(8月27日撮影)
2011. 08. 31  
少し湿っぽい場所を好むノブキ、でも山の上の方でも少しながら生えていますね。

ノブキ

棍棒のような集葯雄蕊を持っているのが雄花、周辺のが雌花。

ノブキ

更に拡大、中央のが雄花、両側が雌花、柱頭も開いているようです。

ノブキ

雌花は脱落し子房が膨らみはじめている。

ノブキ

雄花も脱落しほぼ完成、後は熟してくっついてくれるのが通りかかるのを待つだけ。

ノブキ

キク科ノブキ属

(8月27日撮影)
2011. 08. 30  
この山にはミョウガがたくさん生えているけど獣が食べるのか人が採るのか(実際その痕跡有り)花にはなかなか出くわさず

ミョウガ

やっと一輪だけ出会うことが出来ました。今日の最大の目標だっただけに嬉しかったよ。

ミョウガ

食べても爽やかだけど花も涼やか。長く突き出ているのは雄しべかな雌しべかな、両性花だけど種子は殆どできないそうだ。

ミョウガ

上下の花弁のようなのは苞葉、その間から大きな唇弁が出ている。突き出ている先端を見ると雌しべかな。

ミョウガ

実は4,5枚目は先に撮ったけど太陽光モードで撮影、大分黄色っぽく生っています。2,3枚目は曇り空モード、こちらの方が実際の色合いに近い感じ。こんなに違うのならこれから注意して撮らなくては。

ミョウガ

ショウガ科ショウガ属

(8月27日撮影)
2011. 08. 30  
薄暗い林の中で咲いていたクサアジサイ。

クサアジサイ

まだ周りの緑が濃い中でピンクの花がよく目だつ。

クサアジサイ

装飾花は数も少なく小さめ。生殖花がこれだけ目立てばそれ程必要はないか。

クサアジサイ

多数の雄しべ、中央に参列した雌しべ。

クサアジサイ

淡いピンク色が何とも艶やか。雄しべの中央に濃いピンク色に見えているのが雌しべの柱頭でしょうか。

クサアジサイ

木漏れ日のスポットライトを浴びている。

クサアジサイ

輝いてます。

クサアジサイ

夏から秋への変わり目を飾る花。

クサアジサイ

ユキノシタ科クサアジサイ属

(8月27日撮影)
2011. 08. 29  
この田圃は無農薬栽培しているのかこの草がたくさん生えてます。不思議なのは生えているのがこの田圃だけで周りの水田や休耕田には全く生えていない。

ナンゴクヒメミソハギ

花柄が長いのでヒメミソハギではなくナンゴクヒメミソハギ。

ナンゴクヒメミソハギ

花は可愛いんですけどね。すぐ実が生るから駆除もやっかいなんだろうな。

ナンゴクヒメミソハギ

いかにも南国らしい原色の派手な色合い。

ナンゴクヒメミソハギ

おまけの稲の花。雄しべは出ていますがもう閉じたんだろうな。

イネ

ミソハギ科ヒメミソハギ属

(8月19日撮影)
2011. 08. 28  
ヘクソカズラと勢力争いをしているノアズキ。片や白と赤、片や黄色一色で昆虫にアピール。

ノアズキ

中央右回りにくるっとしているのが雌しべや雄しべを納めている竜骨弁。

ノアズキ

先端から何かが出ています。

ノアズキ

形からしてこれが雌しべかな。

ノアズキ

マメ科ノアズキ属

(8月19日撮影)
2011. 08. 28  
まだ青いけど実は滅多に見かけないのでパチリ。ここにアップしておけば場所を覚えて置くからなと、ちと下心(笑)。秋熟すまで残っていますように(-人-)

ムベの青い実

アケビ科ムベ属

(8月19日撮影)
2011. 08. 27  
夏に咲くフユイチゴ。実の生る時期から名付けられたけど花としては季節感のズレを感じさせます。

フユイチゴ

茶筅のような雄しべと雌しべ。

フユイチゴ

雌しべ1本1本が実の粒々に対応しているのかな。全部実になれば見事だろうけどそんなのはまずないな。

フユイチゴ

バラ科キイチゴ属

(8月19日撮影)
2011. 08. 27  
花が落ちていると思ったらキノコだった。

フクロツチガキ

この自然公園で偶に見かけるフクロツチガキ。名前も姿もキノコらしくないな。

フクロツチガキ

(8月19日撮影)
2011. 08. 26  
ゲンノショウコがチラホラ咲き始めていた。右側のはもうすっかり花弁と雄しべが落ちて萼片と雌しべだけになっている。

ゲンノショウコ

雄性先熟だけどこちらは雌しべが開き初めて雄から雌に移行中。

ゲンノショウコ

こちらは柱頭がすっかり開ききっていますがまだ雄しべも残っていますね。完全には分離してないのかな。

ゲンノショウコ

こちらは赤が殆どで白はわずか。どちらか一方しか見られないならば赤の方がいいかな。やや紫が買った赤色が魅力的。

ゲンノショウコ

横顔。

ゲンノショウコ

フウロソウ科フウロソウ属

(8月19日撮影)
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平家蟹

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  • 花盗人の花日記
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