2012. 11. 28  
とある花を見に行った後、今年最後の秋吉台を散策してきました。

秋吉台

もう草原はすっかり枯れ色の趣。

秋吉台

中央の白っぽい辺りがススキ野原、ドリーネの中はまだ多少緑色が残っていますが他の黄色っぽいのは殆ど枯れてきた笹原です。

秋吉台

もうヤマジノギクやアキノキリンソウが僅かに咲き残っていた程度ですがリンドウも少し咲いていました。

リンドウ

ウメバチソウもちょっぴり咲いていた。他にカワラナデシコ、サイヨウシャジン、シラヤマギク、コウゾリナ等探せばあるもんだけど撮りたくなるほどではない。

ウメバチソウ

(11月28日撮影)
2012. 11. 28  
青い実はかなり前から見かけていたのですがやっと真っ赤に熟しました。これだけでも十分目立つと思うけどあまり花を見かけなくなるこの時期に熟すのもマムシグサの戦略でしょうか。

マムシグサの実

まさしく赤いトウモロコシ。野いちごの仲間は実のつき方に結構ばらつきがありますがマムシグサはどれも実付きがいい。これも虫を閉じこめて受粉させるおかげなんでしょうね。

マムシグサの実

こちらは実が少しとれているけど鳥が食べたんでしょうか。ただ鳥がとまるにしてはあの茎はかなり頼りないんですけどね。

マムシグサの実

実がすっかりなくなって紫色の花盤がむき出し、これはこれで綺麗。

マムシグサの実

かなり歪な形をしています。

マムシグサの実

サトイモ科テンナンショウ属

(11月16日撮影)
2012. 11. 28  
今年はフユイチゴが豊作のようでここ秋吉台だけでなく地元の自然公園でも多く実っていました。一度撮るとその後もっと条件のいい場所があってもなかなか撮る気になれませんね。

フユイチゴの実

キイチゴの仲間としては割と美味しいんだけど毛だらけのも多くてこれが舌触りが悪くてあまり食べる気にはなれません。フユイチゴにとっては人間なんかに食べて欲しくはないだろうけど(笑)

フユイチゴの実

毛と書きましたが先端が膨らんでいるのを見ると花柱の跡のようです。市販のイチゴは花托部分が膨らんだものですがこちらは子房が膨らんだ正真正銘の実。

フユイチゴの実

バラ科キイチゴ属

(11月16日撮影)
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平家蟹

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