2013. 04. 30  
休耕田などで群生しているとあまり撮る気はしないがあまり関係ないような場所で咲いていたので撮ってみた、早い話が気まぐれ。

レンゲ

野草の花としてはやはり華やかですね。上から撮るのを忘れたよ。

レンゲ

花序で見るとあまりマメ科と感じられないが一輪だけ見ると紛れもなくマメ科の花。

レンゲ

マメ科ゲンゲ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 29  
グミの仲間はグミと言うことはすぐ分かるが似たのが多くてその先が難しい。秋吉台にはナツグミはないようなのでこれはアキグミ、と消極的判断(^^;)。ナツグミの実は細長くアキグミは丸いので実が生れば分かるのですが。

トウグミ

花弁はなく十字形に見えているのは萼筒の先端が四裂したもの。

トウグミ

雌しべが小さな芋虫のように見えます。ご馳走様とペロッと下を丸めたような。周りの萼片にも毛が密生、鱗状毛だそうです。

トウグミ

萼筒を横から。雌しべがちょっと出ています。

トウグミ

葉の裏は鱗状毛が密生して白く見えます。

トウグミ

(追記)どうやらトウグミのようなのでタイトルをアキグミからトウグミに変更

グミ科グミ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 28  
白いスミレにはつい反応してしまう、側にニョイスミレも咲いていたがこれはアリアケスミレ。

アリアケスミレ

町中の舗装の隙間でも生えて来るくらい丈夫、秋吉台では初めてだった。

アリアケスミレ

色は色んな変化があるそうだが白っぽいの以外見たことないな。と言うより頭が反応していないのかも(^^;)

アリアケスミレ

側弁は有毛、かなり毛深い。

アリアケスミレ

距は太く短くポッテリ。

アリアケスミレ

葉はスミレに似ていて超楕円状披針形、夏には長三角形状に変化してくるそうだ。スミレは葉の形も変わってくることがあるから厄介。

アリアケスミレ

スミレ科スミレ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 27  
オカオグルマが咲いていた。蕾はそこそこ合ったが開いているのはこれだけだった。

オカオグルマ

珍しくもないけど急な坂を上ってきてこういうのに巡り会えるとホッとします。

オカオグルマ

背後の台地は山焼きからもう2ヶ月近く立っているのにまだ黒こげの枯れ草が残る。

オカオグルマ

蕊があまり伸びてないのでまだ咲いたばかりのようです。台地の上ではまだ花が少なくその分綺麗に感じられた。

オカオグルマ

キク科オカオグルマ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 26  
ニガナが咲いていた。シーズンになれば台地の上で幾らでも咲くけどこれは麓辺り。

ニガナ

今年は4月になって寒い日が続いたせいか台地の上での花が遅れているような気がする。

ニガナ

舌状花は普通5枚だけどここのは皆6枚でした。これくらいならハナニガナでなくニガナの範囲内。

ニガナ

雄蕊から雌しべが伸びてきて花粉を押し出している様子。



キク科ニガナ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 26  
羽の白い筋模様が印象的だったのでパチリ。触角の形が蛾とはちょっと違うかなと思ったけど蛾意外思いつかずお尋ね掲示板で尋ねてみたらトビケラの仲間ヨツメトビケラでした。

ヨツメトビケラ

上から。ちなみに白い筋があるのは雄だそうです。

ヨツメトビケラ

フトヒゲトビケラ科

(4月19日撮影)
2013. 04. 25  
去年のとは別の場所で見つけたラショウモンカズラ、この日はもう一カ所で見つけたけどどこも湿り気のある場所でした。

ラショウモンカズラ

この姿を見て羅生門の鬼の腕を連想した人は想像力豊か。これはあまり伸びておらずいまいちですけどね。

ラショウモンカズラ

でも花はおどろおどろしい姿。

ラショウモンカズラ

シソ科らしい先端が二裂した雌しべがちょこっと突き出ています。

ラショウモンカズラ

上唇に沿って雌しべと長短二組の雄しべ。

ラショウモンカズラ

下唇には長い剛毛、昆虫の足がかりにしては長すぎる感じで訪問者の選択機能もあるんでしょうか。

ラショウモンカズラ

シソ科ラショウモンカズラ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 25  
植物界の宝石ジャノヒゲの実、これはやはり日が当たる場所で撮りたい。実と書きましたが実はこれは種子で青いのは種皮です。

ジャノヒゲの実

葉を竜の髭に見立てて別名リュウノヒゲ、でも残った萼片がまるで竜が玉でも掴んでいるよう。

ジャノヒゲの実

クサスギカズラ科ジャノヒゲ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 24  
苔むした垂直の岩肌に生えたチャルメルソウ、秋吉台では初めてでした。

チャルメルソウ

さすがに近寄るのは難しいので足下に咲いていたのをパチリ

チャルメルソウ

花の時期になると長い茎を伸ばして花を咲かせる。意外とピントを合わせるのが難しい。

チャルメルソウ

いつ見ても面白い花、魚の骨のように見えているのが花弁で三角形の蓋をしているようなのが萼片、今開こうとしています。普通なら萼片が開いてから花弁だろうけどこれは逆だな。

チャルメルソウ

中央に可愛い雌しべが見えてます。周りの三角形の爪のようなのが雄しべで5本、上の雄しべの葯を見ると葯室が二つあるようです。

チャルメルソウ

横から見ると萼片が直立しているのが分かります。コチャルメルソウは閉会する。花被片や茎に腺毛がいっぱい。

チャルメルソウ

ユキノシタ科チャルメルソウ属

(4月19日撮影)
2013. 04. 24  
一面に咲いたイチリンソウ、去年までは県外でした見たことはなかったけど今年になって初めて秋吉台で見かけた、と思ったら秋吉台のあちこちで見ることが出来た。今までなんで見かけなかったのかなと思うくらい。殆ど台地上だけ歩いていたからな。

イチリンソウの群生

その中でもここが一番の群生地。

イチリンソウの群生

中央辺りがポッカリ空いているけどそこにはカテンソウが生えている。野草どうしの土地争いも熾烈。

イチリンソウの群生

こちらはニリンソウの群生、朝早かったせいかあまり開いてなかった。

ニリンソウの群生

キンポウゲ科イチリンソウ属

(4月19日撮影)
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平家蟹

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