2013. 10. 31  
苗代の頃実が赤くなるからナワシログミ、でも花が咲くのは冬の前の今頃。

ナワシログミ

グミ属の花はどれも似てるけど今頃ならナワシログミと思っていたらツルグミというのもあるそうだ。

ナワシログミ

ナワシログミは葉の裏が白っぽいがツルグミは赤っぽいそうだ。

ナワシログミ

花が開く前は何かの容器のよう、花弁はなく萼片です。

ナワシログミ

雄しべは4本、太い花柱と先端が曲がった柱頭が見えてます。

ナワシログミ

グミ科グミ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 31  
イヌザンショウほどではないがこちらも割と普通に見られるフユザンショウ

フユザンショウの実

日本には雌株しかないそうですが雄株がなくても何故実が生るの?

フユザンショウの実

実はイヌザンショウほどの赤さはないけど表面の粒々感はこちらの方が強いかな。

フユザンショウの実

真っ黒な種は変わらず、でも種が出てくる頃は実が茶色くなって2色効果が半減してるかな。

フユザンショウの実

ミカン科サンショウ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 31  
サンショウの仲間の中では一番多いイヌザンショウ、なので赤い実もよく見かけます。

イヌザンショウの実

やや黒みがかった赤で鮮やかさはないけどやはり目に染みます。

イヌザンショウの実

鏡のように表面がツルツルの真っ黒な種、手ぶれになってしまった。

イヌザンショウの実

ミカン科サンショウ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 30  
この時期の草原で一番よく見かけるヤマジノギク

ヤマジノギク

晩秋の草原を飾っています。

ヤマジノギク

上部で枝分かれしているので勢いよく感じられる。

ヤマジノギク

頭花も3-5cmと野菊としては大きい、薄紫色の舌状花が美しい。

ヤマジノギク

総苞は円錐型といいましょうか、総苞片は細く先が尖る。

ヤマジノギク

キク科シオン属

(10月18日撮影)
2013. 10. 30  
秋に閉鎖花を咲かせるセンボンヤリ、咲いているという感じはないですが。春の開放花に比べた随分草丈が高くなりますが綿毛を飛ばすのにその分有利なのでしょうか。でも考えてみれば開放花の果実は見たことないな。

センボンヤリ閉鎖花

槍と言うには穂先が大きいですが綿毛をつけた様子はまさしく毛槍ですね。

センボンヤリ閉鎖花

こちらは冠毛が出始めています。

センボンヤリ閉鎖花

キク科センボンヤリ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 30  
秋の野山を彩る赤い実、樹木系のチャンピオンはガマズミでしょうか。実も多くつけるし数も多いから目立つ。

ガマズミの実

鳥だけでなく人間の目も引きつける真っ赤な実。

ガマズミの実

まん丸でなくやや扁平な実、花柱の跡が残っている。

ガマズミの実

ガマズミには他にコバノガマズミやミヤマガマズミがある。コバノガマズミはともかくミヤマとは作事気が違うからそれで区別、なんて安易なことをしているから実が生る時に困る(^^;)。ガマズミは葉柄に毛が多い、ミヤマガマズミは長毛が疎らに生えるそうだ。

ガマズミの実

ガマズミは両面に毛、特に脈状に多いそうで何とか確認できるかな。この日幾つも撮ったがどれもガマズミのようでまだまだ間に合うからミヤマガマズミも探してみよう。

ガマズミの実

レンプクソウ科ガマズミ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 29  
リンドウと名の付く花は幾つもありますがシーズンの最後を飾る本家リンドウ

リンドウ

同じ頃咲くセンブリやウメバチソウは遊歩道脇にもよく出てきますがリンドウはあまり出てこず藪の中で咲いていることが多い。

リンドウ

藪と言ってもそんなに深い藪でなく背も高いから目にはつきやすいですけどね。

リンドウ

花冠に白い斑点があるのがなんか病気をしているようであまり好きになれない。思い入れが少ないと撮る写真の数も少なく。

リンドウ

リンドウ科リンドウ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 29  
9月頃から赤い実をつけていたゴンズイ

ゴンズイの実

実が弾けて黒い種が出ている、やはりこれはこの頃撮らなくちゃね。

ゴンズイの実

は超地味だけど実は存在感が増す。まだ秋吉台では花は撮ってなかったな、これも来年の宿題。数は多いけどマクロで撮れるかが問題。

ゴンズイの実

鳥にアピールする実、鳥にあまり興味がないせいかもしれないけどこの実に限らず他でも食べているのを見たことないな。

ゴンズイの実

赤い実に挟まれた黒い種、こんな和菓子があってもよさそうだけど名前がゴンズイでは響きが悪いな。

ゴンズイの実

ミツバウツギ科ゴンズイ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 28  
去年と同じ場所のシュウメイギク

シュウメイギク

株は幾つかあったが花が咲いていたのは一輪だけ

シュウメイギク

あまり大きな花が咲くような場所ではないので目立つし雰囲気もいいんだけどな。

シュウメイギク

こちらは別の場所、沢山咲いていた。

シュウメイギク

品種改良で白花や花びらの少ない種類があるがこれが本来の姿かな。

シュウメイギク

キクと名が付いているがキンポウゲ科、だけどキクと名付けられてもおかしくない姿

シュウメイギク

キンポウゲ科なので花弁のように見えるのは萼片

シュウメイギク

雌しべを取り囲む多数の雄しべ、この姿もキク科とは違います。

シュウメイギク

キンポウゲ科イチリンソウ属

(10月18日撮影)
2013. 10. 28  
頭上に実を沢山つけたトキリマメ、ここはちょくちょく来ているのに花は見逃しているな。

トキリマメの実

まだ青い実

トキリマメの実

熟すと真っ赤になり真っ黒な種が飛び出る。これも鳥にたいする2色効果だろうな。

トキリマメの実

たいてい一つの実に2個の種

トキリマメの実

よく似たタンキリマメは幅の広い部分が上部側にあり、葉柄葉軸に毛が多い。秋吉台ではまだ見つけてないので来年の宿題。

トキリマメの実

マメ科タンキリマメ属

(10月18日撮影)
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平家蟹

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