2013. 11. 30  
ネタがなくなったので近所を散歩がてら花散策、さすがにもう殆ど咲いていませんが。
サネカズラは雌花はめったにお目にかかれないのに実の時期になるとやたら目につく。だから色も形もいいものをと思っているうちについ秋吉台では見逃した。

サネカズラの実

ここは形があまり良くなくパス

サネカズラの実

これは形はいいけど未熟な実が幾つもあるな。

サネカズラの実

これは色が濃すぎるし、で結局形も色も揃ったのは見つからず。

サネカズラの実

マツブサ科サネカズラ属

(11月30日撮影)
2013. 11. 29  
ナンテンは花の時でも至るところで見かけますが実の時期になると更に一層至るところで見かけます。

ナンテンの実

常緑低木ですが紅葉しているのもありました。

ナンテンの実

こちらは別の場所、半分くらい紅葉

ナンテンの実

紅葉すると折角の赤い実が目立たなくなると思うんですけどね。

ナンテンの実

実はツルツルでなくミカンのように表面に細かな凹凸がある。花柱の跡も残っている。

ナンテンの実

メギ科ナンテン属

(11月16日撮影)
2013. 11. 28  
と同じ場所、そろそろ実が生ってるかなと来てみたけど

イシミカワの実

まだ未熟な緑色の実、お皿に盛った山盛りの団子状態。

イシミカワの実

僅かに色づいたのがあった。十分熟すと濃い青色になるんだが。

イシミカワの実

(11月5日撮影)

10日後にもう一度来てみたが殆ど変わらず。もう一度来るつもりだったが野暮用で来れず。青い実を見てみたいがこれだけ見に来るのもな~。

イシミカワの実

(11月16日撮影)

タデ科イヌタデ属
2013. 11. 27  
この時期の林床でよく見かけるヤブコウジの実、もっと前から見かけますが極普通に見られるから却ってあまり撮ることもなく、撮るものが少なくなったこの時期にやっと撮ってみた。

ヤブコウジの実

これでも草の実じゃなく木の実、確かに茎(じゃなく幹か)を見ると草とは違う感じがしますけどね。

ヤブコウジの実

ピンぼけしてるな。コンデジのようにコントラストを検出してピントをあわせる方式だと艶のある丸い実のような場合ピントがあいにくい。

ヤブコウジの実

ヤブコウジ科ヤブコウジ属

(11月16日撮影)
2013. 11. 26  
放置畑のゴボウの大きな葉に混じって赤い花が点々と

ベニバナボロギク

ベニバナボロギクでした、奥の白い点々はその綿毛。

ベニバナボロギク

この仲間で赤い花は珍しいと思うけど年中普通に見られるから特に愛でられることもなく

ベニバナボロギク

ベニバナと言えばいい名前だろうけどその後でボロギクと続いてイメージがた落ち

ベニバナボロギク

花は赤いが綿毛は真っ白、まだ花の赤い色が残っています。

ベニバナボロギク

キク科ベニバナボロギク属

(11月16日撮影)
2013. 11. 26  
背の高い枯れ草が一面に生えた放置畑、まだ青い葉をつけた草も混じっていた。

ゴボウの実

毬栗のような実、ゴボウだなと直感。

ゴボウの実

トゲトゲがいっぱい、先端が鈎状に曲がっていてくっつき虫になるのかな。

ゴボウの実

中を開けてみると種がいっぱい、短い冠毛もあるけどこれじゃ綿毛のようには飛ばないだろうな。種と書いたけど正確には痩果という果実、でもやはり素人的にはこれは種。

ゴボウの実

キク科ゴボウ属

(11月16日撮影)
2013. 11. 25  
初冬の花ヤツデ、これは樹木だけどこれが咲き始めると野草シーズンは終わりですね。

ヤツデ

まん丸い花序、何かがコントロールしているわけでもないのにこんなに丸くなる方が不思議。

ヤツデ

雄性先熟でこれは雄性期、でも柱頭も伸び始めている。

ヤツデ

花弁と雄しべが脱落した雌性期、花柱が何本も突き出ている。この時期は花と言うより未熟な実のように感じる。

ヤツデ

ハエが蜜を吸いにやってきていました。柱頭がハエの腹部に触れていて効率よく受粉出来そう。1枚目の写真で黒い点のように見えているのがハエの仲間です。この辺りでは蝶も飛んでいたのにヤツデには全く来てなかったな。

ヤツデ

ウコギ科ヤツデ属

(11月16日撮影)
2013. 11. 25  
11月9日アップしたのとは別の場所、花を探していたときはなかなか見つからなかったのに一度見つかると他でも見つかる、こういうことはよくあります。

フウリンホオズキの実

まさしく風鈴をぶら下げたような状態

フウリンホオズキの実

紫色に熟した実、実と書いたけどこれは萼片

フウリンホオズキの実

萼片を半分取り去ってみました。ホオズキの実をイメージしていたけど意外と大きかった。

フウリンホオズキの実

中は小さな種がいっぱい、でもギッシリと言うほどではありません。種ばかりで可食部分は殆どないとか仮種皮で偽装するとか、それに比べれば良心的な営業(笑)。味はやや甘みがあり微かな酸味でもちょっと癖がある味で好き嫌いは別れそう。

フウリンホオズキの実

白くなったのもありました、細菌の影響かな。もっと経つとスケスケになるんでしょうか。

フウリンホオズキの実

一輪だけだけどまだ花が咲いていた。

フウリンホオズキの実

ナス科ホオズキ属

(11月16日撮影)
2013. 11. 24  
シロバナムラサキセンブリを探してみたけど見つからず。しかしこのコースムラサキセンブリが随分咲いていました。

ムラサキセンブリ

これはムラサキセンブリにしてはかなり淡い色だが白花にはほど遠い。

ムラサキセンブリ

ここのは全般に色が淡いのが多かったけど同じ株の花でも大分色の濃さが違う。

ムラサキセンブリ

一つの花の花弁でも随分違いがある。

ムラサキセンブリ

ちょっと変わった印象のがありました。

ムラサキセンブリ

雄しべの花糸が随分短い、雌しべの柱頭は開いているからもう雌性期に入っていて花糸はこれ以上伸びそうにないけどね。

ムラサキセンブリ

これが普通の長さ、しかしこんなに大きな葯は初めてのような気がする。しかも柱頭が開いた雌性期なのにしっかり花粉がでている。

ムラサキセンブリ

こちらは雄しべが雌しべに寄り添ってます、お別れの挨拶それとも最後のキッス(笑)

ムラサキセンブリ

リンドウ科センブリ属

(11月16日撮影)
2013. 11. 24  
を撮った場所では実は見かけなかったので去年実を見つけていた場所に行ってみました。ここで花は確認していないけどちょうどいい具合に実が生っていました。

ノササゲの実

乾燥によって鞘が弾け中の種が露出

ノササゲの実

鞘は紫色で種は青色、シックだけど存在感がありますね。

ノササゲの実

こちらは素直に開閉

ノササゲの実

種が両側の鞘に交互に付いてます。種の数は2-5個と一定しないみたい。

ノササゲの実

マメ科ノササゲ属

(11月16日撮影)
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