2014. 06. 22  
初めてのシマサルナシ、垂れ下がった蔓からビッシリ葉を広げていました。

シマサルナシ

一週間前来た時はまだ蕾だったのに沢山花を開いていた、急速に開花するようです。

シマサルナシ

雌雄異株とか雌雄同株異花とか書かれているがどちらだろ、マタタビもそうだけどこの仲間はややこしい。少なくともここは両性花しかなかったような。

シマサルナシ

雄しべと雌しべがはっきりしていて両性花と分かりやすい。

シマサルナシ

雌しべの花柱が放射状に広がっている。

シマサルナシ

横から見ると雄しべと雌しべが二段重ね、子房もはっきりしている。実はキウイそっくりだそうでその頃また来なくては。

シマサルナシ

萼片は茶色で実と同じように柔らかい毛が生えている。

シマサルナシ

長い葉柄、棘上の鋸歯がある。

シマサルナシ

マタタビ科マタタビ属

(6月13日撮影)
2014. 06. 22  
昨年と同じ場所のムヨウラン、薄暗くてブレ写真が多かったので今年はミニ三脚を持って行って撮影、少しは効果があったかな。

ムヨウラン

百均で売っているような小さな三脚だからこんな風に上からでは撮れない。

ムヨウラン

花のアップを撮るにも自由度が小さいから三脚を使用するのは好きではないんだよね。

ムヨウラン

ここでは10株以上咲いていました。たいした数ではないがムヨウランとしては大きな群落かな。

ムヨウラン

ただあまり状態のいいのはないですね。

ムヨウラン

副萼片の下部が膨らむかどうかよくわからないので取り敢えずムヨウランとしてアップ。

ムヨウラン

ラン科ムヨウラン属

同じ場所にイチヤクソウも沢山咲いていた、この場所は初めてなのでアップしておこ。

イチヤクソウ

何故か花茎が横に伸びて先端が立ち上がっています。何らかの原因で茎が倒れた後立ち上がってきたのかな。

イチヤクソウ

ここのは大なり小なりその傾向、来年もっとよく観察してみなくては。

イチヤクソウ

ツツジ科イチヤクソウ属

(6月13日撮影)
2014. 06. 22  
暗い林床に生えたトチバニンジン、ここは杉林なので春でもそれ程明るくならないのでこんな大きな葉は不利だと思うけど毎年生えてくるから耐性はあるのかな。

トチバニンジン

長い花茎を伸ばして頂部に球形花序をつける、一昨年は枝茎が多く出ていたのに今年は全く出てないな。

トチバニンジン(雄花)

花弁や雄しべは散って花柱しか残っていません。

トチバニンジン(雌花)

花柱は2-5本と不揃い

トチバニンジン(雌花)

こちらはもう子房が膨らみ始めています。

トチバニンジン(雌花)

近くに枝茎を持ったのがありました。枝の方は全て雄花序だそうです。

トチバニンジン(雄花)

かろうじて一つだけ花が残っていた。手前のは花弁が散っているけど奥のはまだ蕾みたいです。

トチバニンジン(雄花)

地味な緑色の花弁に5本の雄しべ、柱頭も見えているような。

トチバニンジン(雄花)

子房もあるようで両性花ということはないのかな。

トチバニンジン(雄花)

ウコギ科トチバニンジン属

(6月13日撮影)
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