2014. 06. 23  
道路沿いに沢山咲いていたセイヨウノコギリソウ、茎の上部に多数の頭花をつける。

セイヨウノコギリソウ

途中で枝分かれして更に多くの頭花をつけているのもあります。

セイヨウノコギリソウ

倒れた茎の先端が持ち上がってきている、逞しいもんだ。頭花は重そうだから全体を持ち上げるのはさすがに無理かな。

セイヨウノコギリソウ

セイヨウと名がつくと色や姿が派手なのが多いですがこれは地味ですね。

セイヨウノコギリソウ

キク科らしく集葯雄蕊が突き出て更に先端が二裂した雌しべが出ているのもあります。キク科の場合はこれを撮らなくちゃw

セイヨウノコギリソウ

舌状花は普通5枚、筒状花も2つ3つ・・・と数えられるくらい少ないですね。

セイヨウノコギリソウ

茎葉は無柄、ノコギリというよりヤスリだな。

セイヨウノコギリソウ

花茎のない株の根生葉、2-3回羽状深裂、ノコギリソウは2-3回羽状にはなりません。

セイヨウノコギリソウ

キク科ノコギリソウ属

(6月13日撮影)
2014. 06. 23  
エビヅルが咲き始め、花序が突き出てくるから割と目立つ。

エビヅル

雌雄異株でこれは雄花、秋吉台ではまだ雌花は見てないな。実の方も見かけていないような。

エビヅル

雄しべだけのシンプルな構成、花糸が長い。

エビヅル

基部にある粒粒のようなものはなんだろ、雌しべの柱頭は一つだから痕跡というわけでもなさそう。

エビヅル

葉の変化は大きくこれは浅い三裂、右の小さな葉も成長すると裂けてくるのかな。

エビヅル

ブドウ科ブドウ属

(6月13日撮影)
2014. 06. 23  
かっては蝿の蛆殺しに使われたハエドクソウ、今やその目的はなくなっても汚名(ちと違うけど)は何時迄も残っています。以前は一科一属だったけど新しい分類体系ではムラサキサギゴケなど多少所帯が増えているようです。

ハエドクソウ

薄暗い場所で咲く上に茎は細長く花は小さいなど写すのは難しい。

ハエドクソウ

蕊は出ていないし模様もないし写していて面白くない、と言いつつ毎年撮ってますけどね。

ハエドクソウ

上部萼片先端が赤くなっているのが唯一のお洒落

ハエドクソウ

花筒の中に僅かに何か突き出ています、雄しべかな。

ハエドクソウ

ハエドクソウ科ハエドクソウ属

(6月13日撮影)
2014. 06. 23  
田植えが終わった田圃の上に出張った枝に産み付けられたモリアオガエルの泡玉、まだ色が白いのでそれ程日にちが経ってないようでう。しかし真下に田圃があるのはここくらいだったけど他のカエルはどうするんだろ。

モリアオガエルの泡玉

そのせいでしょうか、横着したのか致し方なくかこんな所に産み付けている親もいました。ここは田圃の水量を調節する排水口、ここで孵ってもみな側溝に流れてしまうけどね。

モリアオガエルの泡玉

一週間後にもう一度来てみたら泡玉は大分色が濃くなっていました、でも中に白い卵があったから孵ってないのかもしれません。

モリアオガエルの泡玉

上を見ると新しい泡玉ができていました、色が白いから左下の前のよりは新しい。しかし高さは4,5mあるけどいくら下に水面があるとはいえこんな所からオタマジャクシが落っこちてきて大丈夫かいな。

モリアオガエルの泡玉

少し離れたやはり高い場所にも新しい泡玉、しかしこの真下は田んぼの畦道、前のよりもっと危ないぞ、と言うか無理でないかい。

モリアオガエルの泡玉

(6月13日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
FC2ブログランキング

ブログ内検索
Comments...A
<>+-
カレンダー
Pulldown 降順 昇順 年別

05月 | 2014年06月 | 07月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
プルダウンリスト
QRコード
QR