2014. 09. 27  
笹原から顔を出したムカゴトンボ、日当たりの良い湿地に生えますがとても湿地とは思えない。逆にこういうのが生えていることが秋吉台が湿地である証拠なんでしょうけどね。

ムカゴトンボ

こちらでは同じ場所から二株出ています、ムカゴトンボとしては贅沢な出方(笑)。今年は雨が多かったせいか例年に比べて多く出ているようです。と言っても絶対数は少ないですが。

ムカゴトンボ

長い茎を伸ばして緑色の花を総状につける。

ムカゴトンボ

これはまだあまり開いていない花

ムカゴトンボ

唇弁は三裂し中央裂片は舌状に垂れ下がり左右の裂片は糸状、左右に出ているのは側萼片。こういうのが見たかったのよね、去年はあまりいい状態のがなかったからな。

ムカゴトンボ

側萼片の間に見えているのが側花弁でその中央にちょっと突き出ているのが背萼片、距は棒状で垂れ下がる。

ムカゴトンボ

基部にある葉、普通大きなのが2枚で小さなのが数枚付く程度。

ムカゴトンボ

ラン科ミズトンボ属

(9月16日撮影)
2014. 09. 27  
石灰岩の脇に生えたキクバヒヨドリ、投影された影がまるで押し花のようです。

キクバヒヨドリ

この仲間は花を見てもどれも同じ

キクバヒヨドリ

葉の様子がヒヨドリバナやサワヒヨドリと違い大きく3深裂しています、それにしてもこれは裂け過ぎだな。

キクバヒヨドリ

葉の裏に腺点があるのがキクバヒヨドリ、よく似た葉を持つサケバヒヨドリは腺点がありません。

キクバヒヨドリ

葉の表側、一部変色していますがそこにも腺点があるような。

キクバヒヨドリ

キク科ヒヨドリバナ属

(9月16日撮影)
2014. 09. 27  
木肌が独特なので分かりやすいカゴノキ、いろんな場所で見かけます。

カゴノキ

でも高木になるので花が咲いているのは分かっても手が届かね~

カゴノキ

雌雄異株でこれは雄花のようです。

カゴノキ

クスノキ科カゴノキ属

(9月16日撮影)
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平家蟹

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