2014.
10.
31
遊歩道沿いに咲いていた黄色い花、どう見てもニガナだよね。秋に咲いているのを見たのは初めて。

ハナニガナじゃなく普通にニガナのようです。

春には沢山咲くから気分で撮ったり撮らなかったり、今年は撮ってなかったから丁度よかった。

結局咲いていたのはこの一株だけでした。

キク科ニガナ属
(10月8日撮影)

ハナニガナじゃなく普通にニガナのようです。

春には沢山咲くから気分で撮ったり撮らなかったり、今年は撮ってなかったから丁度よかった。

結局咲いていたのはこの一株だけでした。

キク科ニガナ属
(10月8日撮影)
2014.
10.
30
台地上でも沢山咲いてくるセイタカアワダチソウ、この日まとまって咲いているのはここだけでした。秋吉台は私の住んでいる場所より北側で標高も高いので春の花は大抵地元の方が先ですが秋はこちらの方が先に咲いてきます。春は南から秋は北からですね。

台地上ではまだまだススキの方が優勢、あまり増えては欲しくないな。

でももうすっかり秋の風物詩として風景の中に馴染んでいますね。

概ね円錐形になる花序

泡立つように密集する花、漢字で書くと背高泡立草ですがこれ程ピッタリな名前も珍しいかな。

細い舌状花に数の少ない筒状花、どれもこれも黄色で一つ切り取るのが難しい。

ススキとのツーショット

キク科アキノキリンソウ属
(10月8日撮影)

台地上ではまだまだススキの方が優勢、あまり増えては欲しくないな。

でももうすっかり秋の風物詩として風景の中に馴染んでいますね。

概ね円錐形になる花序

泡立つように密集する花、漢字で書くと背高泡立草ですがこれ程ピッタリな名前も珍しいかな。

細い舌状花に数の少ない筒状花、どれもこれも黄色で一つ切り取るのが難しい。

ススキとのツーショット

キク科アキノキリンソウ属
(10月8日撮影)
2014.
10.
29
晩秋の台地上を飾るヤマジノギク、この時期普通に見られます。

草丈が高いし上部で枝分かれするなどその姿から区別しやすい。初夏の頃にも花を咲かせることがありますがこんなに高くはならない。

野菊としては頭花も大きく3.5cmくらい、控えめな淡い紫色もいいですね。

さすがにこの時期冠毛は見えてないけど舌状花と筒状花では痩果の冠毛の長さが違うそうだ。

線形で先の尖った総苞片、短毛が生えている。

キク科シオン属
(10月8日撮影)

草丈が高いし上部で枝分かれするなどその姿から区別しやすい。初夏の頃にも花を咲かせることがありますがこんなに高くはならない。

野菊としては頭花も大きく3.5cmくらい、控えめな淡い紫色もいいですね。

さすがにこの時期冠毛は見えてないけど舌状花と筒状花では痩果の冠毛の長さが違うそうだ。

線形で先の尖った総苞片、短毛が生えている。

キク科シオン属
(10月8日撮影)
2014.
10.
28
この辺りに割とまとまって生えていたチョウシュウアザミ、ツクシアザミの変種だそうです。ツクシと名のつく植物は多くあるがチョウシュウは殆ど無いな。葉が茎の半ばにまとまってつくのが特徴。

頭花は下向きだそうですがここで見る限り横向きだな。

雌性株があるそうだけどアザミでは雌雄を意識することはないな。

集葯雄蕊から花粉を押し出して雌しべが長く伸びています。蝶を相手にするならこれくらい長く伸びる必要があるかな。

総苞にはクモ毛があるようです。列の数は昨日のアキヨシアザミよりは少なそう。

深裂する葉、同じアザミでもアキヨシアザミとは大違い。でもこちらの方がアザミらしいかな。

キク科アザミ属
(10月8日撮影)

頭花は下向きだそうですがここで見る限り横向きだな。

雌性株があるそうだけどアザミでは雌雄を意識することはないな。

集葯雄蕊から花粉を押し出して雌しべが長く伸びています。蝶を相手にするならこれくらい長く伸びる必要があるかな。

総苞にはクモ毛があるようです。列の数は昨日のアキヨシアザミよりは少なそう。

深裂する葉、同じアザミでもアキヨシアザミとは大違い。でもこちらの方がアザミらしいかな。

キク科アザミ属
(10月8日撮影)
2014.
10.
27
秋吉の名がつく唯一の植物アキヨシアザミ、もっとあってもよさそうな感じもしますが意外ですね。

頭花は上向き、優しげな色合い。

総苞片は8,9列、と言っても数え方は難しい。普通粘らないが粘るのもあるそうで例外があるのは厄介。

以前はモリアザミの変種とされていて総苞片の反り具合で区別していたけど迷うのが多かったな。この反り具合なら以前でもアキヨシアザミとしていただろう。ちなみに秋吉台にはモリアザミはありません。

葉は羽裂することはなく細かな鋭い鋸歯がある。あまりアザミらしくない葉ですね。

この時期台地上では普通に見られるかな。

キク科アザミ属
(10月8日撮影)

頭花は上向き、優しげな色合い。

総苞片は8,9列、と言っても数え方は難しい。普通粘らないが粘るのもあるそうで例外があるのは厄介。

以前はモリアザミの変種とされていて総苞片の反り具合で区別していたけど迷うのが多かったな。この反り具合なら以前でもアキヨシアザミとしていただろう。ちなみに秋吉台にはモリアザミはありません。

葉は羽裂することはなく細かな鋭い鋸歯がある。あまりアザミらしくない葉ですね。

この時期台地上では普通に見られるかな。

キク科アザミ属
(10月8日撮影)
2014.
10.
22
腰痛が悪化して椅子にも座り難い状態なのでパソコンもおちおち操作できません。
なので暫く更新はお休みです。
まだまだネタはあるのに残念、
そろそろ野草シーズンも終わりだけどまだまだ見たい花があるんだよね。
なので暫く更新はお休みです。
まだまだネタはあるのに残念、
そろそろ野草シーズンも終わりだけどまだまだ見たい花があるんだよね。
2014.
10.
21
晩秋の台地上を飾るヒメヒゴタイ、飾るという程多くはないですが普通に見られます。

一株に多くの花をつけるので謂わば一点豪華主義、ただこの場合開いた花といえるのは中央のだけで周りのはピンク色に色づいた付属体、いわばまだ蕾の状態です。でも普通の蕾と比べると華やかですね。

ヒゴタイはヒゴタイ属だけどこちらはトウヒレン属

葉は細かく裂ける。

特徴を撮った後は台地をバックに風景写真として楽しみましょう。

やはりカルスト地形といえば石灰岩の群れでしょうか、この辺りが一番顕著に見られます。

所々に林があるけど近づけないことが多い。

やはり最後は青空バック。

キク科トウヒレン属
(10月8日撮影)

一株に多くの花をつけるので謂わば一点豪華主義、ただこの場合開いた花といえるのは中央のだけで周りのはピンク色に色づいた付属体、いわばまだ蕾の状態です。でも普通の蕾と比べると華やかですね。

ヒゴタイはヒゴタイ属だけどこちらはトウヒレン属

葉は細かく裂ける。

特徴を撮った後は台地をバックに風景写真として楽しみましょう。

やはりカルスト地形といえば石灰岩の群れでしょうか、この辺りが一番顕著に見られます。

所々に林があるけど近づけないことが多い。

やはり最後は青空バック。

キク科トウヒレン属
(10月8日撮影)
2014.
10.
20
今夏の多雨のせいでしょうかいつもより花つきがよかったシオガマギク、いつもと言ってもここで見るのはまだ3年目ですが。

花の盛期は過ぎて萎れかかっているようです。

放射状に少し捩れるように花を出す。

キクと名がついてますがこの花を見ればキク科でないのはすぐ分かります。以前はゴマノハグサ科でしたがハマウツボ科に移動、半寄生植物です。

葉には二重の鋸歯がある。

ハマウツボ科シオガマギク属
(10月8日撮影)

花の盛期は過ぎて萎れかかっているようです。

放射状に少し捩れるように花を出す。

キクと名がついてますがこの花を見ればキク科でないのはすぐ分かります。以前はゴマノハグサ科でしたがハマウツボ科に移動、半寄生植物です。

葉には二重の鋸歯がある。

ハマウツボ科シオガマギク属
(10月8日撮影)
2014.
10.
19
この林道沿いに沢山生えているナギナタコウジュ、まだ蕾が多かったですがポチポチ咲き始めていました。

上の方では車が通らないせいかど真ん中でも咲いています。

花が花序の片側に偏った様子を薙刀に例えてナギナタコウジュ

花冠の縁が細かく裂けて毛が生えているようです。

雄しべは長短2本づつあり下側の方が長く花冠から突き出ている。

苞の縁には短毛が生えている。

卵形、狭卵形の葉は先が尖る、鋸歯は粗い。

シソ科ナギナタコウジュ属
(10月8日撮影)

上の方では車が通らないせいかど真ん中でも咲いています。

花が花序の片側に偏った様子を薙刀に例えてナギナタコウジュ

花冠の縁が細かく裂けて毛が生えているようです。

雄しべは長短2本づつあり下側の方が長く花冠から突き出ている。

苞の縁には短毛が生えている。

卵形、狭卵形の葉は先が尖る、鋸歯は粗い。

シソ科ナギナタコウジュ属
(10月8日撮影)
2014.
10.
18
初めてのキクアザミ、環境省、県とも絶滅危惧種に指定されています。台地上ではメインの遊歩道意外にも多くの小道があります。時には笹が茂って分からなくなっているのもありますが偶に気紛れで歩いたりします。ここは雰囲気からしてオケラが生えているかなと思って入って見たのですが思わぬお宝に出会いました。

もう花が終わりの頃のようでしたが綺麗に咲いているのもありました。

同じ株でも終わりかけのもあれば今が盛りのもある。

これはどう見てもアザミ属じゃなくトウヒレン属、ならば秋吉台限定ということもあって名前はすぐ分かりました。

総包の様子

まだ蕾のもありました、数は多くないですが全体としてゆっくり咲いていくのかな。来年は花盛りの頃来なくちゃ。

ノコギリの刃のような粗い鋸歯、短い葉柄がありますが上の方ほど葉柄が短くなるそうです。

キク科トウヒレン属
(10月8日撮影)

もう花が終わりの頃のようでしたが綺麗に咲いているのもありました。

同じ株でも終わりかけのもあれば今が盛りのもある。

これはどう見てもアザミ属じゃなくトウヒレン属、ならば秋吉台限定ということもあって名前はすぐ分かりました。

総包の様子

まだ蕾のもありました、数は多くないですが全体としてゆっくり咲いていくのかな。来年は花盛りの頃来なくちゃ。

ノコギリの刃のような粗い鋸歯、短い葉柄がありますが上の方ほど葉柄が短くなるそうです。

キク科トウヒレン属
(10月8日撮影)