2015. 01. 22  
昨年12月9日撮影した時は今にも咲きそうだったのでもう咲いているだろうと思ってきた見たら全然変わりなく蕾のままでした。中央に一輪だけ咲いていた。

シナマンサク

でも手が届かない。

シナマンサク

こうなると探してみたくなるのが人情(違)。やっと手に届く所に咲いているのを一つ見つけました。この辺りは3本植えられているけどここは一番近寄りづらくて普段は見ないんだよね。

シナマンサク

枯れ葉に囲まれていますがその分暖かさが違うのかな。

シナマンサク

リポンというか玩具の蛇笛というかクルッと巻き込んだ花弁が魅力ですね。

シナマンサク

撮影には枯れ葉がじゃ生のでとってみたけどこの木は特に枯れ葉が多かったな。

シナマンサク

マンサク科マンサク属

(1月13日撮影)
2015. 01. 21  
毎年来ている梅林、まだ全く花をつけていないのもあったけど概ね一分~三分咲きでした。正月頃にはもう咲いてたかもしれないな。

ウメ

やはり天気のいい日に来てよかった。

ウメ

考えてみれば満開の頃来たこと無いけどこれだけ咲けば十分、人もいなくて独占できるしな。

ウメ

季節はまだ冬だけどこういうのを見るとほんと光の春ですね。

ウメ

紅梅白梅とあるけれどここのはどれも中間のピンク色。

ウメ

赤い萼片がアクセントになって裏側から見るのもまた綺麗。

ウメ

花弁は普通5枚ですがこれは右下に小さいのが1枚見えてます。どうやら雄しべが花弁化したもよう。

ウメ

バラ科サクラ属

(1月13日撮影)
2015. 01. 20  
この仲間としては珍しく冬でも常緑なのでわかりやすいコクラン

コクランの実

冬になってもまだ実を付けているのも偶にあります、もっとも種子はとっくに飛ばして空っぽですが。

コクランの実

稲の籾殻を大きくしたような実、先端にラン科の名残が残っています。

コクランの実

穴が開いています、虫が食べたんでしょうか。ラン科の種子は殆ど栄養を持ってないはずですがそれでも食べる虫がいるのかな。

コクランの実

ラン科クモキリソウ属

(1月5日撮影)
2015. 01. 19  
未だ残っていたタンキリマメ、葉の先の方が幅広いのが特徴。秋吉台ではトキリマメが多くタンキリマメは滅多に見られませんがこの自然公園ではタンキリマメだけ。

タンキリマメの種

マメ科の莢は果皮にあたる。秋には鮮やかな赤色でしたがもう大分色褪せてきています。果実というとどうしても水分を含んだ可食部分があるのを思い浮かべるのでこういうのは果実とはあまり感じませんね、キク科の痩果も同様、なのでこれは種としてアップ。

タンキリマメの種

真っ黒艶やかな種、鳥が食べても消化できればそれなりに栄養になるんでしょうがどうなんでしょう。あまり人気がないのか4,5月頃まで残っているのを見かけることもあります。

タンキリマメの種

マメ科タンキリマメ属

(1月5日撮影)
2015. 01. 18  
手の届かない所に沢山の実を付けたマサキ

マサキの種

普通なら望遠で撮ればいいけど今回の目的は種だしな。

マサキの種

まー手の届く場所に一つあれば十分、まるで搾り出されるように種が飛び出しています。

マサキの種

表面の赤いのは仮種皮、種子は普通4個入ってますがこれは2個は未熟で小さい。

マサキの種

二つの割ってみると仮種皮の薄さが分かります。殆ど栄養はないだろうし人間界だと偽装食品だと騒がれるレベル(笑)。これは種子は半球形ですが四半分くらいになったのもあるようだ。

マサキの種

右側白い胚乳の中央部が少し黄色くなっているのが胚でしょうか、子葉が結構大きい、短い幼根も見えています。

マサキの種

ニシキギ科ニシキギ属

(1月5日撮影)
2015. 01. 17  
冬でも割と見かけるノイバラの実

ノイバラの種

実と書きましたがこれは果実ではなく偽果だそうです。萼筒が肥大化して果実のようになったものだとか。

ノイバラの種

剥くのは困難なので潰してみると中から白い種子が出てきました。果肉はもう水分が失われ繊維上になっています。

ノイバラの種

種子と書きましたがこれが実は果実(痩果)なのだそうです。6個+未熟1個見えてますが数は一定でなく大きさもやや不揃いですね。

ノイバラの種

しかし素人目にはどうみても種子ですね。ヤブランのように果実に見えたのが種子だったりこれのように種子と見えるのが果実だったりして見かけだけではなかなか判断できません。結局種子は撮ってないのでタイトルも「ノイバラの実」とすべきでしょうけどあえてそのままにしておこ。

ノイバラの種

バラ科バラ属
2015. 01. 16  
冬でも赤い実をつけているサルトリイバラ

サルトリイバラの種

皮を剥いてみたら果肉は大分水分を失って縮んでいました。本来なら白いのでしょうが果皮の色が転写しています。これもそれなりに綺麗、まず見ることはないけどね。

サルトリイバラの種

果肉を取っていくと中の種子が見えてきます。

サルトリイバラの種

3個入っていましたが数は一定ではないもよう。それにしても種子が美しいと思ったのは初めてかな。

サルトリイバラの種

あずき色の種子はまるで上等な和菓子のよう。

サルトリイバラの種

表面に細かな凹凸があります。

サルトリイバラの種

サルトリイバラ科サルトリイバラ属

(1月5日撮影)
2015. 01. 15  
もう大分実が落ちているマムシグサ、これしか見かけなかったので撮ってみました。周辺に実が散らばっていたけど鳥が食べ嵐たのかな、ただ枯れかけた茎に止まって食べるのは相当難しそう。落ちた実は何故か種が入ってなかった、種だけ食べた?

マムシグサの種

一つの実の中には僅かな果肉をまとった種が2個入っています。

マムシグサの種

半球形の種

マムシグサの種

表面がざらついているが特に模様とかなさそう。

マムシグサの種

サトイモ科テンナンショウ属

(1月5日撮影)
2015. 01. 14  
ヤブランは一株に多くの花を咲かせますが実は意外と少ない、これは倒れていますが随分多くの実をつけていました。

ヤブランの種

まるで黒真珠のよう

ヤブランの種

これもジャノヒゲと同じくキジカクシ科で果実でなく種子です。一つの花で幾つもつけているようですが中には成長しきれてないのもある。兄弟同士でも成長は早い者勝ちだな。

ヤブランの種

黒い種皮を剥いてみました、中にあるのが胚乳で主人の間に果肉のような柔らかい組織がある。色以外はジャノヒゲとそっくり。

ヤブランの種

これはこの日最初に撮ったので撮り方が慣れてないというか個々の写真を撮ってないな。

ヤブランの種

キジカクシ科ヤブラン属

(1月5日撮影)
2015. 01. 13  
足元に見えていた藍色の実、ジャノヒゲでした。

ジャノヒゲの種

実と書きましたがこれは種子、果実なら普通残る花の跡もありません。

ジャノヒゲの種

藍色の種皮を剥いてみると内側に薄い白い層、果実ならここが果肉だろうけど種子だとなんと言うのだろ。その内側に丸く見えているのが胚乳です。

ジャノヒゲの種

真ん丸な胚乳、固かったけど左側の部分はやや柔らかかった。ここから根が出てくるのかな。

ジャノヒゲの種

キジカクシ科ジャノヒゲ属

(1月5日撮影)
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