2015.
03.
31
ヤブニンジンも沢山咲いていた、ここにこんなにあったかなと思うくらい多く咲いていた。

花が小さく茎も細い野草はバックを選んで撮らないと全体像が分かりにくい。

複散形花序の花

雄しべ5本雌しべ2本、でも柱頭は小さいし葯も白いので目立ちません。花序の内側には雄花があるそうだ。

子房には毛、クッツキ虫になるけどそれ程強力ではない。

花序枝には長毛が密生、その下の茎はあまり毛が生えていない、上の花序柄は殆ど無毛のようだ。

葉の裏側にも毛が多い。

セリ科ヤブニンジン属
(3月27日撮影)

花が小さく茎も細い野草はバックを選んで撮らないと全体像が分かりにくい。

複散形花序の花

雄しべ5本雌しべ2本、でも柱頭は小さいし葯も白いので目立ちません。花序の内側には雄花があるそうだ。

子房には毛、クッツキ虫になるけどそれ程強力ではない。

花序枝には長毛が密生、その下の茎はあまり毛が生えていない、上の花序柄は殆ど無毛のようだ。

葉の裏側にも毛が多い。

セリ科ヤブニンジン属
(3月27日撮影)
2015.
03.
31
九州ではカキドオシが随分咲いていたのでこちらでもと思ったが咲いてはいたがまだ僅かだった。

少数でも咲いていれば問題なし、大抵ペアになって咲いてます。

下唇に剛毛が生え複雑な斑紋がある。茎も毛深いですね。

上唇に沿って長短二組の雄しべ、正面からだと雌しべは分かりにくい。

横から見ると柱頭が二裂した雌しべ、雄しべの葯にも花粉が出ているようです。

茎は四角く稜がある。

シソ科カキドオシ属
(3月27日撮影)

少数でも咲いていれば問題なし、大抵ペアになって咲いてます。

下唇に剛毛が生え複雑な斑紋がある。茎も毛深いですね。

上唇に沿って長短二組の雄しべ、正面からだと雌しべは分かりにくい。

横から見ると柱頭が二裂した雌しべ、雄しべの葯にも花粉が出ているようです。

茎は四角く稜がある。

シソ科カキドオシ属
(3月27日撮影)
2015.
03.
30
ムラサキケマンも随分多く咲いていた。

花は密集、この仲間の中では一番密集しているかな。この近くで咲いていたカラクサケマンは伐採された枝が片付けられると同時に草刈りされて無くなっていた。次に見られるのは何時のことやら。

花は四方八方向いているようですが多少方向性があります。

苞葉は割と大きく細かく裂ける。

糸のように見えているのが萼片のようです。反対側にもあるはず。

2-3回3出複葉。葉を見ればカラクサケマンとの違いは一目瞭然なのに何で気がつかなかったかな、花だけ見て葉を見てないんだろうな、反省。

ケシ科キケマン属
(3月27日撮影)

花は密集、この仲間の中では一番密集しているかな。この近くで咲いていたカラクサケマンは伐採された枝が片付けられると同時に草刈りされて無くなっていた。次に見られるのは何時のことやら。

花は四方八方向いているようですが多少方向性があります。

苞葉は割と大きく細かく裂ける。

糸のように見えているのが萼片のようです。反対側にもあるはず。

2-3回3出複葉。葉を見ればカラクサケマンとの違いは一目瞭然なのに何で気がつかなかったかな、花だけ見て葉を見てないんだろうな、反省。

ケシ科キケマン属
(3月27日撮影)
2015.
03.
30
帰ってから近所の公園に行ってみたらもうたくさんの花が咲いていた。旅行中のどうでもいいような花はパスして地元優先、こちらもありふれた花ばかりですけどね。
ナガミヒナゲシが沢山咲いていた、一週間前は全く見かけてなかったから留守の間に咲いてきたみたい。

オオキバナカタバミと一緒に咲いていますがそちらもすっかり野生化、でも撮る気はしないな。

花弁がしわくちゃ、春めいてきて春物の服を引っ張り出してきたような(笑)。まだ開いたばかりなんでしょうか。

子房の周りに多数の雄しべ、花柱はなく放射状に広がっているのが柱頭、細かな毛が生えているようです。。

野生の花は生育環境が悪いと花の数を少なくしたり小さくしたりします。ナガミヒナゲシもその点極端で小さな花を咲かせます。これで1.5cmくらいかな、普通の半分から1/3くらい、もっと小さいのもあったりします。

雄しべの数も柱頭の数も少ないようです。当然種の数も少なくなるけどそれでも花を咲かせると探せないとでは天地の違いがある。

ケシ科ケシ属
(3月27日撮影)
ナガミヒナゲシが沢山咲いていた、一週間前は全く見かけてなかったから留守の間に咲いてきたみたい。

オオキバナカタバミと一緒に咲いていますがそちらもすっかり野生化、でも撮る気はしないな。

花弁がしわくちゃ、春めいてきて春物の服を引っ張り出してきたような(笑)。まだ開いたばかりなんでしょうか。

子房の周りに多数の雄しべ、花柱はなく放射状に広がっているのが柱頭、細かな毛が生えているようです。。

野生の花は生育環境が悪いと花の数を少なくしたり小さくしたりします。ナガミヒナゲシもその点極端で小さな花を咲かせます。これで1.5cmくらいかな、普通の半分から1/3くらい、もっと小さいのもあったりします。

雄しべの数も柱頭の数も少ないようです。当然種の数も少なくなるけどそれでも花を咲かせると探せないとでは天地の違いがある。

ケシ科ケシ属
(3月27日撮影)
2015.
03.
29
久しぶりに見かけたフッキソウ、道端なので植栽のが逃げてきたのかもしれない。

これは雄花、雌雄があるのは覚えていたけど雌雄異株だったか雌雄同株異花だったか。

花弁はなく蕊と萼片だけ、まるで指の爪先のようです。

これは雌花、こんなのがあったから異株かと思ってしまった。

花柱は2本、柱頭部分に突起があって花粉を捕らえやすくなっているんでしょうか。

よく見たら雄花の下部に雌花がありました、雌雄異花でした。2枚目の写真にもよく見ると雌花が写っています。

ツゲ科フッキソウ属
(3月24日撮影)

これは雄花、雌雄があるのは覚えていたけど雌雄異株だったか雌雄同株異花だったか。

花弁はなく蕊と萼片だけ、まるで指の爪先のようです。

これは雌花、こんなのがあったから異株かと思ってしまった。

花柱は2本、柱頭部分に突起があって花粉を捕らえやすくなっているんでしょうか。

よく見たら雄花の下部に雌花がありました、雌雄異花でした。2枚目の写真にもよく見ると雌花が写っています。

ツゲ科フッキソウ属
(3月24日撮影)
2015.
03.
28
今回の九州でもあちこちでジロボウエンゴサクを見ることが出来た、その中で見つけたのがこの白花

でも農薬の影響も考えられるから白花は判断が難しい。ここも茶畑の側、この時期農薬を使うかな、一応白花ジロボウエンゴサクとしてアップ。

前の写真はまだ僅かに色が残っているがこれはほぼ真っ白

白髪の翁の雰囲気

2回3出複葉の葉

苞葉は全縁、このあたりは普通のと変わらず。

ケシ科キケマン属
(3月24日撮影)

でも農薬の影響も考えられるから白花は判断が難しい。ここも茶畑の側、この時期農薬を使うかな、一応白花ジロボウエンゴサクとしてアップ。

前の写真はまだ僅かに色が残っているがこれはほぼ真っ白

白髪の翁の雰囲気

2回3出複葉の葉

苞葉は全縁、このあたりは普通のと変わらず。

ケシ科キケマン属
(3月24日撮影)
2015.
03.
27
古墳の石室の中に可愛い花が咲いていた。矢印の先辺り4株ほど生えています。

花も葉も茎もホッソリ可憐な花

初めてだけどコバイモの仲間だとは分かりました。

九州に分布すること、花が細い釣鐘型ということからホソバナコバイモかトサコバイモか。

花被片に筋模様、トサコバイモは斑点のようでホソバナコバイモのようです。

葉や花に黒いものが付いているのは近くで野焼きしていてその煤が付いたかな。

柱頭は三裂、葯の色は白色、トサコバイモは黒紫色だそうです。
殆ど知られていないこの古墳を見つけたのは嬉しかったけどこの花もダブルで嬉しかった。

(2022年追記)ヒゴコバイモの可能性があるそうです。ヒゴコバイモは数年前に新種として登録されたそうでこの撮影時にはその名前はなかったので間違えたわけではない(汗)
ユリ科バイモ属
(3月22日撮影)

花も葉も茎もホッソリ可憐な花

初めてだけどコバイモの仲間だとは分かりました。

九州に分布すること、花が細い釣鐘型ということからホソバナコバイモかトサコバイモか。

花被片に筋模様、トサコバイモは斑点のようでホソバナコバイモのようです。

葉や花に黒いものが付いているのは近くで野焼きしていてその煤が付いたかな。

柱頭は三裂、葯の色は白色、トサコバイモは黒紫色だそうです。
殆ど知られていないこの古墳を見つけたのは嬉しかったけどこの花もダブルで嬉しかった。

(2022年追記)ヒゴコバイモの可能性があるそうです。ヒゴコバイモは数年前に新種として登録されたそうでこの撮影時にはその名前はなかったので間違えたわけではない(汗)
ユリ科バイモ属
(3月22日撮影)
2015.
03.
26
昨日25日当地でも桜の開花宣言。これは22日熊本での撮影、この前日鹿児島と熊本で今年最初の開花宣言がありました。

チラホラというよりはもう少し咲いています。

5輪以上咲けば開花宣言、と言ってもそれは標準木の話、ここのはもう少し前には咲き始めていたもよう。もっとも全然開いていない木もありましたけどね。

これから暫く日本全国桜の季節と言うよりは花見の季節だな。

こんな時でもついドアップで撮ってしまう(笑)

こちらは同じ場所にあったオオシマザクラ、こちらもチラホラ、もう葉も出始めています。

今回の旅行でもいくつか撮ってきたので明日から5日程。さすがに地元で普通に見られるのはパスしたけど珍しいのもあれば珍しくないのも。
バラ科サクラ属
(3月22日撮影)

チラホラというよりはもう少し咲いています。

5輪以上咲けば開花宣言、と言ってもそれは標準木の話、ここのはもう少し前には咲き始めていたもよう。もっとも全然開いていない木もありましたけどね。

これから暫く日本全国桜の季節と言うよりは花見の季節だな。

こんな時でもついドアップで撮ってしまう(笑)

こちらは同じ場所にあったオオシマザクラ、こちらもチラホラ、もう葉も出始めています。

今回の旅行でもいくつか撮ってきたので明日から5日程。さすがに地元で普通に見られるのはパスしたけど珍しいのもあれば珍しくないのも。
バラ科サクラ属
(3月22日撮影)
2015.
03.
25
田起こし前の水田に生えたスズメノテッポウ、よく似たのにセトガヤがあるが調べていたら外来種のオオスズメノテッポウ、ヒメスズメノテッポウ、ノスズメノテッポウ、ヒゲナガスズメノテッポウなどがあるようだ。あまりこうにうのには出会いたくないな。

葯は白から褐色に変わる、下から変わっていくようだ。

白い葯には花粉が詰まっているんでしょうか。

刺のようなのは芒のようです。画面一番上に見えているのが柱頭かな。

イネ科スズメノテッポウ属
(3月16日撮影)

葯は白から褐色に変わる、下から変わっていくようだ。

白い葯には花粉が詰まっているんでしょうか。

刺のようなのは芒のようです。画面一番上に見えているのが柱頭かな。

イネ科スズメノテッポウ属
(3月16日撮影)
2015.
03.
24
水路に生えたタガラシ、田起こし前の田圃にも生えていましたがこれほと大きくはなかった。

中央緑色のは花床、花よりこちらの方が目立ちます。

花弁5枚萼片5枚、キンポウゲ科なので違いはそんなに大きくはない。

花の終わりの頃に雄しべが四方に倒れていきます。

左側のが花の終わり頃、この後花弁や雄しべが脱落し花床が膨らんでいきます。

葉は無毛で光沢がある。3-5中裂し裂片は更に浅く裂け先端は丸い。

キンポウゲ科キンポウゲ属
(3月16日撮影)

中央緑色のは花床、花よりこちらの方が目立ちます。

花弁5枚萼片5枚、キンポウゲ科なので違いはそんなに大きくはない。

花の終わりの頃に雄しべが四方に倒れていきます。

左側のが花の終わり頃、この後花弁や雄しべが脱落し花床が膨らんでいきます。

葉は無毛で光沢がある。3-5中裂し裂片は更に浅く裂け先端は丸い。

キンポウゲ科キンポウゲ属
(3月16日撮影)