2015.
08.
31
何時もの場所のシュウカイドウ、日陰で湿気の多い土地に野生化しているそうでここはまさしくそんな場所。木漏れ日が当たってますが。

雌雄異花で先端に雄花、下の方に雌花が咲く。子房に3つの翼があるそうでそのように見えている。上手に育てないと雌花は咲きにくいそうだが野生化した時はどうなんだろ。

大きいほうが萼片で小さいほうが花弁、色の対比が美しいけど昆虫にはどう見えているんだろ。

裏から見ると萼片の方が確かに下側にあります。その下から雌花がでるようです。茎と花柄の太さが違う。

黄色い雄しべが球状になっている。

左右非対称の葉、それにしても随分違うな。

シュウカイドウ科シュウカイドウ属
(8月18日撮影)

雌雄異花で先端に雄花、下の方に雌花が咲く。子房に3つの翼があるそうでそのように見えている。上手に育てないと雌花は咲きにくいそうだが野生化した時はどうなんだろ。

大きいほうが萼片で小さいほうが花弁、色の対比が美しいけど昆虫にはどう見えているんだろ。

裏から見ると萼片の方が確かに下側にあります。その下から雌花がでるようです。茎と花柄の太さが違う。

黄色い雄しべが球状になっている。

左右非対称の葉、それにしても随分違うな。

シュウカイドウ科シュウカイドウ属
(8月18日撮影)
2015.
08.
31
道路脇の藪の中から出てきたコヤブタバコ

この仲間はどの時点で開花したかを決めるのが難しい、私的には蕊が突き出てきたら開花、それでも地味ですけどね。

多数の苞葉、内総苞片は白色。よく似たガンクビソウは苞葉があまりなく総苞は円錐形、サジガンクビソウは花期に根生葉がある。代表のヤブタバコは葉腋に花を咲かせるのでこの仲間の中では一番異質ですね。

周辺部に雌花の柱頭、中央に両性花ときれいにリング状になっている。

苞葉の様子はアメリカセンダングサに似るが葉も違うので間違えることはないでしょう。

キク科ヤブタバコ属
(8月18日撮影)

この仲間はどの時点で開花したかを決めるのが難しい、私的には蕊が突き出てきたら開花、それでも地味ですけどね。

多数の苞葉、内総苞片は白色。よく似たガンクビソウは苞葉があまりなく総苞は円錐形、サジガンクビソウは花期に根生葉がある。代表のヤブタバコは葉腋に花を咲かせるのでこの仲間の中では一番異質ですね。

周辺部に雌花の柱頭、中央に両性花ときれいにリング状になっている。

苞葉の様子はアメリカセンダングサに似るが葉も違うので間違えることはないでしょう。

キク科ヤブタバコ属
(8月18日撮影)
2015.
08.
31
今まで見つけていたクマツヅラは1ヶ所1株だけ。草刈りされやすく今はもうありません。ここは別の場所、群生していました。

ここなら大丈夫だろ、でもここも草刈りされる可能性はあるな。

前の場所のほうが全体像が分かりやすかったけど見れなかったら意味ないしね。

長い花穂ですが一度には少数しか咲かないようです。

ノッペリした花、淡い色いいが好み。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(8月18日撮影)

ここなら大丈夫だろ、でもここも草刈りされる可能性はあるな。

前の場所のほうが全体像が分かりやすかったけど見れなかったら意味ないしね。

長い花穂ですが一度には少数しか咲かないようです。

ノッペリした花、淡い色いいが好み。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(8月18日撮影)
2015.
08.
31
スズメガ科は幼虫でも分かりやすい(科名までですが)、これはキイロスズメコスズメ。食草はヤブガラシやヘクソカズラだがヨモギにとまっている。

どう見ても目玉としか思えないような模様、でも鳥がこれで驚くことはあるのかな。

スズメガ科
(8月18日撮影)
(追記)キイロスズメからコスズメに訂正

どう見ても目玉としか思えないような模様、でも鳥がこれで驚くことはあるのかな。

スズメガ科
(8月18日撮影)
(追記)キイロスズメからコスズメに訂正
2015.
08.
30
県の絶滅危惧種Ⅱ類だけど秋吉台では割と見られるヒメシオン、特にこの辺りで多い。名がヒメジョオンと似ていますが全く別物、でもヒメジョオンの名前の元となったとか。

頭花の大きさは7,8mmとノギクの中では最小クラス、ヒメの名にふさわしい。

舌状花は雌花のようでⅡ裂した柱頭の雌しべが出ています。筒状花は数えられるほど少ないけど花が小さいから当然か。

筒状花の集葯雄蕊から雌しべが出ている、こちらの方は柱頭はあまり開かないのかな。

ほっそりした総苞

ここは去年大群生していた場所、今年はそれ程でもなかったけどまだ多く咲いていた。

キク科シオン属
(8月18日撮影)

頭花の大きさは7,8mmとノギクの中では最小クラス、ヒメの名にふさわしい。

舌状花は雌花のようでⅡ裂した柱頭の雌しべが出ています。筒状花は数えられるほど少ないけど花が小さいから当然か。

筒状花の集葯雄蕊から雌しべが出ている、こちらの方は柱頭はあまり開かないのかな。

ほっそりした総苞

ここは去年大群生していた場所、今年はそれ程でもなかったけどまだ多く咲いていた。

キク科シオン属
(8月18日撮影)
2015.
08.
30
上部で大きく枝分かれしたメドハギ

大きな株だけど花が咲いていたのは一つだけ、基部に紫色の斑紋、旗弁も多少紫色を帯びる。

細い3小葉、先端に芒状突起がある。

葉柄基部に線形の托葉、茎には稜があリ伏せ毛が生える。

こちらは別の場所、枝分かれがあまりない。

旗弁がかなり白っぽい。

更に別の場所、茎の中ほどで枝分かれしている。

花も葉も密集

旗弁がかなり紫色を帯びる。

小葉もやは幅広い。ひょっとして少しハイメドハギの血が入っているのかな。

マメ科ハギ属
(8月18日撮影)

大きな株だけど花が咲いていたのは一つだけ、基部に紫色の斑紋、旗弁も多少紫色を帯びる。

細い3小葉、先端に芒状突起がある。

葉柄基部に線形の托葉、茎には稜があリ伏せ毛が生える。

こちらは別の場所、枝分かれがあまりない。

旗弁がかなり白っぽい。

更に別の場所、茎の中ほどで枝分かれしている。

花も葉も密集

旗弁がかなり紫色を帯びる。

小葉もやは幅広い。ひょっとして少しハイメドハギの血が入っているのかな。

マメ科ハギ属
(8月18日撮影)
2015.
08.
30
道路脇に生えているヒキオコシ、ここは一番来やすいけど近づくには若干藪の中に入る必要がある。

雌しべが突き出るのと雄しべが突き出る2タイプがあるそうですがこれは雌しべが突き出るタイプ、柱頭が2裂しています。

こちらも雌しべが突き出るタイプだが雄しべもそんなに短いわけでもないな。雄しべは長短2組ある。

こちらは雄しべが突き出るというより雌しべが出ないと言った方がいいかな。葯にピントが合ってないな。同じ株に2タイプが混在するのでしょうか。

花を正面から、ヤマハッカとよく似ています。花の内部に毛が生えている。葯がまだ熟していませんが長短2組見えてます。分かりにくいが雌しべも見えている。

シソ科ヤマハッカ属
(8月18日撮影)

雌しべが突き出るのと雄しべが突き出る2タイプがあるそうですがこれは雌しべが突き出るタイプ、柱頭が2裂しています。

こちらも雌しべが突き出るタイプだが雄しべもそんなに短いわけでもないな。雄しべは長短2組ある。

こちらは雄しべが突き出るというより雌しべが出ないと言った方がいいかな。葯にピントが合ってないな。同じ株に2タイプが混在するのでしょうか。

花を正面から、ヤマハッカとよく似ています。花の内部に毛が生えている。葯がまだ熟していませんが長短2組見えてます。分かりにくいが雌しべも見えている。

シソ科ヤマハッカ属
(8月18日撮影)
2015.
08.
30
初めてのヒメキマダラセセリ、撮ったことあると思ったが初めてだった。ならもっと色んな角度で撮ればよかったけどこの1枚だけで逃げられた。

セセリチョウ科
(8月18日撮影)

セセリチョウ科
(8月18日撮影)
2015.
08.
29
荒れ地に生えたオオバコ、踏み分け道などにも生えて丈夫そうですが実際は根生葉ばかりなので日光の獲得競争に弱く他の野草が生えてこないような荒れ地でないと生きていけないのが実情だとか。

花穂が長いのでセイヨウオオバコかなと思いましたが日本在来のオオバコはセイヨウオオバコから生じた雑種だそうでセイヨウオオバコとの区別は困難だとか。

花は下から咲き上がる。上の方に雌しべ下の方に雄しべが出ています。

試験官ブラシを突き出したような雌しべ

緑色のは萼片、その上部にある褐色のが花弁でまだ開いていない。

中間辺りでは雄しべが出始め雌しべと同居、ほぼ同じ長さです。

更に下の方では雌しべがしぼみ始めている、花弁は開いている。

反り返った花弁の様子

葯拡大、もう花粉は放出した後かな。

別の花序ではもう果実になっています。円錐形の帽子を被せたような蓋果。

オオバコ科オオバコ属
(8月18日撮影)

花穂が長いのでセイヨウオオバコかなと思いましたが日本在来のオオバコはセイヨウオオバコから生じた雑種だそうでセイヨウオオバコとの区別は困難だとか。

花は下から咲き上がる。上の方に雌しべ下の方に雄しべが出ています。

試験官ブラシを突き出したような雌しべ

緑色のは萼片、その上部にある褐色のが花弁でまだ開いていない。

中間辺りでは雄しべが出始め雌しべと同居、ほぼ同じ長さです。

更に下の方では雌しべがしぼみ始めている、花弁は開いている。

反り返った花弁の様子

葯拡大、もう花粉は放出した後かな。

別の花序ではもう果実になっています。円錐形の帽子を被せたような蓋果。

オオバコ科オオバコ属
(8月18日撮影)
2015.
08.
29
初めての場所でのアメリカキンゴジカ、ここで3ヶ所目だけど始めの場所は今は見られない。

花が咲いている時間が昼前後1,2時間と極めて短いのでコース取りを考える必要があるけど2ヶ所あればその分楽になる。

10時半頃の撮影、店開きを始めたばかりのようでした。

もうバッチリ開いているのもあります。花弁が左右非対称なので花が回転しているように見えます。右巻きになるか左巻きになるかは花の気分次第、一定していないようです。

雄しべは10-20本、雌しべは5本、白っぽく見えているのがそれのようで柱頭も丸い。

萼片の様子

長楕円形の葉で鋸歯がハッキリ

葉の基部は円形もしくは心形で基部まで鋸歯がある。キンゴジカは上半部だけ。

葉柄基部に線形の托葉、キンゴジカの托葉は短いようです。アメリカキンゴジカは5分果でキンゴジカは10分果、秋に果実も見てみなくては。他にホソバキンゴジカ、マルバキンゴジカ、ハイキンゴジカなどがあるようです。

アオイ科キンゴジカ属
(8月18日撮影)

花が咲いている時間が昼前後1,2時間と極めて短いのでコース取りを考える必要があるけど2ヶ所あればその分楽になる。

10時半頃の撮影、店開きを始めたばかりのようでした。

もうバッチリ開いているのもあります。花弁が左右非対称なので花が回転しているように見えます。右巻きになるか左巻きになるかは花の気分次第、一定していないようです。

雄しべは10-20本、雌しべは5本、白っぽく見えているのがそれのようで柱頭も丸い。

萼片の様子

長楕円形の葉で鋸歯がハッキリ

葉の基部は円形もしくは心形で基部まで鋸歯がある。キンゴジカは上半部だけ。

葉柄基部に線形の托葉、キンゴジカの托葉は短いようです。アメリカキンゴジカは5分果でキンゴジカは10分果、秋に果実も見てみなくては。他にホソバキンゴジカ、マルバキンゴジカ、ハイキンゴジカなどがあるようです。

アオイ科キンゴジカ属
(8月18日撮影)