2015. 10. 14  
休耕田に生えていたケイトウ、植えられることも多いですがこれはもう完全に野生状態。

ケイトウ

ケイトウというと植えられることも多く園芸種のイメージがありますが元々は古く中国から渡来した野生種なんですよね。

ケイトウ

今まで花としてマジマジ見たことなかったな、近寄ってみると蕊が出ていて確かに花です(当たり前だけど)。

ケイトウ

赤い子房から赤い花柱が出ていて柱頭が開いています。

ケイトウ

花被片は5枚、それに沿って雄しべが出ているようですが雌しべより短そう。

ケイトウ

葉は卵状披針形だそうですが下の方の葉は随分幅広くなっています。

ケイトウ

最後は青空バックで締め。実質的には初めての花となりました。

ケイトウ

ヒユ科ケイトウ属

(10月4日撮影)
2015. 10. 14  
今年も秋に咲いていたキシツツジ、残念ながらこれはどう見ても生け垣、植えられたものですね。

キシツツジ

秋とはいえ綺麗に咲いている。春にだって咲いているんだろうけどここは春には来たことなかったな。

キシツツジ

雄しべは10本、近縁のモチツツジは5本で区別、と思っていたらモチツツジでも6-10本あるのがあるそうだ。殆どこの数だけで区別していたからな(汗)

キシツツジ

萼片、花柄、若い茎に毛が目立つ。若い枝の毛がモチツツジは開出毛なのに対してキシツツジは斜上するとか、これは微妙。

キシツツジ

萼片の毛には腺毛があります。これが餅のように粘るというモチツツジの由来。

キシツツジ

葉はモチツツジに比べてやや細長いようでやはりこれはキシツツジでよさそう。

キシツツジ

ツツジ科ツツジ属

(10月4日撮影)
2015. 10. 14  
湿っぽい場所に咲いていることが多いシュウメイギク

シュウメイギク

イチリンソウの仲間ですがこの属で秋に咲くのは珍しいとか。

シュウメイギク

色は白から赤、萼片(花弁はない)も5枚から八重までと幅が広いが植栽を除いていまんとこ秋吉台で見かけているのはこの八重で赤のタイプだけ、これが原種だとか。左からヒラタアブの仲間が接近中。

シュウメイギク

中央の緑色が球状になった多数の雌しべ、その周りに多数の雄しべ。

シュウメイギク

花の裏を見ても花被片に特に違いはなく全て萼片。

シュウメイギク

キンポウゲ科イチリンソウ属

(10月4日撮影)
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