2015.
12.
31
今年の記事総数833,その内花の記事は686,更に秋吉台の花は594、もう花だけでも9割近くが秋吉台ですね。新規の花66,内秋吉台での新規55,昨年より少し減っていますが11年目でほぼ県内だけと言うことを考えるとまずまずでしょうか。
今年一番の発見はやはりホソバナコバイモでしょうか。3月だし古墳の石室内という思いがけない場所、予想もしない場所での初めての出会いはもうバンザイ状態、古墳その物も苦労して探し出せたしダブルでバンザイ状態でした\(^o^)/

石室内と言えばこちらも驚きのギンリョウソウ、どうやって種が運ばれたのか、寄生先はいるのかと謎だらけです。

近所での発見はカラクサケマン、初めはムラサキケマンと思い新発見の感動を味わい損ねた(^^;)。ちなみにこれはその後草刈され出てきそうにもありません。

地元での発見ではやはりツメレンゲでしょうか。遠くから花友さんが来てくれて一緒に訪問、私としては記念碑的な花となりました。

最後に秋吉台、教えてもらった花も多いですが独自に見つけたのも幾つか。その中ではカラタチバナが一番でしょうか。前から探していただけに嬉しかった、見つけた時はエッと思いましたね。

ホシクサは田んぼに生えていたけどよく探していればもっと前に気がついていたかも、と反省を込めてアップ。

ギンセンカは萼片が綺麗だなと思った花でした。休耕田に咲いていたから野草と思うけど民家近くだったら栽培種と思ったかもね。

今年も充実した野草ライフとなりました。野草を見るのもいいですが野山を歩く事自体楽しいですね。健康にもいいしなんたって安上がり(笑)。
今年1年訪問していただきありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
今年一番の発見はやはりホソバナコバイモでしょうか。3月だし古墳の石室内という思いがけない場所、予想もしない場所での初めての出会いはもうバンザイ状態、古墳その物も苦労して探し出せたしダブルでバンザイ状態でした\(^o^)/

石室内と言えばこちらも驚きのギンリョウソウ、どうやって種が運ばれたのか、寄生先はいるのかと謎だらけです。

近所での発見はカラクサケマン、初めはムラサキケマンと思い新発見の感動を味わい損ねた(^^;)。ちなみにこれはその後草刈され出てきそうにもありません。

地元での発見ではやはりツメレンゲでしょうか。遠くから花友さんが来てくれて一緒に訪問、私としては記念碑的な花となりました。

最後に秋吉台、教えてもらった花も多いですが独自に見つけたのも幾つか。その中ではカラタチバナが一番でしょうか。前から探していただけに嬉しかった、見つけた時はエッと思いましたね。

ホシクサは田んぼに生えていたけどよく探していればもっと前に気がついていたかも、と反省を込めてアップ。

ギンセンカは萼片が綺麗だなと思った花でした。休耕田に咲いていたから野草と思うけど民家近くだったら栽培種と思ったかもね。

今年も充実した野草ライフとなりました。野草を見るのもいいですが野山を歩く事自体楽しいですね。健康にもいいしなんたって安上がり(笑)。
今年1年訪問していただきありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
2015.
12.
30
すっかり葉が落ちて円錐形の樹形がよく分かるラクウショウ、別名ヌマスギ、北アメリカ原産ですが日本でも中生代の地層から化石が出るそうです。

球果を沢山つけている。

大きさは2,3cm,ブロック上になっているのが果鱗でしょうか。スターウオーズのヨーダの頭を連想してしまった。

地面に落ちているのを撮影、果鱗の間にヒビが入っています。

果実を割ってみました、松ぼっくりのようなのを連想しましたがだいぶ違っていました。果鱗に2個の種が付いているそうです。松脂のようなのが出てきたのでこれ以上はパス。

種子の様子、翼があるそうですが目立たないな、取り出す時にとれたのかも。

ヒノキ科ヌマスギ属
(12月22日撮影)

球果を沢山つけている。

大きさは2,3cm,ブロック上になっているのが果鱗でしょうか。スターウオーズのヨーダの頭を連想してしまった。

地面に落ちているのを撮影、果鱗の間にヒビが入っています。

果実を割ってみました、松ぼっくりのようなのを連想しましたがだいぶ違っていました。果鱗に2個の種が付いているそうです。松脂のようなのが出てきたのでこれ以上はパス。

種子の様子、翼があるそうですが目立たないな、取り出す時にとれたのかも。

ヒノキ科ヌマスギ属
(12月22日撮影)
2015.
12.
29
果実を何十個もつけていた場所、今年はすっかり草刈りされて全滅状態、何とかなっているのを見つけたけど多分これだけ。

上の方は種子が飛んで空っぽ、撮影時は気が付かなかったけど下の方にも実がついていた。1株で何個もついていたからここは実付きがいいのかな。来年は復活してくれるだろう。

下の方も実を採ってみました。半開きの状態で真っ白な毛を持った種子が見えています。

種子の先端から毛が出ている。これは珠孔(花粉管が入る場所)付近の種皮が変化したものでこれを種髪と言う(もう殆ど本に書かれているのをそのまま(^^;))。ちなみにキク科の綿毛は萼片が変化したものだそうです。

種子には周りに翼が付いている。種髪だけでも十分飛んで行くだろうになんと用心深い。

種子に比べて十分長い種髪、空中を飛んで行く様子を撮ってみたかったけど難しいな。

キョウチクトウ科ガガイモ属
(12月22日撮影)

上の方は種子が飛んで空っぽ、撮影時は気が付かなかったけど下の方にも実がついていた。1株で何個もついていたからここは実付きがいいのかな。来年は復活してくれるだろう。

下の方も実を採ってみました。半開きの状態で真っ白な毛を持った種子が見えています。

種子の先端から毛が出ている。これは珠孔(花粉管が入る場所)付近の種皮が変化したものでこれを種髪と言う(もう殆ど本に書かれているのをそのまま(^^;))。ちなみにキク科の綿毛は萼片が変化したものだそうです。

種子には周りに翼が付いている。種髪だけでも十分飛んで行くだろうになんと用心深い。

種子に比べて十分長い種髪、空中を飛んで行く様子を撮ってみたかったけど難しいな。

キョウチクトウ科ガガイモ属
(12月22日撮影)
2015.
12.
28
市内で一番早く咲く梅林、今年は暖冬なのできっと咲いているはずと思ってきてみたらやはり咲いていた。でも一番咲いているこの木でやっと10輪程度、他には1,2輪咲いているのが数本ある程度でした。スイセンも咲いているがこれはもっと前から見かけていますね。

まだ殆ど固い蕾ですが咲く時は一気に咲くようです。

咲いているのは極僅かですが綺麗に咲いています、ここのはこんなピンク系のばかり。

この日は1日晴れの予報だったけど意外と雲が広がって残念。

バラ科サクラ属
こちらも毎年見ているシナマンサク、リボンのような花弁が出ていた。これは開花と言っていいかな。

この辺りに何本もあるので探してみましたがみんなこんな風にピロピロ状態でした。正月明けにはちゃんとしたのが咲いてくれるかな。

マンサク科マンサク属
(12月20日撮影)

まだ殆ど固い蕾ですが咲く時は一気に咲くようです。

咲いているのは極僅かですが綺麗に咲いています、ここのはこんなピンク系のばかり。

この日は1日晴れの予報だったけど意外と雲が広がって残念。

バラ科サクラ属
こちらも毎年見ているシナマンサク、リボンのような花弁が出ていた。これは開花と言っていいかな。

この辺りに何本もあるので探してみましたがみんなこんな風にピロピロ状態でした。正月明けにはちゃんとしたのが咲いてくれるかな。

マンサク科マンサク属
(12月20日撮影)
2015.
12.
27
田んぼに咲いていたトキワハゼ、トキワというくらいだから年中咲いているけど冬場は花が小さい。でもこれは1cmくらいと割と大きかった。

ひょっとしてムラサキサギゴケかと思ったけど上唇先端の裂け方が小さくあまり反り返っていないからやはりトキワハゼかな。

下の方には実が生っていた。

萼片の中に褐色に熟した果実

パカッ問われた中にもう一つ果実のようなものが。残念ながら種子は見当たらず。

近くにムラサキサギゴケも咲いていた。

ムラサキサギゴケにしてはずいぶん小さく1cmくらいと前のトキワハゼと変わらずその分色が随分濃い。さすがにこの色ではトキワハゼではないだろう。

上唇先端の裂け方も大きい。

サギゴケ科サギゴケ属
(12月20日撮影)

ひょっとしてムラサキサギゴケかと思ったけど上唇先端の裂け方が小さくあまり反り返っていないからやはりトキワハゼかな。

下の方には実が生っていた。

萼片の中に褐色に熟した果実

パカッ問われた中にもう一つ果実のようなものが。残念ながら種子は見当たらず。

近くにムラサキサギゴケも咲いていた。

ムラサキサギゴケにしてはずいぶん小さく1cmくらいと前のトキワハゼと変わらずその分色が随分濃い。さすがにこの色ではトキワハゼではないだろう。

上唇先端の裂け方も大きい。

サギゴケ科サギゴケ属
(12月20日撮影)
2015.
12.
26
農道に白っぽいスミレの仲間が咲いていた。葉は無印スミレに似ているけど色が違う。

白っぽい花弁に紫色の筋、どうやらアリアケスミレのようです。

側弁は有毛、柱頭は扁平。

距は太く短い。

長三角状披針形の葉、葉柄には翼がある。

近くにはニョイスミレが沢山咲いていた。これも早くから咲くし初夏の頃まで咲いていて花期が長いですね。

本来の時期に咲く花よりも大きいような気がする。

スミレ科スミレ属
(12月20日撮影)

白っぽい花弁に紫色の筋、どうやらアリアケスミレのようです。

側弁は有毛、柱頭は扁平。

距は太く短い。

長三角状披針形の葉、葉柄には翼がある。

近くにはニョイスミレが沢山咲いていた。これも早くから咲くし初夏の頃まで咲いていて花期が長いですね。

本来の時期に咲く花よりも大きいような気がする。

スミレ科スミレ属
(12月20日撮影)
2015.
12.
25
用事があって県北部の方に行った序でに田んぼの周りを廻ってみました。農道に見慣れぬロゼット状の根生葉が広がっていました。中央に小さな花が咲いているけど開いておらずこれでは分からないよと思いましたが

近くに開いている花を咲かせていたのがありました、この辺りに10株以上あったでしょうか。

花の姿からナデシコ科かフウロソウ科かと思って調べてみたらオランダフウロのようでした。花期は2-8月だそうですが今年は暖かかったから随分早く咲いたんでしょうか。年末になって新しい花を見つけるなんて思いもせず思わぬクリスマスプレゼントと生りました(^o^)。

柱頭は5裂、間に見えている黒いのが雄しべのようでこの後離れていくようです。花弁の基部も随分毛深い。

花弁の隙間から萼片が見えています。萼片先端にあるのが刺毛でしょうか。よく似たジャコウオランダフウロはこの刺毛がないそうです。

萼片には緑色の筋が入り毛深い。果柄の上部に伏せ毛、株は無毛のようです。

茎にもやや疎らに開出毛、ジャコウオランダフウロの毛は短く曲がっているそうです。

細長い槍先のような果実、種子が面白い形をしているようですが見てみたいな。

2,3回羽状複葉、葉の表面にも毛が生えているようです。

裏側も毛が密生。

フウロソウ科オランダフウロ属
(12月20日撮影)

近くに開いている花を咲かせていたのがありました、この辺りに10株以上あったでしょうか。

花の姿からナデシコ科かフウロソウ科かと思って調べてみたらオランダフウロのようでした。花期は2-8月だそうですが今年は暖かかったから随分早く咲いたんでしょうか。年末になって新しい花を見つけるなんて思いもせず思わぬクリスマスプレゼントと生りました(^o^)。

柱頭は5裂、間に見えている黒いのが雄しべのようでこの後離れていくようです。花弁の基部も随分毛深い。

花弁の隙間から萼片が見えています。萼片先端にあるのが刺毛でしょうか。よく似たジャコウオランダフウロはこの刺毛がないそうです。

萼片には緑色の筋が入り毛深い。果柄の上部に伏せ毛、株は無毛のようです。

茎にもやや疎らに開出毛、ジャコウオランダフウロの毛は短く曲がっているそうです。

細長い槍先のような果実、種子が面白い形をしているようですが見てみたいな。

2,3回羽状複葉、葉の表面にも毛が生えているようです。

裏側も毛が密生。

フウロソウ科オランダフウロ属
(12月20日撮影)
2015.
12.
24
山道脇の藪から突き出ていたこれ、今まで見かけたことなかったな。

でも初めての花ではなさそうだしここに咲いていた花を思い浮かべて・・・ウ~ンウ~ン・・・コバギボウシかなと思い出す。もっと沢山咲いていたけどその割には果実は少なかったな。

莢が3裂して種子が飛び出てくる。

真っ黒な種子、見た瞬間焼けて炭になったかと思ったよ、周りが焼けてないからそんなことありえないんですけどね。

翼果で基部に僅かな膨らみがありそれが種子のようです。

キジカクシ科ギボウシ属
(11月20日撮影)

でも初めての花ではなさそうだしここに咲いていた花を思い浮かべて・・・ウ~ンウ~ン・・・コバギボウシかなと思い出す。もっと沢山咲いていたけどその割には果実は少なかったな。

莢が3裂して種子が飛び出てくる。

真っ黒な種子、見た瞬間焼けて炭になったかと思ったよ、周りが焼けてないからそんなことありえないんですけどね。

翼果で基部に僅かな膨らみがありそれが種子のようです。

キジカクシ科ギボウシ属
(11月20日撮影)
2015.
12.
24
明らかに植えられたものですが小さな木に可愛い実が生っていたので撮ってみました。

先細りの実、小さかったのでマメガキかなと思ったけど

大きさは2.5cmくらい、マメガキは1.5-2cmくらい、形も丸いようでこれは普通にカキノキでいいのかな。

萼片は4枚でやや細長い。

(追記)pandaさんにロウヤガキと教えて貰ったのでタイトル変更
カキノキ科カキノキ属
(11月20日撮影)

先細りの実、小さかったのでマメガキかなと思ったけど

大きさは2.5cmくらい、マメガキは1.5-2cmくらい、形も丸いようでこれは普通にカキノキでいいのかな。

萼片は4枚でやや細長い。

(追記)pandaさんにロウヤガキと教えて貰ったのでタイトル変更
カキノキ科カキノキ属
(11月20日撮影)
2015.
12.
23
林床で黒く立ち枯れているギンリョウソウモドキ

上向きの果実、ギンリョウソウの果実は下向き。太い花柱や雄しべもまだ残っている。

子房がずいぶん大きいと思っていたけどよく見ると花柱部分と分離していますね。

切断して断面を見ていました。太い花柱が中でも占めています。周囲の黄色いのが種子のようです。ウスギムヨウランを見た後だったのでよく似ているなとは思いつつ科は全然違うよなとこの時点では半信半疑。

糸状で中央に種子があリ両側が翼になっているそうです。

半信半疑で撮ったからあまり撮っておらずピンボケの写真ばかり。ギンリョウソウの果実とともに来年の宿題。

ツツジ科ギンリョウソウモドキ属
(11月20日撮影)

上向きの果実、ギンリョウソウの果実は下向き。太い花柱や雄しべもまだ残っている。

子房がずいぶん大きいと思っていたけどよく見ると花柱部分と分離していますね。

切断して断面を見ていました。太い花柱が中でも占めています。周囲の黄色いのが種子のようです。ウスギムヨウランを見た後だったのでよく似ているなとは思いつつ科は全然違うよなとこの時点では半信半疑。

糸状で中央に種子があリ両側が翼になっているそうです。

半信半疑で撮ったからあまり撮っておらずピンボケの写真ばかり。ギンリョウソウの果実とともに来年の宿題。

ツツジ科ギンリョウソウモドキ属
(11月20日撮影)