2016.
05.
31
原っぱが草刈りされていたので大丈夫かと思ったが無事だったクマツヅラ、草刈りの後伸びてきたようですがクマツヅラとしてはまだ背が低くこれで3,40cm程度。

上部で枝分かれして先端に花序を付けます、独特の姿から少し離れていても分かりやすい。

下から咲き上がっていく。蕾の頃は密に付いているのに果実の頃は間隔が開いているから花の時期でも茎が伸びていくようです。

淡紅紫色の花、花冠は5裂、上の2枚がやや小さい。花筒内部に毛が生えているから蕊を見るには分解しないと駄目だな。

花冠は平開、萼や花軸に腺毛が多い。

葉は3裂、更に裂片が細かく深裂、上の方の葉ほど裂け方が細かくなる。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(5月23日撮影)

上部で枝分かれして先端に花序を付けます、独特の姿から少し離れていても分かりやすい。

下から咲き上がっていく。蕾の頃は密に付いているのに果実の頃は間隔が開いているから花の時期でも茎が伸びていくようです。

淡紅紫色の花、花冠は5裂、上の2枚がやや小さい。花筒内部に毛が生えているから蕊を見るには分解しないと駄目だな。

花冠は平開、萼や花軸に腺毛が多い。

葉は3裂、更に裂片が細かく深裂、上の方の葉ほど裂け方が細かくなる。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
31
盛大に蕊を出していたギョウギシバ、普通群生するのに出ていたのはこれだけだった。イネ科は名前がすぐ分かる&蕊が出ている、のじゃないと撮る気になれません、と言うか名前が分からないのが多いというのが正直なところ(^^;)

ブラシ状の雌しべの柱頭、やや赤みがかっている。

雄しべの葯はもう空っぽのようです。

行儀のよい葉の様子を撮るのをすっかり忘れてた。

イネ科ギョウギシバ属
(5月23日撮影)

ブラシ状の雌しべの柱頭、やや赤みがかっている。

雄しべの葯はもう空っぽのようです。

行儀のよい葉の様子を撮るのをすっかり忘れてた。

イネ科ギョウギシバ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
31
田植え前の水を張られた田んぼ脇に生えたチガヤ、絵になりそうで撮ってみました。

この日は久しぶりに青空の朝

イネ科らしい雄しべと雌しべ

先端も雄しべと雌しべが混在、とくにどちらかが先ということはなさそうです。

葉の様子、イネ科の葉は撮っていても面白く無いな。茎の節に毛が生えているそうだけど確認したことなかったな。

同じ日、台地の上ではすっかり綿毛になって真っ白になっていました。

イネ科チガヤ属
(5月28日撮影)

この日は久しぶりに青空の朝

イネ科らしい雄しべと雌しべ

先端も雄しべと雌しべが混在、とくにどちらかが先ということはなさそうです。

葉の様子、イネ科の葉は撮っていても面白く無いな。茎の節に毛が生えているそうだけど確認したことなかったな。

同じ日、台地の上ではすっかり綿毛になって真っ白になっていました。

イネ科チガヤ属
(5月28日撮影)
2016.
05.
31
何時もコウホネを撮っている小さな溜池、3月初め頃はまだ水面に葉は出ていなかった。

水中に丸まった葉が伸びてきています。

(3月7日撮影)
一月半後、水面にすっかり葉が展開しています。

(4月22日撮影)
花が咲く頃他の植物が茂ってきて葉は見えなくなるのですが今年はまだ見えていた。

咲いていた花は一つだけ、小さな溜池だけど近づけません。

太い花茎を伸ばして水上に花を咲かせる。見えているのは花弁でなく萼片。

多数の心皮が合生して一つとなりそれから出た柱頭が放射状に広がる。その周りのが雄しべで褐色になっているのが葯、萼片との間に退化した花弁があるのだが分かりにくい。

(5月23日撮影)
スイレン科コウホネ属

水中に丸まった葉が伸びてきています。

(3月7日撮影)
一月半後、水面にすっかり葉が展開しています。

(4月22日撮影)
花が咲く頃他の植物が茂ってきて葉は見えなくなるのですが今年はまだ見えていた。

咲いていた花は一つだけ、小さな溜池だけど近づけません。

太い花茎を伸ばして水上に花を咲かせる。見えているのは花弁でなく萼片。

多数の心皮が合生して一つとなりそれから出た柱頭が放射状に広がる。その周りのが雄しべで褐色になっているのが葯、萼片との間に退化した花弁があるのだが分かりにくい。

(5月23日撮影)
スイレン科コウホネ属
2016.
05.
30
今まで見ていたのとは別の場所のイシモチソウ、ここも来るのは面倒だし数も少ないけど前のとこよりは楽かな。

モウセンゴケよりは乾いた場所を好むそうですがそれにしてもここも湿地とは思えない場所、広い秋吉台なら他にも生育地があるんだろうなと思わせます。

真っ白な5弁花、縁はややギザギザがある。

雄しべは5本、雌しべは3-5本で更に深裂、これは3本あるように見えます。

花弁はほぼ平開、午前10時頃開いて午後には閉じるそうですがこれは1時ころの撮影、まだ綺麗に開いていた。

萼片は先端が細かく裂ける。

青空に映える白い花、左のは果実でしょうか、萼片に毛が生えているようです。

イシモチソウは花だけでなくやはりこれも撮らなくちゃね。葉が変化したものだそうです。

これはまだ花が咲いていない頃半月前の撮影、前のと比べると何となく若々しい。この頃の方が虫を多く捕らえていた。

モウセンゴケ科モウセンゴケ属
(5月23日撮影)

モウセンゴケよりは乾いた場所を好むそうですがそれにしてもここも湿地とは思えない場所、広い秋吉台なら他にも生育地があるんだろうなと思わせます。

真っ白な5弁花、縁はややギザギザがある。

雄しべは5本、雌しべは3-5本で更に深裂、これは3本あるように見えます。

花弁はほぼ平開、午前10時頃開いて午後には閉じるそうですがこれは1時ころの撮影、まだ綺麗に開いていた。

萼片は先端が細かく裂ける。

青空に映える白い花、左のは果実でしょうか、萼片に毛が生えているようです。

イシモチソウは花だけでなくやはりこれも撮らなくちゃね。葉が変化したものだそうです。

これはまだ花が咲いていない頃半月前の撮影、前のと比べると何となく若々しい。この頃の方が虫を多く捕らえていた。

モウセンゴケ科モウセンゴケ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
30
初めてのギシギシ、ナガバギシギシのとこでギシギシを撮ってないのは分かっていたがもう普通に見ていただろうにね。

節々に多数の花序を付けるのはどの仲間も同じ

左側の花はぶら下がった雄しべの葯とブラシ状の白い雌しべが見えています、開いているのは内花被片。右側の花は雄しべが落ちていますがまだ雌しべは残っている、内花被片が伸びながら閉じていき外側に外花被片も見えています。

少し赤くなり始めた内花被片と匙状の外花被片

まだ瘤体が大きくなっていませんがアレチギシギシはこれが大きく目立つそうです。果実は見当たりませんでしたが内花被片に細かな鋸歯が目立つとか。

長楕円形の葉は波打ち、葉柄は下の方ほど長い。アレチギシギシも波打つそうだけどより細かいようだ。

タデ科ギシギシ属
(5月23日撮影)

節々に多数の花序を付けるのはどの仲間も同じ

左側の花はぶら下がった雄しべの葯とブラシ状の白い雌しべが見えています、開いているのは内花被片。右側の花は雄しべが落ちていますがまだ雌しべは残っている、内花被片が伸びながら閉じていき外側に外花被片も見えています。

少し赤くなり始めた内花被片と匙状の外花被片

まだ瘤体が大きくなっていませんがアレチギシギシはこれが大きく目立つそうです。果実は見当たりませんでしたが内花被片に細かな鋸歯が目立つとか。

長楕円形の葉は波打ち、葉柄は下の方ほど長い。アレチギシギシも波打つそうだけどより細かいようだ。

タデ科ギシギシ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
30
今年もいつもの場所に咲いていたオカウツボ、でもこれは帰り道で見つけた株、本来なら真っ先に見つけないといけないのにね。道路を歩いているとどうしても片側だけに注意が行くので偶々反対側にあったりすると見逃したりします。帰りに見つければいいけど往復で見逃すこともあるだろうな(^^;)

ヨモギ類に寄生しますがこれは周辺にヨモギがなく根本に見えているのはノアザミ、これに寄生しているかどうか分かりませんが他の植物に寄生することもあるのかな。

青紫の色はとても綺麗だけど寄生植物というイメージがあるのでちと不気味。

中を見ようと花弁を引っ張ってみたら花弁と一緒に雄しべもそっくり抜けてしまった。

雌しべはしっかり残っています、花柱が紫色、下に大きな子房が見えています。

扁平で大きな柱頭は2裂している。

ハマウツボ科ハマウツボ属
(5月23日撮影)

ヨモギ類に寄生しますがこれは周辺にヨモギがなく根本に見えているのはノアザミ、これに寄生しているかどうか分かりませんが他の植物に寄生することもあるのかな。

青紫の色はとても綺麗だけど寄生植物というイメージがあるのでちと不気味。

中を見ようと花弁を引っ張ってみたら花弁と一緒に雄しべもそっくり抜けてしまった。

雌しべはしっかり残っています、花柱が紫色、下に大きな子房が見えています。

扁平で大きな柱頭は2裂している。

ハマウツボ科ハマウツボ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
30
普通に見られるので撮るのも気分次第のドクダミ

白いのは総苞で普通4枚、偶に3枚、5枚、6枚と変化したりします。

総苞という皿の上に花がてんこ盛り、今風に言えばギガ盛りか。

花弁はなく花は雌しべ1雄しべ3からなる。柱頭は3裂、毛状の突起があるそうだがもっと近づかないと駄目だな。右下に小さな花弁状の突起が見えていますが少総苞だそうです。

広卵形の葉、基部は心形、アサガオの葉に似ています。

ドクダミ科ドクダミ属
(5月23日撮影)

白いのは総苞で普通4枚、偶に3枚、5枚、6枚と変化したりします。

総苞という皿の上に花がてんこ盛り、今風に言えばギガ盛りか。

花弁はなく花は雌しべ1雄しべ3からなる。柱頭は3裂、毛状の突起があるそうだがもっと近づかないと駄目だな。右下に小さな花弁状の突起が見えていますが少総苞だそうです。

広卵形の葉、基部は心形、アサガオの葉に似ています。

ドクダミ科ドクダミ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
29
台地上で咲く花の中で一番見つけにくいかと思うヤマトキソウ、生えている場所が限られている上にその場所でも咲いているのは少なく背も低いので見つけるのが大変、でもその分探し甲斐がありますけどね。ここもやっと見つけました、開いているのが2つと右に蕾が見えています。

上向きに咲く花、色は控えめな淡紅色、先端が僅かに濃くなる。

花はあまり開かずこれで精一杯

上から見た様子、下唇に突起が見えています。さすがにこの花は分解するわけにはいかないな。

茎葉は茎に沿って付き長楕円形、基部が翼状になって茎に流れる。

根生葉はないようです。芽生えを見てみたいけどさすがに無理だろうな。

ラン科トキソウ属
(5月23日撮影)

上向きに咲く花、色は控えめな淡紅色、先端が僅かに濃くなる。

花はあまり開かずこれで精一杯

上から見た様子、下唇に突起が見えています。さすがにこの花は分解するわけにはいかないな。

茎葉は茎に沿って付き長楕円形、基部が翼状になって茎に流れる。

根生葉はないようです。芽生えを見てみたいけどさすがに無理だろうな。

ラン科トキソウ属
(5月23日撮影)
2016.
05.
29
この辺りに群生していたムラサキ

これも稀少な花ですが台地上の広い範囲に分布しています。でも主な遊歩道沿いではまずお目にかかれない。

石灰岩の岩陰に生えることも多く、でも石灰岩だらけだし。

色の名前がついた花があってそれに白花があると矛盾した名前になりますがこれもある意味矛盾した名前。

真っ白なので白飛びしないようかなりマイナス補正をして撮ります。

花弁基部の膨らみはそれ程目立たない。

葉は毛が密生、葉脈にそって凹む。粒々状の突起が見えています。

葉の裏側、葉脈にそって長毛が生える。

茎も葉柄も長毛が密生。

ムラサキ科ムラサキ属
(5月23日撮影)

これも稀少な花ですが台地上の広い範囲に分布しています。でも主な遊歩道沿いではまずお目にかかれない。

石灰岩の岩陰に生えることも多く、でも石灰岩だらけだし。

色の名前がついた花があってそれに白花があると矛盾した名前になりますがこれもある意味矛盾した名前。

真っ白なので白飛びしないようかなりマイナス補正をして撮ります。

花弁基部の膨らみはそれ程目立たない。

葉は毛が密生、葉脈にそって凹む。粒々状の突起が見えています。

葉の裏側、葉脈にそって長毛が生える。

茎も葉柄も長毛が密生。

ムラサキ科ムラサキ属
(5月23日撮影)