2016. 06. 27  
コムラサキと同じ日に見つけたムラサキシキブ、こういうのはやはり同じ日に見てみたい。果実が玉のように群がることからタマムラサキ(玉紫)、更に京都では果実が重なる様子からムラサキシキミ(紫重実)と呼んだそうで平安時代の紫式部とは関係なし、でも紫式部が見た可能性も無くはないかな、と想像するのも楽しい。

ムラサキシキブ

水滴が付いていて分かりにくいですが花序が葉腋から出ているのでムラサキシキブ。

ムラサキシキブ

花序の花の数もコムラサキと比べて少ない。

ムラサキシキブ

花は特に違いはなし。

ムラサキシキブ

こうやって見ると雄しべの葯はナス科に似てますね。

ムラサキシキブ

葉は長楕円形、先が尾状に尖る。鋸歯が縁全体にあるそうですが下半分はあるように見えません。

ムラサキシキブ

シソ科ムラサキシキブ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 27  
林道を歩いていると割と目にする、問題はムラサキシキブかコムラサキだ。

コムラサキ

花序が葉腋からやや離れて出ている、コムラサキと確定してからゆっくり撮り始める。微妙な場合もありますがそういうのは無視(^^;)

コムラサキ

名前は小さなムラサキシキブという意味でしょうけど小さいという要素はどこにもありません。

コムラサキ

ムラサキシキブに比べて花序の花の数が多い、庭に植えられるのはコムラサキの方が多いですがこれもその理由の一つでしょうか。

コムラサキ

花冠は4裂、紫色と言うより赤紫色。

コムラサキ

葯に孔が開いて花粉がこぼれ落ちるようです。

コムラサキ

花冠から雄しべが突き出ていて雌しべは更に長く突き出ている。花糸も花柱も淡い紫色。

コムラサキ

倒卵状長楕円形の葉、先は尾状に尖り上半部に鋸歯がある。ただ鋸歯の範囲はずっと微妙だと思う。

コムラサキ

シソ科ムラサキシキブ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 27  
ミズキと比べて一月程遅く咲くクマノミズキ、こちらは極普通に見られます。この時期遠くを見て白くなっていたら大抵クマノミズキ、ヤマボウシも白くなりますがもっと真っ白ですね。

クマノミズキ

高木になりますが下の方にも枝を伸ばして花を咲かせるので撮りやすい、撮りやすいというのが高ポイント(笑)

クマノミズキ

花盛りの花序もあればまだ蕾だけの花序もあり全体として花期が長い。

クマノミズキ

散房花序を付ける、大抵2,3段になっています。果実期にはこの花序枝が赤くなりこれまた綺麗です。

クマノミズキ

似たような花序を付けるガマズミと比べると花弁が細くてこちらの方が好み。

クマノミズキ

4本の雄しべに1本の雌しべ、花柱がやや膨らんでいる。花柱の基部に淡黄色の花盤があり蜜が出ている。

クマノミズキ

葉は卵状長楕円形、対生ですが枝先に集中するので分かりにくい。

クマノミズキ

ミズキ科ミズキ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 26  
オニルリソウが終わる頃咲き始めるオオルリソウ、同じ場所に咲いていますが方や終わり頃、方や咲き始めで姿がまるで違います。画面全体に大きく枝を伸ばしているのがオニルリソウで右下に見えているのがオオルリソウです。

オオルリソウ

咲き始めでまだ枝が伸びておらず密集状態、画面下に枝を水平に伸ばしているのがオニルリソウの果実で萼片が反り返っています。

オオルリソウ

写真では花の大きさが分からないので区別できないけど

オオルリソウ

2つ並べると大きさの違いがハッキリ分かります。左がオオで右がオニ、オニの方が少し後ろにあるので小さく見えますが実際も小さいです。

オオルリソウ

萼片の様子、果実期にオニの方は反り返りますがオオは平開したままです。

オオルリソウ

右がオオで左がオニの葉、特に違いはないような。

オオルリソウ

茎に伏毛、オニの方は開出毛です。オニの方はこの林道あちこちや他の林道でも見かけますがオオの方はこの辺りだけですね。

オオルリソウ

ムラサキ科オオルリソウ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 26  
オオハンゲが咲いていた、写真では分かりにくいですが大きな葉の左上に花があります。ここは突入しづらい場所なので双眼鏡で花を確認してから立ち入る。

オオハンゲ

花は大きな葉の方から出ていると思ったら小さな葉が隠れていてこちらから咲いていました。

オオハンゲ

反対側から見ると小さい葉の側から花が出ているのが分かると思います。

オオハンゲ

花はカラスビシャクとよく似ています。

オオハンゲ

でもよく見ると微妙な違いが。こちらは仏炎苞にカラスビシャクのような筋がないし付属体も太く緑色、カラスビシャクは黒くなっています。一番の違いは葉でオオハンゲは単葉3深裂、カラスビシャクは3小葉、素人的には基部がくっついているかどうかですね。

オオハンゲ

近くの岩塊にまとまって生えていますがここは外からは確認しづらい。

オオハンゲ

これはまだ開いておらず蕾ですが既に長い付属体が出ています。

オオハンゲ

こちらは付属体が伸び始めたばかり。

オオハンゲ

展開し始めたばかりの葉。

オオハンゲ

サトイモ科ハンゲ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 26  
ニラが咲いていた、地元でも道端で咲いているのを見かけていたから特に不思議には思わなかったけど過去の記録を見てみると早くて8月、さすがにこれは早過ぎる。

ニラ

何時も見ている場所と同じ川べりだけどそちらの方はまだ全く出てなかっただけになんで?

ニラ

野菜のイメージが強いけど花も整った姿

ニラ

雄しべは5本、緑色の子房から花柱が出ている。

ニラ

未熟な果実、花柱がまだ残っているが萎れている。

ニラ

ヒガンバナ科ネギ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 25  
早朝に開いて日が当たると閉じるスズサイコ、でもやはり個性があるようで早々と閉じる花もあれば午後になってもまだ開いている花もあったりします。

スズサイコ

これは10時前の撮影、同じ花序の中でまだ開いているのもあれば閉じているのもありました。

スズサイコ

ヒトデのような花、花弁が開ききると外側に反り返るので細く見えます、下側の花弁がそれ。閉じ始めるとまた元に戻ってくるので大きく見えます、上側のがそれ。

スズサイコ

裏から見ると反り返っている様子が分かります、萼は小さい。

スズサイコ

太く大きな副花冠の中央に蕊柱、宝石を留めている爪鍵のようです。

スズサイコ

色がかなり赤っぽいのもあります、上の花序はまだ蕾でこれから。

スズサイコ

副花冠は緑色なので色の対比が美しい。

スズサイコ

小さな昆虫が訪問、でも果実は滅多に見かけない。

スズサイコ

長披針形~線状長楕円形の葉は対生する。

スズサイコ

キョウチクトウ科カモメヅル属

(6月15日撮影)
2016. 06. 25  
外来種のキバナノマツバニンジン、毎年この辺りで群生していますがそれ程広がっていかず他にはこの近くで僅かに見かけるだけ。午後に花が開きますがこれは午後2時頃、既に全開していました。

キバナノマツバニンジン

まっすぐ茎を伸ばし頂部で枝分かれして幾つかの花を付ける。

キバナノマツバニンジン

花弁も花柱も花糸も黄色い花、僅かに葯が赤褐色でワンポイント。

キバナノマツバニンジン

雄しべ5本に花柱も5本、葯が矢尻型をしている。

キバナノマツバニンジン

萼は5枚だが大きいのが2枚に小さいのが3枚、小さい方は縁に腺毛があるそうだが見えていないな。

キバナノマツバニンジン

披針形の葉が互生し茎にピッタリくっつく。しかしこれでどんな利点があるんでしょうね。

キバナノマツバニンジン

下の方の葉は対生のがあり倒卵形、上の方の葉程ではないがこちらも茎に寄り添う。

キバナノマツバニンジン

アマ科アマ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 25  
もうキキョウが咲いていた、6月だよ、秋の七草だよ。過去の記録と比べても一月近く早い。

キキョウ

ここは遊歩道沿いに点々と咲きますがこの日咲いていたのはこれだけ、10日後にもう一度来てみましたが他は蕾さえ見かけない状態でこれだけ随分早く咲いたみたいです。

キキョウ

やっぱり秋に撮りたいよね、と思いつつ秋に撮ることは殆ど無いですが。雄しべが雌しべから離れています、咲いてから2,3日くらいのようです。

キキョウ

こちらは柱頭が開いた雌性期、そろそろ終わりのようで花弁も傷んできています。

キキョウ

花の大きさの割に小さな萼、花が風船のように飛び出しているように見えます。

キキョウ

狭卵形の葉、互生で鋭い鋸歯がある。

キキョウ

キキョウ科キキョウ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 24  
秋吉台では初めてのシロバナマンテマ、今まで秋吉台に無かったのが不思議。ここも藪の中に突然出てきた。

シロバナマンテマ

茎の上部に総状に花をつける、全体に片側に偏って付く。

シロバナマンテマ

全体に毛深い。

シロバナマンテマ

シロバナとついてもこのように淡紅色のがあったりするからややこしい。

シロバナマンテマ

花弁基部に少鱗片がある。

シロバナマンテマ

萼筒には長毛と短い腺毛がある。

シロバナマンテマ

上部の葉は披針形、これも毛が多い、下部の葉はヘラ型。

シロバナマンテマ

ナデシコ科マンテマ属

(6月11日撮影)
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平家蟹

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