2016. 06. 30  
葉が白くなるので気がつくマタタビ、そうでもないと見逃すことも多いだろうな。

マタタビ

花が咲く前から白くなり始め花が終わった後も暫く白いままです。

マタタビ

真下まで近づいても花は遥か上で咲いている、結構多く咲いているんですけどね。

マタタビ

こちらは何時も撮っている場所、今年はあまり下まで咲いてくれていないな。

マタタビ

何とかマクロで撮れる花がありました。両性花と雄花がありこれは両性花。

マタタビ

子房の上に多数の雌しべ、雄しべも多数ありますが雄花よりは数が少なそう。

マタタビ

マタタビ科マタタビ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 30  
湿っぽい場所に咲くヤマアジサイ、ここはほんとうに湿っぽい場所だ。

ヤマアジサイ

両性花の周りを装飾花が取り囲む、装飾花は目立つけど両性花も十分綺麗。

ヤマアジサイ

大きな装飾花、萼片は普通4枚だけど5枚のも見えてます。中央に花があるけど開かない。

ヤマアジサイ

しかしここの両性花は何故か花糸がグニャグニャ

ヤマアジサイ

雌しべは3本、雄しべは10本、ほんと曲がりくねっているな。

ヤマアジサイ

すぐ近くには赤っぽい花もありました、ここはもう全く近寄れず。

ヤマアジサイ

アジサイ科アジサイ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 30  
こんなとこにも生えていたのかコイケマ、今までは台地上で運が良ければ1回見られる程度、ここなら毎年見られそうです。

コイケマ

とは言え相変わらず開いてないな、元々それ程開かないけど今までのも含めてここのは開かなすぎる。

コイケマ

これが一番開いていたけど既に花は終わりの状態でした。

コイケマ

ツル性ですがすっかり木質化しています、長いことここで生え続けていたんでしょうか。

コイケマ
(6月15日撮影)

8日後もう一度来てみました。

コイケマ

相変わらず開いていない。左下に見えているのは蕾のようで開いているのとはちょっと違います。

コイケマ

アリが来ていると言うことは蜜を出しているんでしょうね、それなら咲いていると言っていいかな、と自分に言い聞かせる。

コイケマ
(6月23日撮影)

キョウチクトウ科イケマ属
2016. 06. 30  
川の土手に咲いていたムシトリナデシコ、もうあちこちで野草化しているのを見かけます。

ムシトリナデシコ

萼筒が長い。

ムシトリナデシコ

花弁は平開、基部に披針形の鱗片がありこの時期はまだ立っています。

ムシトリナデシコ

雄しべが出始めた雄性期

ムシトリナデシコ

雌しべが出た雌性期、雄しべは萎れ鱗片も寝てきています。

ムシトリナデシコ

対生する葉は無柄

ムシトリナデシコ

茎の途中に粘液を出す場所があり名前の由来となっている、多分対蟻対策でしょうね。触ってみると相当ベタつきます。

ムシトリナデシコ

ナデシコ科マンテマ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 29  
オオイヌホオズキよりは花期が短いアメリカイヌホオズキ、でも冬場以外は大抵見られるかな。

アメリカイヌホオズキ

散状、1点から出ている花序、花の数も少なく1-4、ここはほぼ3だけでした。

アメリカイヌホオズキ

花だけなら他の仲間と区別がつかない。

アメリカイヌホオズキ

葉はオオイヌホオズキに比べて葉柄が長いかな。

アメリカイヌホオズキ

葉の表面に毛が生える。

アメリカイヌホオズキ

既に青い実もできています。実の艶の様子や落ち方も区別点、さすがに去年のように種子や球状粒子の数はもう確認しないけど。

アメリカイヌホオズキ

ナス科ナス属

(6月15日撮影)
2016. 06. 29  
ほぼ1年中咲いているだろうオオイヌホオズキ、田圃の側でしょっちゅう草刈りされるだろうけど元気ですね、農家の方にとっては困った元気だけど。

オオイヌホオズキ

花柄がややバラけた場所から出ている、アメリカイヌホオズキはほぼ1点から、イヌホオズキはもっとバラけて総状に出る。あらためて気がついたけど葉腋から花柄を伸ばすのが多いけどこれは茎から直接出ているんですね。

オオイヌホオズキ

ほぼ1点から出ているのもありました、こういう例外があるからややこしい。でも花の数が多いのでこれはオオ、アメリカは1-4

オオイヌホオズキ

花の色も白から紫と色々、イヌホオズキは白だけ。

オオイヌホオズキ

筒状の雄しべから雌しべがチョコンと出ている、少し膨らんだ緑色の柱頭が可愛い。

オオイヌホオズキ

萼片の様子、粗い毛が生えている。

オオイヌホオズキ

葉は卵形で全縁もしくは波状の鋸歯がある。

オオイヌホオズキ

茎には稜があり上向きの毛が生えている。

オオイヌホオズキ

ナス科ナス属

(6月15日撮影)
2016. 06. 29  
これは多分植えられたホオズキ、今まで見てきた場所は今年は何故か出てこない、変わりはないからいいけどね。

ホオズキ

葉腋から花柄を出して下向きに花を咲かせる、これはまだ平開していなから咲いたばかり。

ホオズキ

5角形の花、縁に細かな毛が生える。

ホオズキ

中心部に緑色の斑紋、これがもっとカラフルで上向きだったら花も観賞になりそうなんですけどね。

ホオズキ

既に青い実が出来ていた、これは萼片が伸びたもの。植える目的の大半は花じゃなくてこちらの実の方だろうな。

ホオズキ

広卵形の葉、大きな鋸歯がある。

ホオズキ

ナス科ホオズキ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 28  
今まで秋吉台に見つけていたチシャノキは2本だけどどちらも高木で花に全く手が届かず、それどころか花が咲いているのも確認しづらい状況でした。でもこれは間近に見られる。

チシャノキ

車で走りながら最初に目に入ったのがこれ、チシャノキだと直感。今までも花の時期にこの側を何度も通っていただろうに全く気が付かなかったな。

チシャノキ

同じような円錐花序を付けるネズミモチもありますがそちらはもっと白いし円錐花序も横向きになっているのも多い、こちらはほぼ上向きだけです。

チシャノキ

やはり樹木の花だってマクロで撮りたいよね。ここなら秋の果実も見られそうだ。

チシャノキ

花冠は5裂、先端が反っているようです。雄しべは5本、雌しべは1本、奥に子房が見えている。

チシャノキ

柱頭は2裂している。

チシャノキ

倒卵形~倒卵状楕円形の葉、浅い鋸歯がある。

チシャノキ

ムラサキ科チシャノキ属

(6月15日撮影)
2016. 06. 28  
植栽ですがタイサンボク、この前日に友達のブログで見ていたばかりなのでこれも何かの縁と撮ってみました。北米原産で明治初期に渡来、公園などでよく植えられています。

タイサンボク

間に水路があって近寄れなかったけど花が大きいので全く問題なし、やはり華やかですね。

タイサンボク

咲いたばかりの状態、円錐状の仮称に雌しべと雄しべが螺旋状につきます。上半分に見えているのが雌しべで下側が雄しべ、これはまだ熟していないようです。

タイサンボク

萼片はなく花被片が9枚、内側の3枚がやや小さいようです。

タイサンボク

時間が経つと花が更に開いてきて雄しべも落ちています。

タイサンボク

花被片がすっかり脱落、雄しべはまだ残っていますがこれも早晩落ちて雌しべだけが残ります。

タイサンボク

長楕円形の葉、全縁で縁がやや内側に巻く、表は艶があリ裏側は赤っぽい。
ブログを始めた頃2度ほどアップしていてその頃はしっかりタイサンボクだと認識していたのですがずっと見ていない内にいつの間にか脳内でホオノキと混同してきていたようです(^^;)

タイサンボク

モクレン科モクレン属

(6月15日撮影)
2016. 06. 28  
ナンテンも普通に見らるので撮るか撮らないかは気分次第、ここは別の花を見に来たのですがもうそろそろ咲いているはずが蕾さえ見られず今年は咲かないかもしれない、手ぶらで帰るのも何なんので同じ場所に咲いていたナンテンを撮ってみました。

ナンテン

蕾の様子、花被片は3枚づつ輪生状に並んでいて内側ほど大きいそうです。

ナンテン

一番内側の6枚が花弁状になる。

ナンテン

こちらは3枚しか残っていません。

ナンテン

花糸は短くバナナのような葯ばかり目立つ。子房の上に短い花柱、柱頭は細かく裂けているようだ。

ナンテン

3回奇数羽状複葉、小葉の間隔が大きいので羽状複葉という感じがしません。

ナンテン

メギ科ナンテン属

(6月15日撮影)
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平家蟹

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