2016. 08. 13  
植えられているウコンに花が咲いていたので撮ってみました、根元近くに隠れるように咲いています。

ウコン

上部の白や緑の部分は苞葉でその下の黄色いのが花です。

ウコン

更にこの黄色いの唇弁は雄しべの一部が花弁化したものだそうです。雄しべと雌しべは融合し先端に柱頭、その根元側下面に葯がつくそうで棘のように見えているのが柱頭なんでしょうか。

ウコン

唇弁を包むような白いのが内花被で3枚あり上側のは先端が尖っています、更に基部には外花被片も3枚あるとか。

ウコン

ショウガ科ウコン属

(7月29日撮影)
2016. 08. 13  
田圃脇に生えていたハマスゲ、ハマと名がつくと海岸辺りに生えるのを連想しますがこれは海岸から離れた路傍でも生えているようです。

ハマスゲ

カヤツリグサ科は敬遠気味ですがこれは蕊の様子が可愛かったので撮ってみました、初めての花でした。

ハマスゲ

茎を真っすぐ伸ばし花序枝は2-8本

ハマスゲ

柱頭は3岐、クルンとした様子が撮る決め手となりました(笑)

ハマスゲ

葉は細長く根本から出ているようです(幅広いのは別の植物)。

ハマスゲ

カヤツリグサ科カヤツリグサ属

(7月29日撮影)
2016. 08. 13  
林道に咲いていたヒヨドリジョウゴ、まだ咲き始めたばかりであまり綺麗に開いてなかったので開いていく様子を撮ってみました。

ヒヨドリジョウゴ

開く寸前の蕾、膨らんだ風船のよう

ヒヨドリジョウゴ

先端が裂けてきました、既に雌しべが突き出てきています。

ヒヨドリジョウゴ

更に開いて花弁が反り返り始めています、内側に毛が生えている

ヒヨドリジョウゴ

大分反り返ってきましたがまだ十分ではなくヒヨドリジョウゴらしいのはなかった。

ヒヨドリジョウゴ

葉は普通3裂、裂けないのや5裂するのもあるようです。

ヒヨドリジョウゴ

茎や葉柄に毛が多い、花が似たマルバノホロシは無毛

ヒヨドリジョウゴ

ナス科ナス属

(7月29日撮影)
2016. 08. 13  
名前の通り立っているタチスズメノヒエ、これで1.5mはあったでしょうか。

タチスズメノヒエ

花穂が長く茎からあまり離れないのが特徴

タチスズメノヒエ

ブラシ状黒紫色の柱頭、葯は黄色、褐色になっているのは花粉を出した後なんでしょうか。

タチスズメノヒエ

花穂に長毛が生える、これはあまり目立ちませんが。

タチスズメノヒエ

葉鞘に長い毛が生える。

タチスズメノヒエ

イネ科スズメノヒエ属

(7月29日撮影)
2016. 08. 13  
高さ2m以上はあろうかと思われるメマツヨイグサ、図鑑などに書かれている草丈はほんの参考程度にしかなりません。

メマツヨイグサ

夜の間に咲いて朝には萎む1日花、でも涼しくなると昼でも咲いている時があります。花は萎んでもコマツヨイグサのようには赤くならない。

メマツヨイグサ

花弁は4枚で先端が少し凹む、花弁の間に隙間があるのをアレチマツヨイグサと言うことがあるそうだけどその程度で区別する必要があるのかと思ってしまう。因みにそのようなのはまだ見たことがない。

メマツヨイグサ

花弁も葯も花糸も黄色、中央に少し緑がかっているのが柱頭でしょうか、普通4裂する。

メマツヨイグサ

萼片は反り返る。

メマツヨイグサ

葉腋から出た少し太く緑色の部分が子房だそうです、その上の部分が萼筒。子房というと丸く膨らんだイメージがあるからあまり子房と感じられない。

メマツヨイグサ

茎や葉柄に毛が密生

メマツヨイグサ

葉は長楕円状披針形で先端が尖る、波状の鋸歯がある。

メマツヨイグサ

アカバナ科マツヨイグサ属

(7月29日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
FC2ブログランキング

ブログ内検索
Comments...A
<>+-
カレンダー
Pulldown 降順 昇順 年別

07月 | 2016年08月 | 09月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プルダウンリスト
QRコード
QR