2016.
12.
31
今年も今日で最後、恒例総括の日となりました、1年間の訪問ありがとうございました。
記事総数873、その内花が752(内秋吉台697)、もう果実も含めたら殆ど秋吉台ですね。
その分昆虫や幼虫は殆ど撮らなくなったな。
新規の花は66(内秋吉台60)、12年目にしてはまずまずでした。
今年一番の収穫はやはりシソクサでしょうか、もう新規の花といえば外来種とか園芸種の逸出とかそんなのばかりの中で久々の在来種新規でした。

樹木系の新規で一番嬉しかったのはクロバイ、秋吉台ではこれ1本しかないそうで随分探していたんですよ、ちょうど花盛りの頃見つけて思わずバンザイでした。

モモイロキランソウもずっと探していた花なので見つけた時は思わずガッツポーズ(笑)、珍しいと思うけどその割にはコメントは付かなかったな(^^;)

新規ではないですがナンゴクヒメミソハギも驚いた口、いつものコースをちょっと変えてみて見つけました、気紛れも時には役に立つ。でも何故かこの田圃1枚だけに大発生、謎だ。

家の近くで見つけた新規がコショウハッカ、これは前から見ていたけど秋吉台でマルバハッカを見て改めて確認してみたら別のハッカ属でした。

他に新規の花を幾つか
キバナオドリコソウ、正体不明の葉を見ていたけど花が咲いてやっとわかりました。

ホソバウンラン、車で走行中交差点で首を曲げた途端目に入った、多分今までもずっと咲いていただろうに誰も見つけていなかったのが不思議。

チシマタンポポ、これは場所を教えてもらっていたけど他のタンポポと同じ季節に探したいたので見つけられなかった。

コヤシタヌキマメ、花の時期なら車で通過する場所、偶々歩いていたので見つけたけどすぐに抜き取られた、来年会うのは難しそう。

秋吉台で初めてのも幾つか
マルバコンロンソウ、これも随分前から探していたけどようやく見つけました、多分に検討をつけた場所に咲いていた。

カワヂシャ、これは何で今まで見逃していたかなと思う場所でした、注意不足ですね。

アサザ、これも見つけてビックリ、花自体よりも場所がでした、多分に植えられていたのが種子が流れてきたんでしょうか。でもこのすぐ後の大雨で増水して長され見られなくなった、秋吉台の花としては最も短命だったかな。

コヒルガオ、これもずっと探していてやっと見つけました、ヒルガオは何処にでもあるんですけどね。でもこれを見つけたおかげで今までヒルガオと思っていたのは別種の可能性、来年が楽しみ。

今年も例年並みに新規の花を見つけることが出来ました、来年はどうなるかな。
さすがに秋吉台だけでは例年並みを維持するのは無理だろうな、と毎年思うんですけどね。
来年も宜しくお願いいたします、年明けもまだまだ今年の果実シリーズが暫く続きます。
記事総数873、その内花が752(内秋吉台697)、もう果実も含めたら殆ど秋吉台ですね。
その分昆虫や幼虫は殆ど撮らなくなったな。
新規の花は66(内秋吉台60)、12年目にしてはまずまずでした。
今年一番の収穫はやはりシソクサでしょうか、もう新規の花といえば外来種とか園芸種の逸出とかそんなのばかりの中で久々の在来種新規でした。

樹木系の新規で一番嬉しかったのはクロバイ、秋吉台ではこれ1本しかないそうで随分探していたんですよ、ちょうど花盛りの頃見つけて思わずバンザイでした。

モモイロキランソウもずっと探していた花なので見つけた時は思わずガッツポーズ(笑)、珍しいと思うけどその割にはコメントは付かなかったな(^^;)

新規ではないですがナンゴクヒメミソハギも驚いた口、いつものコースをちょっと変えてみて見つけました、気紛れも時には役に立つ。でも何故かこの田圃1枚だけに大発生、謎だ。

家の近くで見つけた新規がコショウハッカ、これは前から見ていたけど秋吉台でマルバハッカを見て改めて確認してみたら別のハッカ属でした。

他に新規の花を幾つか
キバナオドリコソウ、正体不明の葉を見ていたけど花が咲いてやっとわかりました。

ホソバウンラン、車で走行中交差点で首を曲げた途端目に入った、多分今までもずっと咲いていただろうに誰も見つけていなかったのが不思議。

チシマタンポポ、これは場所を教えてもらっていたけど他のタンポポと同じ季節に探したいたので見つけられなかった。

コヤシタヌキマメ、花の時期なら車で通過する場所、偶々歩いていたので見つけたけどすぐに抜き取られた、来年会うのは難しそう。

秋吉台で初めてのも幾つか
マルバコンロンソウ、これも随分前から探していたけどようやく見つけました、多分に検討をつけた場所に咲いていた。

カワヂシャ、これは何で今まで見逃していたかなと思う場所でした、注意不足ですね。

アサザ、これも見つけてビックリ、花自体よりも場所がでした、多分に植えられていたのが種子が流れてきたんでしょうか。でもこのすぐ後の大雨で増水して長され見られなくなった、秋吉台の花としては最も短命だったかな。

コヒルガオ、これもずっと探していてやっと見つけました、ヒルガオは何処にでもあるんですけどね。でもこれを見つけたおかげで今までヒルガオと思っていたのは別種の可能性、来年が楽しみ。

今年も例年並みに新規の花を見つけることが出来ました、来年はどうなるかな。
さすがに秋吉台だけでは例年並みを維持するのは無理だろうな、と毎年思うんですけどね。
来年も宜しくお願いいたします、年明けもまだまだ今年の果実シリーズが暫く続きます。
2016.
12.
30
ヤブタバコの仲間が果実を付けていた、そういえばこの仲間の果実は撮ったことなかったな。

まだ花の状態が残っていたのでコヤブタバコだと分かりました、これがなかったらガンクビソウとの区別が難しかったかも。

整然と並んだ果実、華やかさとはまた違った美しさだった。

横から見ると全体はそれ程厚みはない。

真下から見るとシャワーヘッドと言うか目玉のお化けと言うか、これも秩序だった美しさがある。

痩果には細かな溝があり先端は徳利状になっています、他の花なら花柱と柱頭が残っているかなと思うけどキク科だからそれではなさそう。

括れた部分に粘液腺があり粘液が出ています、動物などにくっついて運ばれるようです。

キク科ヤブタバコ属
(10月31日撮影)

まだ花の状態が残っていたのでコヤブタバコだと分かりました、これがなかったらガンクビソウとの区別が難しかったかも。

整然と並んだ果実、華やかさとはまた違った美しさだった。

横から見ると全体はそれ程厚みはない。

真下から見るとシャワーヘッドと言うか目玉のお化けと言うか、これも秩序だった美しさがある。

痩果には細かな溝があり先端は徳利状になっています、他の花なら花柱と柱頭が残っているかなと思うけどキク科だからそれではなさそう。

括れた部分に粘液腺があり粘液が出ています、動物などにくっついて運ばれるようです。

キク科ヤブタバコ属
(10月31日撮影)
2016.
12.
30
まだ咲いていたカワミドリ、結構花期が長い。流石に左右のはみな果実期になってます。

果実期にこんな色では花が目立たないじゃないか、この時期に花が咲いているのがおかしいんですけどね。

赤紫色に染まった萼片、先端が5裂

中に果実が見えています。

ばら撒いてみました、これも素人的には果実でなく種子に見えますね。

果実は4分果なので一つ一つは球を1/4にした形、先端に毛が生えています。

シソ科カワミドリ属
(10月31日撮影)

果実期にこんな色では花が目立たないじゃないか、この時期に花が咲いているのがおかしいんですけどね。

赤紫色に染まった萼片、先端が5裂

中に果実が見えています。

ばら撒いてみました、これも素人的には果実でなく種子に見えますね。

果実は4分果なので一つ一つは球を1/4にした形、先端に毛が生えています。

シソ科カワミドリ属
(10月31日撮影)
2016.
12.
29
すっかり果実になったオトコオミナエシ、ここは花の時に確認しているので間違い無し。

翼がほんのり赤くなったこの頃が一番きれいかな、もう少し赤ければよかったんですが。

危険人物ならぬ危険虫物がいる、花が咲いてないともう昆虫も来ないでしょうけどね。

幅の広い翼ですがこの頃はまだ網目はハッキリしません。

茶色くなってくると網目がハッキリ、翼の水分が抜けて薄く軽くなり飛びやすくしているんでしょうか。果実は痩果で3室からなっていてその1室だけ種子が出来るそうで来年は切断してみなくては。

左のを見ると翼と果実の間に隙間がある、翼は果実から直接出ているのではなく翼の上に果実が乗っている状態。

誰かが茎を切っていました、中空なんですね。

スイカズラ科オミナエシ属
(10月31日撮影)

翼がほんのり赤くなったこの頃が一番きれいかな、もう少し赤ければよかったんですが。

危険人物ならぬ危険虫物がいる、花が咲いてないともう昆虫も来ないでしょうけどね。

幅の広い翼ですがこの頃はまだ網目はハッキリしません。

茶色くなってくると網目がハッキリ、翼の水分が抜けて薄く軽くなり飛びやすくしているんでしょうか。果実は痩果で3室からなっていてその1室だけ種子が出来るそうで来年は切断してみなくては。

左のを見ると翼と果実の間に隙間がある、翼は果実から直接出ているのではなく翼の上に果実が乗っている状態。

誰かが茎を切っていました、中空なんですね。

スイカズラ科オミナエシ属
(10月31日撮影)
2016.
12.
29
ナガエフタバムグラと同じ場所に咲いていたエダウチスズメノトウガラシ、田圃以外の場所で見たのは初めて。

既に大きな果実が生っています、花よりずっと大きい。これがトウガラシに似ているから子の仲間は○○トウガラシと名付けられています。

先端に花柱の跡が残っている、花の時期には花柱はまず見られないけど割と長いですね。

偶々果実が二つに割れているのがありました。

内部に種子がギッシリ、

楕円形の種子、大きさ0.5mmくらい、表面には特に模様はなさそうだけど前の写真を見ると網目がありそう。

アゼナ科アゼナ属
(10月30日撮影)

既に大きな果実が生っています、花よりずっと大きい。これがトウガラシに似ているから子の仲間は○○トウガラシと名付けられています。

先端に花柱の跡が残っている、花の時期には花柱はまず見られないけど割と長いですね。

偶々果実が二つに割れているのがありました。

内部に種子がギッシリ、

楕円形の種子、大きさ0.5mmくらい、表面には特に模様はなさそうだけど前の写真を見ると網目がありそう。

アゼナ科アゼナ属
(10月30日撮影)
2016.
12.
28
丸い果実を付けたナガエフタバムグラ、大きさは3,4mmと小さい。完全に後ピンになってしまった。

皮を剥いてみました、果実が2個入っているようです、表面に見えているのが種子のようで中ではなくて表面に埋め込まれているような。

果実の表面に細かな突起、種子にも細かな突起があります。

(10月7日撮影)
3週間後もう一度来てみました、果実は大分熟してきていて茶色くなっている。

果実の上が開いているので振っただけで種子がパラパラ出てきます。

大きさ0.5mm程度の極小の種子、表面に細かな突起が見えます。

(10月31日撮影)
アカネ科フタバムグラ属

皮を剥いてみました、果実が2個入っているようです、表面に見えているのが種子のようで中ではなくて表面に埋め込まれているような。

果実の表面に細かな突起、種子にも細かな突起があります。

(10月7日撮影)
3週間後もう一度来てみました、果実は大分熟してきていて茶色くなっている。

果実の上が開いているので振っただけで種子がパラパラ出てきます。

大きさ0.5mm程度の極小の種子、表面に細かな突起が見えます。

(10月31日撮影)
アカネ科フタバムグラ属
2016.
12.
27
10月末でもまだ花を咲かせていたアレチハナガサ

さすがに花序の下の方はもう果実になっていて萼片に包まれています。

まとめて手でもんで中のをばら撒いてみました。

種子だと思ったけどこれが果実だそうです、4分果だそうでもっと丁寧に剥けばよかった。

果実の片側だけに乳頭状突起があります、初めこの白いのが種子かと思ったよ。

表と裏(と言っていいのか分からないけど)でまるで別物、どんな利点があるんでしょうね。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(10月31日撮影)

さすがに花序の下の方はもう果実になっていて萼片に包まれています。

まとめて手でもんで中のをばら撒いてみました。

種子だと思ったけどこれが果実だそうです、4分果だそうでもっと丁寧に剥けばよかった。

果実の片側だけに乳頭状突起があります、初めこの白いのが種子かと思ったよ。

表と裏(と言っていいのか分からないけど)でまるで別物、どんな利点があるんでしょうね。

クマツヅラ科クマツヅラ属
(10月31日撮影)
2016.
12.
26
アメリカキンゴジカの果実をアップしたので序にキンゴジカの果実もアップ、これは近所の公園で咲いていたキンゴジカ

午後だったので花は既に萎んでいた。

アメリカキンゴジカに比べて花柄が長いのが特徴、鋸歯もアメリカの方が全周にあるのに比べてこちらは下側に鋸歯がない。他にマルバキンゴジカやハイキンゴジカがあるそうです。

果実がなっているのもありました。

藪蚊が酷くて早々に退散、果実を一つだけ持って明るい場所で撮影しました。

普通10分果だそうですがこれは8個、途中で落としたかな。

大きさは3,4mmくらい、アメリカキンゴジカに比べて微妙に形が違うかな。

ごっつい2本の棘、これも中の種子を見てみなくては。秋吉台ではアメリカキンゴジカはもう何ヶ所でも見ているけどキンゴジカはまだ、可能性はあるかな。

アオイ科キンゴジカ属
(9月24日撮影)

午後だったので花は既に萎んでいた。

アメリカキンゴジカに比べて花柄が長いのが特徴、鋸歯もアメリカの方が全周にあるのに比べてこちらは下側に鋸歯がない。他にマルバキンゴジカやハイキンゴジカがあるそうです。

果実がなっているのもありました。

藪蚊が酷くて早々に退散、果実を一つだけ持って明るい場所で撮影しました。

普通10分果だそうですがこれは8個、途中で落としたかな。

大きさは3,4mmくらい、アメリカキンゴジカに比べて微妙に形が違うかな。

ごっつい2本の棘、これも中の種子を見てみなくては。秋吉台ではアメリカキンゴジカはもう何ヶ所でも見ているけどキンゴジカはまだ、可能性はあるかな。

アオイ科キンゴジカ属
(9月24日撮影)
2016.
12.
25
クサイチゴが咲いていた、流石にこれにはビックリ、昨シーズンも確か早かったよなと思って調べてみたら1月2日だった、その時も相当驚いていたけどね。

花弁は盛大に虫に食われているけどしっかり開いています。

多数の雄しべに多数の雌しべ、蕊が多いのは古いタイプの花だそうだ。

早く咲いたからと言って早く実がなるとは限らないんですけどね、多分殆ど生らない。

バラ科キイチゴ属
(12月24日撮影)

花弁は盛大に虫に食われているけどしっかり開いています。

多数の雄しべに多数の雌しべ、蕊が多いのは古いタイプの花だそうだ。

早く咲いたからと言って早く実がなるとは限らないんですけどね、多分殆ど生らない。

バラ科キイチゴ属
(12月24日撮影)
2016.
12.
25
すっかり花の終わったアメリカキンゴジカ

萼に包まれた果実、まだ緑色のもあります。

一度閉じた萼がまた開き始めています。

中に黒い種子が見えています、と思ったけど種子ではなくて果実だった。

5分果の果実、素人的にはやはり種子に見えますね。キンゴジカは10分果だそうです。

稜のある果実、断面は3角形かな、2本の棘があるがこれもくっつき虫になるんでしょうか。

大きさは3mm程、棘にも毛が生えているようで刺さった時に抜けにくくなっているんでしょうか。中に2個の種子が入っているそうで来年見てみなくては。

アオイ科キンゴジカ属
(10月31日撮影)

萼に包まれた果実、まだ緑色のもあります。

一度閉じた萼がまた開き始めています。

中に黒い種子が見えています、と思ったけど種子ではなくて果実だった。

5分果の果実、素人的にはやはり種子に見えますね。キンゴジカは10分果だそうです。

稜のある果実、断面は3角形かな、2本の棘があるがこれもくっつき虫になるんでしょうか。

大きさは3mm程、棘にも毛が生えているようで刺さった時に抜けにくくなっているんでしょうか。中に2個の種子が入っているそうで来年見てみなくては。

アオイ科キンゴジカ属
(10月31日撮影)