2017. 01. 31  
昨年12月花を多く咲かせていたシロバナマンテマ、すっかり果実になっていました。
シロバナマンテマ(果実と種子)

まだ多少花も咲いています。
シロバナマンテマ(果実と種子)

毛だらけの萼片に包まれた果実
シロバナマンテマ(果実と種子)

先端が6裂して中に種子が見えています。
シロバナマンテマ(果実と種子)

半分に割ってみました、胎座が残っています。
シロバナマンテマ(果実と種子)

胎座を覗いてみると膜に仕切られた内部に種子が残っていました、3室からなっているようです。
シロバナマンテマ(果実と種子)

ばら撒いてみました、一見した変わった形であるのが分かります。
シロバナマンテマ(果実と種子)

耳のような形をした種子、これは全く以外な形でした。
シロバナマンテマ(果実と種子)

大きさは葯1mm、表面に細かな突起があります。
シロバナマンテマ(果実と種子)

ナデシコ科マンテマ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 31  
萼先端が開いて茶色の種子が見えています。
イヌコハコベ(果実と種子)

明るい場所に持ってきてばら撒いてみました、十数個入っていました。
イヌコハコベ(果実と種子)

ほぼ円形で大きさ1mm弱、細かな凹凸がある。そう言えばコハコベの種子はまだ撮ってなかったな、これより一回り大きそうです。
イヌコハコベ(果実と種子)

ナデシコ科ハコベ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 31  
石垣の隙間に生えたイヌコハコベ、数年前から見ていますが特に増えることもなく、近くにもう1ヶ所ありましたがそちらは見られなくなりました。
イヌコハコベ

花弁はなく萼片だけ、基部が紫色になるのが特徴。
イヌコハコベ

萼片や花柄に毛が多い、特に腺毛ではなさそう。
イヌコハコベ

先端から花柱が覗いていますがこれはもう果実期ですね。
イヌコハコベ

葉は卵形で対生、葉柄に僅かに毛が生えている。
イヌコハコベ

ナデシコ科ハコベ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 30  
クロキは11,12月頃奇形花を咲かすのが知られています。この公園にも何本ものクロキがあり奇形花をつけていましたがそれも殆どなくなり正常な蕾をつけていました。その中でこの木だけがまだ奇形花をつけていました。
クロキ(半奇形花)

奇形花を咲かせるにしても遅い。
クロキ(半奇形花)

奇形花もおかしな状態、左のが正常な蕾です。
クロキ(半奇形花)

左半分は緑色の奇形花、右半分は花弁が白く葯も黄色の正常花です。何でこんなのが咲いたんだ。
クロキ(半奇形花)

こちらも半々状態、右側では正常な雄しべだけでなく緑色の柱頭を持った雌しべも見えています。
クロキ(半奇形花)

こちらはほぼ正常、でも正常花が咲くには早すぎる。
クロキ(半奇形花)

ハイノキ科ハイノキ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 30  
この公園では割と多く生えているタチイヌノフグリ、殆ど草むらの中ですがまっすぐ立ち上がっているので分かりやすい。
タチイヌノフグリ

花の大きさは4mm程度とフラサバソウやイヌノフグリと変わりないけどこれが一番小さく感じる、葉の基部に埋もれるように咲くので撮りにくさも一番
タチイヌノフグリ

花自体もあまり開きません、これはもう自家受粉しているのかな。
タチイヌノフグリ

柱頭は扁平、毛が生えているようです。
タチイヌノフグリ

広卵形の葉、影で分かるように表に長毛が生えている。
タチイヌノフグリ

茎にも長毛が多い。
タチイヌノフグリ

オオバコ科クワガタソウ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 30  
フラサバソウは今年の正月公園散歩で開花確認しましたが今はもう普通に咲いています。
フラサバソウ

大きさ3,4mm、イヌノフグリとほぼ同じ大きさだがこちらの方がやや大きく感じる、色も青っぽい。
フラサバソウ

2本の雄しべと1本の雌しべがハッキリ見えています。
フラサバソウ

花粉も出ていて柱頭にも花粉が付いているが自家受粉するのかな、今年は果実を見てみなくては。
フラサバソウ

広楕円形の葉、鋸歯は2-4,とにかく毛が多い。
フラサバソウ

オオバコ科クワガタソウ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 29  
イヌノフグリはかなり期待してました。この場所ではまだ小さな株が多くこれが一番大きかった、それでも咲いているように見えず
イヌノフグリ

と思ったら一つだけ咲いていた、前の写真の日が当たっている場所
イヌノフグリ

大きさ3,4mm、オオイヌノフグリと比べるとずっと小さい、それ以上にずっと数が少ない。
イヌノフグリ

この場所ではもう一つ咲いていました。
イヌノフグリ

まるごと落ちていた花も、もう少し前から咲いていたようです。
イヌノフグリ

少し離れた別の場所、ここでは5,6個咲いていました。
イヌノフグリ

普通なら葉とか他の場所を撮るのですがこれに限りひたすら花を撮る。
イヌノフグリ

2本の雄しべとその間に扁平な柱頭が見えています。
イヌノフグリ

ここでも丸ごと落ちている花がありました、この方が撮りやすいけど雌しべがないんだよね。
イヌノフグリ

オオバコ科クワガタソウ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 29  
気温も高く日差しもあったので散歩しながら近所の公園に行ってみました。
これはビックリ、カラスノエンドウが咲いていた、多少は期待したけどさすがにまだだろうと思っていました。
カラスノエンドウ

さすがに咲いていたのはこの辺りの3つだけでしたけどね。
カラスノエンドウ

先始めの頃はいじけたような花もあったりするけどカラスノエンドウはそんなこともなく綺麗に咲いています。
カラスノエンドウ

この花の側には蕾がありますが他では蕾さえつけているのもなかった。
カラスノエンドウ

正面から見ると3重構造のような、竜骨弁が小さい。
カラスノエンドウ

葉柄基部に托葉があるのは覚えていたんでですがその裏側に蜜腺があるのは忘れてた、右側托葉の裏に黒く見えているのが蜜腺のようです。
カラスノエンドウ

先端の小葉が変化して巻きひげになる、普通3分岐。
カラスノエンドウ

マメ科ソラマメ属

(1月28日撮影)
2017. 01. 28  
草むらの中に白い粒粒が見えたので虫の卵かと思ったのですが
ホタルカズラ(果実と種子)

ホタルカズラの果実でした。
ホタルカズラ(果実と種子)

大きさ2mm程度、まるで糖衣錠です。
ホタルカズラ(果実と種子)

切ってみようと思いましたが物凄く固くカッターの刃がまるでたたない、やっとなんとか割れました、切るというよりほんと割ったというのが正直な印象。
ホタルカズラ(果実と種子)

茶色いのが種子でしょうか、ひょっとしたら核果の可能性もあるのかな。
ホタルカズラ(果実と種子)

こちらはムラサキの果実、同じ属なので似ています。
ムラサキ(果実)

ちょっと皺がある、これは偶々かもしれない。これも物凄く固くカッターを当てていたらどこかにすっ飛んでしまった。無理をすると手を切りそうなので止めました。
ムラサキ(果実)

ムラサキ科ムラサキ属

(10月19日撮影)
2017. 01. 27  
閲覧注意
ヌルデの木に出来た奇妙な物体、ヌルデシロアブラムシが作るヌルデミミフシです、如何にも虫こぶを思わせる形状
ヌルデミミフシ

切ってみたら内部には虫がいっぱい、思わずほおり投げました。
ヌルデミミフシ

虫こぶを切る時は幼虫がいるのは想定済みですが成虫がこんなにたくさんいるとは思わなかった。
ヌルデミミフシ

有翅虫と無翅虫がいるそうですがこれは有翅虫だけでした。
ヌルデミミフシ

(10月19日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
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    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
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