2017.
07.
31
池に浮かんでいるボタンウキクサ、初めて見た時より減っていますが特定外来生物に指定されているので駆除されているのでしょうか、引き上げればいいだけだからそれ自体は簡単、でも小さな植物片からでも再生出来るようで根絶は難しそうです

花が咲いているのを見つけたら引き上げます、そこは特定外来生物だから遠慮することはない、初め見た頃は中心部の小さな葉序と花の区別がつけづらかったですが昨年花を見つけてすぐわかるようになりました

サトイモ科らしい仏炎苞、随分毛が多い

2階建ての花、雌雄異花で上が雄花、下が雌花

これは別の花ですが雄花拡大、なんだか蕊柱っぽい

花糸は意外と太い、合着しているのかな

下側の雌花、太めの花柱の上に柱頭がちょこんとのっていてミニお地蔵様

サトイモ科ボタンウキクサ属
同じ池にホテイアオイも群生しています、一つだけ咲いていたけど池の奥で近寄れず、これも繁殖力が強くて時に水路を塞ぐなど悪さをします、ここでも大量に引き上げられていた

ミズアオイ科ホテイアオイ属
(7月21日撮影)

花が咲いているのを見つけたら引き上げます、そこは特定外来生物だから遠慮することはない、初め見た頃は中心部の小さな葉序と花の区別がつけづらかったですが昨年花を見つけてすぐわかるようになりました

サトイモ科らしい仏炎苞、随分毛が多い

2階建ての花、雌雄異花で上が雄花、下が雌花

これは別の花ですが雄花拡大、なんだか蕊柱っぽい

花糸は意外と太い、合着しているのかな

下側の雌花、太めの花柱の上に柱頭がちょこんとのっていてミニお地蔵様

サトイモ科ボタンウキクサ属
同じ池にホテイアオイも群生しています、一つだけ咲いていたけど池の奥で近寄れず、これも繁殖力が強くて時に水路を塞ぐなど悪さをします、ここでも大量に引き上げられていた

ミズアオイ科ホテイアオイ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
31
今までホザキノフサモを見ていたのは1ヶ所だけ、2ヶ所目を見つけたので記憶のためアップ、しかも前の場所は近寄りづらく花が撮りにくかったけどここなら楽々

水中から花茎を伸ばして花を咲かせます、フサモ属の中で水上に葉を出さないのは本種だけだとか

雌雄異花で上に雄花、下に雌花をつけます

輪生状に花を咲かせる、雌しべは4本で柱頭は羽毛状、線形の緑色のは苞葉です

こちらは雄花、下から咲き上がるので下の方が広がっています

細い花糸と長めの葯、花弁は開花と同時に脱落するそうでピンク色の楕円形のがそれでしょうか、引っかかって残っています、花糸基部に見える小さな卵形のが萼です

アリノトウグサ科フサモ属
(7月21日撮影)

水中から花茎を伸ばして花を咲かせます、フサモ属の中で水上に葉を出さないのは本種だけだとか

雌雄異花で上に雄花、下に雌花をつけます

輪生状に花を咲かせる、雌しべは4本で柱頭は羽毛状、線形の緑色のは苞葉です

こちらは雄花、下から咲き上がるので下の方が広がっています

細い花糸と長めの葯、花弁は開花と同時に脱落するそうでピンク色の楕円形のがそれでしょうか、引っかかって残っています、花糸基部に見える小さな卵形のが萼です

アリノトウグサ科フサモ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
31
湿っぽい林内に生えているムカゴイラクサ、ムカゴがあると識別しやすいのですっき(笑)、でもこれは全く見られなかった、オニユリのように花が咲く前からムカゴをつけているのもありますがこれは後からなのかな

葉腋から花序を出しますが雌花序は上の方に伸び、雄花序は下に円錐形につけます

これでも雌花、初めて見た時は花と思わなかった(^^;)

棘のような花柱、下の緑色のが子房でしょうか、花被片が2枚あるそうだがどれだろ

雄花はずっと多い

雌花に比べると如何にも花らしい雄花、5本の雄しべが出ています、葯が透明になっていて花粉は放出したかな

卵状楕円形の葉、先端は尖り基部は円い、茎に刺毛があるそうだが刺されたことはないからあまり気にせず触っているぞ

イラクサ科ムカゴイラクサ属
(7月21日撮影)

葉腋から花序を出しますが雌花序は上の方に伸び、雄花序は下に円錐形につけます

これでも雌花、初めて見た時は花と思わなかった(^^;)

棘のような花柱、下の緑色のが子房でしょうか、花被片が2枚あるそうだがどれだろ

雄花はずっと多い

雌花に比べると如何にも花らしい雄花、5本の雄しべが出ています、葯が透明になっていて花粉は放出したかな

卵状楕円形の葉、先端は尖り基部は円い、茎に刺毛があるそうだが刺されたことはないからあまり気にせず触っているぞ

イラクサ科ムカゴイラクサ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
30
午前中だけ花を開くスベリヒユ、時間限定で咲く花でも結構ルーズなのもありますがこれは厳格なようで午後に開いているのを見たことはありません

花弁は5枚、上に大きく見えているのは花後でしょうか、その左右のは蕾かな、閉鎖花を付けることもあるそうです

花弁も花糸も葯も花柱も柱頭もほぼ黄色、柱頭は5裂

こちらは花弁先端が凹んでいますがこれが普通のようです

萼片は2枚、突起状の筋が入っているのがそれでしょうか

へら状肉厚の葉、いかにも乾燥に強そう

別の場所、スベリヒユとハナスベリヒユが同居、家庭用の里芋畑だからハナスベリヒユを植えるわけもなく逸出でしょうね

スベリヒユを改良したともマツバボタンとの交配種とも言われています、これは確かにマツバボタン似で葉が細い、マツバボタンも植えられているのをよく見かけますが野生化しているのは見たことないですね

スベリヒユと違ってカラフル、午後閉じることもなさそうです、園芸種としては時間限定で開くのは都合が悪いでしょうね

スベリヒユ科スベリヒユ属
(7月21日撮影)

花弁は5枚、上に大きく見えているのは花後でしょうか、その左右のは蕾かな、閉鎖花を付けることもあるそうです

花弁も花糸も葯も花柱も柱頭もほぼ黄色、柱頭は5裂

こちらは花弁先端が凹んでいますがこれが普通のようです

萼片は2枚、突起状の筋が入っているのがそれでしょうか

へら状肉厚の葉、いかにも乾燥に強そう

別の場所、スベリヒユとハナスベリヒユが同居、家庭用の里芋畑だからハナスベリヒユを植えるわけもなく逸出でしょうね

スベリヒユを改良したともマツバボタンとの交配種とも言われています、これは確かにマツバボタン似で葉が細い、マツバボタンも植えられているのをよく見かけますが野生化しているのは見たことないですね

スベリヒユと違ってカラフル、午後閉じることもなさそうです、園芸種としては時間限定で開くのは都合が悪いでしょうね

スベリヒユ科スベリヒユ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
30
藪の中に咲いていたキンミズヒキ、結構花期が長く秋の終わり頃まで咲いています

これはもう考えるまでもなくヒメキンミズヒキでなくキンミズヒキ

花はヒメと比べて密につきます

花弁も幅広く雄しべの数も多い、通常10本以上これは15本見えています

花序上の方の花、下から咲き上がるのでこれは咲いたばかり、柱頭がまだ開いていません

これは下の方の花、花糸が内側に反って集まり2裂した柱頭が伸びています、雄性先熟なんでしょうか

奇数羽状複葉で小葉は5-9枚、小葉の間に更に小さな小葉もある

葉柄基部に幅の広い托葉、茎には開出毛が密生

バラ科キンミズヒキ属
(7月21日撮影)

これはもう考えるまでもなくヒメキンミズヒキでなくキンミズヒキ

花はヒメと比べて密につきます

花弁も幅広く雄しべの数も多い、通常10本以上これは15本見えています

花序上の方の花、下から咲き上がるのでこれは咲いたばかり、柱頭がまだ開いていません

これは下の方の花、花糸が内側に反って集まり2裂した柱頭が伸びています、雄性先熟なんでしょうか

奇数羽状複葉で小葉は5-9枚、小葉の間に更に小さな小葉もある

葉柄基部に幅の広い托葉、茎には開出毛が密生

バラ科キンミズヒキ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
30
この辺りにミヤコグサが群生していますがその中に赤い花がありました、周りには既に果実になっています

花の終わりの頃朱色になるのはニシキミヤコグサと言います

この辺りで見ていましたがこんなに赤くなっているのは初めて見ました

萼片に毛が生える、ここのは花の数が2個のが多いので多分セイヨウミヤコグサでなくミヤコグサ

これもかなり赤い、萎んだ花も何となく赤いような

これはそれ程でもないけど今まで見ていたのはせいぜいこの程度でした、時間が経つともっと赤くなるのかな、野外だと同じ個体を観察するのが難しい

これが同じ場所に咲いていた普通のミヤコグサ、色が違うだけですが随分印象が違います

マメ科ミヤコグサ属
(7月21日撮影)

花の終わりの頃朱色になるのはニシキミヤコグサと言います

この辺りで見ていましたがこんなに赤くなっているのは初めて見ました

萼片に毛が生える、ここのは花の数が2個のが多いので多分セイヨウミヤコグサでなくミヤコグサ

これもかなり赤い、萎んだ花も何となく赤いような

これはそれ程でもないけど今まで見ていたのはせいぜいこの程度でした、時間が経つともっと赤くなるのかな、野外だと同じ個体を観察するのが難しい

これが同じ場所に咲いていた普通のミヤコグサ、色が違うだけですが随分印象が違います

マメ科ミヤコグサ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
29
田圃で普通に見られるオモダカ、なにせ葉が独特だからなと言いつつ撮るのを忘れた、見えている葉は多分イボクサ、こちらの花はまだ先

雌雄異花で上部に雄花、株に雌花を付ける、雌花の花弁は既に散っている

真っ白でほぼ円形の花弁が3枚

多数の雄しべ、花糸は意外と幅広のようだ

雌花もありました、まだ雄花は咲いておらず雌花から先に咲くようです

雄花の花弁は割と何時までも残っていますが雌花はすぐに散るようできれいなのはなかなかお目にかかれない

多数の雌しべが球状になっている、雄しべよりずっと多くもはや数えようとも思わないレベル

柱頭が僅かに裂けているようです

オモダカ科オモダカ属
(7月21日撮影)

雌雄異花で上部に雄花、株に雌花を付ける、雌花の花弁は既に散っている

真っ白でほぼ円形の花弁が3枚

多数の雄しべ、花糸は意外と幅広のようだ

雌花もありました、まだ雄花は咲いておらず雌花から先に咲くようです

雄花の花弁は割と何時までも残っていますが雌花はすぐに散るようできれいなのはなかなかお目にかかれない

多数の雌しべが球状になっている、雄しべよりずっと多くもはや数えようとも思わないレベル

柱頭が僅かに裂けているようです

オモダカ科オモダカ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
29
田圃で普通に見られるヒロハスズメノトウガラシ、アゼナ属の中では一番多いかな、花期も長く11月ころまで咲いています、線状の葉はホタルイかイヌホタルイ、これもよく見かけますがイヌかどうか区別が難しいのでパス

上下につぶれたような花、かって一世を風靡した(と言うほどでもないが)クシャおじさんと勝手命名

つぶれているので花の内部はよく見えません、下唇は3裂、中央裂片が大きいが下に長くは伸びません、エダウチスズメノトウガラシこれが長く伸びる

黄色く突き出ているのは雄しべでしょうか

倒披針形の葉で鋸歯がある、画面中央上の葉は鋸歯がなくアゼナのようです

こちらは同じ場所に咲いていたアゼナ、ヒロハとは随分印象が違います

普通は淡青色ですがこれは真っ白、花冠が落ちかけているようです

アゼナ科アゼナ属
(7月21日撮影)

上下につぶれたような花、かって一世を風靡した(と言うほどでもないが)クシャおじさんと勝手命名

つぶれているので花の内部はよく見えません、下唇は3裂、中央裂片が大きいが下に長くは伸びません、エダウチスズメノトウガラシこれが長く伸びる

黄色く突き出ているのは雄しべでしょうか

倒披針形の葉で鋸歯がある、画面中央上の葉は鋸歯がなくアゼナのようです

こちらは同じ場所に咲いていたアゼナ、ヒロハとは随分印象が違います

普通は淡青色ですがこれは真っ白、花冠が落ちかけているようです

アゼナ科アゼナ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
29
田圃で普通に見かけるコナギ、無い田圃では全く無いけどある田圃ではもう一面に生えています

午前中の数時間だけ開く花、田圃がまだ泥田状態で十分接近できず

雄しべの中から雌しべが伸びている、柱頭は扁平

葉鞘から総状花序を出す、これはまだ咲き始めで一つだけですが

6本の雄しべの内5本は短く葯は黄色、1本が長く葯は茶色、これも果実を見てみなくては

ミズアオイ科ミズアオイ属
(7月21日撮影)

午前中の数時間だけ開く花、田圃がまだ泥田状態で十分接近できず

雄しべの中から雌しべが伸びている、柱頭は扁平

葉鞘から総状花序を出す、これはまだ咲き始めで一つだけですが

6本の雄しべの内5本は短く葯は黄色、1本が長く葯は茶色、これも果実を見てみなくては

ミズアオイ科ミズアオイ属
(7月21日撮影)
2017.
07.
28
用水路脇の草むらの中に咲いていたクルマバナ、大きな葉はアキノノゲシですがこれはまだ先

草むらの中に蕾を付けたのも幾つもあります

輪生する花序を段々状につけていく

何となく夕暮れの雰囲気がありますが朝8時頃の撮影

長短2組の雄しべ、中央に太い花柱を持った雌しべ、柱頭が2裂しているのもわかる

下唇上面や上唇背後に毛が生えている

花序下の線系のは小苞

茎には下向きの伏毛

卵形~狭卵形の葉、鋸歯はハッキリ、葉先は鋭頭だが尖る程ではない

シソ科トウバナ属
(7月21日撮影)

草むらの中に蕾を付けたのも幾つもあります

輪生する花序を段々状につけていく

何となく夕暮れの雰囲気がありますが朝8時頃の撮影

長短2組の雄しべ、中央に太い花柱を持った雌しべ、柱頭が2裂しているのもわかる

下唇上面や上唇背後に毛が生えている

花序下の線系のは小苞

茎には下向きの伏毛

卵形~狭卵形の葉、鋸歯はハッキリ、葉先は鋭頭だが尖る程ではない

シソ科トウバナ属
(7月21日撮影)