2017.
08.
27
草むらの中に生えているヒメノハギ、一応小低木真っ直ぐ立っている辺りが多少それを思わせます、去年ここはすっかり草刈りされて見られなくなりましたが今年はまだ少ないけど復活してくれました

午前中に咲く花だけど時には午後には花が青っぽくなります、右の花は前日咲いた花でしょうか

これでもヌスビトハギの仲間だけどいい名前を貰いました、○○ヌスビトハギでなくてよかった

翼弁と竜骨弁はほぼ同長、僅かに竜骨弁が出ている

花柄には腺毛がビッシリ

3小葉は楕円形

マメ科ヌスビトハギ属
(8月19日撮影)

午前中に咲く花だけど時には午後には花が青っぽくなります、右の花は前日咲いた花でしょうか

これでもヌスビトハギの仲間だけどいい名前を貰いました、○○ヌスビトハギでなくてよかった

翼弁と竜骨弁はほぼ同長、僅かに竜骨弁が出ている

花柄には腺毛がビッシリ

3小葉は楕円形

マメ科ヌスビトハギ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
27
草むらの中に細い茎を伸ばして花を咲かせているナンバンハコベ

枝先に横向きや下向きに花を咲かせる

花弁の途中が折れ曲がっている異形の姿から南蛮の名がつきましたが純然たる在来種です、ハコベの名が付いているがハコベ属ではなくマンテマ属

雄しべは10本で長く突き出る、この時雌しべはまだ伸びていません、緑色の子房に短く付いています

萼は半球形、先端裂片はまだそれ程広がっていない

雄しべの葯が落ち3本の花柱が伸びている

細い花柱には毛が生えているようです

萼はハッキリした半球形になり先端裂片も広がってきている

花弁内側に一対の鱗片がある、これで下部は曲がらず先端だけ強く反るんでしょうね

やはり日が当たっていると鮮明に撮れます、これも花柱が5本だったらオール5だったのにな、残念

低い場所に咲くのでなかなか青空バックは撮れないけどうまい具合に撮れました

既に子房が膨らんでいるのもありました、秋になると黒塾します

葉は卵形で対生、縁に細かな毛が生える

茎には縮れた毛が生える、葉の縁に細かな毛が見えています

ナデシコ科マンテマ属
(8月19日撮影)

枝先に横向きや下向きに花を咲かせる

花弁の途中が折れ曲がっている異形の姿から南蛮の名がつきましたが純然たる在来種です、ハコベの名が付いているがハコベ属ではなくマンテマ属

雄しべは10本で長く突き出る、この時雌しべはまだ伸びていません、緑色の子房に短く付いています

萼は半球形、先端裂片はまだそれ程広がっていない

雄しべの葯が落ち3本の花柱が伸びている

細い花柱には毛が生えているようです

萼はハッキリした半球形になり先端裂片も広がってきている

花弁内側に一対の鱗片がある、これで下部は曲がらず先端だけ強く反るんでしょうね

やはり日が当たっていると鮮明に撮れます、これも花柱が5本だったらオール5だったのにな、残念

低い場所に咲くのでなかなか青空バックは撮れないけどうまい具合に撮れました

既に子房が膨らんでいるのもありました、秋になると黒塾します

葉は卵形で対生、縁に細かな毛が生える

茎には縮れた毛が生える、葉の縁に細かな毛が見えています

ナデシコ科マンテマ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
27
こんなとこにも咲いていたのかカワミドリ、今まで見てきた中で一番来やすい場所だけど深い藪に阻まれて接近できず、マクロで撮れないような場所は私的には価値がない(笑)

こちらは別の場所、ここも以前は何とか接近できたけど藪が酷くなって近寄れず

結局何時もの場所、と言っても2枚目の山道向かいですけどね、台地上何ヶ所かで見ていますがどこもドリーネ縁辺りです、多少でも湿っぽいのでしょうか

穂状に長く伸びた花序、クズが繁茂した藪はほんと近寄りづらい

紫色の唇形花、4本の雄しべを長く突き出している、下唇に沿った2本と中央から長く伸びた2本があるようです、色んなタイプの昆虫に対応させているんでしょうか、雌しべはまだ見えていない

雄しべの出方の違いが分かります、葯が馬蹄形をしている、雌しべが伸び始めています

シソ科らしい2裂した柱頭、花糸も紫色で綺麗

萼片先端裂片も淡紫色になっていて遠目に見ると花が咲いているように見えます、萼片に微毛と腺点があるそうです

青空バック、同系色だと冴えないな

卵状披針形の葉、鈍い鋸歯がある

シソ科カワミドリ属
(8月19日撮影)

こちらは別の場所、ここも以前は何とか接近できたけど藪が酷くなって近寄れず

結局何時もの場所、と言っても2枚目の山道向かいですけどね、台地上何ヶ所かで見ていますがどこもドリーネ縁辺りです、多少でも湿っぽいのでしょうか

穂状に長く伸びた花序、クズが繁茂した藪はほんと近寄りづらい

紫色の唇形花、4本の雄しべを長く突き出している、下唇に沿った2本と中央から長く伸びた2本があるようです、色んなタイプの昆虫に対応させているんでしょうか、雌しべはまだ見えていない

雄しべの出方の違いが分かります、葯が馬蹄形をしている、雌しべが伸び始めています

シソ科らしい2裂した柱頭、花糸も紫色で綺麗

萼片先端裂片も淡紫色になっていて遠目に見ると花が咲いているように見えます、萼片に微毛と腺点があるそうです

青空バック、同系色だと冴えないな

卵状披針形の葉、鈍い鋸歯がある

シソ科カワミドリ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
26
ここにもオール5の花がありました、キキョウでした、昨日のマツバニンジンよりはこちらが先に認識していたんですけどね

花冠は5裂、柱頭も5裂

雄しべも5本、普通なら柱頭が開いている頃は雄しべは萎れているんですがこれはハッキリ残っています、まるで私の為に残ってくれたようだ(笑)、それにしてもこの柱頭随分反り返っています、花柱も青いんですね

萼片も先端が5裂、これでオール5完成

何事にも例外はあるようでこれは花冠5裂、雄しべも5本見えていますが柱頭は4裂です

花糸の基部は結構複雑な構造をしている

キキョウ科キキョウ属
(8月19日撮影)

花冠は5裂、柱頭も5裂

雄しべも5本、普通なら柱頭が開いている頃は雄しべは萎れているんですがこれはハッキリ残っています、まるで私の為に残ってくれたようだ(笑)、それにしてもこの柱頭随分反り返っています、花柱も青いんですね

萼片も先端が5裂、これでオール5完成

何事にも例外はあるようでこれは花冠5裂、雄しべも5本見えていますが柱頭は4裂です

花糸の基部は結構複雑な構造をしている

キキョウ科キキョウ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
26
多数のキキョウが咲いている中で一株だけ色合いの異なるのがありました

秋吉台でも白花を見かけますがこれは白とも青とも言えない中途半端な色

普通の青色とのツーショット、園芸種にはピンク色のもあるそうですがそんな色でもない

左は柱頭が開いた雌性期、右は開いていない雄性期、蕾も多くあり一株の中で長く花を咲かせるようです

ここは多数のキキョウが咲いています、ただ純粋な野生のキキョウは少なくなっているそうでここも誰かが種をばら撒いたそうな

キキョウ科キキョウ属
(8月19日撮影)

秋吉台でも白花を見かけますがこれは白とも青とも言えない中途半端な色

普通の青色とのツーショット、園芸種にはピンク色のもあるそうですがそんな色でもない

左は柱頭が開いた雌性期、右は開いていない雄性期、蕾も多くあり一株の中で長く花を咲かせるようです

ここは多数のキキョウが咲いています、ただ純粋な野生のキキョウは少なくなっているそうでここも誰かが種をばら撒いたそうな

キキョウ科キキョウ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
26
秋の花のイメージが強いワレモコウですがここでは8月半ばにはもう終わっています、7月下旬ころから咲き始めているようです

幸い未だ咲いているのもありました、穂状花序の場合下から咲き上がることが普通ですがこれは上から下に咲いていきます(極少数だろうから咲き下がるという言葉もなさそう)

上部の赤い部分は花の終わり、下はまだ蕾で中間の狭いゾーンが花らしい花の時期です

花弁はなく白いのは萼片で4枚、雄しべも4本、バラ科と言えば雄しべが多いのが普通ですがこれは少なくバラ科と思いつきません

上の方は萼片が真っ赤になっています、一般に花弁より萼片の方が長持ちするのでこれが秋まで残るので秋の花になったんでしょうね、雄しべは脱落し柱頭も真っ赤になっている、小さな突起があるようで2裂しているかな

かなり黒っぽい花もありました、赤い花を見た後ではちとイメージが悪い

特徴的な奇数羽状複葉、小葉に粗い鋸歯がある

バラ科ワレモコウ属
(8月19日撮影)

幸い未だ咲いているのもありました、穂状花序の場合下から咲き上がることが普通ですがこれは上から下に咲いていきます(極少数だろうから咲き下がるという言葉もなさそう)

上部の赤い部分は花の終わり、下はまだ蕾で中間の狭いゾーンが花らしい花の時期です

花弁はなく白いのは萼片で4枚、雄しべも4本、バラ科と言えば雄しべが多いのが普通ですがこれは少なくバラ科と思いつきません

上の方は萼片が真っ赤になっています、一般に花弁より萼片の方が長持ちするのでこれが秋まで残るので秋の花になったんでしょうね、雄しべは脱落し柱頭も真っ赤になっている、小さな突起があるようで2裂しているかな

かなり黒っぽい花もありました、赤い花を見た後ではちとイメージが悪い

特徴的な奇数羽状複葉、小葉に粗い鋸歯がある

バラ科ワレモコウ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
25
日当たりの良い草原に生えるマツバニンジン、全国的に分布していますがそういう環境が激減しているせいか各地で減少、国本県とも絶滅危惧IA類に指定されています、この日はここで5株程内3株で花を咲かせていました、雨の多い年に多く出てきたことがあったので今年は少ないかもしれません

淡紅色の花は大きさ1cm程、青い筋が入る、午前中だけ咲く半日花ですが時には午後まで咲いていることもあります、絶滅危惧種かと思うとこの淡い色も何だか儚い

雄しべ5本、雌しべ5本、花糸花柱とも青紫色

日陰にして撮ってみました、小さな柱頭と葯の様子がよくわかります

花弁5枚、萼片5枚、おーこれはオール5の花なんだ、実はこの日別のオール5の花を撮っていたのですがこれもそうだとは考えてもなかった

広線形の葉、上の方は茎に対して広がっていますが

下の方の葉は茎に寄り添っています、事情があってちょっと横幅狭くしてる

アマ科アマ属
(8月19日撮影)

淡紅色の花は大きさ1cm程、青い筋が入る、午前中だけ咲く半日花ですが時には午後まで咲いていることもあります、絶滅危惧種かと思うとこの淡い色も何だか儚い

雄しべ5本、雌しべ5本、花糸花柱とも青紫色

日陰にして撮ってみました、小さな柱頭と葯の様子がよくわかります

花弁5枚、萼片5枚、おーこれはオール5の花なんだ、実はこの日別のオール5の花を撮っていたのですがこれもそうだとは考えてもなかった

広線形の葉、上の方は茎に対して広がっていますが

下の方の葉は茎に寄り添っています、事情があってちょっと横幅狭くしてる

アマ科アマ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
25
オミナエシに比べて一歩遅れて咲き始めるオトコエシ、後方の黄色い花がオミナエシで盛期の頃にはどちらも同じくらい見られます

周りはオミナエシだらけ、多くの女郎花に囲まれた男郎花、紅一点ならぬ黒一点、白いけど

集散花序、まだそれ程背が高くなっていないので真上から撮ってみました

ツーショット、花の数も大きさも変わりないですがやはり白だと地味ですね

花冠は5裂、4本の雄しべが直立している、右下に雌しべの柱頭が見えてますがまだ立っていません

葯が褐色になって雌しべが立ち上がってきています

ピントがあっていませんが後方のは葯が落ちて雌しべが立ち上がっています、柱頭も大きくなっているような

下の方の葉は羽状に裂け頂小葉が一番大きい

上の葉程裂け方が小さくなります、茎は四角いようで微毛が生えている

スイカズラ科オミナエシ属
(8月19日撮影)

周りはオミナエシだらけ、多くの女郎花に囲まれた男郎花、紅一点ならぬ黒一点、白いけど

集散花序、まだそれ程背が高くなっていないので真上から撮ってみました

ツーショット、花の数も大きさも変わりないですがやはり白だと地味ですね

花冠は5裂、4本の雄しべが直立している、右下に雌しべの柱頭が見えてますがまだ立っていません

葯が褐色になって雌しべが立ち上がってきています

ピントがあっていませんが後方のは葯が落ちて雌しべが立ち上がっています、柱頭も大きくなっているような

下の方の葉は羽状に裂け頂小葉が一番大きい

上の葉程裂け方が小さくなります、茎は四角いようで微毛が生えている

スイカズラ科オミナエシ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
25
台地上でオミナエシが綺麗だったので風景写真として撮ってみました

同じ場所を違うアングルで、分かる人には分かる場所、背景から場所が分かるようなのはさけますがオミナエシでは問題ないでしょう

天気が良いと花も綺麗に撮れるけどなんせ暑い、台地上では日陰が殆ど無いから尚更

これは違う場所、崖の上に咲いていたオミナエシ、雲一つない青空だったので思わず撮ってみました

崖の上に上って同じ株を反対側から、オミナエシの花序は蕾が多く一斉には開かないので長く楽しめます

秋吉台と言えば石灰岩群ですがそれ程目立たない場所もあります、夏場は草が茂るので隠れていることもありますが

スイカズラ科オミナエシ属
(8月19日撮影)

同じ場所を違うアングルで、分かる人には分かる場所、背景から場所が分かるようなのはさけますがオミナエシでは問題ないでしょう

天気が良いと花も綺麗に撮れるけどなんせ暑い、台地上では日陰が殆ど無いから尚更

これは違う場所、崖の上に咲いていたオミナエシ、雲一つない青空だったので思わず撮ってみました

崖の上に上って同じ株を反対側から、オミナエシの花序は蕾が多く一斉には開かないので長く楽しめます

秋吉台と言えば石灰岩群ですがそれ程目立たない場所もあります、夏場は草が茂るので隠れていることもありますが

スイカズラ科オミナエシ属
(8月19日撮影)
2017.
08.
24
空き地に群生していたウリクサ、アゼナの仲間ですが他とは違い比較的乾燥した場所でも生えてきます

葉腋から長い花柄を伸ばして花を咲かせる、この姿はやはりアゼナの仲間ですね

下唇は3裂、各裂片の縁が淡青色、中央裂片基部は濃い青色の斑紋がある

雄しべは4本、下側に付く2本の基部に棍棒状突起があるそうですが下側に見えているのがそれでしょうか、奥に短い雄しべも見えている、柱頭も見えているかな

すぐ近くに葉の葉脈が赤紫色になっているのがありました

日当たりが良いとそうなるそうですが1枚目の写真のすぐ側なんですけどね、斑紋が殆どないのもあり株によって違いがあるのかな

アゼナ科アゼナ属
(8月13日撮影)

葉腋から長い花柄を伸ばして花を咲かせる、この姿はやはりアゼナの仲間ですね

下唇は3裂、各裂片の縁が淡青色、中央裂片基部は濃い青色の斑紋がある

雄しべは4本、下側に付く2本の基部に棍棒状突起があるそうですが下側に見えているのがそれでしょうか、奥に短い雄しべも見えている、柱頭も見えているかな

すぐ近くに葉の葉脈が赤紫色になっているのがありました

日当たりが良いとそうなるそうですが1枚目の写真のすぐ側なんですけどね、斑紋が殆どないのもあり株によって違いがあるのかな

アゼナ科アゼナ属
(8月13日撮影)