2017. 08. 04  
草むらの中に生えているヒメノダケ、本来は日当たりの良い草原に生えるそうです、ここも本来の自生地ではなく阿蘇から芝生を運んだ時種子が紛れていたとか
ヒメノダケ

同じセリ科のミシマサイコをそっくり白くしたような花
ヒメノダケ

ノダケに似ているからヒメノダケだそうですがとても似ているとは思えないな
ヒメノダケ

複散形花序、総包片はないそうですがこれは1枚見えてます
ヒメノダケ

小総包片はこれは1枚だけ見えていますが普通5枚程度あるようです
ヒメノダケ

セリ科らしい花、花弁が内側に反る、左下の端は未熟な雄しべが見えていますが右上のは花盤から2本の雌しべが突き出て雄しべはすっかり落ちています
ヒメノダケ

花弁の裏や子房、小花柄に毛が生えている
ヒメノダケ

葉は羽状複葉だそうですがこんな葉しかありません、間違えていないと思うのですが
ヒメノダケ

セリ科シシウド属

(7月26日撮影)
2017. 08. 04  
オミナエシと同じ頃台地上で咲く黄色い花ミシマサイコ、各地で減少していて本県でも絶滅危惧II類になっていますが秋吉台では普通に見られます
ミシマサイコ

上部で枝分かれして複散形花序をつける、小花序ごとに花期が違うようで割と長く見られます
ミシマサイコ

長い花柄と短い小花柄
ミシマサイコ

小花序ごとの花は10個程度、花弁は強く反り返り咲き始めからこんな状態
ミシマサイコ

雄しべは5本ですがまともに残っていることはなく大抵無いか1本程度、大きな花盤の間に雌しべが見えていますが突き出ることは無いようです
ミシマサイコ

これは珍しく雄しべが3本残っている、右側の花も花弁とわかる状態、普通は強く反り返って花弁があるのかと思う程度
ミシマサイコ

花盤から蜜が出ているようです、小花序には小総苞が5枚程度
ミシマサイコ

総苞はやや大きいが1枚くらいしかありません
ミシマサイコ

葉は線形で茎を抱かない、ピントが合う位置が違うぞ
ミシマサイコ

セリ科ミシマサイコ属

(7月26日撮影)
2017. 08. 04  
台地上で咲き始めたオミナエシ、秋の七草ですがススキを除いて夏の内から咲き始めます(フジバカマは無いのでヒヨドリバナで代替)
オミナエシ

秋吉台らしく石灰岩を背景に
オミナエシ

上部で分岐して散房状に花序をつける
オミナエシ

花序全体は黄色く見えますがまだ開いている花は少なく小さな蕾は緑色
オミナエシ

何もかも黄色い花なので正面から撮るとコントラストが乏しくて分かりにくい
オミナエシ

雄しべは4本、雌しべは1本、花冠から突き出る
オミナエシ

葯は落ちやすくこれは一つしか残っていない、柱頭が扁平なのが分かる
オミナエシ

葉は対生し羽状に裂ける、基部に托葉があるようです
オミナエシ

スイカズラ科オミナエシ属

(7月26日撮影)
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平家蟹

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