2017. 08. 20  
台地上の草原藪の中に咲いているキセワタ、日当たりの良い草原の生えるけどそういう環境が減っているので全国的に減少、環境省本県とも絶滅危惧Ⅱ類に指定されています、ヘクソカズラに絡まれているので除去
キセワタ

葉腋に輪生状に花を付ける
キセワタ

下唇中央裂片が大きく垂れ下がり赤い筋状斑紋が目立ちます、これがお化けの舌のようであまり好きになれなかった、でも絶滅危惧種となると話は別だ(笑)、メハジキを見つけたのは秋吉台に行き始めてからすぐの08年、仲間のメハジキはかなり苦労して13年、でも今ではメハジキはあちこちで見かけるけどキセワタは台地上でポチポチ程度です
キセワタ

雄しべドアップ、太い花糸と大きな葯、小粒の真珠のようにみえるのは花粉なんでしょうね、コンデジで写せるくらいだから随分大きい、奥に2裂した柱頭が見えています、同じ花を毎年撮っていてもこのような新たな発見があるから面白い
キセワタ

この辺りに何株かまとまって生えていました
キセワタ

これは背が高かったので当然青空バック(笑)
キセワタ

笑い顔で歓迎しているようにも見えます
キセワタ

花糸にも斑紋があるようです、シソ科らしく長短2組の雄しべですがそれ程長さに違いはありません、上唇外側は毛が密生
キセワタ

雄しべの下側に2裂した柱頭が見えています、この後更に伸びていくんでしょうか
キセワタ

葉は卵形または狭卵形、欠刻状の粗い鋸歯がある
キセワタ

茎は稜があり四角い、下向きの毛が生える
キセワタ
(8月13日撮影)

後日別の場所、この辺にも咲いていたんだと思い出す、何株もまとまって生えていた
キセワタ

背が高いし青空、当然こうなる(笑)、最近左下に黒い影が写るようになりました、CCDにゴミが付いたかな、普通に撮るには問題ないけどこのような時には目立ちます、トリミングでカットすることもあるけど出来ない時はソフトで消去
キセワタ
(8月19日撮影)

シソ科メハジキ属
2017. 08. 20  
林道沿いに咲いていたクサギ、ごく普通に見られるので撮るのも気分次第
クサギ

これは木漏れ日が当たって綺麗だったので撮ってみました
クサギ

右側が雄性期の花、4本の雄しべが突き出ている、基部に曲がっているのが雌しべでしょうか、左が雌性期、雄しべは下部にくるまっていて雌しべが真っ直ぐ突き出ている
クサギ

シソ科らしい2裂した柱頭だけどあまり裂けません
クサギ

長い花筒の下にラグビーボールのような萼、果実期には平開して赤くなる、その下にヘラ状の葉が苞でしょうか
クサギ

葉は長い葉柄があり広卵形で全縁
クサギ

裏面脈上や葉柄に毛が生える、微小な腺点と大きな腺点があるそうだが見えていないかな
クサギ

特徴を撮り終えた後は綺麗に撮ってあげましょう(笑)
クサギ

真っ青な空に白い花弁赤い花筒が映えていました、雌しべが伸び始めているので雄から雌への切替時か
クサギ

花柱の長さは花筒の倍はありそう
クサギ

シソ科クサギ属

(8月13日撮影)
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平家蟹

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