2017. 09. 15  
田圃に生えていたキシュウスズメノヒエ、紀州と名が付いていますが熱帯アジア・アメリカ原産、この仲間では本家のスズメノヒエはすっかり少なくなりシマスズメノヒエばかり、キシュウスズメノヒエもまだあまり見かけませんが一部の田圃で群生していたりします
キシュウスズメノヒエ

花序が2又に別れるのが特徴、アメリカスズメノヒエも2又に別れますがより乾燥した場所に生え、花序もこちらが4-6cmなのに対してアメリカは9-10cmと長い
キシュウスズメノヒエ

ブラシ状赤紫色の柱頭、イネ科はどれも皆似ていますがこれが出てないと撮る気になれないしな
キシュウスズメノヒエ

雄しべの葯は黒紫色というよりほぼ黒
キシュウスズメノヒエ

葉鞘は緩く茎を包み上の縁だけ長い毛が生える、チクゴスズメノヒエはひと回り大型で葉鞘の毛が著しい
キシュウスズメノヒエ
イネ科スズメノヒエ属

おまけ、同じ田圃に生えていたナンゴクヒメミソハギ、今までは特定の1枚の田圃だけでしたが隣の田圃にも見られないのに何故か数百mも離れたこの田圃に生えていた
ナンゴクヒメミソハギ
ミソハギ科ヒメミソハギ属

(8月24日撮影)
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平家蟹

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