2017.
12.
31
記事総数795、例年より少し減っているけどこれは9月事情があって野草訪問出来なかった影響か。
データベースの項目を変更したので花の記事が幾つあるのかも分からなくなってしまった(^^;)。
そんな中で新規の花は
秋吉台28、自宅付近5、その他2
これも大分減っているけど14年目としては流石にこんなものでしょうね。
他に秋吉台では初めてというのが23ありました。
今年一番の発見はやはりハマニンドウでしょうか、これは独自の発見(^^)v。

例年在来種の新規は殆どなくなってきているけど昨年のシソクサに続いて在来種の発見となりました。
他に新規はリュウキュウコザクラ

ウラジロイカリソウ

がありますがこれは教えてもらったもの、流石に教えて貰わないとむりな場所だわ。
しかしハマニンドウやリュウキュウコザクラのような花が今更ながらと言った感じで新規で見つかるのだからこれからもまだまだ他にもありそう。
秋吉台では初めてのにはナンゴクウラシマソウ

ミヤマハコベ

サワギク

があります。
ナンゴクウラシマソウは以前生えていた場所は見かけなくなっていたとのことで諦めていたのですが思わぬ出会いとなりました。
ミヤマハコベはもうあそこしかないと見当をつけて行った場所に咲いていた(^^)v
サワギクは思いがけない場所、時折通ってはいたのですが花の時期には行かなかったかな。
その後群生している場所もありましたがこれが今まで誰にも知られていなかったというのが不思議でした、
地元の人は知っていたんでしょうけどね。
植栽ですが非常に珍しいと思われるのがサトイモの花

マムシグサなど仏炎苞を持つ花はよく見られますがサトイモが本家本元、でも滅多に花を咲かせません、見られて幸せ(^o^)
自宅付近ではツルマンネングサ

オカタイトゴメ

どちらも随分前から見ていたんでしょうが特に深く考えることもなく見過ごしていた(^^;)
その他の場所ではシライトソウ

ヒナラン

どちらも前から見たかったけどこれも教えて貰わないと無理かな。
秋吉台以外でも廻ってみたい気もするけど秋吉台だけでももっと廻ってみたい場所があるからなかなか時間がとれません(^^;)
今年も訪問頂きありがとうございました、何とか休むこと無く書けたのも訪問してくれる皆様のおかげと感謝しています。
来年も宜しくお願いいたします。
まだ暫く果実&種子ネタが続きますけどね。
データベースの項目を変更したので花の記事が幾つあるのかも分からなくなってしまった(^^;)。
そんな中で新規の花は
秋吉台28、自宅付近5、その他2
これも大分減っているけど14年目としては流石にこんなものでしょうね。
他に秋吉台では初めてというのが23ありました。
今年一番の発見はやはりハマニンドウでしょうか、これは独自の発見(^^)v。

例年在来種の新規は殆どなくなってきているけど昨年のシソクサに続いて在来種の発見となりました。
他に新規はリュウキュウコザクラ

ウラジロイカリソウ

がありますがこれは教えてもらったもの、流石に教えて貰わないとむりな場所だわ。
しかしハマニンドウやリュウキュウコザクラのような花が今更ながらと言った感じで新規で見つかるのだからこれからもまだまだ他にもありそう。
秋吉台では初めてのにはナンゴクウラシマソウ

ミヤマハコベ

サワギク

があります。
ナンゴクウラシマソウは以前生えていた場所は見かけなくなっていたとのことで諦めていたのですが思わぬ出会いとなりました。
ミヤマハコベはもうあそこしかないと見当をつけて行った場所に咲いていた(^^)v
サワギクは思いがけない場所、時折通ってはいたのですが花の時期には行かなかったかな。
その後群生している場所もありましたがこれが今まで誰にも知られていなかったというのが不思議でした、
地元の人は知っていたんでしょうけどね。
植栽ですが非常に珍しいと思われるのがサトイモの花

マムシグサなど仏炎苞を持つ花はよく見られますがサトイモが本家本元、でも滅多に花を咲かせません、見られて幸せ(^o^)
自宅付近ではツルマンネングサ

オカタイトゴメ

どちらも随分前から見ていたんでしょうが特に深く考えることもなく見過ごしていた(^^;)
その他の場所ではシライトソウ

ヒナラン

どちらも前から見たかったけどこれも教えて貰わないと無理かな。
秋吉台以外でも廻ってみたい気もするけど秋吉台だけでももっと廻ってみたい場所があるからなかなか時間がとれません(^^;)
今年も訪問頂きありがとうございました、何とか休むこと無く書けたのも訪問してくれる皆様のおかげと感謝しています。
来年も宜しくお願いいたします。
まだ暫く果実&種子ネタが続きますけどね。
2017.
12.
30
オオブタクサの側に生えていたメナモミ、こちらはまだ倒れず元気良かった

果実期ですがまだ花も咲いています

頭花がとれて剥き出しになった果実、種子ではなく痩果です

総包片に腺毛がありくっつき虫になります、もう茶色くなっていますがまだくっつき虫として機能するんでしょうか

痩果にも腺毛が密生、果実には縦に細かな筋が入っています

総包片は普通5つですから果実はそれより多く1対1の関係ではなさそう、まず総包片でまとめてくっつき、個々の果実でもくっつくという2段階作戦でしょうか

果実の背中にも腺毛、大きさは3mm程

キク科メナモミ属
(11月1日撮影)

果実期ですがまだ花も咲いています

頭花がとれて剥き出しになった果実、種子ではなく痩果です

総包片に腺毛がありくっつき虫になります、もう茶色くなっていますがまだくっつき虫として機能するんでしょうか

痩果にも腺毛が密生、果実には縦に細かな筋が入っています

総包片は普通5つですから果実はそれより多く1対1の関係ではなさそう、まず総包片でまとめてくっつき、個々の果実でもくっつくという2段階作戦でしょうか

果実の背中にも腺毛、大きさは3mm程

キク科メナモミ属
(11月1日撮影)
2017.
12.
29
時には高さ3,4mにもなるオオブタクサ、1年草なので役目終了、この時期すっかり倒れている

雌雄異花で長い雄花序の基部に雌花があります、雄花序はすっかり枯れている

苞葉に包まれた果実、まだ緑色だった

総苞が固くなった偽果だそうです、普通は角状の突起があるがこれは未だ目立たない、これから伸びてくるのかな

中に黒い種子状のものがありました、5mm程の大きさ

切断すると胚乳がぎっしり、キク科なのでこれは痩果かもしれない

キク科ブタクサ属
(11月1日撮影)

雌雄異花で長い雄花序の基部に雌花があります、雄花序はすっかり枯れている

苞葉に包まれた果実、まだ緑色だった

総苞が固くなった偽果だそうです、普通は角状の突起があるがこれは未だ目立たない、これから伸びてくるのかな

中に黒い種子状のものがありました、5mm程の大きさ

切断すると胚乳がぎっしり、キク科なのでこれは痩果かもしれない

キク科ブタクサ属
(11月1日撮影)
2017.
12.
28
思いがけない場所に生えたタコノアシ、ここなら接近容易で果実が見られると思い毎回来ていました

10月下旬、茎は大分赤くなっていますが果実はまだまだです

まだ緑色が残った果実、花柱や萼片だけでなく雄しべまで残っています、普通の花なら雄しべは早くに脱落するんですけどね

(10月25日撮影)
一週間後来てみました

だいぶ茹でダコ状態になってきました

赤い果実がなかなか綺麗、5室からなっています、まだしつこく雄しべが残っています、次回来た時種子を見てみようと思ったら、たら・・・重機が入ってこの辺り一帯すっかり踏み潰されていた(泣)

(11月1日撮影)
タコノアシ科タコノアシ属

10月下旬、茎は大分赤くなっていますが果実はまだまだです

まだ緑色が残った果実、花柱や萼片だけでなく雄しべまで残っています、普通の花なら雄しべは早くに脱落するんですけどね

(10月25日撮影)
一週間後来てみました

だいぶ茹でダコ状態になってきました

赤い果実がなかなか綺麗、5室からなっています、まだしつこく雄しべが残っています、次回来た時種子を見てみようと思ったら、たら・・・重機が入ってこの辺り一帯すっかり踏み潰されていた(泣)

(11月1日撮影)
タコノアシ科タコノアシ属
2017.
12.
27
赤く色づいたコミカンソウ、果実だけでなく葉や茎も赤くなっています

真っ直ぐ立った茎から横に枝を伸ばして沢山の果実をつけています、こうやって見ると果実をつけている枝とつけていない枝があるようです

一つの枝の基部に雌花、先端に雄花が咲くそうですがこうやって見ると先端近くまで果実をつけています、むしろ前の写真のように雄花と雌花をつける枝が分かれているような、この株だけでは分からないから来年詳しく観察してみなくては

花の跡が残っていますが当然これは雄花でしょうね、左右のは当然雌花から出来た果実

真っ赤な果実、本物のミカンより美味しそう、と言っても大きさ3mmくらい、食べるのは鳥ではなく虫でしょうか

皮を剥いてみました、ほぼ種子、3室からなっているようです

ばらしてみました、これもミカンの房のように見えます

大きさは1mmくらい、僅かな果肉に包まれているようです、種子に皺があるそうですが果肉に包まれてわからなかった、流石に1mm程度では肉眼では分かりません、これも来季の宿題

コミカンソウ科コミカンソウ属
(11月1日撮影)

真っ直ぐ立った茎から横に枝を伸ばして沢山の果実をつけています、こうやって見ると果実をつけている枝とつけていない枝があるようです

一つの枝の基部に雌花、先端に雄花が咲くそうですがこうやって見ると先端近くまで果実をつけています、むしろ前の写真のように雄花と雌花をつける枝が分かれているような、この株だけでは分からないから来年詳しく観察してみなくては

花の跡が残っていますが当然これは雄花でしょうね、左右のは当然雌花から出来た果実

真っ赤な果実、本物のミカンより美味しそう、と言っても大きさ3mmくらい、食べるのは鳥ではなく虫でしょうか

皮を剥いてみました、ほぼ種子、3室からなっているようです

ばらしてみました、これもミカンの房のように見えます

大きさは1mmくらい、僅かな果肉に包まれているようです、種子に皺があるそうですが果肉に包まれてわからなかった、流石に1mm程度では肉眼では分かりません、これも来季の宿題

コミカンソウ科コミカンソウ属
(11月1日撮影)
2017.
12.
26
すっかり果実になっているゲンノショウコ

この形から神輿草(ミコシグサ)と呼ばれています、果実の先端に残っている花柱まで飾りのように見える

果実と言っても殆ど種子をふっ飛ばす道具に特化している、長さ2cm程

果皮先端の膨らみに種子が入っていますが当然この状態の時は空っぽ、果皮が板バネのように沿って種子を飛ばします

果実の下の方に膨らみがあり中に種子が入っている

膨らみの中に入った種子

種子の大きさは2mm程、平滑だけどツルツルでもない

フウロソウ科フウロソウ属
(11月1日撮影)

この形から神輿草(ミコシグサ)と呼ばれています、果実の先端に残っている花柱まで飾りのように見える

果実と言っても殆ど種子をふっ飛ばす道具に特化している、長さ2cm程

果皮先端の膨らみに種子が入っていますが当然この状態の時は空っぽ、果皮が板バネのように沿って種子を飛ばします

果実の下の方に膨らみがあり中に種子が入っている

膨らみの中に入った種子

種子の大きさは2mm程、平滑だけどツルツルでもない

フウロソウ科フウロソウ属
(11月1日撮影)
2017.
12.
25
キツリフネの果実を撮るべくやってきました

緑色の果実がなっています、まだ未熟かと思いましたがこれで熟しているようです、カタバミもそうでしたが積極的に種子を飛ばすのは緑色のでも熟しているといえるのかな、カラカラに乾燥すると弾き飛ばす機能も失われるだろうしね

長さは1cm程、花に比べるとすごく地味、動物に食べて貰う必要はないから地味で目立たない方がいいだろうな

軽く触れてみると一瞬何かが指に当たった感触があってご覧のようになりました、何が起こったか分からなかったよ

どうやら果実が弾けて種子を飛ばしたようです、内側に茶色い種子が見えています

弾かないようそーっと置いてみました、撮影した0.5秒後、触れもしないのに弾け飛んだ、少しタイミングがずれたらその瞬間が撮れただろうにな

種子が飛ばないよう押さえて弾けさせてみました、それでも幾つかは飛んでいった、右下の長いのは胎座のようです

弾けて丸まった果皮、外側が強く収縮して種子を弾き飛ばすようです

種子の大きさは3,4mm、表面に網目模様があります、熟するとこれはなくなるようですが熟したのはなかなか見られないだろうな

ツリフネソウ科ツリフネソウ属
(11月1日撮影)

緑色の果実がなっています、まだ未熟かと思いましたがこれで熟しているようです、カタバミもそうでしたが積極的に種子を飛ばすのは緑色のでも熟しているといえるのかな、カラカラに乾燥すると弾き飛ばす機能も失われるだろうしね

長さは1cm程、花に比べるとすごく地味、動物に食べて貰う必要はないから地味で目立たない方がいいだろうな

軽く触れてみると一瞬何かが指に当たった感触があってご覧のようになりました、何が起こったか分からなかったよ

どうやら果実が弾けて種子を飛ばしたようです、内側に茶色い種子が見えています

弾かないようそーっと置いてみました、撮影した0.5秒後、触れもしないのに弾け飛んだ、少しタイミングがずれたらその瞬間が撮れただろうにな

種子が飛ばないよう押さえて弾けさせてみました、それでも幾つかは飛んでいった、右下の長いのは胎座のようです

弾けて丸まった果皮、外側が強く収縮して種子を弾き飛ばすようです

種子の大きさは3,4mm、表面に網目模様があります、熟するとこれはなくなるようですが熟したのはなかなか見られないだろうな

ツリフネソウ科ツリフネソウ属
(11月1日撮影)
2017.
12.
24
カワヂシャの果実を撮るべく何時ものお気に入りの空き地にやってきました

これはどう見ても果実ではなく虫こぶですね、検索してみるとカワヂシャツボミタマフシが出てきましたが実質1件しか出てこなくてちと不安

花柱が残っていたら4分果に見えたりとこれだけ見ると果実のように見えます、肝心の果実は撮り忘れた

中を開けてみると幼虫が出てくるかと思いましたがゾウムシの仲間の成虫でした、検索で出てきた1件のサイトにもゾウムシが書かれていたからやはりこれがこの主かな

(6月27日撮影)

これはどう見ても果実ではなく虫こぶですね、検索してみるとカワヂシャツボミタマフシが出てきましたが実質1件しか出てこなくてちと不安

花柱が残っていたら4分果に見えたりとこれだけ見ると果実のように見えます、肝心の果実は撮り忘れた

中を開けてみると幼虫が出てくるかと思いましたがゾウムシの仲間の成虫でした、検索で出てきた1件のサイトにもゾウムシが書かれていたからやはりこれがこの主かな

(6月27日撮影)
2017.
12.
24
冬枯れのこの時期赤い果実が目立つシロダモ

真っ赤な果実、でもこれは前年の花によるもの、1年くらいかけてゆっくり熟してきます、花期も晩秋だから普通に熟したら鳥の少ない冬場になるだろうからそれを避けるのは分かるけど春や夏ではなく何故1年もかけて熟すんでしょうね

果肉は薄く殆ど種子で占められています、でも仮種皮で誤魔化すよりは良心的か(笑)

種子の大きさは1cm程、表面に細かな凹凸がある、突起部分は人間ならばおへそにあたる部分か

切断してみました、種皮は薄く栄養たっぷりの胚乳がつまっています、これを消化できれば貴重な栄養源になるでしょうが鳥では噛み砕くことは出来ないだろうな

クスノキ科シロダモ属
(12月14日撮影)

真っ赤な果実、でもこれは前年の花によるもの、1年くらいかけてゆっくり熟してきます、花期も晩秋だから普通に熟したら鳥の少ない冬場になるだろうからそれを避けるのは分かるけど春や夏ではなく何故1年もかけて熟すんでしょうね

果肉は薄く殆ど種子で占められています、でも仮種皮で誤魔化すよりは良心的か(笑)

種子の大きさは1cm程、表面に細かな凹凸がある、突起部分は人間ならばおへそにあたる部分か

切断してみました、種皮は薄く栄養たっぷりの胚乳がつまっています、これを消化できれば貴重な栄養源になるでしょうが鳥では噛み砕くことは出来ないだろうな

クスノキ科シロダモ属
(12月14日撮影)
2017.
12.
23
もうフラサバソウが咲いていた、大分葉は広がっていたし花芽らしいのもあったので年明け早々咲くかなとは思ったけどね

さすがに咲いていたのはこれだけ、毎年早く咲くけど年明け前に咲いていたのは初めてかな

オオバコ科クワガタソウ属
(12月23日撮影)

さすがに咲いていたのはこれだけ、毎年早く咲くけど年明け前に咲いていたのは初めてかな

オオバコ科クワガタソウ属
(12月23日撮影)