2018.
01.
31
赤い実をつけたガマズミ、赤い実に混じって色の違うのがあります。

虫こぶのガマズミミケフシです、果実よりも倍以上大きく肥大している。

毛だらけ、虫こぶの命名法に従えばガマズミ・ミ・ケフシです、漢字で書くと鎌酸実実毛五倍子、どちらも8文字で長い。

本来の果実は花の痕跡が突起のように残っているのですが虫こぶになると果実部分だけが肥大しているようで花の跡が窪んでいます。

カットしてみました、幼虫がいるはずですが空洞はないですね、果肉が増えているから食べる鳥にとっては好都合だけど幼虫にとっては都合が悪い、何か食べられないような工夫をしているんでしょうか。

(10月8日撮影)

虫こぶのガマズミミケフシです、果実よりも倍以上大きく肥大している。

毛だらけ、虫こぶの命名法に従えばガマズミ・ミ・ケフシです、漢字で書くと鎌酸実実毛五倍子、どちらも8文字で長い。

本来の果実は花の痕跡が突起のように残っているのですが虫こぶになると果実部分だけが肥大しているようで花の跡が窪んでいます。

カットしてみました、幼虫がいるはずですが空洞はないですね、果肉が増えているから食べる鳥にとっては好都合だけど幼虫にとっては都合が悪い、何か食べられないような工夫をしているんでしょうか。

(10月8日撮影)
2018.
01.
30
小さな果実をつけたザクロソウ、大きさ2mm程、既に花を撮った時に種子も撮っていましたが冬ネタの為に出し惜しみ(^^;)

上部が裂開して茶色の種子が見えています、10個程度あるもよう。

中央に種子が付いていた胎座も見えています。

種子の大きさは1mm以下と極小、突起部分が小さい勾玉型、表面に微細な突起があるのが何とかわかります。

ザクロソウ科ザクロソウ属
(8月13日撮影)

上部が裂開して茶色の種子が見えています、10個程度あるもよう。

中央に種子が付いていた胎座も見えています。

種子の大きさは1mm以下と極小、突起部分が小さい勾玉型、表面に微細な突起があるのが何とかわかります。

ザクロソウ科ザクロソウ属
(8月13日撮影)
2018.
01.
29
要注意外来生物に指定されているオオキンケイギク、花期には道端のいたる所で見られますが種子を撮るべく久しぶりに撮ってみました。

まだ未熟な果実、総苞内片に包まれ上部にはまだ花の跡が残っています。

内片を剥いてみると内部に多数の種子、外側のは熟して黒くなっていますが内側はまだ未熟で赤や緑色。

完熟すると残っていた花がとれて穴が開き種子が飛び出してきます、だてに花が残っていたわけでもなさそうだ(笑)

種子を取り出してみました、翼があるのに驚きました。

翼は単純な平面ではなく反りがあり如何にも風を受けて飛んでいきそう、種子自体の大きさは4mm程。

反対側には多数の突起があります、これにも驚いた、この役割はなんでしょうね。

キク科キンケイギク属
(8月19日撮影)

まだ未熟な果実、総苞内片に包まれ上部にはまだ花の跡が残っています。

内片を剥いてみると内部に多数の種子、外側のは熟して黒くなっていますが内側はまだ未熟で赤や緑色。

完熟すると残っていた花がとれて穴が開き種子が飛び出してきます、だてに花が残っていたわけでもなさそうだ(笑)

種子を取り出してみました、翼があるのに驚きました。

翼は単純な平面ではなく反りがあり如何にも風を受けて飛んでいきそう、種子自体の大きさは4mm程。

反対側には多数の突起があります、これにも驚いた、この役割はなんでしょうね。

キク科キンケイギク属
(8月19日撮影)
2018.
01.
28
ホウキギクよりずっと普通に見られるヒロハホウキギク、白く点々と見えているのは花ですがそれより少し大きいのは綿毛です。

綿毛はそれ程大きくないしまだ花の時期なのでそれ程目立たない。

淡褐色の綿毛、まだ花被片だか蕊だか花の一部が残っている。

痩果の長さは2mm程、縦に溝があるがこれはキク科の痩果には普通に見られる特徴。

冠毛は痩果の2倍ほどの長さ、萼が変化したもので種髪と呼ばれるものと比べるとこちらの方が太く固そうに見えます。

キク科ホウキギク属
(9月18日撮影)

綿毛はそれ程大きくないしまだ花の時期なのでそれ程目立たない。

淡褐色の綿毛、まだ花被片だか蕊だか花の一部が残っている。

痩果の長さは2mm程、縦に溝があるがこれはキク科の痩果には普通に見られる特徴。

冠毛は痩果の2倍ほどの長さ、萼が変化したもので種髪と呼ばれるものと比べるとこちらの方が太く固そうに見えます。

キク科ホウキギク属
(9月18日撮影)
2018.
01.
27
白い綿毛を広げているダンドボロギク、まだ花も咲いているのですが元々地味なので目立ちません。

真っ白な冠毛、キク科の冠毛は淡褐色なことも多いのですがこれはホント真っ白で綺麗でした。花は地味だけど見直したよ(笑)。

総苞内片が開き始め筒状になった冠毛が現れ始めています。

総苞内片が反り返り冠毛も開き始めている、隣の花、筒状になっている部分が総苞内片です。

まるでシャワーのよう、キク科なのでこれは果実(痩果)

長さ2mm程、縦に溝がある。これはまだ飛び出ていないのに既に冠毛が外れている。

溝の中に毛が生えているのがなんとか分かる。

キク科タケダグサ属
(9月23日撮影)

真っ白な冠毛、キク科の冠毛は淡褐色なことも多いのですがこれはホント真っ白で綺麗でした。花は地味だけど見直したよ(笑)。

総苞内片が開き始め筒状になった冠毛が現れ始めています。

総苞内片が反り返り冠毛も開き始めている、隣の花、筒状になっている部分が総苞内片です。

まるでシャワーのよう、キク科なのでこれは果実(痩果)

長さ2mm程、縦に溝がある。これはまだ飛び出ていないのに既に冠毛が外れている。

溝の中に毛が生えているのがなんとか分かる。

キク科タケダグサ属
(9月23日撮影)
2018.
01.
26
花を撮ったのの同じ株のオオセンナリ、場所が場所だけに果実期まであるかどうか心配でしたが無事でした。

先端の方はまだ青い果実でしたが

下の方は褐色になっています、外側のは萼片で半ば透けていて中の果実が見えています。

長い果柄、下向きに果実をつける。

萼片を開いていみました、中に真ん丸な果実、大きさ1cm程

果皮はもうカラカラ、中には種子がビッシリ

種子をばら撒いてみたら4,50個入っていました。

扁平でやや歪な円形、大きさ3mm程

表面に微細な凹凸がある。

ナス科オオセンナリ属
(9月23日撮影)

先端の方はまだ青い果実でしたが

下の方は褐色になっています、外側のは萼片で半ば透けていて中の果実が見えています。

長い果柄、下向きに果実をつける。

萼片を開いていみました、中に真ん丸な果実、大きさ1cm程

果皮はもうカラカラ、中には種子がビッシリ

種子をばら撒いてみたら4,50個入っていました。

扁平でやや歪な円形、大きさ3mm程

表面に微細な凹凸がある。

ナス科オオセンナリ属
(9月23日撮影)
2018.
01.
25
白い実がなるエゴノキ、他の樹木なら赤くなったり黒くなったりで熟するのが分かるのですがこれは白いままだから熟した程度が分からない。

果皮を剥いてみたら薄い果肉に包まれた種子が見えました。自然の状態だと果皮が割れて種子が露出してくるそうです、今年はその状態を見てみたい。

種子は一つだけ、果実の殆どを占めています。

縦に溝が入った楕円形、大きさは1.2,3mm、ヤマガラがこれを食べて地中に埋めるそうです、ヤマガラ専属のようでその為にもむしろ目立たない方がいいんでしょうね。

エゴノキ科エゴノキ属
(9月23日撮影)

果皮を剥いてみたら薄い果肉に包まれた種子が見えました。自然の状態だと果皮が割れて種子が露出してくるそうです、今年はその状態を見てみたい。

種子は一つだけ、果実の殆どを占めています。

縦に溝が入った楕円形、大きさは1.2,3mm、ヤマガラがこれを食べて地中に埋めるそうです、ヤマガラ専属のようでその為にもむしろ目立たない方がいいんでしょうね。

エゴノキ科エゴノキ属
(9月23日撮影)
2018.
01.
24
花を撮ったのと同じマキエハギ、順調に果実になっていました。

まだ緑色の果実、細い萼片に抱かれているがそれより少し長いのは花被片のようです。

茶色く熟した果実、萼片が細くなっていますが花被片もまだ残っている。果皮を剥いて種子を取り出したのですが手が滑って落下(^^;)、2回やって2回とも落下、数が少ないのでこれ以上は諦めました。ハギ属の果皮は丈夫なのでハサミを持っていかなくては。

マメ科ハギ属
(9月29日撮影)

まだ緑色の果実、細い萼片に抱かれているがそれより少し長いのは花被片のようです。

茶色く熟した果実、萼片が細くなっていますが花被片もまだ残っている。果皮を剥いて種子を取り出したのですが手が滑って落下(^^;)、2回やって2回とも落下、数が少ないのでこれ以上は諦めました。ハギ属の果皮は丈夫なのでハサミを持っていかなくては。

マメ科ハギ属
(9月29日撮影)
2018.
01.
23
すっかり果実となったキセワタ、花は全く残っていたなかった。

果実と言っても一般的な果実のイメージは全くありません。

萼筒の中にきっちり収まった4分果。

取り出してみました、軽く降るだけで出てきます、種子のように見えますがこれでも果実。

左下のが一番形がよくわかるのですがピントがあっていなかった。

3稜のある果実、大きさ3mm程度、右側のは果実同士が合わさっているので平面ですが左側のは外側の部分で局面になっている。

シソ科メハジキ属
(9月29日撮影)

果実と言っても一般的な果実のイメージは全くありません。

萼筒の中にきっちり収まった4分果。

取り出してみました、軽く降るだけで出てきます、種子のように見えますがこれでも果実。

左下のが一番形がよくわかるのですがピントがあっていなかった。

3稜のある果実、大きさ3mm程度、右側のは果実同士が合わさっているので平面ですが左側のは外側の部分で局面になっている。

シソ科メハジキ属
(9月29日撮影)
2018.
01.
22
溝の中に生えたカワラケツメイ、カワラと付いていつけど乾燥した場所でも生えてます。

まだ熟する前の果実、莢周辺が赤くなっているが中の種子は膨らんでいないようだ、表面に毛が多い。

完熟して茶色くなった果実、種子も膨らんで全体に厚みがあります。

乾燥すると莢が2つに裂けそれぞれが捻れて種子をばら撒く、一つ出遅れたのが残っている。

2つに割ってみました、種子が交互に両側の莢に付いています。

種子は四角い形、大きさ3mm程で表面がコーティングしたように艶がある、以前見たのは表面に模様はなかったですがこれは筋状の斑紋がある。

マメ科カワラケツメイ属
(10月25日撮影)

まだ熟する前の果実、莢周辺が赤くなっているが中の種子は膨らんでいないようだ、表面に毛が多い。

完熟して茶色くなった果実、種子も膨らんで全体に厚みがあります。

乾燥すると莢が2つに裂けそれぞれが捻れて種子をばら撒く、一つ出遅れたのが残っている。

2つに割ってみました、種子が交互に両側の莢に付いています。

種子は四角い形、大きさ3mm程で表面がコーティングしたように艶がある、以前見たのは表面に模様はなかったですがこれは筋状の斑紋がある。

マメ科カワラケツメイ属
(10月25日撮影)