2018.
02.
18
アメリカフウロ、花と果実

種子を飛ばす前の果実はゲンノショウコそっくりです。

花柱の基部に5分果、まだ緑色の未熟な内は萼に包まれている。

種子を飛ばしてもゲンノショウコのように御輿のようにはなりません。

果実を下から見ると開いていて種子が見えている。

ゲンノショウコは花柱が反り返って種子を飛ばしますがこちらは嘴が反り返って飛ばすようです。

バネのように反った嘴、果実も嘴も長毛が生える。

種子の大きさは2.5mm程、網目状の凹凸があるそうですがギリギリ分かるかな。

フウロソウ科フウロソウ属
(5月30日撮影)

種子を飛ばす前の果実はゲンノショウコそっくりです。

花柱の基部に5分果、まだ緑色の未熟な内は萼に包まれている。

種子を飛ばしてもゲンノショウコのように御輿のようにはなりません。

果実を下から見ると開いていて種子が見えている。

ゲンノショウコは花柱が反り返って種子を飛ばしますがこちらは嘴が反り返って飛ばすようです。

バネのように反った嘴、果実も嘴も長毛が生える。

種子の大きさは2.5mm程、網目状の凹凸があるそうですがギリギリ分かるかな。

フウロソウ科フウロソウ属
(5月30日撮影)
2018.
02.
17
すっかり綿毛となったチシマタンポポ、右奥に見えているのは花後の状態

冠毛は真っ白ではなく僅かに褐色ががっているようです、タンポポのようにスケスケでもない。

冠毛に柄がないのがタンポポ属との大きな違い、柄がある方が少数派なんですけどね。

キク科なので種子ではなく痩果、縦に溝が走る、タンポポの痩果より艶があるようです。

キク科ヤナギタンポポ属
(6月5日撮影)

冠毛は真っ白ではなく僅かに褐色ががっているようです、タンポポのようにスケスケでもない。

冠毛に柄がないのがタンポポ属との大きな違い、柄がある方が少数派なんですけどね。

キク科なので種子ではなく痩果、縦に溝が走る、タンポポの痩果より艶があるようです。

キク科ヤナギタンポポ属
(6月5日撮影)
2018.
02.
16
2年ぶりに来てみたセリバオウレン、ここはわざわざ車で来てもほぼこれしか見られないので序ででもないとなかなか来れません。

林の中に咲いている、先日降った雪がまだあちこちに残っていて寒かった。何時もなら1月から咲き始めますが今年は寒いせいかまだこれからのようです。

ほぼ真っ白な花、僅かにピンク色がかっているのが純粋に真っ白より優しげに見えます。

葉がリング状に広がり中央部に花を咲かせているのがありました、こんなのはこれだけ、見栄えしているけどなんでこうなった。

木漏れ日が当たって更に優雅でした。

雌雄異株ですが純粋な雌花は極少ないようでこれは両性花、周りに見えているのは萼片で内側に小さく見えているのが花弁で10枚

中央部密集した雄しべの中に緑色の雌しべが見えています。

こちらは雄しべだけの雄花、雑味のような雌しべがない分、こちらの方が華やかに見えます。

花の裏側、一見萼片に相当するのが無くて大きな花弁のように見えているのが萼片だと分かります。

2回3出複葉、小葉も細かく裂けるので3回3出のようにも見えます。

キンポウゲ科オウレン属
(2月14日撮影)

林の中に咲いている、先日降った雪がまだあちこちに残っていて寒かった。何時もなら1月から咲き始めますが今年は寒いせいかまだこれからのようです。

ほぼ真っ白な花、僅かにピンク色がかっているのが純粋に真っ白より優しげに見えます。

葉がリング状に広がり中央部に花を咲かせているのがありました、こんなのはこれだけ、見栄えしているけどなんでこうなった。

木漏れ日が当たって更に優雅でした。

雌雄異株ですが純粋な雌花は極少ないようでこれは両性花、周りに見えているのは萼片で内側に小さく見えているのが花弁で10枚

中央部密集した雄しべの中に緑色の雌しべが見えています。

こちらは雄しべだけの雄花、雑味のような雌しべがない分、こちらの方が華やかに見えます。

花の裏側、一見萼片に相当するのが無くて大きな花弁のように見えているのが萼片だと分かります。

2回3出複葉、小葉も細かく裂けるので3回3出のようにも見えます。

キンポウゲ科オウレン属
(2月14日撮影)
2018.
02.
15
すっかり綿毛となったツルカノコソウ、これはもう果実期としても終わりの頃で花序も伸びて間遠くなっています。

花後、果実の上に環状になっているのは萼の内側に巻き込まれた冠毛

広がった冠毛、枝毛が多い。

冠毛は萼が変化したものだから毛が生えていてもおかしくないけどね、基部は合着している。

これは種子ではなく果実、長さ2mm程、隆起線が3本入る。

反対側は隆起線が1本だけ。

スイカズラ科カノコソウ属
(6月10日撮影)

花後、果実の上に環状になっているのは萼の内側に巻き込まれた冠毛

広がった冠毛、枝毛が多い。

冠毛は萼が変化したものだから毛が生えていてもおかしくないけどね、基部は合着している。

これは種子ではなく果実、長さ2mm程、隆起線が3本入る。

反対側は隆起線が1本だけ。

スイカズラ科カノコソウ属
(6月10日撮影)
2018.
02.
14
花の時でも苞が大きいので果実のように見えるコモチナデシコ

こちらは花が終わった果実期、複数の花が咲いていたようです、上部が開いて種子をばら撒いたようだ。

種子の数は意外と少なかった。

片側は窪み反対側は細かな突起がある。参考サイト→http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/inukomoti-nadesiko.htm

参考サイトによると、イヌコモチナデシコ:洋梨形で円すい状突起、ミチバタナデシコ:盾形で細かいこぶ状隆起、コモチナデシコ:盾形でち密な網目状隆起、説明だけ見ると瘤状隆起、網目状隆起の違いがよくわからないけど写真を見るとこれは瘤状、ひょっとしてミチバタナデシコかな、今年更に観察してみなくては。

ナデシコ科コモチナデシコ属
(6月10日撮影)

こちらは花が終わった果実期、複数の花が咲いていたようです、上部が開いて種子をばら撒いたようだ。

種子の数は意外と少なかった。

片側は窪み反対側は細かな突起がある。参考サイト→http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/inukomoti-nadesiko.htm

参考サイトによると、イヌコモチナデシコ:洋梨形で円すい状突起、ミチバタナデシコ:盾形で細かいこぶ状隆起、コモチナデシコ:盾形でち密な網目状隆起、説明だけ見ると瘤状隆起、網目状隆起の違いがよくわからないけど写真を見るとこれは瘤状、ひょっとしてミチバタナデシコかな、今年更に観察してみなくては。

ナデシコ科コモチナデシコ属
(6月10日撮影)
2018.
02.
13
綺麗な花を咲かせているヒナギキョウ、花が咲いていると果実を探す気になれませんがもう果実も沢山なっています。

萼片が残っている果実、長さは1cm程、上部が開いていて風が吹く事で揺れて種子をばらまくようです。

内部は3室に分かれています、柱頭が3岐しているのに対応

非常に細かな種子

楕円形の種子は大きさ0.5mm程度、艷やかで綺麗でした。

扁平なのがわかります、線状の模様があるそうですが流石に無理。

おまけ、ヒナギキョウとニワゼキショウ種子比較、ニワゼキショウも大きさ1mm程度なんですがこうやって比較すると随分大きく見えます(笑)

キキョウ科ヒナギキョウ属
(6月15日撮影)

萼片が残っている果実、長さは1cm程、上部が開いていて風が吹く事で揺れて種子をばらまくようです。

内部は3室に分かれています、柱頭が3岐しているのに対応

非常に細かな種子

楕円形の種子は大きさ0.5mm程度、艷やかで綺麗でした。

扁平なのがわかります、線状の模様があるそうですが流石に無理。

おまけ、ヒナギキョウとニワゼキショウ種子比較、ニワゼキショウも大きさ1mm程度なんですがこうやって比較すると随分大きく見えます(笑)

キキョウ科ヒナギキョウ属
(6月15日撮影)
2018.
02.
12
すっかり少なくなっているイヌノフグリですが我が家の近所ではあちこちで見ることが出来るので探してみました。
石垣の割れ目に生えていた、ここは我が家から十数mの距離、前から知っていたけど他の場所のが早く咲くのでここで撮ったことはなかったな。

葉だけでもほぼ判別できますが(ほぼ雰囲気だけですが)花が咲いているとより確実、大きさなどフラサバソウと似ていますがイヌノフグリの方が赤っぽい。

すぐ側に2株、葉が紅くなっている。これは前日には花が咲いていたけどこの日は咲いてなかった。左側緑色の葉は多分ホトケノザ。

更に今まで確認していなかった株、花は咲いてないけどまず確実、我が家の玄関から7,8m!

別の場所、小さな花壇の中に生えていた、これも花が咲いていないけどほぼ確実かな。以前この側の舗装の割れ目に生えていたけどそれは見られなくなっていた。

ここも以前よくアップしていた場所、でも生えていた場所は整地されたのかすっかり見かけなくなっていた、1月来た時は芽生えが見られたのにな。これはそのすぐ近くに沢山生えていた、多分確実だけど花を確認しなくては。

最後は今年1月咲いていた場所、やはり」ここが一番多く、花も随分咲いていた。

ここも葉が紅くなっているのが多かった。

デジカメ向きの小さな花、滅びゆくものの美しさでしょうか。

4枚の花弁は1枚だけ色が濃い、オオイヌノフグリと同じですがオオイヌの方は大抵それが下側になりますがこちらはそうでもなさそうです。因みに初めて見つけた場所は今では見られなくなっているし前の場所もすっかり少なくなっているのでここも油断出来ません。

オオバコ科クワガタソウ属
(2月9日撮影)
石垣の割れ目に生えていた、ここは我が家から十数mの距離、前から知っていたけど他の場所のが早く咲くのでここで撮ったことはなかったな。

葉だけでもほぼ判別できますが(ほぼ雰囲気だけですが)花が咲いているとより確実、大きさなどフラサバソウと似ていますがイヌノフグリの方が赤っぽい。

すぐ側に2株、葉が紅くなっている。これは前日には花が咲いていたけどこの日は咲いてなかった。左側緑色の葉は多分ホトケノザ。

更に今まで確認していなかった株、花は咲いてないけどまず確実、我が家の玄関から7,8m!

別の場所、小さな花壇の中に生えていた、これも花が咲いていないけどほぼ確実かな。以前この側の舗装の割れ目に生えていたけどそれは見られなくなっていた。

ここも以前よくアップしていた場所、でも生えていた場所は整地されたのかすっかり見かけなくなっていた、1月来た時は芽生えが見られたのにな。これはそのすぐ近くに沢山生えていた、多分確実だけど花を確認しなくては。

最後は今年1月咲いていた場所、やはり」ここが一番多く、花も随分咲いていた。

ここも葉が紅くなっているのが多かった。

デジカメ向きの小さな花、滅びゆくものの美しさでしょうか。

4枚の花弁は1枚だけ色が濃い、オオイヌノフグリと同じですがオオイヌの方は大抵それが下側になりますがこちらはそうでもなさそうです。因みに初めて見つけた場所は今では見られなくなっているし前の場所もすっかり少なくなっているのでここも油断出来ません。

オオバコ科クワガタソウ属
(2月9日撮影)
2018.
02.
11
果実期になって綿毛が出始めていたケハンショウヅル

綿毛が広がっているのもありましたが果実はまだ緑色で未熟

果実から伸びているのは花柱でそれに毛が生えている、同じ綿毛でも萼が変化したもの、種子が変化したものなど色々

果実の大きさは7,8mm、縦に溝がある、これにも毛が生えているそうだけどまだ目立ちません。

花の時期に雄しべの花糸に毛が生えているのは確認していますが花柱は殆ど生えていない、随分伸びてくるものです。

キンポウゲ科センニンソウ属
(6月15日撮影)

綿毛が広がっているのもありましたが果実はまだ緑色で未熟

果実から伸びているのは花柱でそれに毛が生えている、同じ綿毛でも萼が変化したもの、種子が変化したものなど色々

果実の大きさは7,8mm、縦に溝がある、これにも毛が生えているそうだけどまだ目立ちません。

花の時期に雄しべの花糸に毛が生えているのは確認していますが花柱は殆ど生えていない、随分伸びてくるものです。

キンポウゲ科センニンソウ属
(6月15日撮影)
2018.
02.
10
前からカンアオイの仲間の果実を見てみたいと思っていました、花はそこそこ見かけるけど果実は見かけず、これはタイリンアオイ

萼筒を取り除いていみました、真っ黒になった花柱

まだ果実とも言えない状態だけど子房が膨らんでいるようです、受粉しなかった花は多分花自体が残っていないのでこれは多分果実になるだろう、と思う。

ウマノスズクサ科カンアオイ属
チゴユリの果実も見てみたい、他の植物を探す序に来てみました、多数の株があったけど果実をつけていたのは僅かでした。

まだ緑色の未熟な果実、長い柱頭が残っている。秋に黒く熟すそうだけどここは来るのが大変だしな。

イヌサフラン科ホウチャクソウ属
(6月17日撮影)

萼筒を取り除いていみました、真っ黒になった花柱

まだ果実とも言えない状態だけど子房が膨らんでいるようです、受粉しなかった花は多分花自体が残っていないのでこれは多分果実になるだろう、と思う。

ウマノスズクサ科カンアオイ属
チゴユリの果実も見てみたい、他の植物を探す序に来てみました、多数の株があったけど果実をつけていたのは僅かでした。

まだ緑色の未熟な果実、長い柱頭が残っている。秋に黒く熟すそうだけどここは来るのが大変だしな。

イヌサフラン科ホウチャクソウ属
(6月17日撮影)
2018.
02.
09
すっかり果実となったサツマイナモリ、あまり果実らしくありません。

上向きに開く、雨滴によって種子が飛び散る雨滴散布

果実が開いて内部の種子が見えている、2室のようです。

種子を出してみました、少し少ない気もするが一部ばら撒かれていたのかもしれない。

大きさは0.5mm程度、不定形で角ばった砂粒のように見えます。

表面の微細な突起がかろうじて見える。

アカネ科サツマイナモリ属
(6月17日撮影)

上向きに開く、雨滴によって種子が飛び散る雨滴散布

果実が開いて内部の種子が見えている、2室のようです。

種子を出してみました、少し少ない気もするが一部ばら撒かれていたのかもしれない。

大きさは0.5mm程度、不定形で角ばった砂粒のように見えます。

表面の微細な突起がかろうじて見える。

アカネ科サツマイナモリ属
(6月17日撮影)