2018. 04. 30  
この辺りだけでしか見ていないジロボウエンゴサク、出来れば予備の場所を見つけたいんだけどな。国レベルでは絶滅危惧種にはなっていませんが本県では絶滅危惧Ⅱ類になっています。
ジロボウエンゴサク

時折日が当たっていい雰囲気
ジロボウエンゴサク

ここのは淡赤色のが多いですがこれはちょっと色が濃かった。
ジロボウエンゴサク

距を上にして直立するように咲いています。
ジロボウエンゴサク

花の正面はまるで仮面のよう
ジロボウエンゴサク

距に蜜が溜まっているようです、花は殆ど開口していないのでそこから入ってここまで来るにはかなり力がいりそうです。それによって昆虫を選別しているんでしょうね。
ジロボウエンゴサク

卵形の苞葉、ヤマエンゴサクは先端が裂ける。もう殆ど色と場所で区別していますが。
ジロボウエンゴサク

2回3出複葉、小葉は更に3裂する。
ジロボウエンゴサク

ケシ科キケマン属

(4月8日撮影)
2018. 04. 30  
この辺りに多少まとまって生えているタイリンアオイ、この日開花していたのはこの一輪だけ、他にもっと大きな葉もあったのにね。
タイリンアオイ

見ようによってはかなり不気味な花、でもカンアオイ属3種の中では一番お気に入り、他のと違い花が上向きなので撮りやすい。
タイリンアオイ

萼片基部の突起がまるで次から次へと生え変わる歯のよう。
タイリンアオイ

これは比較的開口部が大きいけど流石に内部を撮るのは無理。
タイリンアオイ

萼片には短毛が密生。
タイリンアオイ

丸い萼筒、こちらにも毛が生えている。
タイリンアオイ

ウマノスズクサ科カンアオイ属

(4月8日撮影)
2018. 04. 30  
秋吉台で見られるカンアオイ属はこのサンヨウアオイとミヤコアオイタイリンアオイの3種、葉を見ても区別つかないので取り敢えず根本に花が咲いてないか確認します。
サンヨウアオイ

蕾があったが未だ開花してなかった。丸い部分が萼筒で三角形が組み合わさった部分が萼片です。(ただこれは雑種の可能性が拭いきれない)
サンヨウアオイ

葉の模様が全く違うのもありますがこれは種の違いではなく個体差。
サンヨウアオイ

これは開花していました、ミヤコアオイとの違いは萼筒部分の溝の数、こちらの方が数が少ない。
サンヨウアオイ

地面際に開花、地面を這い回る虫がポリネーターになっているんでしょうか。
サンヨウアオイ

ウマノスズクサ科カンアオイ属

(4月8日撮影)
2018. 04. 29  
林道脇に群生していたヒトリシズカ、やや薄暗い林内や林道沿いでよく見かけますが台地上の草原でも所々で見かけます。
ヒトリシズカ

茎を真っすぐ伸ばし上部に葉を付ける、茎の途中にも鱗片状の葉があるそうです。
ヒトリシズカ

上部の葉は対生しますが節間が狭いので4輪生のように見えます。
ヒトリシズカ

茎の先端に穂状花序を付ける、白いのは雄しべの花糸ですが普通先端にある葯が無いので雄しべのようには見えません。
ヒトリシズカ

緑色の子房から3本の花糸が出ている、上に丸い柱頭が見えている。
ヒトリシズカ

花糸の基部に黄色く見えているのが葯、普通の雄しべとは逆ですがどんな利点があるんでしょうね。
ヒトリシズカ

センリョウ科チャラン属

(4月8日撮影)
2018. 04. 29  
マムシグサ程ではないですがムサシアブミも林道沿いでよく見かけます。3小葉2枚の葉は時には5,60cmと大きくなることもあり目立ちます。
ムサシアブミ

2枚の葉の間に花を咲かせる、花が葉の上に出ることはありません。
ムサシアブミ

1枚目の左の株、葉が展開する前に花を咲かせています。
ムサシアブミ

これなどはまだ葉が殆ど展開してないのに花を咲かせています。展開する前の葉の様子がよくわかる。
ムサシアブミ

仏炎苞上部の緑と白の縞模様は綺麗なのですが
ムサシアブミ

横から見た弦部はチョコレート色でちょっと不気味です。これも雌雄異株ですがあまり切り開く気にはなれない。
ムサシアブミ

サトイモ科テンナンショウ属

(4月8日撮影)
2018. 04. 29  
林道を歩けば幾らでも見かけるマムシグサ、雌雄異株だけど見ているだけではまず分かりません。
マムシグサ(雄花)

色は地味だけど仏炎苞の筋模様は綺麗、先端が開口部を覆っているのは雨水が入らない工夫でしょうか。
マムシグサ(雄花)

仏炎苞付け根の合わせ目に通路状の穴が開いています、これは雄株です。
マムシグサ(雄花)

仏炎苞を取り除いてみました、長い付属体の基部に沢山の雄しべが見えています、間違いなく雄株です。取り除かなくても上から覗くだけでも白や黒っぽい雄しべが見えるので雌雄が分かるんですけどね。
マムシグサ(雄花)

付属体基部の返し、これで中に入った昆虫が出にくくなります。なので中で動き回って花粉をたっぷり付けられやっとの事で通路状の穴を見つけて脱出できます。
マムシグサ(雄花)

これは別の株ですが葯が黒っぽい。
マムシグサ(雄花)

中間の葯が熟して花粉を出していますが両側は未だ未熟、どちらか片方から熟していく植物が普通なんですけどね。
マムシグサ(雄花)

こちらは雌株、と言っても見た目は分かりません。雄株の方が多いのか最初見るのは大抵雄株ですね。
マムシグサ(雌花)

仏炎苞先端が黒くなっていますがこれは個体差で雌雄の違いではありません。
マムシグサ(雌花)

合わせ目には通路状の穴が開いていません、雌花に入った昆虫は上部から脱出できない限りここで一巻の終わりです。
マムシグサ(雌花)

多数の緑色の子房、これも上から覗けば緑色が見えるので雌雄が分かります。
マムシグサ(雌花)

子房から短い花柱と白っぽい柱頭、毛が生えているようです。
マムシグサ(雌花)

サトイモ科テンナンショウ属

(4月8日撮影)
2018. 04. 28  
既に満開状態だったザイフリボク、この様子では3月下旬には咲いていたかもです。去年は4月13日に来て咲き始めたばかりだったから年によって随分違います。
ザイフリボク

枝先に10個程度の花を集めて咲く。
ザイフリボク

細長い5枚の花弁、あまりバラ科らしくありません。
ザイフリボク

雄しべは20本、花が開くとバネ仕掛けのように外側に開いてきます。
ザイフリボク

花柱は5本、扁平な柱頭が見えています。
ザイフリボク

萼片は反り返っている、花柄と共に毛が多い、赤い苞葉が目立ちます。
ザイフリボク

葉は互生、楕円形で縁に浅く細かい鋸歯がある。表にも毛が生えていますが裏側は軟毛が密生し白く見えていますが成長するに従って主脈を除いて殆ど無毛になります。
ザイフリボク

バラ科ザイフリボク属

(4月8日撮影)
2018. 04. 28  
林道脇に生えていたヤブサンザシ、ここは初めての場所だけどわざわざ来るにはちと遠すぎる。
ヤブサンザシ(雄花)

葉は広卵形で掌状に浅く3-5裂する、形が独特なので分かりやすい。
ヤブサンザシ(葉)

前年枝の葉腋に数個の花を付ける、雌雄異株でこれは雄花、雌しべも見えていて一見両性花のようにも見えます。周りを探してみましたが雌株はなかった。後日何時もの場所に行ってみましたが花は終わっていました。
ヤブサンザシ(雄花)

5本の雄しべと2裂した柱頭、知らなければ雄花とは思えません。一見花弁のように見えているのは萼片でその間に小さな突起のように見えているのが花弁です。
ヤブサンザシ(雄花)

雌花に比べて花柄が長い、花の下に子房の膨らみも見えていますが雌花の方はもっと大きい。雌雄異株とは言えまだ分離が不完全なようです。
ヤブサンザシ(雄花)

スグリ科スグリ属

(4月8日撮影)
2018. 04. 28  
雌雄異株のアオキ、これは雌株、雄株より大分遅れて花を咲かせてきます。
アオキ(雌花)

前年枝の先から円錐花序を出す、雄しべの黄色い葯が無い分、雄花より少し地味に見えます。
アオキ(雌花)

4弁の紫褐色の花、柱頭が僅かに突き出る、雄しべは痕跡もない。
アオキ(雌花)

横から見ると花床から出た短い花柱に丸い柱頭、花の下に子房の膨らみがあり1年近くかけてゆっくり熟してきます。
アオキ(雌花)

こちらは雄株、雌雄のある樹木の場合、雌花の方が少ないこともあるし咲く時期も遅いこともあって原則雌花から撮っていきます。
アオキ(雄花)

咲いてから大分時期も立っていますが雄花序の方が花が多く長く伸びてきます。
アオキ(雄花)

花弁は全く同じ、4本の雄しべ、こちらは雌しべの痕跡が残っています。
アオキ(雄花)

横から見ても当然子房の膨らみはない。
アオキ(雄花)

アオキ科アオキ属

(4月8日撮影)
2018. 04. 27  
秋吉台ではここしか無いというヒロハクリハラン、ヒロハクリハラン自体が相当珍しそうですが。
ヒロハクリハラン

サイズは測っていませんがクリハランより相当大きい、特に幅が広い。クリハランには艶がありましたがこちらはそれ程ありません。
ヒロハクリハラン

沢山のソーラス、脈に沿ってつくそうですがこれは離れている。
ヒロハクリハラン

ソーラスドアップ、まるで粟粒のお菓子です。
ヒロハクリハラン

葉の基部は翼状に流れる。
ヒロハクリハラン

ウラボシ科クリハラン属

(3月30日撮影)
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平家蟹

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