2018. 05. 23  
希少種のイシモチソウ、国の準絶滅危惧種、本県でも絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。湿地らしい湿地ではなく園周辺のやや乾燥した場所に生えるそうですがここはどう見ても近くに湿地はありそうにない、地下水脈でもあるのかな。
イシモチソウ

これで高さ10cm程、頂部に花をつけますが蕾の頃はうなだれているようです。
イシモチソウ

10時ころ咲いて午後には閉じるそうですがこれは10時半の撮影、開きかけている途中か閉じかけているのか。萼片縁が裂けているのが分かる。
イシモチソウ
(5月5日撮影)

後日別の場所、今まではこの辺りだけ見ていたのですが
イシモチソウ

周辺を探すと更に多く咲いていました。以前来た時も周辺は探したのにな。
イシモチソウ

1番目の場所よりこちらの方がずっと多かった。
イシモチソウ

真っ白い5弁花、白飛びしないよう注意する必要があります。
イシモチソウ

雄しべは5本、花糸が白いので花弁と重なっていると分かりにくい。
イシモチソウ

4弁花のもありました。
イシモチソウ

緑色の子房から花柱が出ています、3-5本あるそうで更に先端が2裂かそれ以上裂けている。
イシモチソウ

横から見ると子房に稜があるようです、その上に多裂した花柱。
イシモチソウ

イシモチソウと言えばなんと言ってもこれですね、葉が変形したものだそうです。
イシモチソウ

横から見るとほぼ平。
イシモチソウ

別の葉の上に影を落としている様子が面白いので撮ってみました。
イシモチソウ

粘球を持つ棘状のは腺毛が変化したもの、まるで怪獣の目玉、中が赤くなっているのが綺麗というか不気味というか。
イシモチソウ

花に甲虫の仲間が訪問していました。
イシモチソウ

こちらは粘球に捉えられた甲虫、同じ仲間のようで行先によって天国か地獄か。
イシモチソウ

捕まると粘球が虫に付くよう曲がってきます。
イシモチソウ

結構大きな昆虫も捕まっていた、少しでも接触したらもう逃げられないでしょうね。
イシモチソウ
(5月17日撮影)

モウセンゴケ科モウセンゴケ属
2018. 05. 23  
林内の山道沿いに咲いていたミミナグサ、外来種のオランダミミナグサに押され自然度の高い場所でないと見られません。
ミミナグサ

茎の先端に集散花序をつけますが一度に咲くのは一つか2つ程度、多く咲かせるオランダミミナグサと違う点です。花後花柄が伸びて下を向くのも特徴。
ミミナグサ

5枚の花弁は先端が浅裂、雄しべは10本、柱頭は5裂しているそうだがこれは未だ十分開いてないかな。
ミミナグサ

花後閉じた花は白い花弁が見えない、オランダミミナグサは萼からはみ出ています。
ミミナグサ

緑色の果実が伸びてきました、先端に花柱がまだ残っている。萼片や花柄に腺毛や軟毛が密生。
ミミナグサ

熟すると先端が10裂してきます、内部に茶色い種子が見えているな、撮っておけばよかった。
ミミナグサ

対生する葉は無柄で毛が多い、主脈だけが目立ちます。茎は紫色だそうだがこれはそれ程でもない。
ミミナグサ

別の場所、田起こし前の田圃に生えていた、こんな場所でも生えるのかとビックリ。
ミミナグサ

でもこの田圃は一週間後には田植えの準備で水がはられていました、でも開いた果実があるから種子はばらまいたかな。
ミミナグサ

畦道にも生えていました、これで高さ15cm程度。
ミミナグサ

ナデシコ科ミミナグサ属

(5月5日撮影)
2018. 05. 23  
台地上石灰岩の脇に生えているフタリシズカ、林内の日陰のイメージがありますが台地上の明るい場所でも時折見かけます。
フタリシズカ

これで高さ30cm程、上部の節に2,3対の葉を付ける。
フタリシズカ

葉は対生だが最上部の葉の節間が短く4輪生のように見えます。細かい棘状の鋸歯がある。
フタリシズカ

頂部に花穂を2本付けるので二人静、基部は1本でそこから分かれているようです。
フタリシズカ

1本のもありました、育ちそこ無いのがありますがそういうのは見なかったことに使用(笑)
フタリシズカ

4本のもありました、5本くらいまであるようですが流石に5本のは見たことないな。
フタリシズカ

丸い団子鼻のようなもの、これが花糸と知った時はえ~っと思いましたよ、なんでこんな姿になったんだ。
フタリシズカ

内側に丸く見えているのが葯、一つのと2つのがあるそうです。その下の緑色の膨らみが柱頭。
フタリシズカ

センリョウ科チャラン属

(5月5日撮影)
2018. 05. 23  
群生しているオヤブジラミ、ヤブニンジンが終わる頃咲きはじめ花期は重ならないと思っていましたが洞窟前の冷涼な場所ではまだヤブニンジンが咲いていた。またこれが終わる頃ヤブニンジンが咲き始めます。
オヤブジラミ

下から見上げて、枝の広がり具合が分かる。
オヤブジラミ

複散形花序、少総苞片があるが総苞片は見えていない。
オヤブジラミ

小花序、ヤブジラミに比べて花柄が長くやや疎らな印象、普通白い花ですがこれは大分赤味を帯びている。
オヤブジラミ

雄しべは落ちやすく普通5本だがこれは3本しか見えていない。
オヤブジラミ

丸い柱頭は2つ。
オヤブジラミ

花柄や小花柄には上向きの毛が生えている。
オヤブジラミ

既に果実がなっている、先端に2本の花柱がまだ残っている。
オヤブジラミ

3回3出羽状複葉、ヤブニンジンより繊細な感じがします。
オヤブジラミ

セリ科ヤブジラミ属

(5月5日撮影)
2018. 05. 23  
初めての場所のヒメレンゲ、今まで見ていたのは一ヶ所だけ、そこが行きやすい場所だったので他で探すことのなかった。
ヒメレンゲ

湿っぽい林内、この時期こんな場所でこんな花は見かけないので一層華やかです。
ヒメレンゲ

茎下部は横になっていますが上部は真っすぐ伸びて頂部に集散状に花をつける。
ヒメレンゲ

雄しべは10本、裂開直前の葯は橙赤色
ヒメレンゲ

葯が割れて花粉が出始めている。
ヒメレンゲ

花粉を放出し終わり葯はすっかり小さくなっている、子房花弁は5つ、萼片も5だが不等長。
ヒメレンゲ

上部の葉は線形で対生、微妙にずれてますが。
ヒメレンゲ

下部の葉は対生でさじ型。
ヒメレンゲ

走出枝を出している、先端にロゼット状の葉をつける。
ヒメレンゲ
(5月5日撮影)

後日別の場所、苔むした岩の上に生えていた。
ヒメレンゲ
(5月11日撮影)

ベンケイソウ科マンネングサ属
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平家蟹

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