2018. 05. 24  
今年はハナウドが咲くのが遅かった、何時も見ている場所はなかなか咲かないのでもう一つ心当たりのこの場所に来てみたら無事さいていた(何時もの場所も5月中旬には開花)
ハナウド

この様子では4月半ばには咲いていたかな、まだ蕾だけの株もあったけどね。
ハナウド

複散形花序、全体はほぼ平、訪問昆虫にとってはまさしく空中の花園。
ハナウド

一つの花序では周辺部の花が大きい。
ハナウド

更に一つの花も外側の花弁が大きく先端が2裂する。
ハナウド

花盤から2本の花柱が伸びてる。
ハナウド

雄しべが突き出た様子。
ハナウド

線形の総苞片、花序枝や小花序枝に毛が生えている。
ハナウド

小総苞片にも毛が生えている。
ハナウド

3出複葉または単羽状複葉、葉柄基部が膨らみ鞘状になる。
ハナウド

セリ科ハナウド属

(5月5日撮影)
2018. 05. 24  
荒れた芝生のような低い草むらの中に生えているヒナギキョウ、右上に見えているのはオヘビイチゴ
ヒナギキョウ

茎は多少枝分かれして先端に花を付ける。
ヒナギキョウ

茎はかなりクネクネしています。
ヒナギキョウ

青い5弁花、こういうホッソリ系の5弁花が好み。
ヒナギキョウ

雄しべ5本、雌しべの柱頭は3裂、下に太い花柱が見えている。
ヒナギキョウ

柱頭には毛が生えているようです。
ヒナギキョウ

横から見た姿もスッキリ。
ヒナギキョウ

青空・・・だったら良かったんですけどね、葉を撮るのをすっかり忘れていたよ。
ヒナギキョウ

キキョウ科ヒナギキョウ属

(5月5日撮影)
2018. 05. 24  
カヤツリグサの仲間も気紛れで撮ってみたりする、これは水が流れるような湿地に生えているゴウソ
ゴウソ

上の茶色く細長いのが雄性小穂、下の大きいのが雌性小穂
ゴウソ

雄性小穂
ゴウソ

細長く見えているのが葯に相当するものでしょうか、イネ科もそうですがカヤツリグサ科も各部の名称が難しい。
ゴウソ

雌性小穂
ゴウソ

緑色のが果胞、2裂した柱頭が出ている。
ゴウソ

果胞の上の茶色いのが鱗片となった芒、小粋な帽子を被っているようです。
ゴウソ

カヤツリグサ科スゲ属

(5月5日撮影)
2018. 05. 24  
麦畑の中で咲いている白い花イヌカミツレ
イヌカミツレ

麦を収穫する前に花を咲かせ果実を実らせる、イヌカミツレは小麦の穂より上にでるそうだけどここは下だな。
イヌカミツレ

カミツレの大きさは2cm程度、これは測ってないけど3cm以上ある・・・と思う。花の大きさだけで判断するのは難しいけどね。
イヌカミツレ

花床は半球形に盛り上がり舌状花が咲いている部分と蕾の部分の境目がくっきり。
イヌカミツレ

総苞は浅い皿型
イヌカミツレ

葉は細かく裂ける、カミツレモドキは裂片の幅がもう少し広いそうだ。
イヌカミツレ

キク科シカギク属

(5月5日撮影)
2018. 05. 24  
草むらの中に咲いていたオオツルボ、シラーまたはシラー・ペルビアナと言った方が通りがいいでしょうね。植えられているのを見ますが逸出野生化しているのもよく見かけます。地中海沿岸原産で園芸種ではなく原種だそうです。左上に見えているのはヨーロッパ原産のオランダガラシ、地球は半周して東洋の端で出会いました、なんて感動的な話でもないけどね。細い葉は多分スギナ。
オオツルボ

円錐状の果序、周囲から咲いていき中央の蕾から出ている葉状のは苞葉の先端でしょうか。
オオツルボ

早朝8時前の撮影で朝露がびっしり
オオツルボ

普通なら邪魔な存在だけどこれはこれで綺麗だったのでもう1枚
オオツルボ

6本の雄しべ、花糸は青紫色、雌しべは徳利型、花柱は青紫色ですが子房はそれより青みが強い。
オオツルボ

キジカクシ科ツルボ属

(5月5日撮影)
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平家蟹

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