2018. 06. 28  
秋に咲く野菊ですが夏前からポツポツ咲き始めます、ほんとポツポツ程度ですけどね。これは休耕田に咲いていたヨメナ、背景に見えている小さな丸い葉はノチドメです。
ヨメナ

ヨメナかオオユウガギクか迷いますが後者の方が花弁が細いようなのでヨメナと判断しました。
ヨメナ

前の花は舌状花の柱頭が開いている状態でしたがこちらは筒状花の柱頭も開いてきています。
ヨメナ

この仲間の柱頭はあまりクルリンしなくて輪っかの様になっていることが多い。ヨメナは冠毛が0.5mmと短くこの状態で見るのは無理ですがオオユウガギクも1mm程度なのでまず見られません。
ヨメナ

総苞は浅い鐘形、オオユウガギクも同じ、ノコンギクは円筒状。
ヨメナ

キク科シオン属

(6月21日撮影)
2018. 06. 27  
ツル性のマタタビ、でも積極的に巻き付くことはなく他の植物により掛かる程度、なので時にはだらんとぶら下がっていることもあります、手が届かないことも多いのでそういうのが狙い目。
マタタビ

岩の上に乗って手を伸ばしてやっと届く程度、かなり不安定な状態で撮ってます。
マタタビ

本年枝の葉腋から花柄を伸ばして下向きに花を咲かせる、花弁はほぼ平開。
マタタビ

雄花と両性花がありこれは両性花、多数の雄しべと花柱。
マタタビ

花柱は先端が2裂しているような、微細な突起があるようです、花柱と言うより柱頭と言った方がいいかな。
マタタビ

花弁と雄しべが落ちた状態。
マタタビ

近くに雄株がありました、多数の雄花を咲かせています。
マタタビ

多数の雄しべ、中央に子房と雌しべの痕跡があるかな。
マタタビ

雄花は丸ごと落ちるようです。花弁だけでなく雄しべも付いたまま、萼片まで一緒に落ちている。不用品はさっさとお片付けかな。
マタタビ

マタタビと言えばやはりこの白い葉ですね、花が咲く少し前から白くなっています。表皮が葉身から離れてその間に空気層が出来て光を乱反射して白くなるようです。初心者の頃は粉をふいているのかと思っていました。考えてみれば粉を作るにもエネルギーがいるしこの方が余程省エネ、マタタビ賢い(笑)
マタタビ

別の場所でも見つけました、ここは初めて。地面に花が落ちていたので気がついた、ここは雄花だけのようでした。
マタタビ

マタタビ科マタタビ属

(6月21日撮影)
2018. 06. 27  
ごく普通に見られるアカメガシワ、雌雄異株で雌株の方が遅れて咲いてきます。
アカメガシワ(雌花)

結構高木になりますが低い木でも花を咲かせます、これは雌株。
アカメガシワ(雌花)

円錐花序、主幹が長く伸びますが基部からも短い花序枝が出ます。
アカメガシワ(雌花)

3裂した柱頭ばかり目立つ花
アカメガシワ(雌花)

柱頭には乳頭状突起が密生。
アカメガシワ(雌花)

基部に赤い子房が見えています、花弁はなく萼片がある。
アカメガシワ(雌花)

葉は互生で卵形または広卵形、全縁もしくは浅く3裂で長い葉柄がある。
アカメガシワ(葉)

雌花を撮ってから雄花を探します、普通は逆だけどこれはどこにでもあるから問題なし。
アカメガシワ(雄花)

雄花序も中央の長い花序基部から花序枝が出ていて基本構造は同じですがこちらの方が長い。
アカメガシワ(雄花)

ほぼ雄しべだけといった雄花
アカメガシワ(雄花)

雄花は役割を終えると丸ごと落花します、時には地面にたくさん落ちているのを見かけます。萼片の様子がよくわかる、子房の痕跡も残っているんでしょうか。
アカメガシワ(雄花)

花序枝に星状毛が密生。
アカメガシワ(雄花)

トウダイグサ科アカメガシワ属

(6月21日撮影)
2018. 06. 27  
大きく枝を広げて花を咲かせているノグルミ、他でも見ているはずですがここが撮りやすく印象が強いので他の場所を覚えてないな。
ノグルミ

雌雄異花で頂生の1個が雌花序で周囲に雄花序。雄花序は落ちやすく時期になると地面に散乱しているのを見かけます。
ノグルミ

パイナップルのような雌花序、でも頂部にも雄花序が長く伸びています、刺のように見えるのは苞です。
ノグルミ

雄花序柄に比べて雌花序柄は太く短い。
ノグルミ

花柱は太く2裂して反り返るそうです、確かに対になっているのが見えますね、突起状になっているのが柱頭なんでしょうか。
ノグルミ

雄花だけの雄花序、これも突き出ているのは苞ですが雌花序のとは大分形が違います。
ノグルミ

苞には毛が生えているようでう、奥に丸く見えているのが葯のようです。
ノグルミ

葉は互生、奇数羽状複葉、小葉は5-7対、完全に後ピン。
ノグルミ

クルミ科ノグルミ属

(6月21日撮影)
2018. 06. 27  
正月の縁起物に使われるので冬のイメージが有るナンテンですが花は初夏の頃咲き始めます。野山で普通に見かけますが植栽の逸出が殆だとか、そのせいかあまり山深いところでは見かけませんね。
ナンテン

花序に多数の花をつけますが同時に咲くことはなく、咲き方も下からとか順番は決まってないようです。
ナンテン

蕾を見ると花被片が何層かに重なっているのが分かります。3枚づつ輪状に並んでいるそうで一番内側のが最も大きく花弁状になります。
ナンテン

花が開くと花被片は大きく反り返ります。
ナンテン

花被片はすぐ脱落するようです。
ナンテン

バナナのような大きな葯が花弁代わり、2室なのが分かります、花糸はごく短い。柱頭が凸凹していて裂けているようにも見えます。
ナンテン

雄しべも押して子房が露出、柱頭が赤くなっている。
ナンテン

3回奇数羽状複葉。ナンテンは普通に見聞きしますが科名のメギ科はあまり聞かない科名です。
ナンテン

メギ科ナンテン属

(6月21日撮影)
2018. 06. 26  
同じ空き地に群生していたヒメクマツヅラ、これは秋吉台で確認していたのですぐ分かりました。
ヒメクマツヅラ

全体像が分かる写真、これで高さ1.5m程、中には2m近いのもありました。
ヒメクマツヅラ

上部で枝分かれし更にその枝も先で枝分かれしています。
ヒメクマツヅラ

やはり茎先端より枝の花序の方が高い位置にある。
ヒメクマツヅラ

花序は細長く先端に花をつける。
ヒメクマツヅラ

計っていませんが秋吉台のよりは大きく感じました、と言っても1mmも違うかどうか。
ヒメクマツヅラ

葉は対生で鋭い鋸歯がある、茎は四角く疎らに毛がある。この空き地だけでなく側の舗装路隙間にも群生していました。ここは2年前から新たに散歩コースにした場所、その時から生えていたんでしょうがアレチハナガサだと思って軽くスルーしていたんだろうな(^^;)
ヒメクマツヅラ

クマツヅラ科クマツヅラ属

(6月18日撮影)
2018. 06. 26  
同じ空き地に咲いていた赤い花、これはハマナデシコだとすぐ分かりました。
ハマナデシコ

近くの海岸岩場に群生していますがここは海岸直ぐ側とは言えこんな土の場所にも生えるんだ。
ハマナデシコ

ただ環境があわないのか葉の色が薄く弱々しい。
ハマナデシコ

正体がわかれば後はひたすら蕊を狙う。
ハマナデシコ

雄しべが出た雌性期、数は10本、でもよく見れば毛が生えているのがあり、手前のは捻れているようにも見えるので花柱かもしれない。
ハマナデシコ

雄しべはなくなり2本の花柱だけが残っている、茶褐色になっているので花としては終わりかも。
ハマナデシコ

ナデシコ科ナデシコ属

(6月18日撮影)
2018. 06. 26  
同じ空き地に他に何かないかと探したらこれが目に入りました、頭花が黄色でないのでハハコグサではなく外来種のセイタカハハコグサのようです、これで草丈30cm程。去年近所でポツンと咲いているのを見つけ周りに全く見つからなかったのですがこんな場所から来ていたのかも。
セイタカハハコグサ

普通は基部で枝分かれして斜上直立するそうですがこれは一本立ちのばかりでした。
セイタカハハコグサ

茎の頂部で何本かに枝分かれしそれぞれに頭花をつけます。
セイタカハハコグサ

普通黄褐色の花だそうですがこれは随分赤っぽかった、かといってウスベニチチコグサではありません。
セイタカハハコグサ

総苞は円筒形~卵形、外総包片は透明、なので内側の緑色が見えています。中央のは果実期になってきているようで全体が膨れてきている。
セイタカハハコグサ

冠毛を持った果実が出始めています、画面一番下に広がった総包片が見えている。
セイタカハハコグサ

葉は線形~匙型、全体が綿毛に覆われている、基部は半ば茎を抱いている。
セイタカハハコグサ

キク科ハハコグサ属

(6月18日撮影)
2018. 06. 26  
今日は家の近所で見つけた4種アップ、全て同じ空き地に生えていました。
きっかけになったのがこれ、時期的に見てセイタカアワダチソウとは思えずオオアワダチソウかなと思いました。家の近所では見ておらず今年は秋吉台でも咲いてないのでちょうどいいやと思って撮ってみたのですが帰ってから調べてみるとどうもセイタカアワダチソウのようでした。普通は10,11月ですから早く咲いたと言うより完全に季節外れですね。
セイタカアワダチソウ

隣の株と比べて茎が細く葉も小さく貧弱です。十分に成長する前に花を咲かせたので栄養が回らなかったのでしょうか。
セイタカアワダチソウ

どちらも円錐花序を付けますがオオアワダチソウの方はやや潰れているそうです、これはきれいな円錐形でとても潰れているとは見えない。
セイタカアワダチソウ

頭花の大きさはオオアワダチソウの方がやや大きく8mm程、こちらは5mm程だそうです。サイトに寄って数値に違いがあるから直接比較しないと分かりにくいかもしれない。
セイタカアワダチソウ

切れ込みのような目立たない鋸歯がある、これはまだ目立つ方で他の葉は殆ど目立ちませんでした、触るとザラザラするそうです。オオアワダチソウは先半分に細かいはっきりした鋸歯がある、触るとスベスベ。
セイタカアワダチソウ

茎に短毛が密生、オオアワダチソウはほぼ無毛、これが一番の決め手になりましたかね。
セイタカアワダチソウ

キク科アキノキリンソウ属

(6月18日撮影)
2018. 06. 25  
石畳の隙間に生えているチドメグサ、属の本家ですが私的には一番見つけづらく初めて見つけたのは昨年、この場所でした。
チドメグサ

もう果実になっているのが多かったですが咲いている花もありました、花期は6-10月だそうで次々と花を咲かせていくんでしょうか。
チドメグサ

球形花序、ここは人に踏まれることもある場所のせいかあまり伸びていません。
チドメグサ

花序真上から、上は蕾ですが下は雌しべだけの雌性期、その中間は雄性期の花になっています。
チドメグサ

腎円形の葉、切れ込みがノチドメより浅く基部は余り開かないと言うか殆開きません。
チドメグサ

別の場所で見つけました。
チドメグサ

葉腋から伸びた花柄、これも葉の上には出てきません。
チドメグサ

中央にピントをあわせたいのに周辺のコントラストが大きい場所にあってしまう。コントラストでピントを合わせるコンデジの欠点。下側の雌性期の花、子房と花盤と雌しべの様子がよくわかります。
チドメグサ

秋吉台にはもう1種オオバチドメがありますがこれは花期が夏で少し遅い。秋吉台ではないですが他にヒメチドメがあります。

ウコギ科チドメグサ属

(6月25日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
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