2018.
08.
31
水路の壁にぶら下がるように生えているネコハギ、ここは以前も撮っていて他より早く咲くので狙っていました。

ぶら下がっているこの茎だけ多くの花を咲かせていた、一週間前にも来ていたけどその時は咲いてなかったのでその直後頃咲いたでしょうか。

葉腋に数個の花を咲かせる、大抵このように密集状態。

真っ白な花で旗弁基部に控えめな小さい赤紫色の斑紋がある。お気に入りの花ですが数は多いので希少性はない。

葉は広楕円形〜広卵形、丸っこい3小葉の可愛い、茎に開出毛が密生。

葉の裏や葉柄にも毛が密生、ネコたる所以でしょうか。

マメ科ハギ属
(8月24日撮影)

ぶら下がっているこの茎だけ多くの花を咲かせていた、一週間前にも来ていたけどその時は咲いてなかったのでその直後頃咲いたでしょうか。

葉腋に数個の花を咲かせる、大抵このように密集状態。

真っ白な花で旗弁基部に控えめな小さい赤紫色の斑紋がある。お気に入りの花ですが数は多いので希少性はない。

葉は広楕円形〜広卵形、丸っこい3小葉の可愛い、茎に開出毛が密生。

葉の裏や葉柄にも毛が密生、ネコたる所以でしょうか。

マメ科ハギ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
31
台地の上から林道麓まで普通に見られるメドハギ、これは草丈1.5m程、上部で枝分かれしている。これだけ大きければ迷うことなくメドハギ。

ほぼ白い花で旗弁基部に紫色の斑紋

ハイメドハギ等と比べて旗弁の色のにじみが少ないように思えます。

葉腋に花をつけるが花柄が短く葉に埋もれるように咲くので撮りにくい。

3小葉は倒披針形、幅が狭くこれも他との区別点。

茎には稜があり伏毛がある、葉の裏にも伏毛。閉鎖花もつけるそうでここに見えているのはそれでしょうか。

この辺りにたくさん生えていましたが花を咲かせていたのはまだ僅か、花の数も少なかった。

マメ科ハギ属
(8月24日撮影)

ほぼ白い花で旗弁基部に紫色の斑紋

ハイメドハギ等と比べて旗弁の色のにじみが少ないように思えます。

葉腋に花をつけるが花柄が短く葉に埋もれるように咲くので撮りにくい。

3小葉は倒披針形、幅が狭くこれも他との区別点。

茎には稜があり伏毛がある、葉の裏にも伏毛。閉鎖花もつけるそうでここに見えているのはそれでしょうか。

この辺りにたくさん生えていましたが花を咲かせていたのはまだ僅か、花の数も少なかった。

マメ科ハギ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
30
時期になると何処にこんなに隠れていたんだろと思う程出てくるタカサゴユリ、台湾原産、種子の発芽から半年程度で開花するそうで繁殖力が強い。オニユリなどは実生から数年かかるそうです。

ラッパ状の花が横向きに咲く。

真っ白な花、テッポウユリとタカサゴユリの交配種シンテッポウユリの可能性もあるがそちらは無視。

6本の雄しべとそれより長い1本の雌しべ、花粉が花冠の内部に落ちていて柱頭にも付いていますが自家受粉はしないのかな。

大きな柱頭は3裂、微細な突起が無数にある。

柱頭は濡れているようで更に花粉が付きやすくなっているようです。

柱頭のドアップばかりしているので葯もドアップ、これはもう黄な粉をまぶした安倍川餅

こちらはパン粉をつけた揚げ物、串カツですね、花粉がつくと厄介なので慎重に撮影。

茎下部に線形の葉が多数つく。

ユリ科ユリ属
(8月30日撮影)

ラッパ状の花が横向きに咲く。

真っ白な花、テッポウユリとタカサゴユリの交配種シンテッポウユリの可能性もあるがそちらは無視。

6本の雄しべとそれより長い1本の雌しべ、花粉が花冠の内部に落ちていて柱頭にも付いていますが自家受粉はしないのかな。

大きな柱頭は3裂、微細な突起が無数にある。

柱頭は濡れているようで更に花粉が付きやすくなっているようです。

柱頭のドアップばかりしているので葯もドアップ、これはもう黄な粉をまぶした安倍川餅

こちらはパン粉をつけた揚げ物、串カツですね、花粉がつくと厄介なので慎重に撮影。

茎下部に線形の葉が多数つく。

ユリ科ユリ属
(8月30日撮影)
2018.
08.
30
普通のキツネノマゴに混じってシロバナキツネノマゴが咲いていた。

漂白したように真っ白です。

普通のとのツーショット、白い斑紋が特徴ですが白花の方もそれが濃淡となって残っています。他は特に変わりなし。

茶色い葯が目玉のよう、雄しべは2本で上唇両側に沿って花糸が伸びている。葯は2室で下側葯室から突起のように伸びているのは距だそうです。

距の間に雌しべ柱頭があるはずだが確認できないな。

花には苞が1個、小苞が2個つき、萼が5深裂する、そうですが密集しすぎてよくわかりません。

葉の両面に長い毛が生えている。

白花は群生していることも多く付近にも多く咲いていました。白花は少ないけど珍しいという程でもありません。

キツネノマゴ科キツネノマゴ属
(8月24日撮影)

漂白したように真っ白です。

普通のとのツーショット、白い斑紋が特徴ですが白花の方もそれが濃淡となって残っています。他は特に変わりなし。

茶色い葯が目玉のよう、雄しべは2本で上唇両側に沿って花糸が伸びている。葯は2室で下側葯室から突起のように伸びているのは距だそうです。

距の間に雌しべ柱頭があるはずだが確認できないな。

花には苞が1個、小苞が2個つき、萼が5深裂する、そうですが密集しすぎてよくわかりません。

葉の両面に長い毛が生えている。

白花は群生していることも多く付近にも多く咲いていました。白花は少ないけど珍しいという程でもありません。

キツネノマゴ科キツネノマゴ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
29
田んぼ脇に白い花が咲いていた、本来の白い花は別ですが白花はつい目が反応します。

ツユクサの白花でした。白花は時々田んぼや畑の側で見かけますが農薬の影響を受けるのでしょうか、純粋なシロバナツユクサは珍しそうなので一応ツユクサ(白花)としてアップ。シロバナツユクサは遺伝的の固定されているそうで来年ここで出てくるかどうか観察しなくては。

真っ白ガラス細工のような花弁

背後から見ると3枚の萼片の様子が良くわかります。

蕊の下側に見えているのが3枚目の花弁、農薬の影響を受けると微かに色が残ったりしますがこれは真っ白でした。

こちらは萼片が目立ちませんが苞の中に隠れているんでしょうか。花によって色の濃淡があったりしますがここのはどれも真っ白でした。

色が白い以外は特に変わりなし、長く伸びた雌しべ、その両側に2本の雄しべ、基部には短い花粉を出さない装飾だけの雄しべ、その中間に両者を足して2で割ったような中間タイプの雄しべ。

ツユクサ科ツユクサ属
(8月24日撮影)

ツユクサの白花でした。白花は時々田んぼや畑の側で見かけますが農薬の影響を受けるのでしょうか、純粋なシロバナツユクサは珍しそうなので一応ツユクサ(白花)としてアップ。シロバナツユクサは遺伝的の固定されているそうで来年ここで出てくるかどうか観察しなくては。

真っ白ガラス細工のような花弁

背後から見ると3枚の萼片の様子が良くわかります。

蕊の下側に見えているのが3枚目の花弁、農薬の影響を受けると微かに色が残ったりしますがこれは真っ白でした。

こちらは萼片が目立ちませんが苞の中に隠れているんでしょうか。花によって色の濃淡があったりしますがここのはどれも真っ白でした。

色が白い以外は特に変わりなし、長く伸びた雌しべ、その両側に2本の雄しべ、基部には短い花粉を出さない装飾だけの雄しべ、その中間に両者を足して2で割ったような中間タイプの雄しべ。

ツユクサ科ツユクサ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
29
文字通り藪の中に咲いているヤブミョウガ、でもここはちょっとした崖の下なので降りられません。初めて見つけた時は崖の上に顔を出していてすぐ分かったのですがそれ以降顔を出したことがない、あの時がなければ未だ見つけてないだろうな、探すような場所じゃないしね。

頂部に何段かに分けて集散花序を付ける、何株かありましたが花を咲かせていたのはこれだけ、年々少なくなってきているような。

同じ株の中に雄花雌花があり(でも実質長花柱花短花柱花だろうな)これは雄しべが伸びた短花柱化、雌しべは見えていない。

咲いているのは短花柱花ばかりでした。

花弁も萼片も3枚づつ、萼片の方がちいさいそうなので匙状に湾曲しているのが萼片かな。手を伸ばして不安定な姿勢で撮っているのでピントがあっているかどうか分からずこんな写真ばかり。

若い果実期、花柱が長いのでこれは長花柱花だったかもしれない。

ツユクサ科ヤブミョウガ属
(8月24日撮影)

頂部に何段かに分けて集散花序を付ける、何株かありましたが花を咲かせていたのはこれだけ、年々少なくなってきているような。

同じ株の中に雄花雌花があり(でも実質長花柱花短花柱花だろうな)これは雄しべが伸びた短花柱化、雌しべは見えていない。

咲いているのは短花柱花ばかりでした。

花弁も萼片も3枚づつ、萼片の方がちいさいそうなので匙状に湾曲しているのが萼片かな。手を伸ばして不安定な姿勢で撮っているのでピントがあっているかどうか分からずこんな写真ばかり。

若い果実期、花柱が長いのでこれは長花柱花だったかもしれない。

ツユクサ科ヤブミョウガ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
28
ミゾハコベと同じ田んぼに咲いていたアゼトウガラシ、周りに見えているのはアメリカアゼナ、右下はトキンソウでこちらは普通に見られます。

アゼトウガラシは環境の良い田んぼじゃないと見られないようで数は少ない。

3裂した下唇中央裂片基部が黄色いのが特徴、アゼナなどと比べると一回り大きいので比較的分かりやすい。

緑色のが花柱で上にモヤモヤしたのが柱頭かな、雄しべは長短2組ずつ4本、上唇に沿って花糸が伸びている。

外側のは花糸が長く基部に棍棒状の突起がある、合わさった葯がまるでウサギさん。

花冠外側は淡紅紫色

葉は対生し披針形、浅い鋸歯がある。

アゼナ科アゼナ属
(8月24日撮影)

アゼトウガラシは環境の良い田んぼじゃないと見られないようで数は少ない。

3裂した下唇中央裂片基部が黄色いのが特徴、アゼナなどと比べると一回り大きいので比較的分かりやすい。

緑色のが花柱で上にモヤモヤしたのが柱頭かな、雄しべは長短2組ずつ4本、上唇に沿って花糸が伸びている。

外側のは花糸が長く基部に棍棒状の突起がある、合わさった葯がまるでウサギさん。

花冠外側は淡紅紫色

葉は対生し披針形、浅い鋸歯がある。

アゼナ科アゼナ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
28
水の抜かれた田んぼに生えていたミゾハコベ、地面にベタッと広がっていますが湛水状態の頃は完全に水没していました。写真の中にホシクサ、アブノメ、アゼナ、キカシグサ、画面外ですが他にもキクモ、ミズマツバ等が見られて本当に楽しい。

花は2mmそこそこと極小なので肉眼では分かりづらくとにかく開いていそうなのを撮影、最初に撮ったのがこれだが既に子房が膨らみ始めているようです。

これが開いた花、花弁は3枚で僅かにピンクがかっている。

褐色の三角形のが雄しべの葯で3本、中央の白い点が3裂した柱頭で雌しべは1本

子房の端から花糸が伸びている、柱頭も子房より少し上にあるのがわかります。

葯が2室なのもわかります、白くなっているのは花粉だろうな。

葉は対生で広披針形〜狭卵形、水中にある時は閉鎖花をつけるそうです。

ミゾハコベ科ミゾハコベ属
(8月23日撮影)

花は2mmそこそこと極小なので肉眼では分かりづらくとにかく開いていそうなのを撮影、最初に撮ったのがこれだが既に子房が膨らみ始めているようです。

これが開いた花、花弁は3枚で僅かにピンクがかっている。

褐色の三角形のが雄しべの葯で3本、中央の白い点が3裂した柱頭で雌しべは1本

子房の端から花糸が伸びている、柱頭も子房より少し上にあるのがわかります。

葯が2室なのもわかります、白くなっているのは花粉だろうな。

葉は対生で広披針形〜狭卵形、水中にある時は閉鎖花をつけるそうです。

ミゾハコベ科ミゾハコベ属
(8月23日撮影)
2018.
08.
28
田んぼなどで良く見かけるアメリカタカサブロウ、道端などでも生えていてこれは道端での群生。タカサブロウとの比較の為撮ってみました。

花はキク科らしい筒状花と舌状花がバランス良く配置されているのですが地味ですね~。

これで大きさ8mm程度、アメリカの方が小さい傾向にあるように思えますが花の大きさは同じ種でも随分違っていたりするからこれだけで区別するのは無理。

葉柄から長い花柄を伸ばして花を咲かせる。今回帰ってから総包片の幅も区別点になるのを知りました。

既に果実も出来ている、上から見ると緑色なのでまだ未熟かと思いましたが既に黒く熟していました。タカサブロウは翼があるがこちらは無いのが一番の区別点。

総包片の幅が狭い、果実も翼がないのでこれはアメリカタカサブロウでした。

葉はタカサブロウが長さ3~10cm、幅0.5~2.5cm、アメリカが6~10cm、幅0.8~1.8cm、個体差を考えたらこれで区別するのは無理無理。こちらは明瞭な鋸歯があるそうですがこれで明瞭と言われてもね。タカサブロウの方も鋸歯がないわけではなく不明瞭だそうです。

こちらは田んぼに生えていた、頭花がちょっと大きそうなので撮ってみました。

大きさ1cm弱、そんなに大きいわけでもなかった。

総包片の幅が狭くやはりアメリカタカサブロウですね。

果実にも翼はありません。やはり一番のポイントは果実、次に総包片でしょうか。過去の記録を見るとアメリカタカサブロウを撮ったのも5年ぶりでした、この日はタカサブロウは見つからず、探さなくては。

キク科タカサブロウ属
(8月24日撮影)

花はキク科らしい筒状花と舌状花がバランス良く配置されているのですが地味ですね~。

これで大きさ8mm程度、アメリカの方が小さい傾向にあるように思えますが花の大きさは同じ種でも随分違っていたりするからこれだけで区別するのは無理。

葉柄から長い花柄を伸ばして花を咲かせる。今回帰ってから総包片の幅も区別点になるのを知りました。

既に果実も出来ている、上から見ると緑色なのでまだ未熟かと思いましたが既に黒く熟していました。タカサブロウは翼があるがこちらは無いのが一番の区別点。

総包片の幅が狭い、果実も翼がないのでこれはアメリカタカサブロウでした。

葉はタカサブロウが長さ3~10cm、幅0.5~2.5cm、アメリカが6~10cm、幅0.8~1.8cm、個体差を考えたらこれで区別するのは無理無理。こちらは明瞭な鋸歯があるそうですがこれで明瞭と言われてもね。タカサブロウの方も鋸歯がないわけではなく不明瞭だそうです。

こちらは田んぼに生えていた、頭花がちょっと大きそうなので撮ってみました。

大きさ1cm弱、そんなに大きいわけでもなかった。

総包片の幅が狭くやはりアメリカタカサブロウですね。

果実にも翼はありません。やはり一番のポイントは果実、次に総包片でしょうか。過去の記録を見るとアメリカタカサブロウを撮ったのも5年ぶりでした、この日はタカサブロウは見つからず、探さなくては。

キク科タカサブロウ属
(8月24日撮影)
2018.
08.
27
道端に咲いているオシロイバナ、こんな時でもないと撮ることはないので撮ってみました。赤と黄色がありますがじょっとしたら同じ株かもしれない。実際一枝に赤と黄色が咲いているのがありました。熱帯アメリカ原産で元禄時代には観賞用として入ってきているそうですがあちこちで野生化しています。

真っ赤な花、これは花弁ではなく萼筒だそうです。基部に萼のように見えている緑色のは総苞だそうです。花は夕方から咲き初め翌朝には閉じます。

黄色い花、花冠は浅く5裂、裂片中央が襞のように盛り上がり両側が外側に反っている。このような形態はセリ科の花に良く見られます、全く違う科ですけどね。

赤と黄色が染め分けられた花もあります、中間色ではなく完全に染め分けられている、どのような仕組みでこんなになるんでしょうね。

真っ赤な葯、雌しべは雄しべより長く花冠から少し出ている。

柱頭は2裂か3裂しているよです。

粒々状の突起、まるで魚卵のよう。雄しべの方もドアップすればよかった。

葉は対生で短い柄があり広卵形~長卵形。

オシロイバナ科オシロイバナ属
(8月22日撮影)

真っ赤な花、これは花弁ではなく萼筒だそうです。基部に萼のように見えている緑色のは総苞だそうです。花は夕方から咲き初め翌朝には閉じます。

黄色い花、花冠は浅く5裂、裂片中央が襞のように盛り上がり両側が外側に反っている。このような形態はセリ科の花に良く見られます、全く違う科ですけどね。

赤と黄色が染め分けられた花もあります、中間色ではなく完全に染め分けられている、どのような仕組みでこんなになるんでしょうね。

真っ赤な葯、雌しべは雄しべより長く花冠から少し出ている。

柱頭は2裂か3裂しているよです。

粒々状の突起、まるで魚卵のよう。雄しべの方もドアップすればよかった。

葉は対生で短い柄があり広卵形~長卵形。

オシロイバナ科オシロイバナ属
(8月22日撮影)