2018.
09.
30
キツネノマゴに囲まれて咲いていたイヌコウジュ、秋吉台ではヒメジソより少ない感じ。

花序下に広卵形の広い葉があるのがヒメジソとの一番の違い、専らこれで区別しています、これなら立ったままでも区別できるしね。

長い総状花序、これはかなり赤っぽいですが白っぽい花もあります。雄しべの葯がまるで笑っている顔みたい。

花自体はヒメジソとよく似ています。上唇に沿って2本の完全雄しべ、下唇左右に葯のない仮雄しべ、奥に毛が生えているのも似ている。

花糸と2室の葯がT字状になっている、その間に2裂した柱頭が見えている。

上側の萼裂片が3枚ともほぼ同じ形で先端が尖る、丸まっているヒメジソとの違い。萼片に白い粒々が見えているのが腺点。

花軸が有毛なのもヒメジソとの違い。萼片や花冠にも毛が生えている。他の花でも見た限りでは柱頭は花冠から出ていなかった。

卵状披針形~長楕円形の葉、花序下の葉とは随分違う。鋸歯の数は6-13対、これは8対程度かな。ヒメジソは4-6対で少ないがこの違いはそれ程明瞭ではない。

シソ科イヌコウジュ属
(9月24日撮影)

花序下に広卵形の広い葉があるのがヒメジソとの一番の違い、専らこれで区別しています、これなら立ったままでも区別できるしね。

長い総状花序、これはかなり赤っぽいですが白っぽい花もあります。雄しべの葯がまるで笑っている顔みたい。

花自体はヒメジソとよく似ています。上唇に沿って2本の完全雄しべ、下唇左右に葯のない仮雄しべ、奥に毛が生えているのも似ている。

花糸と2室の葯がT字状になっている、その間に2裂した柱頭が見えている。

上側の萼裂片が3枚ともほぼ同じ形で先端が尖る、丸まっているヒメジソとの違い。萼片に白い粒々が見えているのが腺点。

花軸が有毛なのもヒメジソとの違い。萼片や花冠にも毛が生えている。他の花でも見た限りでは柱頭は花冠から出ていなかった。

卵状披針形~長楕円形の葉、花序下の葉とは随分違う。鋸歯の数は6-13対、これは8対程度かな。ヒメジソは4-6対で少ないがこの違いはそれ程明瞭ではない。

シソ科イヌコウジュ属
(9月24日撮影)
2018.
09.
30
林道や空き地などで普通に見られるヒメジソ

これで高さ3,40cm、同じ場所でもだいぶばらつきがあります。

茎先端や葉腋から出した茎に総状花序をつける。

花の大きさは3,4mm程度、適度に小さいので却って燃えます(笑)

上唇に沿って2本の雄しべ、下唇に沿って葯のない仮雄しべ殆ど分かりません、間に花柱が出ていますが正面から見ると2裂しているかどうかわかりにくい。

完全雄しべの葯は2室で離れているそうで奥に見えている小さいのがもう片方の葯でしょうか、下唇先端に青い縁、奥に黄色の斑紋があって蜜標となっています、奥に長毛が生えている。

上唇から2裂した柱頭が覗いている、手前にピントを合わせたつもりが後ピンになったけど思わぬ結果となりました。

花軸は毛が少ない、イヌコウジュは毛が多い。こちらも右側の花から柱頭が出ている。

萼片先端は5裂、上側の3つの内中央裂片のが短いか殆ど無い、先端もあまり尖らない。

赤っぽい花もありました。

ひたすらドアップで撮りまくる。

葉は対生で卵形~広卵形、鋸歯の数が4-6対、これは5かな。イヌコウジュは6-13対と多い。裏に腺点があるそうだが花に夢中になっていつも撮り忘れる(^^;)

シソ科イヌコウジュ属
(9月24日撮影)

これで高さ3,40cm、同じ場所でもだいぶばらつきがあります。

茎先端や葉腋から出した茎に総状花序をつける。

花の大きさは3,4mm程度、適度に小さいので却って燃えます(笑)

上唇に沿って2本の雄しべ、下唇に沿って葯のない仮雄しべ殆ど分かりません、間に花柱が出ていますが正面から見ると2裂しているかどうかわかりにくい。

完全雄しべの葯は2室で離れているそうで奥に見えている小さいのがもう片方の葯でしょうか、下唇先端に青い縁、奥に黄色の斑紋があって蜜標となっています、奥に長毛が生えている。

上唇から2裂した柱頭が覗いている、手前にピントを合わせたつもりが後ピンになったけど思わぬ結果となりました。

花軸は毛が少ない、イヌコウジュは毛が多い。こちらも右側の花から柱頭が出ている。

萼片先端は5裂、上側の3つの内中央裂片のが短いか殆ど無い、先端もあまり尖らない。

赤っぽい花もありました。

ひたすらドアップで撮りまくる。

葉は対生で卵形~広卵形、鋸歯の数が4-6対、これは5かな。イヌコウジュは6-13対と多い。裏に腺点があるそうだが花に夢中になっていつも撮り忘れる(^^;)

シソ科イヌコウジュ属
(9月24日撮影)
2018.
09.
30
林道脇に生えていたヒキオコシ、これで高さ1.5m程、ヤマハッカよりずっと高くなります。台地の上から下まであちこちで見られますが散発的です。

葉腋から枝を伸ばして先端に幾つかの花をつける。茎や枝に毛が多い。

花の大きさはヤマハッカとあまり変わらないのですが株が大きいせいかこちらの方が小さく感じます。普通上唇だけ紫色の斑紋があるのですがこれは下唇にも斑紋があって少し汚く見えました。

花には2形体あってこれは雌しべが突き出て雄しべは奥に引っ込んでいます。シソ科らしく柱頭が2裂していますがピントがあっているのがなかった。

萼片や花柄にも毛が密生。

100m程離れた場所にもありました、こちらの方が花がきれいに見えたので撮影。

ラッキーなことにこちらは雄しべが突き出たタイプでした。舟形の下唇には斑紋がなくそれできれいに見えたかな。

普通雄しべの長短の2タイプがあれば雌しべも長短がありそうですがこれは雌しべはどちらの形体も長い。柱頭が2裂しているのがなんとか分かります。

葉は対生で長楕円形、ハッキリした鋸歯がある。

シソ科ヤマハッカ属
(9月24日撮影)

葉腋から枝を伸ばして先端に幾つかの花をつける。茎や枝に毛が多い。

花の大きさはヤマハッカとあまり変わらないのですが株が大きいせいかこちらの方が小さく感じます。普通上唇だけ紫色の斑紋があるのですがこれは下唇にも斑紋があって少し汚く見えました。

花には2形体あってこれは雌しべが突き出て雄しべは奥に引っ込んでいます。シソ科らしく柱頭が2裂していますがピントがあっているのがなかった。

萼片や花柄にも毛が密生。

100m程離れた場所にもありました、こちらの方が花がきれいに見えたので撮影。

ラッキーなことにこちらは雄しべが突き出たタイプでした。舟形の下唇には斑紋がなくそれできれいに見えたかな。

普通雄しべの長短の2タイプがあれば雌しべも長短がありそうですがこれは雌しべはどちらの形体も長い。柱頭が2裂しているのがなんとか分かります。

葉は対生で長楕円形、ハッキリした鋸歯がある。

シソ科ヤマハッカ属
(9月24日撮影)
2018.
09.
29
海岸の花第4弾、その他色々。
この辺りに群生していたアメリカノウゼンカズラ、ここは砂浜絡む相手もなく横に広がっている。

ノウゼンカズラに比べて朱赤色と色が濃く花筒が長い。

クズの藪の中に咲いていたヒガンバナ

やはりこんな場所には似合わないな、砂浜にも生えていたけど蕾だった。

波で礫が打ち上げられて自然堤防のような高まりになっている場所に群生していたママコノシリヌグイ、この左側は砂浜になっている。

殆ど土壌はないだろうに丈夫なものです、他でも岩場でも生えていた。

高まりの上にトゲトゲ、ある意味バリケードだな、こんなとこ通過する人はいないけど。

礫浜に生えていたオオイヌホオズキ

花が総状に出ているのでイヌホオズキかと思ったけど他は散状に出ているのでやはりオオイヌホオズキかな、これはこの日唯一詳細撮影。

藪を覆っているセンニンソウ、これは特に不思議はないけれど

こちらは波打ち際側ハマゴウの上を覆っている、相手は小低木とは言え絡む相手じゃないしな。

藪の斜面に群生していたツルボ、少し赤っぽかった。

浜を見下ろす岩場の上にも群生、結構あちこちで生えていた。

砂浜に咲いていたツユクサ、砂地でも生えられるのね。曇り空のせいか午後でもまだ開いていた。

岩場にも咲いていた、こちらは苞に毛が生えていてケツユクサかもしれない。

以下生えていたから撮ってみただけの野草。
オシロイバナ、未だ花は開いていない。周りに見えているのはハマゴウ。

カナムグラ

キツネノマゴ

(9月23日撮影)
この辺りに群生していたアメリカノウゼンカズラ、ここは砂浜絡む相手もなく横に広がっている。

ノウゼンカズラに比べて朱赤色と色が濃く花筒が長い。

クズの藪の中に咲いていたヒガンバナ

やはりこんな場所には似合わないな、砂浜にも生えていたけど蕾だった。

波で礫が打ち上げられて自然堤防のような高まりになっている場所に群生していたママコノシリヌグイ、この左側は砂浜になっている。

殆ど土壌はないだろうに丈夫なものです、他でも岩場でも生えていた。

高まりの上にトゲトゲ、ある意味バリケードだな、こんなとこ通過する人はいないけど。

礫浜に生えていたオオイヌホオズキ

花が総状に出ているのでイヌホオズキかと思ったけど他は散状に出ているのでやはりオオイヌホオズキかな、これはこの日唯一詳細撮影。

藪を覆っているセンニンソウ、これは特に不思議はないけれど

こちらは波打ち際側ハマゴウの上を覆っている、相手は小低木とは言え絡む相手じゃないしな。

藪の斜面に群生していたツルボ、少し赤っぽかった。

浜を見下ろす岩場の上にも群生、結構あちこちで生えていた。

砂浜に咲いていたツユクサ、砂地でも生えられるのね。曇り空のせいか午後でもまだ開いていた。

岩場にも咲いていた、こちらは苞に毛が生えていてケツユクサかもしれない。

以下生えていたから撮ってみただけの野草。
オシロイバナ、未だ花は開いていない。周りに見えているのはハマゴウ。

カナムグラ

キツネノマゴ

(9月23日撮影)
2018.
09.
29
海岸の花第3弾、イネ科マメ科他
当然のごとく咲いているクズ

花期的にはもう終わりの頃、今年は返り咲きのような新鮮な花を見ています。

群生していたジュズダマ、生えていたから撮ってみただけ。

花は終わっていますがトキワススキ、夏場に咲くススキで海岸に多いが内陸部でも偶に見かけます。

岩場に群生していたケカモノハシ、海岸形で内陸部に生えるのがカモノハシ、当然動物の方がずっと有名。

下に岩がゴロゴロ、遠くに北九州を望む、地味ですが結構絵になりました。

岩場の藪の中に咲いていたネコハギ、海岸まで咲いているんだ。

岩場までツルを伸ばしています。

やはり岩場の隙間に生えていたノアズキ、イネ科の草が枯れて土になり生えることができたんでしょうか。

側の藪ではもう果実がなっている、下方にネコハギが見えています。

この辺りにたくさん生えていたメドハギ、花つきもよく白く点々と見えているのが全て花です。

高さは1m以上、結構強風が吹くこともあるけど丈夫なもんです。

砂浜のいたる所で生えていたコマツヨイグサ

昼過ぎなので咲いている花はなかった、中央の花が夕方咲くかな。赤い花は前日咲いて萎んだ花です。

メマツヨイグサも多かった、こちらは既に花が開いている。

ここは大きな礫を含む砂浜、画面左上斜めに走る緑色辺りが波の侵食で低い崖になっている、波打ち際は砂が流されて礫浜となっている。

(9月23日撮影)
当然のごとく咲いているクズ

花期的にはもう終わりの頃、今年は返り咲きのような新鮮な花を見ています。

群生していたジュズダマ、生えていたから撮ってみただけ。

花は終わっていますがトキワススキ、夏場に咲くススキで海岸に多いが内陸部でも偶に見かけます。

岩場に群生していたケカモノハシ、海岸形で内陸部に生えるのがカモノハシ、当然動物の方がずっと有名。

下に岩がゴロゴロ、遠くに北九州を望む、地味ですが結構絵になりました。

岩場の藪の中に咲いていたネコハギ、海岸まで咲いているんだ。

岩場までツルを伸ばしています。

やはり岩場の隙間に生えていたノアズキ、イネ科の草が枯れて土になり生えることができたんでしょうか。

側の藪ではもう果実がなっている、下方にネコハギが見えています。

この辺りにたくさん生えていたメドハギ、花つきもよく白く点々と見えているのが全て花です。

高さは1m以上、結構強風が吹くこともあるけど丈夫なもんです。

砂浜のいたる所で生えていたコマツヨイグサ

昼過ぎなので咲いている花はなかった、中央の花が夕方咲くかな。赤い花は前日咲いて萎んだ花です。

メマツヨイグサも多かった、こちらは既に花が開いている。

ここは大きな礫を含む砂浜、画面左上斜めに走る緑色辺りが波の侵食で低い崖になっている、波打ち際は砂が流されて礫浜となっている。

(9月23日撮影)
2018.
09.
28
海岸の花第2弾、キク科の花。
岩の隙間から生えているホソバワダン、この海岸では多く見られます。

こんな場所、ずっと砂浜ですがここだけ岩塊が突き出ている。

たくさん咲いていたのもありました、これから晩秋にかけてもっと咲いてきます。

礫海岸に生えていたセンダングサ、そう言えば初めてセンダングサを見つけたのがこの辺り、まだ咲いていたんだ。でもこれだけでした。

もう殆ど果実になっていた、この辺りでくっつき虫の相手になるのはイヌか人間くらいしかいないな。

仲間のコバノセンダングサも咲いていますがこちらは砂浜、でも周りはクズだらけ。

横から見てもよくわからない。この辺りで何株かみただけ。

アメリカセンダングサも生えていたがこの一株だけ。岩場の隙間に生えていたけどそれでも1.5mくらいの高さがあった。

砂浜に咲いていたアキノノゲシ、どこでも見られるけど海岸でも咲くんだ。中央の葉を茂らせているのもアキノノゲシみたいですが葉に栄養がいきすぎて花が咲かなかったのかな。

茎も帯化をおこしているようで平たくなっています。この日は何時もより砂浜にゴミが少なかった。

盛大に頭花をつけているヒメムカシヨモギ、下は砂地だけど大丈夫かいな。

こちらは花序がきれいな円錐形をしている。

一輪だけ咲いていたキバナコスモス、これも所構わずか。

この日は休日、水上バイクが何台も走っていました。福岡ナンバーの車が何台もあったけどここは海岸に降りる道がわかりにくいんだけどよく来るもんだ。

(9月23日撮影)
岩の隙間から生えているホソバワダン、この海岸では多く見られます。

こんな場所、ずっと砂浜ですがここだけ岩塊が突き出ている。

たくさん咲いていたのもありました、これから晩秋にかけてもっと咲いてきます。

礫海岸に生えていたセンダングサ、そう言えば初めてセンダングサを見つけたのがこの辺り、まだ咲いていたんだ。でもこれだけでした。

もう殆ど果実になっていた、この辺りでくっつき虫の相手になるのはイヌか人間くらいしかいないな。

仲間のコバノセンダングサも咲いていますがこちらは砂浜、でも周りはクズだらけ。

横から見てもよくわからない。この辺りで何株かみただけ。

アメリカセンダングサも生えていたがこの一株だけ。岩場の隙間に生えていたけどそれでも1.5mくらいの高さがあった。

砂浜に咲いていたアキノノゲシ、どこでも見られるけど海岸でも咲くんだ。中央の葉を茂らせているのもアキノノゲシみたいですが葉に栄養がいきすぎて花が咲かなかったのかな。

茎も帯化をおこしているようで平たくなっています。この日は何時もより砂浜にゴミが少なかった。

盛大に頭花をつけているヒメムカシヨモギ、下は砂地だけど大丈夫かいな。

こちらは花序がきれいな円錐形をしている。

一輪だけ咲いていたキバナコスモス、これも所構わずか。

この日は休日、水上バイクが何台も走っていました。福岡ナンバーの車が何台もあったけどここは海岸に降りる道がわかりにくいんだけどよく来るもんだ。

(9月23日撮影)
2018.
09.
28
所要があって出かけた序に近くの海岸を歩いて野草を撮ってきました。新規の花はないですが30種以上ゲット、さすがに1回では多すぎるので4回に分けてアップ。詳細は撮ってないのでリンク先を参照してください。
まずはハマの名前がついた野草。
これは定番中の定番ハマゴウ、冬以外はたいてい咲いています。

砂浜だから海岸ということは分かるけど一応海を背景にして撮影、この日はドン曇り、晴天だったらよかったんだけどね。

こちらは砂利の中に生えています、まるでヒトでのように四方八方に茎を伸ばしている、草本ではなく小低木。

岩の窪みに溜まった土に生えたハマエノコロ、穂が短いのが特徴です。ただ海岸には普通のエノコログサも生えています。

海が荒れると波をかぶって土もかなり塩分を含んでいると思うんですけどね。周りに生えているのはタイトゴメ、こちらは花が咲いてなかった。

岩の割れ目に咲いていたハマナデシコ、これも結構多い。真っすぐ立っているのはハマボッスの果実で左に伸びているのがハマナデシコ。

花期は6-11月と長いですがこれは新たに芽生えてきた模様、流石に茎を伸ばすには時間が足りなくてさっさと花を咲かせたもよう。

こちらは果実の中に咲いていた、多分果実に生り損ねたのではなく新たに咲いたもよう。

大きな花を咲かせているハマナタマメ、普通立っている旗弁が重たいので横になっています。

既に大きな果実がなっている、でもこれは未だ短い。なかなか熟さなくて昨年は未熟な状態のを開けたから今年は完熟のを見なくては。

岩場にツルを伸ばして花を咲かせているハマサオトメカズラ、早い話がサオトメカズラの海岸版、別名の方を貰ってヨカッタヨカッタ(笑)。

葉に艶があるのが特徴のようです。

ハマユウがまだ咲いていた、花期は7-9月だそうでギリギリセーフかな。

海を背景に撮影、市の花で海岸だけでなく多少内側に入った場所でも見られます。

近くにもう一株咲いていた。

岩場に生えているハマゼリ、ここも潮を被るような場所です。

花は小さすぎて小さい花が好きな私でも小さすぎるが果実の方が可愛い。

ハマと名が付いていませんがこちらも海岸でよく見かけるオカヒジキ、しかし周りがゴミだらけ、ここの海岸はほんと漂流ゴミが多い。

海藻のヒジキに似ているからオカヒジキ、ハマと名がついてもよかったんですけどね。

こちらも普通に見られるツルナ、冬以外は大抵花を咲かせています。

(9月23日撮影)
まずはハマの名前がついた野草。
これは定番中の定番ハマゴウ、冬以外はたいてい咲いています。

砂浜だから海岸ということは分かるけど一応海を背景にして撮影、この日はドン曇り、晴天だったらよかったんだけどね。

こちらは砂利の中に生えています、まるでヒトでのように四方八方に茎を伸ばしている、草本ではなく小低木。

岩の窪みに溜まった土に生えたハマエノコロ、穂が短いのが特徴です。ただ海岸には普通のエノコログサも生えています。

海が荒れると波をかぶって土もかなり塩分を含んでいると思うんですけどね。周りに生えているのはタイトゴメ、こちらは花が咲いてなかった。

岩の割れ目に咲いていたハマナデシコ、これも結構多い。真っすぐ立っているのはハマボッスの果実で左に伸びているのがハマナデシコ。

花期は6-11月と長いですがこれは新たに芽生えてきた模様、流石に茎を伸ばすには時間が足りなくてさっさと花を咲かせたもよう。

こちらは果実の中に咲いていた、多分果実に生り損ねたのではなく新たに咲いたもよう。

大きな花を咲かせているハマナタマメ、普通立っている旗弁が重たいので横になっています。

既に大きな果実がなっている、でもこれは未だ短い。なかなか熟さなくて昨年は未熟な状態のを開けたから今年は完熟のを見なくては。

岩場にツルを伸ばして花を咲かせているハマサオトメカズラ、早い話がサオトメカズラの海岸版、別名の方を貰ってヨカッタヨカッタ(笑)。

葉に艶があるのが特徴のようです。

ハマユウがまだ咲いていた、花期は7-9月だそうでギリギリセーフかな。

海を背景に撮影、市の花で海岸だけでなく多少内側に入った場所でも見られます。

近くにもう一株咲いていた。

岩場に生えているハマゼリ、ここも潮を被るような場所です。

花は小さすぎて小さい花が好きな私でも小さすぎるが果実の方が可愛い。

ハマと名が付いていませんがこちらも海岸でよく見かけるオカヒジキ、しかし周りがゴミだらけ、ここの海岸はほんと漂流ゴミが多い。

海藻のヒジキに似ているからオカヒジキ、ハマと名がついてもよかったんですけどね。

こちらも普通に見られるツルナ、冬以外は大抵花を咲かせています。

(9月23日撮影)
2018.
09.
27
今年はノササゲがなかなか咲かなかった、ここは先週小さな蕾がついていたのでもう咲いているかなと来てみたが蕾の先端が黄色くなっていただけだった。

でも上の方でなんとか一つ咲いていた、総状花序ですが蕾が膨らんできて最初の写真が花序がスカスカなのにこちらは詰まってきています。

花は黄色だが花筒部分は白色、萼筒は緑色、ほんとに筒状態で先端は殆ど裂けません。

マメ科の旗弁は丸い系と四角い系がありますがこれは四角系。

更に上の方にもう一つ、花序にならず一つだけポツンと咲いていた。花を中央においているのにコントラストの弱い花の部分ではなく複雑な模様の幹にピントを合わせている、デジカメも楽な方がいいようで(汗)。

旗弁には特に斑紋はないようです、昆虫が見たらどう見えるか分からないけど。翼弁が竜骨弁を覆っている。

開く直前の蕾、まるで飛び出しナイフもしくはバナナ。

3小葉は長卵形、葉が大きいし特徴的なので花が咲いてなくても分かります。全体に少ない上に花を咲かせない株もあるかなと思う。

マメ科ノササゲ属
(9月18日撮影)

でも上の方でなんとか一つ咲いていた、総状花序ですが蕾が膨らんできて最初の写真が花序がスカスカなのにこちらは詰まってきています。

花は黄色だが花筒部分は白色、萼筒は緑色、ほんとに筒状態で先端は殆ど裂けません。

マメ科の旗弁は丸い系と四角い系がありますがこれは四角系。

更に上の方にもう一つ、花序にならず一つだけポツンと咲いていた。花を中央においているのにコントラストの弱い花の部分ではなく複雑な模様の幹にピントを合わせている、デジカメも楽な方がいいようで(汗)。

旗弁には特に斑紋はないようです、昆虫が見たらどう見えるか分からないけど。翼弁が竜骨弁を覆っている。

開く直前の蕾、まるで飛び出しナイフもしくはバナナ。

3小葉は長卵形、葉が大きいし特徴的なので花が咲いてなくても分かります。全体に少ない上に花を咲かせない株もあるかなと思う。

マメ科ノササゲ属
(9月18日撮影)
2018.
09.
27
林道や林縁で普通に見られるヤブタバコ、この仲間の中では一番遅く咲き始めます。

茎が一定の高さまで真っすぐ伸びた後成長が止まり四方八方に枝を広げる。

茎頂部、成長を止めるように栓がされ横に枝を伸ばしています。ネットで検索してもこんな画像は殆ど出てこない(^^;)

葉腋下側に一つづつ花をつける、小さな葉でも花をつけているので結構密集しているように見える。

樽状の頭花、総苞が白い、この仲間の中では一番地味かな。

筒状花だけの頭花、筒状花も目立たないしな。外側の葉状のは苞葉でしょうか。

筒状花から出た葯筒、周りは雌花で多数の柱頭が出ている。

葉がタバコの葉に似ているから名付けられましたが実物のタバコの葉を見る機会はまずなく似ていると言われてもな。

裏側は葉脈が浮き上がっている、これが一番きれいに感じた(笑)

キク科ヤブタバコ属(もしくはガンクビソウ属)
(9月18日撮影)

茎が一定の高さまで真っすぐ伸びた後成長が止まり四方八方に枝を広げる。

茎頂部、成長を止めるように栓がされ横に枝を伸ばしています。ネットで検索してもこんな画像は殆ど出てこない(^^;)

葉腋下側に一つづつ花をつける、小さな葉でも花をつけているので結構密集しているように見える。

樽状の頭花、総苞が白い、この仲間の中では一番地味かな。

筒状花だけの頭花、筒状花も目立たないしな。外側の葉状のは苞葉でしょうか。

筒状花から出た葯筒、周りは雌花で多数の柱頭が出ている。

葉がタバコの葉に似ているから名付けられましたが実物のタバコの葉を見る機会はまずなく似ていると言われてもな。

裏側は葉脈が浮き上がっている、これが一番きれいに感じた(笑)

キク科ヤブタバコ属(もしくはガンクビソウ属)
(9月18日撮影)
2018.
09.
27
当ブログは基本1記事に一種類の花ですが偶におまけを付けることもあります。おまけで撮っていた花がアップする機会がなくて溜まってきたのでまとめてアップ(勿体無いとも言うw)、1例を除いてみな台上での撮影。
ここにもキセワタが咲いていた、数が少ないので撮影、でも来年出てくるとは限らない。

これは驚いたコキンバイザサ、秋吉台では5,6月に咲きます。でも偶に秋にも咲くようで一度見ている。これは別の花を探している内に見つけたけど目的の花は見つからず。目的の花が見つかっていたらこれがおまけになったのにな、でこれがこの記事のきっかけとなりました。

更に驚いたのがこちら、今までは殆ど台上で見ていますが麓で見たのは初めて。台上だと踏まれるせいかどうかわかりませんが草丈がそれ程高くないがこれは15cmくらいありました。

遊歩道脇に咲いていたマキエハギ、ここは去年土嚢の下敷きになって生えてくれませんでしたが今年は無事復活してくれましたパチパチ。

こちらは別コース、こんなにたくさん花を咲かせているのを見たのは初めて、しかもこの周囲にたくさんあった。数が少ないと思っていたけどこんなに多い場所もあったのね。

(9月12日撮影)
台上ではヒガンバナは見られない(記憶にない、にしておこう(^^;))、これは台上と言っても林の中、横から朝日が当たって綺麗だったので思わず撮影。

キンミズヒキは何時も咲き始めばかり撮っていますが今頃が最盛期、群生して多くの花をつけているのもよく見かけます。

花期も結構長く何時までもしつこく咲いているなと思う程。

台上の遊歩道沿いでヤマジノホトトギスが咲くのはここだけかな。毎年咲いているけどここで咲く頃は既に他で撮っているのでここで撮ったことなし、偶には撮ってあげよう。

本来日陰を好む花ですがここは多少日陰になるからかな。ちょうど日が当たって輝いていました。

(9月18日撮影)
ここにもキセワタが咲いていた、数が少ないので撮影、でも来年出てくるとは限らない。

これは驚いたコキンバイザサ、秋吉台では5,6月に咲きます。でも偶に秋にも咲くようで一度見ている。これは別の花を探している内に見つけたけど目的の花は見つからず。目的の花が見つかっていたらこれがおまけになったのにな、でこれがこの記事のきっかけとなりました。

更に驚いたのがこちら、今までは殆ど台上で見ていますが麓で見たのは初めて。台上だと踏まれるせいかどうかわかりませんが草丈がそれ程高くないがこれは15cmくらいありました。

遊歩道脇に咲いていたマキエハギ、ここは去年土嚢の下敷きになって生えてくれませんでしたが今年は無事復活してくれましたパチパチ。

こちらは別コース、こんなにたくさん花を咲かせているのを見たのは初めて、しかもこの周囲にたくさんあった。数が少ないと思っていたけどこんなに多い場所もあったのね。

(9月12日撮影)
台上ではヒガンバナは見られない(記憶にない、にしておこう(^^;))、これは台上と言っても林の中、横から朝日が当たって綺麗だったので思わず撮影。

キンミズヒキは何時も咲き始めばかり撮っていますが今頃が最盛期、群生して多くの花をつけているのもよく見かけます。

花期も結構長く何時までもしつこく咲いているなと思う程。

台上の遊歩道沿いでヤマジノホトトギスが咲くのはここだけかな。毎年咲いているけどここで咲く頃は既に他で撮っているのでここで撮ったことなし、偶には撮ってあげよう。

本来日陰を好む花ですがここは多少日陰になるからかな。ちょうど日が当たって輝いていました。

(9月18日撮影)