2019.
01.
31
長い冠毛が伸びてきているヒロハホウキギク、これは花を撮ったのと同じ日同じ場所、これも冬ネタの為にとっておいた。

舌状花はすっかり散り長い冠毛だけとなっています、右のはまだまとまった絵筆状態、左のは少し広がりかけている。

すっかり綿帽子状態、でもまだ花柱が残っている。

冠毛が密生しているので痩果まではよく見えていません。

痩果の大きさは2mm程、小さくて摘めないので適度に引っかかっているのを撮ってみました、冠毛は果実の2倍位あるようです。

痩果には縦に溝が入る、中央のは目立つけど右のはそれ程目立たない。

キク科ホウキギク属
(10月14日撮影)

舌状花はすっかり散り長い冠毛だけとなっています、右のはまだまとまった絵筆状態、左のは少し広がりかけている。

すっかり綿帽子状態、でもまだ花柱が残っている。

冠毛が密生しているので痩果まではよく見えていません。

痩果の大きさは2mm程、小さくて摘めないので適度に引っかかっているのを撮ってみました、冠毛は果実の2倍位あるようです。

痩果には縦に溝が入る、中央のは目立つけど右のはそれ程目立たない。

キク科ホウキギク属
(10月14日撮影)
2019.
01.
30
林道脇に果実をならせていたクサギ、つい赤い実と書きそうになったけど赤いのは萼片で果実は青黒い。

木漏れ日が当たってすごく綺麗だったので思わずカメラを向けました。

光に透かした萼片がとても綺麗、何時もは植物の特徴ばかり撮っていますがこういう時もあります。

青からだんだん黒くなってくる果実、表面艶々で私の顔が写っているかも。

皮は簡単に剥けます。

果皮に浅い溝があるのでそれに沿って切ってみると種に触れずに切ることが出来ます。果肉は青と白に2層になっているようです。中果皮と内果皮かと思いましたが種子ではなく核果なのでこれはどちらも中果皮なのかな。

4分果からなります、一つの大きさは6,7mm

一つの果実は当然球を1/4にした形

表面には網目模様の隆起があります。

シソ科クサギ属
(10月14日撮影)

木漏れ日が当たってすごく綺麗だったので思わずカメラを向けました。

光に透かした萼片がとても綺麗、何時もは植物の特徴ばかり撮っていますがこういう時もあります。

青からだんだん黒くなってくる果実、表面艶々で私の顔が写っているかも。

皮は簡単に剥けます。

果皮に浅い溝があるのでそれに沿って切ってみると種に触れずに切ることが出来ます。果肉は青と白に2層になっているようです。中果皮と内果皮かと思いましたが種子ではなく核果なのでこれはどちらも中果皮なのかな。

4分果からなります、一つの大きさは6,7mm

一つの果実は当然球を1/4にした形

表面には網目模様の隆起があります。

シソ科クサギ属
(10月14日撮影)
2019.
01.
29
緑色の果実となっていたノラニンジン

まだ未熟な内は果実だけでなく棘もみずみずしさを感じさせる。

同じ場所に褐色に熟した果実もありました。

くっつき虫なのにあんまり密集していると自分自身でくっつきあって都合が悪そうに思えるんですけどね。

果実の大きさは4,5mm程、筋が入って美しい。

5本の主隆条と4本の副隆条があるそうです、棘の先端が鈎状に曲がっているのもありますがそうでない方が多いようです。

よく見ると棘は2重に巡っている、2枚目の未熟な頃を見ると果実は丸々していて棘も全体に生えているけど熟するとすっかり扁平になり棘も稜の部分だけ残っているように見えます。

セリ科ニンジン属
(10月28日撮影)

まだ未熟な内は果実だけでなく棘もみずみずしさを感じさせる。

同じ場所に褐色に熟した果実もありました。

くっつき虫なのにあんまり密集していると自分自身でくっつきあって都合が悪そうに思えるんですけどね。

果実の大きさは4,5mm程、筋が入って美しい。

5本の主隆条と4本の副隆条があるそうです、棘の先端が鈎状に曲がっているのもありますがそうでない方が多いようです。

よく見ると棘は2重に巡っている、2枚目の未熟な頃を見ると果実は丸々していて棘も全体に生えているけど熟するとすっかり扁平になり棘も稜の部分だけ残っているように見えます。

セリ科ニンジン属
(10月28日撮影)
2019.
01.
28
すっかり果実となっていたオオツルイタドリ、花が地味なので色が変わっただけのようにしか見えません。

果実の大きさに比べて付け根が随分細い、あれで支えられるんだろうかと思う程、でもしっかり支えてますけどね。

果実は翼に包まれますがこれは外側3枚の花被片が変化したものです、風が吹いてもそんなに遠くまで飛ばないと思うけど多少なりとも効果があるんでしょうか。

翼はカサカサで簡単に取れて果実が見えています。

真っ黒艷やかな果実、タデ科なので種子ではなく果実です。

3稜形、稜の部分が突き出ていると言うか平面部分が引っ込んでいると言うか。

おまけ、直ぐ側に今まで生えていなかった場所に群生していました、片方はすっかり果実なのにこちらは花盛りです。

タデ科ソバカズラ属
(10月28日撮影)

果実の大きさに比べて付け根が随分細い、あれで支えられるんだろうかと思う程、でもしっかり支えてますけどね。

果実は翼に包まれますがこれは外側3枚の花被片が変化したものです、風が吹いてもそんなに遠くまで飛ばないと思うけど多少なりとも効果があるんでしょうか。

翼はカサカサで簡単に取れて果実が見えています。

真っ黒艷やかな果実、タデ科なので種子ではなく果実です。

3稜形、稜の部分が突き出ていると言うか平面部分が引っ込んでいると言うか。

おまけ、直ぐ側に今まで生えていなかった場所に群生していました、片方はすっかり果実なのにこちらは花盛りです。

タデ科ソバカズラ属
(10月28日撮影)
2019.
01.
27
今までダイコンソウは毎年のように花やこのような花後の様子を撮っていても果実を撮ることはなかった。

せいぜい花柱の関節のドアップまで、既に未熟な果実が出来ているのにね。

なのであらためて撮ってみました、まだ緑色の未熟な果実、既に関節から上部は殆ど脱落しています。

これは花托に生えた毛だそうです、知らないでみるとキク科の冠毛と思うかも。

褐色に熟した実がありました、これを見たので撮る気になった。

先端が鈎状に曲がってくっつき虫になります、くっついているのは見たことないかな。

果実本体の大きさは3,4mm、まだ長い毛が生えている、だいぶ薄っぺらです。皮を剥いて種子を見ればよかった、来季の宿題。

バラ科ダイコンソウ属
(10月28日撮影)

せいぜい花柱の関節のドアップまで、既に未熟な果実が出来ているのにね。

なのであらためて撮ってみました、まだ緑色の未熟な果実、既に関節から上部は殆ど脱落しています。

これは花托に生えた毛だそうです、知らないでみるとキク科の冠毛と思うかも。

褐色に熟した実がありました、これを見たので撮る気になった。

先端が鈎状に曲がってくっつき虫になります、くっついているのは見たことないかな。

果実本体の大きさは3,4mm、まだ長い毛が生えている、だいぶ薄っぺらです。皮を剥いて種子を見ればよかった、来季の宿題。

バラ科ダイコンソウ属
(10月28日撮影)
2019.
01.
26
是非見てみたかったムクロジ、8月末でまだ早いとは思いましたが来てみたら緑色の実が沢山なっていました、ただ未熟のまま落果しているのも沢山あった。

果実の大きさは1.5cm程で小さな花と比べると意外と大きい。奇妙なコブが2つありますが雌しべは3心皮からなり普通は成長するのは一つだけで他の2つは成長せず蓋のように残るそうです。

(8月29日撮影)
2ヶ月後もう一度来てみました、まだ沢山の実がなっています。

黄色く熟した果実、まだ完熟ではないかな。

こちらは飴色に熟している、左側の蓋は成長しかけて止まったようです、稀に2つ、時には3つとも成長するのがあるとか。

この時期でもまだ沢山の落果があったのでそちらで種子を見てみました、果肉はペタベタしていました、サポニンを含むせいでしょうか。

種子と書きましたがこれは核果、真っ黒で艶がありますが艶々という程ではない。

虫に食われています、これに限らず地面に果実なり種子は虫に食われることが多いようです。虫の方もご馳走を待ち構えているんでしょうか、やはり鳥に食べらるなどして遠くに運んでもらわないと駄目かな。

(10月28日撮影)
ムクロジ科ムクロジ属

果実の大きさは1.5cm程で小さな花と比べると意外と大きい。奇妙なコブが2つありますが雌しべは3心皮からなり普通は成長するのは一つだけで他の2つは成長せず蓋のように残るそうです。

(8月29日撮影)
2ヶ月後もう一度来てみました、まだ沢山の実がなっています。

黄色く熟した果実、まだ完熟ではないかな。

こちらは飴色に熟している、左側の蓋は成長しかけて止まったようです、稀に2つ、時には3つとも成長するのがあるとか。

この時期でもまだ沢山の落果があったのでそちらで種子を見てみました、果肉はペタベタしていました、サポニンを含むせいでしょうか。

種子と書きましたがこれは核果、真っ黒で艶がありますが艶々という程ではない。

虫に食われています、これに限らず地面に果実なり種子は虫に食われることが多いようです。虫の方もご馳走を待ち構えているんでしょうか、やはり鳥に食べらるなどして遠くに運んでもらわないと駄目かな。

(10月28日撮影)
ムクロジ科ムクロジ属
2019.
01.
25
苔むした倒木に生えていたコクラン

これは3月の撮影、前年の果実が残っていた、中に何か見えていますが種子は極小だから違うだろうな。

緑色の太い茎のようなのものは偽球茎といいます、球とついているが円筒形、偽とついているからこれは茎ではないんでしょうね。

葉の基部は葉鞘となって偽球茎を包む、まるで多肉植物。

(3月17日撮影)
7月、同じ場所です。

前年の葉はなくなり新しい葉が出ていました。

前の年の偽球茎の根本から新しい偽球茎が出ています、このようなことが2,3年続きます。この半月後の様子はこちらから、既に果実になっている、前の偽球茎からも新しい葉が出ています。これは17年の撮影、18年は撮っていないから枯れたかな。

(7月21日撮影)
ラン科クモキリソウ属

これは3月の撮影、前年の果実が残っていた、中に何か見えていますが種子は極小だから違うだろうな。

緑色の太い茎のようなのものは偽球茎といいます、球とついているが円筒形、偽とついているからこれは茎ではないんでしょうね。

葉の基部は葉鞘となって偽球茎を包む、まるで多肉植物。

(3月17日撮影)
7月、同じ場所です。

前年の葉はなくなり新しい葉が出ていました。

前の年の偽球茎の根本から新しい偽球茎が出ています、このようなことが2,3年続きます。この半月後の様子はこちらから、既に果実になっている、前の偽球茎からも新しい葉が出ています。これは17年の撮影、18年は撮っていないから枯れたかな。

(7月21日撮影)
ラン科クモキリソウ属
2019.
01.
25
在庫一掃(笑)、蛾をまとめてアップ。
比較的見かけるアゲハモドキ、ジャコウアゲハに擬態しているそうですがそれよりずっと小さい、ジャコウアゲハは見たことないな。

蝶にそっくりですが触覚はブラシ状でこのようなのは蝶にはありません。

アゲハモドキ科
派手な模様で割と目にするキンモンガ

アゲハモドキ科
蝶や蛾の羽の前縁は直線的なことが多いですがこれは優美に曲線を描いています、模様も複雑。

カギバガ科
シックな模様が目について撮りました、服のデザインにでも使えそうな模様と色合い、これは名前が分からずお尋ね掲示板で尋ねました。

翅の裏や胴体は赤っぽい色、蛾は裏側が撮れることは滅多にありません。

ヤガ科
蝶の場合科の見当がある程度つくので調べやすいが蛾は科でさえわからないとこも多い、これはウスキオエダシャクで多分大丈夫かな。

シャクガ科
見た記憶があるのはまずは在庫で調べる、これはブログにはアップしてなかったけど別のHPにあった、ツマトビキエダシャクかな。

前のは黄色いけどこちらは大分白っぽい、でも模様はそっくりなので同じでいいかな。

シャクガ科
次の2種、模様はどちらもそっくりです、これは一応コガタツバメエダシャクと判断。

筋の色がコガタツバメエダシャクは灰色なのに対してウスキオエダシャクはやや茶色味を帯びるとか、微妙(^^;)、どちらも同じかもしれないしどちらも違っているかもしれない。

シャクガ科
比較的見かけるアゲハモドキ、ジャコウアゲハに擬態しているそうですがそれよりずっと小さい、ジャコウアゲハは見たことないな。

蝶にそっくりですが触覚はブラシ状でこのようなのは蝶にはありません。

アゲハモドキ科
派手な模様で割と目にするキンモンガ

アゲハモドキ科
蝶や蛾の羽の前縁は直線的なことが多いですがこれは優美に曲線を描いています、模様も複雑。

カギバガ科
シックな模様が目について撮りました、服のデザインにでも使えそうな模様と色合い、これは名前が分からずお尋ね掲示板で尋ねました。

翅の裏や胴体は赤っぽい色、蛾は裏側が撮れることは滅多にありません。

ヤガ科
蝶の場合科の見当がある程度つくので調べやすいが蛾は科でさえわからないとこも多い、これはウスキオエダシャクで多分大丈夫かな。

シャクガ科
見た記憶があるのはまずは在庫で調べる、これはブログにはアップしてなかったけど別のHPにあった、ツマトビキエダシャクかな。

前のは黄色いけどこちらは大分白っぽい、でも模様はそっくりなので同じでいいかな。

シャクガ科
次の2種、模様はどちらもそっくりです、これは一応コガタツバメエダシャクと判断。

筋の色がコガタツバメエダシャクは灰色なのに対してウスキオエダシャクはやや茶色味を帯びるとか、微妙(^^;)、どちらも同じかもしれないしどちらも違っているかもしれない。

シャクガ科
2019.
01.
24
すっかり果実となっているヒキオコシ、これに限らず葉も茎も緑色なので果実がなっていると思わないことも多い。

シソ科なのでこれは種子ではなく果実、この仲間は出来れば萼に入ったままのを撮りたいけどこれは萼筒から出てきているので撮りやすい、普通は4分果ですがこれは3つしかないような。

ばら撒いてみると大きさが違うのがあります、4個の内一つだけ早く大きくなると側のが成長できなくなるんでしょうか。

大きさは2mm程、表面に特に凹凸や模様はなさそう、球を4等分したような形、円筒形の萼筒に収まるにはこの形が一番最適なんでしょうね。

シソ科ヤマハッカ属
(11月5日撮影)

シソ科なのでこれは種子ではなく果実、この仲間は出来れば萼に入ったままのを撮りたいけどこれは萼筒から出てきているので撮りやすい、普通は4分果ですがこれは3つしかないような。

ばら撒いてみると大きさが違うのがあります、4個の内一つだけ早く大きくなると側のが成長できなくなるんでしょうか。

大きさは2mm程、表面に特に凹凸や模様はなさそう、球を4等分したような形、円筒形の萼筒に収まるにはこの形が一番最適なんでしょうね。

シソ科ヤマハッカ属
(11月5日撮影)
2019.
01.
24
おやこんなとこにもあったトキリマメ、日に当たった真っ赤な果実が綺麗だったので撮ってみました。

莢も綺麗だけどやはり種が出た状態を撮らなくてはね、これも2色効果で目立たたせています。

一つの莢には普通2個の種子が入ります。

真っ黒艷やかな種子、マメ科で莢が食べられるのがあるけどこれも食べられたら料理の彩りになりそう。

マメ科タンキリマメ属
(11月5日撮影)

莢も綺麗だけどやはり種が出た状態を撮らなくてはね、これも2色効果で目立たたせています。

一つの莢には普通2個の種子が入ります。

真っ黒艷やかな種子、マメ科で莢が食べられるのがあるけどこれも食べられたら料理の彩りになりそう。

マメ科タンキリマメ属
(11月5日撮影)