2019. 04. 13  
あらためてスズメノヤリを撮ってきました。苔の中に生えているので全体の姿がわかります。
スズメノヤリ

真っすぐ伸びた茎の先端に卵球形の頭花をつける、普通一つ。
スズメノヤリ

これなどは卵球形と言ってもいいですが
スズメノヤリ

これはとても卵球形とは言えない、けどスズメノヤリだろうな。
スズメノヤリ

まだ開いていない花被片から柱頭が出ている、雌性先熟。霧雨が降っていたので水が溜まっている。
スズメノヤリ

柱頭は3本、毛が生えているようだ。
スズメノヤリ

葉の縁には長白毛が生えている。
スズメノヤリ

イグサ科スズメノヤリ属

(4月11日撮影)
2019. 04. 13  
スズメ3兄弟(勝手命名)の一つスズメノヤリ、のつもりだったけど
ヤマスズメノヒエ

どうもヤマスズメノヒエのようです。スズメノヤリは花が頭状につくがヤマスズメノヒエは枝先に数個つく、他に似たのにヌカボシソウがあってこちらは枝先に1個だけだとか。
ヤマスズメノヒエ

上側の花被片はまだ開いていないのに雌しべが出ている、左の花は花被片が開きかけ葯が見え始め下の花は完全に開いて雄しべが見えている、雌性先熟。
ヤマスズメノヒエ

柱頭は3裂、毛が生えている。
ヤマスズメノヒエ

葉に長白毛が多く生えている。
ヤマスズメノヒエ

これは1枚目右の花、頭花が密集していてひょっとしてスズメノヤリかもしれない、3枚目もそう。しかしスズメノヒエとは似ても似つかないし科も違うのになんでこんな名前がついた。
ヤマスズメノヒエ

イグサ科スズメノヤリ属

(3月28日撮影)
2019. 04. 13  
これも水田雑草でお馴染みのスズメノテッポウ、過去の記録を見ると撮っていたのは5度だけ、スズメノカタビラよりは撮っているな。
スズメノテッポウ

自家受粉する水田型と他家受粉する畑地型(ノハラスズメノテッポウ)に分類されるそうだが区別は難しそう、多分まだ進化の途中で中間的なのも多いのかな。
スズメノテッポウ

イネ科らしい雄しべですが雌しべは目立ちません。
スズメノテッポウ

葯は初め白く花粉を放出すると褐色になります、セトガヤの葯は白だけ。
スズメノテッポウ

縮れた毛のように見えているのが柱頭でしょうか。
スズメノテッポウ

拡大するとブラシ状になっていて確かに柱頭のようです。
スズメノテッポウ

直線的に見えているのが芒、この長さで水田型と畑地型が区別できるそうですがミリ単位の違いのようでやはり難しそう。
スズメノテッポウ

イネ科スズメノテッポウ属

(3月28日撮影)
2019. 04. 13  
水田雑草としてお馴染みのスズメノカタビラ、周りにトゲミノキツネノボタン、コハコベ、ムラサキケマン、ノビルなどが見えています。
スズメノカタビラ

お馴染みすぎてあまり撮っておらず過去の記録を見てみると2度だけだった(^^;)、よく似たのにツクシスズメノカタビラやオオスズメノカタビラがありますが区別が難しい。
スズメノカタビラ

小穂が赤っぽくなっていますがこれが特に区別点となるわけではなさそう。
スズメノカタビラ

イネ科らしい雄しべが出ています、雌しべは見えていないかな。
スズメノカタビラ

イネ科の花の名称は難しい、下から第1小花・第2小花・・・、その外側のが第1苞穎・第2苞穎・・・
スズメノカタビラ

この一番右側のが第1苞穎のようですがこの形が区別点の一つのようですが説明を見てもよく分からない(^^;)
スズメノカタビラ

イネ科イチゴツナギ属

(3月28日撮影)
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平家蟹

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