2019. 05. 29  
舗装と固めた土の間の隙間に生えていたコモチナデシコ、去年と同じ場所ですが大分増えています。一番最初に見かけた群生地は2,3年で全く見られなくなったけどここはどうだろ、要観察。
コモチナデシコ

花はナデシコ科らしく可愛いんですけどね。
コモチナデシコ

花の大きさに不釣合いの苞、この中に大事な大事な種子が入るから致し方ないか。
コモチナデシコ

右側のは花後でしょうか、ここでは一つの苞に同時に一つしか咲いているのしか見たことがない。
コモチナデシコ

雄しべが伸びた雄性期
コモチナデシコ

白い柱頭が見え始めている。
コモチナデシコ

雌しべだけの雌性期の花。
コモチナデシコ

葉は基部で鞘状に合着し茎は無毛。
コモチナデシコ

茎の根元に線形の葉が根生葉状に広がる、それ程大きく広がることはありません。
コモチナデシコ

ナデシコ科コモチナデシコ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 29  
道端に群生していたマメグンバイナズナ
マメグンバイナズナ

横から見ないと分かりませんね。
マメグンバイナズナ

茎頂部に総状に花をつける、何時見ても先端は大抵蕾の事が多いが先端まで開くことはあるんだろうか。
マメグンバイナズナ

割と長い花柄、雄しべは2-4本だがここで見る限り2本ばかりでした。
マメグンバイナズナ

意外とほっそりした花弁、間から萼片が見えている。扁平な緑色の子房の先端に白い柱頭が見えている。
マメグンバイナズナ

茎葉は倒披針形~線状楕円形、これは茎からあまり離れてなかった。
マメグンバイナズナ

茎には微毛が生えている。
マメグンバイナズナ

軍配型の果実、先端が凹み柱頭の跡が残っている。ナズナは逆三角形ですがその方がむしろ例外ですね。
マメグンバイナズナ

果実は2室に分かれそれぞれ1つづつの種子が入る、グンバイナズナは数個入り翼の部分が広そう、でもかなり珍しいようです。他に果実が匙のように窪んだウロコナズナがあり秋吉台でも生えていた記録があるようで頭に入れておかなくては。
マメグンバイナズナ

ナズナと違い根生葉は花期には枯れてなくなる。
マメグンバイナズナ

アブラナ科マメグンバイナズナ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 28  
今年は咲くのが遅かったノラニンジン、やっと咲いてくれましたがまだ少なかった。
ノラニンジン

複散形花序も隙間だらけ、普通ならもっと密につくんですけどね。
ノラニンジン

ノラニンジンの花序は水平なのと山形に盛り上がっているのがありますがこれは水平、時期が経つとだんだん盛り上がってくるんでしょうか。
ノラニンジン

総包片は長く小総苞片もハッキリしている。
ノラニンジン

真下から見ると総包片が羽状に深裂しているのが分かる。左上の円状のはレンズのゴーストじゃなく日暈かもしれない、気が付かなかったな。
ノラニンジン

今回は花のドアップはすっかり忘れてた。
ノラニンジン

あまり見かけぬ昆虫がいました、バッタの仲間でしょうか、羽根も見えていないから幼虫かもしれない。バッタは不完全変態なので所謂蛹にはなりません。
ノラニンジン

セリ科ニンジン属

(5月17日撮影)
2019. 05. 28  
広場に一面に生えていたクローバー
モモイロシロツメクサ

奥の方でシロツメクサが見えていますが殆どモモイロシロツメクサで占められています。
モモイロシロツメクサ

シロツメクサの桃色の品種、色は白っぽいのから桃色が強いのまで幅がありますがアカツメクサ程にはならないかな。
モモイロシロツメクサ

シャジクソウ属の特徴として花後花が垂れ下がります。
モモイロシロツメクサ

萼筒の様子、縁も赤褐色になっている。
モモイロシロツメクサ

一つだけ花が残って変わった姿になっているのもありました。
モモイロシロツメクサ

この方が花の様子がよく分かる、翼弁や竜骨弁はあまり目立たない。
モモイロシロツメクサ

3小葉、これで3出複葉だそうです。四葉も探せばよかった、四つ葉のクローバーと言えば幸運の印ですが四葉のシロツメクサと言っても有り難みがないな、言葉としては間違ってないんですけどね。
モモイロシロツメクサ

マメ科シャジクソウ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 28  
トウバナも秋吉台では撮っていなかった、撮ること自体11年ぶりだった(^^;)
トウバナ

花は輪状に数段つく、全体が少しずつ伸びてくるようです。
トウバナ

萼筒から出てきた花冠、ややピンクがかっている。花冠外側に毛が生えている。
トウバナ

正面から見た花の大きさは3mm程度、上唇に沿って雄しべが伸びている、長短2組づつあるそうだが一組しか見えていない。中央にやや太い花柱を持った雌しべ。
トウバナ

カールしているのが柱頭、シソ科なら2裂しているはずだが片方しか見えていないかな。
トウバナ

萼裂片縁に毛が生えている。
トウバナ

萼裂片上側は浅く3裂、下側は2深裂している。
トウバナ

葉は対生で卵形~広卵形、短い柄がある。表側が撮りにくかったので裏側を撮ってみましたが腺点があるそうです。拡大してみると確かにあった。葉脈が浮き上がっている、赤く見えているのは一般的な特徴ではない。
トウバナ

茎や葉柄にも毛が生えている、茎の短毛は下向きのようだ。
トウバナ

シソ科トウバナ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 28  
畑の脇に咲いていたブタナ、私的には冬の花でその頃ばかり撮っているので秋吉台で撮るのは初めてでした。
ブタナ

地面に広げた根生葉から長い花茎を伸ばして複数の花を咲かせる、これは一つですが。
ブタナ

舌状花だけの花。
ブタナ

頭花はタンポポによく似ています。
ブタナ

細い蕊が多数出ている、葯筒なども細いのであまりそんな感じはしません。
ブタナ

花茎は細く青く分岐しているなどタンポポにはない特徴がある。
ブタナ

根生葉には波型の鋸歯がある、短毛が生えているようだ。
ブタナ

背景には黄金色に実った麦畑、まさしく麦秋。
ブタナ

別の場所、土手の上に咲いていた、たんに青空バックをしたかったので撮ってみただけ。
ブタナ

キク科ブタナ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 27  
コバノガマズミから少し遅れて咲き始めるガマズミ
ガマズミ

散房花序
ガマズミ

よく似た仲間同士は季節をずらして咲くことがありますがこれはコバノガマズミやミヤマガマズミもほぼ同じ頃咲くのでややこしい。花自体はそっくりです。
ガマズミ

雄しべは突き出るが雌しべが出てこない。
ガマズミ

花柄や小花柄に毛が生えている、茶色のは小総苞でしょうか、退化しつつあるのかな。
ガマズミ

葉は対生で倒卵形~卵形、浅い鋸歯があり微毛が生えているようです。ミヤマガマズミは先端が尾状に尖るそうだ。はっきりミヤマガマズミと分かるのはまだ見てないようなので見つけなくては。
ガマズミ

葉の裏の基部辺りに腺点が2,3個ある。
ガマズミ

葉柄や茎に毛が密生、ミヤマガマズミはここまで毛深くないようです。
ガマズミ

ガマズミ科ガマズミ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 27  
林縁に生えているカンサイスノキ、今年はもう一ヶ所のは何故か花が咲かず。
カンサイスノキ

こちらは無事咲いていましたが左の花は花冠が落ちていて大分前に咲いていたようです。
カンサイスノキ

花冠先端は浅く5裂して外側に反る。
カンサイスノキ

白い花柱を支えるように雄しべの葯が取り囲んでいる。
カンサイスノキ

花冠に赤い筋が入っているのもある。
カンサイスノキ

更に赤いのもあって色は様々、花柱が僅かに突き出ている。
カンサイスノキ

花冠が落ちて花柱だけが残っている。背後は葉の裏側、短毛が生えているのがなんとか分かる、これが生えているのがスノキとの違い。
カンサイスノキ

花柱が大分赤いのもありました、花冠も赤かったのかな。
カンサイスノキ

葉は互生し広披針形~長楕円形、細かな鋸歯がある。
カンサイスノキ

ツツジ科スノキ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 27  
林道に咲いていたジャケツイバラ
ジャケツイバラ

上はまだ蕾、ちょっと花の数が少ないがこれくらいが見頃かな。
ジャケツイバラ

上と斜めに伸びているのが花弁、その間から大きな萼片が見えている。マメ科の花を蝶形花と言いますがこれはあまり蝶形花らしくありませんがむしろ蝶の形をしている。
ジャケツイバラ

上の花弁がやや小さく赤い斑紋があり目立ちます。
ジャケツイバラ

花糸も赤くこれだけでも十分蜜標になりそう。
ジャケツイバラ

雌しべを見るために雄しべを抜こうと思いましたが固く結びついていたので葯だけとってみました、太く見えているのが雌しべ、柱頭が膨らんでいないので目立たない。それにしても花糸の色に随分違いがあり白っぽいのから深紅、その中間など様々。
ジャケツイバラ

基部に毛が生えている。
ジャケツイバラ

花粉を出していない葯は赤く口紅を付けた唇のよう、花粉を出すと茶色くなるようです。
ジャケツイバラ

2回偶数羽状複葉。
ジャケツイバラ

こちらは台地上、日当たりがいいせいか花つきがいい。
ジャケツイバラ

残念ながら花はそろそろ終わりの頃でした。
ジャケツイバラ

最頂部の花だけが現役状態、残念ながら斑紋が見えていない。
ジャケツイバラ

マメ科ジャケツイバラ属

(5月17日撮影)
2019. 05. 27  
この時期一番綺麗なノイバラ、もう普通に見られます。でも今まで花は一度もアップしていないのに気がつく、これは我ながら驚いた(^^;)
ノイバラ

枝先に多くの花をつける、いろんな状態のが混じっています。
ノイバラ

多数の雄しべ、黄色い葯に花糸も黄色。
ノイバラ

雄しべに囲まれて雌しべは外に出てこないようです。
ノイバラ

花粉を放出すると葯は茶色く花糸も白っぽくなるようです。
ノイバラ

更に進むと雄しべが中央に集まってくる、自家受粉と言うより雌しべを保護しているんでしょうか。
ノイバラ

雄しべをとってみました、緑色の部分が花柱で白っぽく見えているのが柱頭でしょうか。
ノイバラ

奇数羽状複葉、小葉は3-4対、頂小葉は側小葉より少し大きい。
ノイバラ

托葉は櫛歯状に裂ける、これがこの仲間の重要な区別点。
ノイバラ

葉軸に軟毛があり棘もはえている。
ノイバラ

茎にも棘がある、裂けた托葉に細かな毛が生えている、先端は腺になっているそうです。
ノイバラ

バラ科バラ属

(5月17日撮影)
プロフィール

平家蟹

  • Author:平家蟹
  • 花盗人の花日記
    へようこそ!!

    ホームページ秋吉台の花々を開設しました。
    個々の植物の記事を花・果実・芽生え等1元的にまとめています(秋吉台以外の花もあり)
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